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特定技能の給料、なぜこんなに引かれる?社会保険と税金Q&A

「毎月お給料から、なんでこんなに引かれてるんだろう?」

そう感じたこと、ありませんか。正直に言うと、社会保険や税金の話って、日本人でもややこしいんです。私も整理するのに時間がかかりました。

この記事を読むと、特定技能で働くあなたが「何のために」「いくらくらい」払っているのかが分かり、受け入れ企業の担当者も入社時の手続きで迷わなくなります。

ここ、みんなつまずくところなので、一緒に順番に確認していきましょうね。

この記事で分かること

  • 給料から引かれる4つのもの(正体)

  • 社会保険は外国人も入るのか問題

  • 帰国するときの年金「脱退一時金」の話

  • 税金(所得税・住民税)のしくみと落とし穴

  • 入社前後にそろえる書類チェックリスト

そもそも、給料から何が引かれてるの?

まず、給与明細を見てみましょう。引かれているものは、大きく分けて4つです。

  • 健康保険料(病院が3割負担になるやつ)

  • 厚生年金保険料(老後や、いざという時のため)

  • 雇用保険料(仕事を失ったときのため)

  • 所得税・住民税(国や自治体に納める税金)

ここで大事なのは、これは「取られている」のではなく「あなたのために積み立てられている」ものが多い、ということ。

健康保険があるから、風邪で病院に行っても数百円〜数千円で済むんですよね。ここ、意外と忘れがちなんです。

特定技能でも社会保険に入るの?

はい、入ります。ここは本当によく質問されます。

フルタイムで働く特定技能外国人は、日本人と同じように、健康保険と厚生年金に加入する義務があります。国籍は関係ないんです。

▼ よくある勘違いと実際

「外国人だから年金は払わなくていい」と思っている人が、実はとても多いんです。でも、これは誤解。条件を満たせば加入は義務なんですね。

企業側も「加入させ忘れ」があると、あとから追徴されて大変なことになります。ここは最初にきちんと手続きしておきましょう。

帰国したら、払った年金はどうなるの?

「日本を離れたら、払った年金は全部ムダになるの?」

これも切実な質問ですよね。安心してください、全部ムダにはなりません。

日本を出国してから2年以内に請求すれば、「脱退一時金」として、納めた保険料の一部が戻ってくる制度があります。

ざっくりの流れはこちらです。

  1. 日本を出国する(住民票の転出届を出す)

  2. 出国後、日本年金機構に脱退一時金の請求書を送る

  3. 審査のあと、指定口座に振り込まれる

注意点は、請求は「出国後2年以内」ということ。うっかり忘れる人が本当に多いので、帰国前にメモしておいてくださいね。

ちなみに、日本と「社会保障協定」を結んでいる国の人は、母国の年金と通算できる場合もあります。詳しくは自分の国のケースを確認しておくと安心です。

税金(所得税と住民税)の落とし穴

税金には2種類あります。所得税と住民税です。

所得税は毎月の給料から天引きされて、年末に「年末調整」で調整されます。ここはあまり心配いりません。

問題は住民税なんです。ここが最大の落とし穴。

住民税は「前の年の所得」に対してかかり、翌年に支払います。つまり、働き始めた1年目は住民税がほぼゼロですが、2年目から急に引かれ始めます。

「2年目から手取りが減った!」と驚く人が、毎年必ずいるんです。減ったんじゃなくて、住民税が始まっただけ。これ、知っておくだけで気持ちが全然違いますよ。

そして、もし帰国する場合。住民税は前年分がまだ残っていることがあります。帰国前に精算するか、納税管理人を立てる必要があるので、ここも早めに会社に相談しましょう。

費用の目安ってどれくらい?

ざっくりの感覚をお伝えします。あくまで目安ですが。

  • 健康保険+厚生年金:合わせて給料の約15%(会社と折半なので、本人負担はその半分ほど)

  • 雇用保険:給料の0.6%ほど

  • 所得税:収入や扶養で変わる(月数千円〜が多い)

  • 住民税:前年所得の約10%(2年目から)

例えば月給20万円だと、社会保険と税金で合わせて月3万円前後引かれるイメージです。手取りはそのぶん減りますが、その多くはあなたの将来のための積立だと考えてくださいね。

入社のとき、何をそろえればいい?

企業の採用担当者さんも、本人も、ここを一緒に確認しておきましょう。

▼ 入社前後にそろえる書類チェックリスト

抜けがちなのがマイナンバーと基礎年金番号です。過去に別の会社で働いていた人は、年金手帳を持っていることが多いので確認してみてください。

被扶養者(母国に扶養している家族がいるか)も、税金や保険に関わってくる大事なポイントです。ここを整理しておくと、あとの手続きがぐっとスムーズになります。

なお、制度は少しずつ変わることがあります。最新の情報は出入国在留管理庁や日本年金機構の公式サイトで確認してくださいね。ここだけは、必ずお願いします。

3行まとめ

  • 特定技能でもフルタイムなら社会保険は加入義務。国籍は関係ない

  • 住民税は2年目から始まる。「手取りが減った」は勘違いなことが多い

  • 帰国時は年金の脱退一時金(出国後2年以内)と住民税の精算を忘れずに

さいごに

お疲れさまでした。お金の話って、分かってしまえば怖くないんですよね。

個人的には、社会保険や税金は「引かれるもの」ではなく「自分と家族を守る仕組み」だと考えると、少し前向きになれると思っています。

分からないことは、一人で抱えず、会社や専門の窓口に相談してくださいね。一緒に確認していけば、大丈夫です。

この記事が役に立ったら、フォローしてもらえるとうれしいです。これからも、特定技能で働くあなたと、受け入れる企業さんの役に立つ実務メモを、やさしく届けていきますね。

質問や「ここがわからない」は、コメントで気軽にどうぞ。ぜんぶ読んで、お返事しています。

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