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⑨オランダ旅行記 ゴッホの『夜のカフェテラス』はここで観る!クレラーミュラー美術館』行き方完全ガイドも掲載!

過去の①〜⑧までのオランダ旅行記はこちらから見ることができます。


大好き『夜のカフェテラス』

3月1日
本来ならオランダ到着翌日に行く予定でしたが、体調不良もありこの日になりました。

なんといっても、私自身ゴッホの「夜のカフェテラス」が大好きです。
何が好きかというと、特徴的な「青」と「黄色」の配色、コントラスト、特に黄色や彼独特の夜空の表現が素敵ですし、静かな夜に対して、ひまわりのような明るいレストラン、1枚の絵の中に同居する陰と陽、静寂と躍動、素人が安っぽい言葉を並べても仕方ありませんが、とにかくこの絵が大好きでどうしでもこの目で本物を観たいと思いました。
体調不良でも行かずに帰国するという選択肢はなく、なんとか調整してこの日に行くことができましたのでお伝えします。

ちなみに、今年は日本にもここクレラーミューラー美術館所蔵のゴッホ作品たちがたくさんやってきます。
<大ゴッホ展>
https://grand-van-gogh.co
もちろん私の大好きな『夜のカフェテラス』もやってきます。
日本で開催中はここオランダに来てもゴッホの作品が見れないので要注意です!

行き方が難しいクレラーミューラー美術館

『③オランダ旅行記』でも触れたように、美術館に辿り着くまでの難易度が高いのがこの美術館の難点。
恋しい相手に会うためにはいくつかステージをクリアする必要があります。
日本にいる時に色々調べていましたが、乗換や国立公園に入るところなどがわかりづらく、着いた翌日に行けるか若干不安を抱えてはいました。

他国の鉄道やバスを利用するのってそのシステムに慣れないとスムースにいきません。
ましてや言語の問題があります。英語ならまだ良いのですが、英語以外でその土地の言語、駅名などほんと覚えづらいしわからない。
このオランダも例外ではなく、スペルや発音が難しくてわかりにくいです。
ただバスはロンドンでもそうでしたが、バス網が行き届いており、一旦理解すると番号を見るだけでどこへでもいけ、案外日本よりはバスは使えます。
アムステルダムのバスやトラムもそうです。

幸い、到着翌日ではなく、一週間だったのでオランダの交通システムにも慣れ余裕をもって行けたのは良かったと思います。

クレラーミュラー美術館の完全行き方ガイド

では、ここから行き方ガイドです。
初めてクレラーミュラー美術館に行こうと予定をたてているという方のために、経験も踏まえ他のガイドよりわかりやすくお伝えできればと思います。
ちなみに2025年2月時点での案内になりますのでご留意ください。

まず最初にいくつかポイントをお伝えします。
こちらは電車やバスなど公共交通機関を使う場合の行き方です。

<7つのポイント>

①必ず事前に美術館のチケットと公園のチケットを買って用意をしておく
②電車やバスのチケットはアプリで事前に買っておくと楽
③最後に乗り換えるバスは8人乗りくらいのミニバン
④国立公園入口では、一旦バスを降りて「チケット」を見せまたバスに戻る
⑤美術館に到着したら、帰りのバスの時刻を確認しておく
⑥レストランは12時前にはいる、もしくは13時以降空いている時を狙う
⑦電車が嫌なら車が一番、40kmほどの道のりでパーキングも完備


以上が留意ポイントで、次に各ポイントの説明をします。

①必ず事前に美術館のチケットと公園のチケットを買って用意をしておく

オランダの美術館は基本、時間含め事前の日時予約が必要。
そしてクレラーミュラー美術館だけは、美術館と国立公園、両方のチケットの購入が必要です。

公園のチケットは、ポイント④のところで、公園入口で降りてチケットを見せるときに使います。(これがないと後々面倒なことになります)
私は事前にGET YOUR GUIDEから購入しています。勿論オフィシャルサイトからでも購入可能ですが、日本語アプリなので簡単です。
※「お迎え時刻」は変な日本語ですが、誰も迎えに来てくれません!
入館時刻という意味です。

左が美術館、右が国立公園
両方のチケットを用意しておく

②電車やバスのチケットはアプリで事前に買っておくと楽

電車やバスも事前にチケットを入手しておくと便利です。
勿論乗車時のクレジットカード支払いはできます。
もし事前購入される方は、「9292」というアプリを使うと便利です。
言語は英語ですが、乗換案内のように使えて、そこで乗車券も購入できてしまいます。(私は旅行期間中結構愛用しました)

たしかGoogle mapから検索しても、行き方などはわかりますが、少し違っている個所があったので、私は今回は9292アプリを使いました。
※アプリでは検索する際に出発時間(Departure)がnowになっていると日本で確認する場合は時差を考慮しないオランダ時間になっていまうので、出発時間は適時修正ください。

9292アプリ画面
アムステルダム中央駅からクレラーミュラー美術館まで
候補で一番上に表示されているのが電車×2回、バス×2回
のオーソドックスな行き方

<オーソドックスな行き方>

オーソドックスな行き方での全道程を示すと下記の通りです。
電車×2回、バス×2回が個人的に一番わかりやすいと思いますので
この方法での行き方を説明します。
駅名の発音がわからないので英語表記します。
NSとは鉄道名でIntercityとは高速列車(特急みたいなものとお考え下さい)
またアプリの駅名の横でPlatform(プラットフォーム)番号やアルファベットが記載されているので、そこで乗り場が確認できます。

NS Intercity乗車(まずは電車から)
1.Amsterdam Central StationからUtrecht Central Station
2.Utrecht Central StationからEde-Wageningen Station
ここまでが電車、ここからがバスです。
駅改札を降りると、バスロータリーがありますので、そこでプラットホーム番号(バス乗り場、下記では「G」)を確認して乗車ください。

バス乗車(次にバス)
3.Ede-Wageningen StationからRotonde Otterlo
4.Rotonde OtterloからKroller Muller Museum Otterlo
以上が電車とバスになります。
下記道程が長いので、3枚のスクショを道程順に左から並べています。
(左下部分と中央上部分が一部重複しています)

左から順に(左下部分と中央上部分が一部重複しています)
8時11分発、9時36分着、繋がりが一番良い時間帯
普通は2時間ほどかかります。

③最後に乗り換えるバスは8人乗りくらいのミニバン

ここが難所の一つ目です。
ポイントでいうと最後の乗換パートで、②の4.Rotonde OtterloからKroller Muller Museum Otterloのバス乗換のところです。

バス乗換と聞くと、乗り換えるのは大きなバスを想像しますが、ここで乗り換えるのは下記写真の「ミニバン」です。
いつもベンツかどうかわかりませんが、ミニバンです。
どうみてもバスには見えません。
ミニバンですが、ちゃんとクレカ支払用のタッチ機械も装備されています。

乗車できる人数が少ないので、乗車希望が多いと乗れない場合もあると思います。その場合は、次のを待つしかないと思います。
なにせ乗り換える場所はロータリーみたいな大きな場所ではなく、普通の道路の路肩部分に車を止めて乗り換えるだけですので、タクシーなどつかまえるのは至難の業、ほぼ不可能な辺鄙な場所です。
今回私が乗ったバス(ミニバン)に乗車したのは5人でしたのでセーフでした。

ここは行きの乗り換える所ではなく、美術館の帰りの乗り場の写真です

あと一つ目の場所の下車場所(乗り換える停留所)を間違えないこと。
バス車内にある液晶画面には次以降に止まる停留所名が映りますので、そこを駅名を良く見て確認することが重要です。
降車の際は、日本と同様、押しボタンを押します。
下車したら、だいたい降りたバスの後方に乗り換えるミニバンが待っています。
慌てず、時間になれば前進して降りたバスの停留所付近まで来ますので、バスを下車した場所で待っていれば大丈夫です。

④国立公園入口では、一旦バスを降りて「チケット」を見せまたバスに戻る

難所の2つ目
クレラーミュラー美術館はデ・ホーヘ・フェルウェ国立公園の中にあります。
バス(ミニバン)がデ・ホーヘ・フェルウェ国立公園入口についたら一旦停車します。
そこで降りて係員に、公園のチケットを見せて、またバスに戻ってください。(ここが重要です!)
ここで戻らないと置いてけぼりをくってしまい、ここから美術館までの数キロの距離を歩く羽目になります。
バスの運転手は、車内に戻ってこない場合は公園で降りるものだと思い、降りた貴方を待たずに走り出してしまいます。

あと公園の入場チケットもここで買えるのですが、買うまでバスは待ってくれませんので、予めチケット購入をおすすめしたのはこのためです。

デ・ホーヘ・フェルウェ国立公園入口
ここでバスが一旦停車します

ここから結構な距離をバスで走ります。
よって、公園入り口でバスに置いてけぼりをくらってしまうと散歩地獄が待ち構えていますのでご注意を!
森林浴を楽しみたい方は良いですが。。

ちなみに公園の入場料を支払っていますので、美術館以外、勿論公園内を散策することもできます。
最後に降りるバス停は、美術館から200mほど離れた場所にありますので、下車し後は美術館まで歩いていきます。

⑤美術館に到着したら、帰りのバスの時刻を確認しておく

美術館前 帰りのバス停

念の為、帰りのバスの時間を停留所で確認しておくと安心です。
その時間に合わせて余裕をもって観覧できます。
またバスの乗車人数は決まっていますので、少し早めについて順番を待つことをお勧めします。
はじめの方でミニバンの写真が、美術館近くの帰りの停留所です。
さみしい場所になります。
屋根はあるので雨はしのげます。

⑥レストランは12時前にはいる、もしくは13時以降空いている時を狙う

館内のレストランの様子

そこそこの大きさですが、カフェテリア形式で、入口で注文し支払い終え食事がのったトレーを持って席に着きます。
12時前に行きましたので空いていましたが、お昼頃から込みだしましたので特に週末は注意が必要です。
団体客がいなければ平日は大丈夫だと思います。
サンドイッチなどもってきて外で食べるのも有りだと思います。

⑦電車が嫌なら車が一番、40kmほどの道のりでパーキングも完備

公共交通機関では不安な方、レンタカーなど車が便利です。
アムステルダムからおよそ距離にして40kmほど。
ナビがあれば問題なく到着できると思います。
もちろん国際免許証や右側通行に慣れていることが条件だとは思います。
駐車場は広く、帰りのバスの時間も気にせずゆっくり公園も満喫出来ます。

ここからがクレラーミューラー美術館 ゴッホの話!

かなり前説が長くなりましたが、美術館に到達出来ないと、折角の絵画も楽しめませんので、少し字数多く丁寧に説明しました。

さて、ここからが美術館の話です。
見ての通り、森の中。

バス停から歩くこと数分
はい矢印にそって進むと
着きました!クレラーミューラー美術館入り口
ヒッチコックが出迎えてくれます
正面玄関入口

もうこの時点でテンションと血圧が爆上がりです。

さて、入場チケットを見せ、セキュリティーを通りいよいよ入館です。
ゲートを通ると直ぐを左に曲がるとロッカーがあります。
こちらで荷物を預けて、いざ『夜のカフェテラス』へ
※ロッカーは数が限られています、やはり早めに行くことお勧めします。
私は11時に行きました。

ショップの横を通りすぎます。
帰りにお土産を買うのは楽しみです。

お土産はここで

進んでいくと、なにやら、前方の彼方からオーラを感じます。

あの中央に掛けられた絵は!
ついに念願の対面!
この筆跡が間近で見たかった(感動)
もう2人きりで、自撮り!

もう、一人興奮の坩堝状態です。

今まで液晶の画面でしか見ることができなかった本物の絵が、目の前にあります。
会いたかった、この日を夢見て指折り数えて生きてきました。
といってもこの絵を好きになったのは一年前からですが。。。

もう下手な文章はいりません。
最初に散々述べましたし。

滞在3時間ほどで1時間くらいこの部屋、この絵の前に座っていました。
本当に午前中は人が少なく、独り占め状態でした。
この部屋のセキュリティーガードからは、「またアイツこの部屋に来てる、怪しいぜ」みたいな目で見られながら、とにかくしばし悦に浸らさせてもらいました。

勿論作品はこれだけでありませんし、他にたくさん、ゴッホ以外もあります。
しかし私から見れば、それらは所詮主役を引き立たせるための脇役。
とはいえ、素晴らしい作品には違いありませんので、こちらもゆったりと観覧しました。

少しですがゴッホの作品のご紹介

空いています!
空いています!
空いています!

最後は土産物です。
私はマグカップにキーホルダーを買いました。
これが今回の自分土産です。

自分用土産

毎朝、このマグカップで紅茶を飲むのが帰国後の習慣で、思い出に浸りながら至極のひとときを過ごします。

以上が、クレラーミュラー美術館のお話でした。
まだ体調は万全ではなかったのですが、まずは行くことができてホッとしました。

次回は、レンブラント生誕の地でもライデンに行ったお話を。
日本人で静岡県から移住され現地で活躍されている鈴木隆秀さんにも会いしお話を伺っています。



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