同じシーンなのに、こんなに違う?!【マンガと小説の違い】
わたしはもともとマンガ描きだった
なので、小説の書き方が分からない。
という記事を書いた。
例に出したのは、このシーン。
沙絵(主人公)の大事なメモ帳を、遠藤(いつも笑顔の男)が拾って渡す場面。
遠藤は、このメモ帳、なんかあるなって思ってるけど何も言わない。
すると、ただのはるさんが、このシーンを書いてくださった!
これまで文字で物語を書いてきた、ただのはるさん。
主人公の沙絵視点で書いてくださった中から一部を紹介。
なにか訊かれるのかな。心臓が一度だけ、どくん、と鳴る。どうか、開かれませんように。遠藤さんはそんな非常識なことする人じゃないって、わかっているのに祈るような気持ちだった。
す…すごい!!
あの一瞬に、こんなにもいろんな思いが巻き起こっていたなんて!
マンガだと3コマのシーン。
圧縮ファイルを展開したら、写真がいっぱい出てきたみたいだ。
人物の内側の広がりがすごい。
素敵すぎる。
これが小説か……!!
ちょっともう1回やってみようかな。
なにごともチャレンジ。
わたしは頭の中で映像で見えてしまう。
スローモーション再生して、動作と感情を繊細に拾っていく感じかな???
あ、と思ったときにはもう落ちていた。メモ帳を拾う遠藤さんの右手。鞄を置いた左手でそっと砂を払ってくれた。
どうしよう、聞くのかな。何を書いてるんだって、聞くかもしれない。
少し顔をあげると、遠藤さんはいつもの笑顔で、何も言わない。
わたしの手に、メモ帳が戻る。両手で包む。二人の間に風が通る。
まだ、遠藤さんは、何も言わない。
なんか、そっけない。
動きが並んでるだけやん。
内側が広がらない……
箇条書きみたいになっちゃう。
むずかしいな。
同じ場面でも、見えているものは人それぞれ違う。
文字で物語を作ってきた人も、画で物語を作ってきた人も、書いたことない人も、小説を書くとその人の小説になるんだろう。
自分なりの書き方で、いけばいいのかな。
ただのはるさん、ありがとうございました!
遠藤側からも書いてくださってます!
