【年収400万から大逆転】トランプ関税の裏で進む「ドル崩壊」と「大恐慌」の足音。プロが明かす、思考停止インデックス投資家が陥る罠と、絶対防衛の黄金ポートフォリオ
はじめまして。ハゲデブチビメガネ投資家と申します。
名前の通り、僕は36歳で髪は薄く、お腹はぽっこり出ていて、背は低く、度のキツいメガネをかけている中年のおじさんです。会社の同僚や街ゆく若い人たちからは、きっと「きもいおじさんだな」と冷たい視線を向けられていることでしょう。実際に陰口を叩かれたことも何度もあります。
でもね、今の僕はそんな言葉、まったく刺さりません。痛くも痒くもないんです。なぜなら、僕には確固たる「資産」という盾があり、そして何より「どう生きるか」というブレない軸があるからです。
今、この記事を開いてくれたあなた。本当に素晴らしいと思います。
毎日満員電車に揺られ、上司に気を遣い、理不尽な仕事にも耐えながら、なけなしの給料を手にする。決して贅沢できる額じゃない。将来の年金もあてにならない。そんな不安の中で、「なんとかしなきゃ」と投資の世界に一歩を踏み出したんですよね。
仕事から疲れて帰ってきて、ビールでも飲んで寝たいところを、こうやって僕みたいなきもいハゲおじさんの書いた記事を読んで、ひたむきに勉強し、努力している。僕は、そんなあなたを心の底から尊敬しています。あなたのように、自分の人生を自分で切り拓こうとする人は、絶対に報われるべきです。
だからこそ、今日は僕がこれまで血を吐くような思いをして手に入れた「実践的で、本当に役立つ投資のリアル」を、包み隠さずあなたにお伝えしたいと思います。
あなたは今、基本的にはS&P500や全世界株式(オルカン)などのインデックス投資をされていると思います。素晴らしい選択です。でも、心のどこかで不安じゃないですか?
「本当にこのまま放置でいいんだろうか」
「最近、金(ゴールド)が上がってるって聞くけど、買ったほうがいいのかな」
「何が正解か、手っ取り早く教えてほしい」
その気持ち、痛いほどわかります。僕も昔はそうでしたから。
でも、少しだけ厳しいことを言わせてください。少しだけ、あなたの恐怖心を煽るかもしれません。
もしあなたが、今起きている世界経済の地殻変動を知らずに、「みんなが買っているから」と思考停止で米国株インデックスだけを握りしめているとしたら。気づかないうちに、じわじわとお湯の温度が上がっていることに気づかない「茹でガエル」になってしまう危険性があります。
日本円で給料をもらい、日本円で貯金をしているだけではインフレで資産が目減りしていく。だから米国株を買う。そこまでは正解です。しかし、その「アメリカ」の根幹を揺るがすような事態が、今まさに進行しているんです。
日本のヤフーニュースや、SNSでバズっているだけのインフルエンサーの浅い情報では、この真実には絶対に辿り着けません。彼らは日本語に翻訳された、すでに遅くて加工された情報しか発信していないからです。
投資で勝つために、そしてあなたの貴重なお金を守り抜くためには、一次情報、つまり「英語のリアルタイムな情報」を取りに行く必要があります。
そこで今回は、日本語で検索していては絶対に辿り着けない、海外で絶大な影響力を持つ金融YouTuberであり、起業家・投資家でもあるJaspreet Singh(ジャスプリート・シン)氏の最新の解説動画をベースに、今世界で何が起きているのかを徹底解剖します。
彼は登録者数数百万人のチャンネルを持ち、経済の裏側をプロの目線で鋭く分析する人物です。彼の見解をただ翻訳するだけでなく、僕たち日本の個人投資家がそれをどう受け止め、どう自分のポートフォリオに落とし込むべきか。僕の経験も交えながら、あなたに最適解をお渡しします。
覚悟して読んでください。ここから先は、あなたの資産の命運を分ける話になります。
第1章:借金200万のどん底から資産2500万円へ。僕がインデックスとゴールドに行き着いた理由
本題に入る前に、少しだけ僕の過去の話をさせてください。なぜ僕がここまで投資に対して強い思いを持っているのか、そしてあなたが手っ取り早く知りたい「マインドと戦略」の根幹がここにあるからです。
大学を卒業したばかりの僕は、本当に救いようのないクズでした。将来の不安から目を背けるように、パチンコと競馬にのめり込みました。勝てば気が大きくなって散財し、負ければ取り返そうと消費者金融のATMに走る。気づけば、社会人になって数年で200万円という借金を背負っていました。
毎月の給料は返済に消え、残ったわずかなお金でカップラーメンをすする日々。毎日が息苦しく、明日が来るのが本当に怖かった。あの時の絶望感は、今でも夢に見るほどです。
そんな僕を救ってくれたのは、就職した日系メーカーの先輩でした。僕が借金で首が回らなくなっているのを見かねて、彼は投資の世界を教えてくれたんです。
「金に働かせるという発想を持て。そして、自分をコントロールしろ」
その言葉を胸に、僕は死に物狂いで働き、ボーナスもすべて返済に充て、数年かけてようやく借金を完済しました。そして、先輩の教え通り、余剰資金で投資を始めました。
最初は個別株に手を出しました。手っ取り早くお金持ちになりたかったからです。企業の決算書を読み漁り、チャートに線を引いて、「これだ!」と思った銘柄に資金を突っ込みました。最初はビギナーズラックで少し勝てたんです。自分が天才になったような気がしました。
しかし、現実は甘くありませんでした。ある日、僕が集中投資していた企業の不祥事が発覚し、株価はストップ安の連続。あっという間に資産の半分が吹き飛びました。
ショックで仕事も手につかず、夜も眠れない。パチンコで負けていた頃のあの恐怖がフラッシュバックしました。「ああ、俺は何をやっているんだ。結局、ギャンブルをしているだけじゃないか」と。
一度投資の世界から退場し、僕は深く反省しました。そして、様々な本を読み、海外の情報をあさり、本当に安定して資産を増やす方法を模索し続けました。
そして行き着いたのが、インデックス投資であり、アセットアロケーション(資産配分)の重要性です。
現在、僕は36歳で、資産は2500万円を超えました。あの借金まみれだった僕が、です。どうやってここまで来たのか。小手先のテクニックではありません。自分の「心地よい比率」を見つけ、それを淡々と守り抜いたからです。
あなたが一番知りたいであろう、僕の現在のポートフォリオの比率を先にお伝えします。
現金:200万円
S&P500:40%
全世界株式(オルカン):30%
FANG+:15%
ゴールド(金):15%
これが、僕が血と汗と涙の果てに見つけ出した「黄金比率」です。
なぜこの比率なのか。
現金200万円は、もし明日会社をクビになっても、半年間は無職で生き延びられるための「心の防波堤」です。これがあるかないかで、投資に対する精神的なゆとりが全く変わってきます。恐怖心で狼狽売りをしてしまうのは、生活防衛資金がないからです。
そして、リスク資産のコアとしてS&P500とオルカンで70%を固めます。アメリカの強い成長力を取り込みつつ、世界全体にも分散を効かせる王道のスタイルです。
そこに、サテライトとしてFANG+を15%。これはリスクを取ってでも高いリターンを狙うためのアクセルです。
そして最後に、ゴールドを15%。これが非常に重要です。あなたが金への投資を考えているのは、直感的に正しい。なぜなら、ゴールドは「システムそのものへの不信感」に対する保険だからです。
投資において最も大切なのは、リターンを最大化することではありません。「ボラティリティ(価格の変動幅)」を自分の胃袋が耐えられる範囲にコントロールすることです。株価が暴落した時、心臓がバクバクして夜も眠れなくなるなら、それはリスクを取りすぎています。
人それぞれ、快適な比率があります。僕にとってはこの比率が、どれだけ相場が荒れても安心してぐっすり眠れる、心地よいバランスだったんです。
前置きが長くなりましたが、なぜ僕がゴールドを15%もポートフォリオに組み込んでいるのか。そして、なぜあなたが今、ただの米国株インデックス投資家から一歩抜け出し、より広い視野を持たなければならないのか。
その答えが、ジャスプリート・シン氏が語った最新の世界情勢の中にあります。さあ、深呼吸をして、世界の裏側を覗きに行きましょう。
第2章:トランプ関税のちゃぶ台返し。1929年大恐慌の再来というトランプの警告
動画の冒頭、ジャスプリート・シン氏は衝撃的なニュースから語り始めます。
「アメリカ連邦最高裁判所が、トランプ政権時代に課された関税をキャンセル(無効化)した」
これに対し、トランプ前大統領(現次期大統領)はこう猛反発しました。
「もし我々が、これまでに集めた関税収入を返還することを強制されるなら、アメリカに1929年スタイルの大恐慌が訪れるだろう」
1929年の大恐慌。株価が大暴落し、失業者が街に溢れ、世界中が暗黒時代に突入したあの出来事です。なぜ、関税の取り消しがそこまでの事態を引き起こすと言うのでしょうか。
これを理解するためには、まず背景を知る必要があります。
2025年(あるいは彼が以前大統領だった時期)、トランプ大統領はIEEPA(国際緊急経済権限法)という法律を使い、世界中の多くの国に対して強力な関税を課しました。これは「国家の緊急事態」の際に、大統領に特別な権限を与える法律です。トランプ大統領は「フェンタニル(麻薬)のアメリカへの流入」や「深刻な貿易赤字」を国家の緊急事態と位置づけ、関税という名の武器を振り回したのです。
しかし、最高裁は「ノー」を突きつけました。「大統領には関税を勝手に決める権限はない。それは議会(連邦議会)の仕事だ」と。つまり、手続きの違法性を指摘したわけです。
さて、ここで巨大な問題が発生します。
アメリカ政府は過去1年ほどで、この関税によって1500億ドルから2000億ドル(日本円で約22兆円から30兆円)というとてつもない金額の「関税収入」を集めてしまっているのです。
もし最高裁の決定に従い、これが「違法に集められたお金」だということになれば、政府はこのお金を返還しなければなりません。
誰に返すのか? 関税を払った企業に返すのか? それとも、価格転嫁されて高い商品を買わされたアメリカ国民に返すのか? ジャスプリート・シン氏は「その答えは誰にもわからない。おそらく数年にわたる裁判になるだろう」と語っています。
そして、トランプが「大恐慌になる」と脅している理由。それは、もし政府が2000億ドルもの大金を一気に返還しなければならなくなった場合、そのお金をどこから捻出するのか、という問題に行き着くからです。
アメリカ政府にそんな現金のストックはありません。つまり、選択肢は2つに1つです。
国民に「増税」をしてお金をむしり取るか、中央銀行に「お金を新しく印刷」させてバラマキをするか。
増税をすれば、企業の業績は悪化し、個人の消費は冷え込み、間違いなく不景気に突入します。
一方でお金を大量に印刷すれば、ただでさえ収まっていないインフレが再燃し、物価は空高く舞い上がり、紙幣の価値は紙くずのように落ちていきます。
どちらに転んでも、アメリカ経済にとっては地獄です。これが、彼が「大恐慌」という言葉を使って警告している理由なのです。
第3章:新15%グローバル関税と、インフレという見えない税金
しかし、トランプ大統領もただでは引き下がりません。最高裁の判決が出たわずか24時間後、彼は新たな手を打ちました。
「IEEPA法がダメなら、別の法律(Section 122)を使ってやる。2026年2月24日から、すべての国に対して一律15%のグローバル関税を課す」
特定の国や特定の理由ではなく、世界中からアメリカに入ってくるすべてのものに15%の税金をかけるという、さらに強硬な姿勢を打ち出したのです。(なお、鉄鋼やアルミニウム、そして中国に対する既存の関税は別の法律に基づいているため、そのまま残っています)
ここで、僕たち個人投資家が絶対に理解しておかなければならない「マインドセット」があります。それは、「関税とは一体誰が払うものなのか」という真実です。
ニュースを見ていると、まるで「中国がアメリカにお金を払う」「日本がアメリカにお金を払う」ように錯覚してしまいますが、それは大きな間違いです。
ジャスプリート・シン氏も動画内で明確に解説しています。
「関税とは、製品を輸入する企業が払う『税金(Tax)』である」と。
例えば、あるアメリカの企業が中国から100ドルで商品を仕入れているとします。そこに15%の関税がかけられれば、企業は政府に15ドルの税金を払わなければなりません。仕入れコストは115ドルに跳ね上がります。
では、その企業はどうするでしょうか? 選択肢は3つです。
1つ目。今まで200ドルで売っていた商品を、215ドルに値上げして、消費者にコストを負担させる。(価格転嫁=インフレ)
2つ目。値段は200ドルのまま据え置き、自社の利益を削る。(企業業績の悪化=株価下落)
3つ目。中国での製造をやめて、アメリカ国内や他の関税のない国に工場を移す。(サプライチェーンの混乱=一時的なコスト増)
どれを選んでも、短期的には経済にダメージを与えます。
面白いことに、最高裁がトランプの関税をキャンセルしたというニュースが出た瞬間、株式市場は急上昇しました。なぜか? 投資家たちが「おお! これで企業は追加の税金(関税)を払わなくてよくなる! 企業の利益が増えるぞ!」と歓喜したからです。
しかし、その直後にトランプが新しく15%の関税を発表したことで、市場は再び疑心暗鬼に陥っています。「本当にこの関税は実行されるのか?」「また裁判で覆るのではないか?」
株式市場が最も嫌うものは何だと思いますか? 悪いニュース? 違います。株式市場が最も嫌うのは「不確実性(Uncertainty)」です。
明日どうなるかわからない。ルールが突然変わるかもしれない。この不確実性が続く限り、経営者は投資を控え、投資家は資金を引き揚げようとします。ジャスプリート・シン氏が言うように、2026年に向けて、市場は激しいボラティリティ(価格の乱高下)に見舞われることになります。
あなたがもし、リスク許容度を超えた金額をS&P500に突っ込んでいるなら、このボラティリティの波に耐えきれず、一番底値で恐怖のあまり売却してしまうかもしれません。だからこそ、僕は現金200万円と、ゴールドというクッションをポートフォリオに入れているのです。
第4章:中国の金(ゴールド)爆買いと、基軸通貨ドルの終わりの始まり
ここからが、今日の記事で僕があなたに一番伝えたい、そして少し背筋が寒くなるような真実の話です。
なぜトランプ大統領は、世界中を敵に回してまで、これほど強引に関税をかけようとしているのか。それは単なる税収目当てではありません。
ジャスプリート・シン氏は、その本質を「中国との覇権争い」と「ドルの基軸通貨体制の防衛」にあると見抜いています。
現在、世界最大の経済大国はアメリカです。しかし、中国は猛烈な勢いで追い上げており、いずれアメリカのGDPを追い抜くと予測されています。
経済規模で追い抜かれるだけでも大問題ですが、それ以上に恐ろしいことが水面下で進んでいます。それは、中国が「米ドル」への依存から脱却し、さらには世界の基軸通貨としてのドルの地位を引きずり下ろそうとしていることです。
証拠は明確です。中国の中央銀行は、アメリカ国債を猛烈な勢いで売り払い、そのお金で狂ったように金(ゴールド)を買い漁っているのです。
なぜ金を買うのか?
それは、金が「誰の負債でもない、真の価値を持った唯一のお金」だからです。
今、世界の貿易のほとんどは米ドルで行われています。日本がサウジアラビアから石油を買う時も、ドルで支払います。これが「ドルが世界の基軸通貨(Reserve Currency)」であるということです。
この特権があるおかげで、アメリカはどれだけ借金をしても、どれだけ貿易赤字を垂れ流しても、輪転機を回してドル紙幣を刷り続けるだけで生きてこられました。世界中がドルを欲しがるから、インフレを世界に輸出することができたのです。チート級の魔法です。
しかし、中国はこの魔法を終わらせようとしています。ロシアや中東の国々と手を組み(BRICSの拡大)、「ドル以外の通貨で貿易をしよう」「我々の通貨はゴールドで裏付けられている」という新たな経済圏を作ろうとしているのです。
もし、世界中の国々が「もうドルはいらない。金の裏付けがある通貨のほうが信用できる」と言い出したらどうなるでしょうか。
世界中にばら撒かれた大量のドルが、不要になってアメリカに還流してきます。アメリカ国内にはドルが溢れかえり、ドルの価値は暴落し、ハイパーインフレを引き起こします。アメリカ国民の生活は破壊され、アメリカ帝国は崩壊します。
トランプ大統領はこのシナリオに恐怖しています。だからこそ、関税という武器を使って中国の経済成長を叩き潰し、アメリカ国内に製造業を回帰させ、強いアメリカ、強いドルを取り戻そうと必死になっているのです。これは、銃弾の飛び交わない第三次世界大戦、経済戦争なのです。
関税をかければ、企業や消費者に痛みが伴います。しかし、トランプ大統領からすれば、ドルの覇権を奪われて国が滅びることに比べれば、多少のインフレなど安い代償だと考えているのでしょう。
ジャスプリート・シン氏の解説を聞いて、僕は確信しました。僕がポートフォリオの15%をゴールドに割り当てているのは、間違っていなかったと。
あなたも今、金への投資を考えていると言いましたね。それは非常に鋭い感覚です。
ゴールドは、利息も配当も生みません。株式のように企業が成長して価値が何十倍にもなるようなものでもありません。しかし、ゴールドは「国家や通貨への信用が崩壊した時」に、唯一輝きを放つ究極の保険なのです。
アメリカが覇権争いに負け、ドルがただの紙切れになる日。そんな日は来ないかもしれない。しかし、そのリスクがゼロではない以上、そして現に中国をはじめとする世界の中央銀行がゴールドをかき集めている以上、個人の資産防衛としてゴールドを持たない理由はありません。
だからこそ、僕はS&P500のような攻めの資産を持つ一方で、ゴールドという鉄壁の盾を構えているのです。これが、僕が行き着いた「何が正解か」の一つの答えです。
第5章:パウエル議長の退任。FRB(連邦準備制度理事会)の激変に備えよ
さて、トランプ関税と中国の台頭だけでもお腹いっぱいになりそうですが、ジャスプリート・シン氏は動画の最後にもう一つ、巨大な爆弾を提示しています。
それは、ホワイトハウスだけでなく、アメリカの金融の心臓部であるFRB(連邦準備制度理事会)でも、大きな激変が起きようとしているという事実です。
FRB議長、ジェローム・パウエル。彼は世界経済の金利のハンドルを握る最も重要な人物です。
実はトランプ大統領は、パウエル議長に対して「もっと金利を下げろ!」と何度も圧力をかけてきました。しかし、パウエル議長は「インフレ退治が先だ」と突っぱねてきました。
大統領であっても、FRB議長を簡単にクビにすることはできません。なぜなら、FRBは厳密には政府機関ではなく、独立した中央銀行だからです。
しかし、パウエル議長の任期は2026年5月で切れます。あと数ヶ月です。
トランプ大統領はすでに、パウエル議長の再任を否定し、自分の息のかかった人物、ケビン・ウォーシュ氏を次期議長に指名する意向を示しています。
これは何を意味するのか。
アメリカの金融政策、つまり「お金の量」と「金利」を決定するトップが、大統領の意向に沿う人物に代わるということです。
トランプ大統領は「強い経済」を演出するために、低金利を好みます。もし新しいFRB議長が大統領の顔色をうかがって、インフレの火種が残っているのに金利を無理やり下げ、お金をジャブジャブに刷り始めたらどうなるか。
株価は一時的に爆上がりするかもしれません。しかしその裏で、インフレという見えない税金が僕たちの資産を蝕んでいきます。そして、ドルの価値が下がり、ゴールドの価値が相対的に爆上がりするでしょう。
政治、関税、国際覇権、そして中央銀行トップの交代。2025年から2026年にかけて、これほどまでに不確実でボラティリティの高い要素がひしめき合っている時代はそうありません。
この状況下で、「とりあえずS&P500に全力投球しておけば絶対安心」と考えるのは、あまりにも無防備すぎると僕は思います。
第6章:僕たちはお金を増やすために生きているのではない
長々と、世界経済の裏側や恐ろしいシナリオを語ってきました。読んでいるうちに、不安になってしまったかもしれません。
でも、安心してください。
この記事に辿り着き、ここまで読み進めてくれたあなたなら、絶対に大丈夫です。あなたはすでに、思考停止している大衆から一歩抜け出しています。
手っ取り早く何が儲かるか。その答えを求めていたあなたに、ハゲデブチビメガネの僕から、最後のマインドセットをお伝えします。
投資で勝つための最強の戦略。それは「己を知ること」です。
世界で何が起ころうと、株価が暴落しようと、インフレが加速しようと、最後にあなたを守るのは「自分にとって心地よいポートフォリオ」と「現金という命綱」です。
僕の比率(現金200万、米国株40%、世界株30%、FANG+15%、金15%)は、僕にとっての正解であって、あなたにとっての正解とは限りません。
あなたがもし、日々の値動きで仕事に手がつかなくなるなら、株式の比率を下げて現金や債券、ゴールドの比率を上げるべきです。逆に、まだ若くてリスクを取れるなら、株式の比率を高めるのも正解でしょう。大切なのは、嵐が来ても決して相場から退場しないことです。
そして、最後にこれだけは絶対に忘れないでください。
お金は、あくまで「幸せになるための手段」であって、目的ではありません。
僕がパチンコと競馬で借金まみれだった頃、お金は僕を苦しめる鎖でした。
投資で個別株に全ツッパして大損した時、お金は僕の精神を破壊する毒でした。
でも今は違います。お金は、僕の人生に選択肢を与え、自由を与えてくれる羽根になりました。
年収400万円。いいじゃないですか。今の時代、真面目に働いてそれだけ稼いでいるだけでも立派です。そこから少しずつ節約し、投資に回し、資産を築いていく。その過程自体が、あなたの人生を豊かにしてくれます。
あなたは、どんな老後を送りたいですか?
海の見える静かな家で本を読みたいのか。たまには気のおけない友人と美味しいお酒を飲みたいのか。それとも、新しい趣味に挑戦したいのか。
そのために、いつ、いくら必要なのか。それを常に考えることこそが、幸せに投資をするためのキーポイントです。
他人の芝生は青く見えます。SNSを見れば、仮想通貨で億り人になっただの、レバレッジをかけて大儲けしただの、そんな情報ばかりが目につきます。でも、そんなものに惑わされないでください。
あなたはあなたのペースで、あなたの心地よい比率で、世界経済の波を乗りこなしていけばいいんです。ジャスプリート・シン氏のような本物の情報を手に入れ、ゴールドのような守りの資産も考慮に入れながら、したたかに生き抜いていきましょう。
大丈夫。あなたなら絶対にできます。
きもいハゲおじさんからの、心からのエールです。
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一緒に、不安のない自由な未来を手に入れましょう。
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