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拗らせ中年をほどいてくれた本【みくまゆたん著『書く人生のはじめかた』】

今日のnoteは、以前も速報的な感想文を書かせていただいた、わたしが勝手に「ミクさん」と呼んでいる、みくまゆたんさんの著書を時間をかけて咀嚼させていただいた上での「ビフォーアフター」です。

ライター志望の方はもちろんですが、過去のわたしのように『どうせ自分には無理だ』と斜に構えて身動きが取れなくなっている方や、本当は憧れがあるのに反発してしまいがちな方にこそ、この本を読んで『素直に動く』きっかけになれば、わたしもうれしいです。

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前回の感想noteは、ミクさんの本が話題になっていたのもありフライング気味にまとめたものでしたが、今回はよりじっくりと触れていけたらと思います。

▽こちらは話題の波に乗ろうと、慌てて出した感想note▽

色々な方も言及されている通り、ノウハウや想いも「全部書いてある」本です。

その凄さもさることながら、一旦自主企画コンテストも締め切りとなったタイミングなので、ミクさんのこの本が、わたしにとってどのような影響を与えたのかどんな意味を持っていたのかというのを、深く見ていけたらと思います。



拗らせまくっていたわたしを救ってくれた、「近所のお姉さん」

出だしから、ちょっとキモ目の例えですみません。
ただ、わたしにとっては完全にそれでした。

あ、ちなみに、伝わりにくい方もいらっしゃるかと思うので、少し補足すると、「近所のお姉さん」というのは、「世話焼き幼馴染」「通学路でぶつかる転校生」と並ぶ、神格化された3大存在の一つで、字面以上の破壊力を持っています。

少し真面目な話に戻すと、わたしが思い出していたのはこんなシーンです。

当時仲のよかった友人の家に泊まりに行き、寝る前に友人の彼女さんから「灯火さんって、もっと髪型いじったらよくなるんじゃない?」的なことを言ってくれました。
※よく考えると、「どんな状況だよ」と思いますが、大学生のときに実際にそんなシーンがありました。

それに対してのわたしは、「色々やろうとしたし、くせっ毛だから」とちょっと不機嫌になって、場の空気を悪くしただけでした(友人から、あれはなかったと後で怒られました)。

個人的には、語気を強めた気はなかったのですが、そんな風に映っていたというのが意外でしたし、素直に受け取りました。

そう、わたしは、「自分でもわかっているけど、どうしていいかわからない。だから、不機嫌になる」という、ただただ子どもじみた真似をしていただけでした。

そして、ミクさんの本を咀嚼し終えたときの感覚はまさにそれでした。

「キラキラした世界」へのコンプレックス

例えば、大手メディアへの実績。Xでの立ち居振る舞い。
InstagramよりXのほうが居心地がいい、わたしには無理だと諦めていました。

ですが、どこかうらやましかった。でも、方法がわからない。
だから、へそを曲げて「芸能人とか実態はわからない」とか「メディアはトレンドやバズを追いかけて薄っぺらい」とか、あまり表立って言うことはないですが、だからこそ、心の奥にずっとこびりついていました。

直視しないからこそ、へばりついた負の感情は落ちる気配がないどころか、どんどん強固になっていっていました。

そこに対して、ミクさんは書籍の中で次々に明かしてくれます。

読モあがりの尖ったことを言うライターにはなれないし、自分はそうはなりたくない。だから、自分は自分の領域で勝負するんだと。
同時に、自分は人見知りだとも言います。

ただ、キラキラした部分ばかり見て、何も見えていないのに変に対抗心を燃やしたり、どこか斜めに見ていたのは、他でもないわたし自身でした。

さらに、「生き残るためには企業との取引が必要な旨」や、色々試してみてダメだったライターの仕事の種類なども事細かに記されています。

それは、前回の感想noteでも触れたように、「自分にはこの分野があるから」とひけらかすことはしないまでも、大事に大事に握りしめていた部分でした。

金額が大きくなり、継続して安定したお話になりやすいのは、個人よりは企業との取引が必要です。

だからこそ、わたし自身企業案件に特にフォーカスを絞って、インタビューやプレスリリースをメインで行っているのですが、わたしが誇らしげに隠し持っていたものは、とっくにミクさんはご存じでした。

他にも、ミクさんは「没になった企画書」と「通った企画書」など、自分が出せるものはすべて出して、「少しでも役に立てれば」という一心でさらけ出されています。

その姿勢に、強く心を打たれました。そして、同時に「なんて自分は器の小さい人間だったのだろう」と打ちのめされた気分になっていました。

その後、見えてきたこと

そして、変化としては、「素直にやってみよう」と思うことができました。

前回の感想noteでも触れた、応募数を増やすこともそうですし、自分がやりたいと思うジャンルで仕事を取るための考え方やアクションも、ミクさんが語っている通り、まずはやってみようという気持ちになれました。

それは、「こうやればいいんだ」という一つの方法が、しっかりと書かれているからです。もちろん、その通りにやればいいかはまた別の話ですし、その人の特性に合ったやり方にアレンジする必要があるかもしれません。

ですが、それは「一つのやり方」もまったくわからず、どうしていいかわからずに拗ねていたわたしにとって、大きな希望の光でした。

もちろんそれは、プライベートの事情が重なり、「より本気で稼ぎにいこう」と思えるタイミングだったのもありますが、それ以上に書いてある内容に打ちのめされたことが大きいです。

この内容を書くことにどれだけ自身と向き合ったのか、そして、読む人の役に立ちたいという想いや、何を嫌って何を大切にしているのか。
それが痛いくらいに伝わってきた本でした。

もう一つ、見えてきたこと

そして、素直に動いてみて、もう一つ見えてきたことがあります。
それは、ミクさんの本で具体的なやり方や考え方に触れさせていただいて、ライターとして、いやライターに限らず「どんどん案件が欲しい」と思えていなかった自分の本音も見えました。

何と言うんでしょうか。

例えば、受験勉強が終わったときに、あれだけ、勉強から逃げるためにやっていたゲームをやっていたのに、ふっとつまらなく感じるように。
あるいは、お金がギリギリのときは無駄遣いしがちだったのに、ちゃんと回るようになると、もったいないと思って変な買い物をしなくなるように。

そんな形で、今まではひねくれていて見ようともしなかった道が、自分にとって本当に行きたい分野なのかを考えさせられるきっかけをいただきました。

今のわたしにとっては、まず重視すべきはお金です。
まず、過去の独立で丸々借金となって残ってしまったものから、少しでも身軽になる必要があります。

だからこそ、今のわたしの実力で獲得できる案件に対して、潜在的に少しネガティブになっている自分に気づきました。

大きくリソースをかけるなら、よりお金になりやすいほうを選びたいし、今の自分には別な選択肢があることにも気づかせていただきました(カスタマーサクセスという職種のお仕事の話です)。

とは言え、もちろん、それは全振りするというわけではありません。
どんなに忙しくなっても、noteに時間は取りたいですし、noteで無料公開する内容をAIで出力してもらうことはしないと決めています。
※音声で配信したものをリライトしたり、あるいは、完成形まですべて出力している方を非難する意図はありません。

ただ、ツールを使って効率化したい部分と、非効率でも向き合い続けたい部分に気づくことができました。
それは、やはり、ミクさんの本によって、素直になれた自分がいたからでした。

ミクさん、改めてこの度は素晴らしい本の出版、おめでとうございます!
わたしが、今までのnoteをしっかり読めてなかった部分もあるとは思いますが、ミクさんが本当に言いたいことを全身で浴びることができました。

間違いなくわたしにとって、最も影響を受けたビジネス書の大切な一冊として、これからも大切にしていきます。関東にお越しになるタイミングか、わたしが東海に行く際には、サインをいただけるように虎視眈々とタイミングを狙っています!(笑)

本当にnoteのご縁で知り合えてよかったです。メンバーシップにも入っていただき、いつもありがとうございます。

色々とこじらせていたわたしに、強烈なダメ出しと背中を押す言葉をくれた『近所のお姉さん』の教えを胸に、まずは素直に動いてみます。

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