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A.I. "Nano Banana Pro" 試して感動!

noteでは多くの人が生成AIを試して公開してくれています。
ただ眺めてスゴいなあ!と驚いていましたが、新しい、
Nano Banana Pro (Gemini 3)』 は凄いという多くの方々の最新のご意見、事例に感化されて私もやってみました。

せっかくですから私が手描きしたメカのイラスト等を適当なプロンプトを入れて描き換えてもらいました(基本はリアルな写真調に換える)。

変換はナカナカで、驚きの感動モノ!
Nano Banana Proが画期的であるという、テキスト文字等をオブジェクトの表面(多くは曲面)等にきれいに描き込むこともOKでした。

ついでに、私と友人(みんな年配のオジサン)の記念写真をアラサー女子に描き換えるのもやってもらいましたが、案外よくてこれまた感動!


弾道弾要撃機

私のボールペン画からです。元画はある雑誌に依頼されて数十年前に解説付きで手描きしました。

ここまでリアルなイメージにしてくれてありがとう!コクピット前の「NIPPON」ロゴと日の丸もきちんと入れ込まれていて感動!

BEFORE

私が大昔に手描きした入力元画です(ボールペン画)

プロンプト(指示文)
『この説明図の中の戦闘機をリアルな画像に仕上げてください。同じ構図で高高度を飛行していて、背景には成層圏に独特な地球の丸さが解るようなぼやけた高高度の水平線(やや曲線になっている)が映っています。戦闘機はアフターバーナーで後ろからロケット炎を噴き出して推進しています。機体表面は高熱で機首ほどやや黒く焼けていたりします。基本色は銀色ですが。手前の側面には大き目のグレー色で「NIPPON」という文字と日の丸が並んで描き込まれています。全体は写真調にできるだけリアルにお願いします。』


ヘビロボット

元は私の手画きの鉛筆(シャープペンシル)画なのですが、あっぱれリアルに!一応製作用の図面も描いていたのですが、それをずっと超えた「完成写真」ができちゃいました!

動いているところをワンショット!みたいでしょ。体の節体が力制御で地面に応じて全体形状適応しつつタイヤが動力回転して進むのです。「いいでしょ」って人に見せられます

BEFORE

私が描いた入力した元の鉛筆画(30年以上前のお気に入り画)

プロンプト(指示文)
『この蛇のロボットを写真みたいにリアルな画像に仕上げて完成させてください。同じ構図で、カッコいいライティングで、できるだけリアルに。表面はステンレスっぽく光沢感があって泥や塵で適度に汚れ、薄い傷もついたリアルな実感に仕上げてください。背景も屋外の感じがリアルに伝わるようにお願いします。』


大型歩行ロボット

これは私の手描きイラスト(鉛筆画)を図面に換えてもらおうとしました。私のプロンプト(指示文)が十分ではなくて、この出来はイマイチですが、雰囲気はよく出ています


生成された図面です。ドーザーアームが消失しているし、指定した3面図(上面がない)にはなっていませんし寸法入れがムチャクチャ。でも雰囲気は出ているし機構細部は、原画に忠実によく描き込まれています。おまけに一番右の後面図はNano Banana Proのオリジナル創作です(なかなかよい)。私のプロンプトを改良すればかなりよい感じにできるでしょう

BEFORE

私が手描きした入力元画です(鉛筆画)

プロンプト(指示文)
『この歩行中のロボット1台の、前正面、左側面、上面が描かれた、いわゆる三図面を描いてください。黒背景に白線でお願いします。その三面図では4つの脚は胴体90度下方に直線状に伸びています。脚先端の足部着地パッドは水平になっています。左側面図の最大全長は5025mmとなっている寸法線が入っていて、左右幅、全高の2つの寸法線も図に応じた長さで数字とも適切に描き込んでください。図の下中央に大き目のゴシック体で「Outline drawing of "Gigant Land Walker 3"」と書いておいてください。よろしくお願いします。』


操作装置に怒られて

これも元は私が昔に描いたボールペン画です。それを写真調に描き直して、なんて私にはできないし、誰かに依頼したらけっこうな費用と時間がかかりますね。そういう点で観て、画像の変換は画期的ですね(新規生成より興味津々)

パネルの照光等にもう少しリアリティが欲しいですが、プロンプト次第ですね

BEFORE

入力元画。私がだいぶ昔に描いたもの(ボールペン画)

プロンプト(指示文)
『添付ファイルの図を写真調にリアルな画にしてください。画面内の怒っている動物もリアルな写真調にしてください。装置のパネルはグレー色で、表示器等は適当に赤色や緑色や青色などで照光されています。奥の裏は黒っぽい暗い感じにして纏めてください。』


月縦孔基地への到着

月にある事が確認された「縦孔」を環境のよい月面基地として利用しようとする計画の説明にイラストを描きましたが、それを写真調のリアル画にしてもらおうとしました。

基地は月面の縦孔なのだけれどしっかり認識してもらうのは難しかったです(何度か試行してここ迄来ました)。宇宙船、基地の造形・感じはいいですね。「2001年宇宙の旅」みたいでイイ ♪
上掲示のものとはチョット違うプロンプトで描いてもらった画です。上とはぜんぜん違っています。空間構成が十分伝わっていませんね。機体上に書込まれているフォントが私の元画の手描きのままになっているのが、なかなか上手で興味深いです

BEFORE

上の生成画では、基地(ゲート)の意味合いが全く違ってしまっています。どうしても直らなかったのでそのまま掲げます

プロンプト(指示文)
『添付ファイルの月面基地に到着して月面の孔内の基地に侵入しつつある宇宙船や孔の奥に見える内部の基地、月面などを写真調にリアルに描いてください。孔の開口直径は30メートルくらいで、月の地表面に開いていて、その奥の月の内部に設備があって一部が外から見えています。最大外径15メートルの宇宙船はその孔の中の基地に入ろうとしています。宇宙船の構図は元図のアングルのままとして、正面には月面と孔が垂直に広がっています。月地表面には大小のクレータが多数散在しています。全体的にやや暗く、冷たい、厳しい感じにしてください。宇宙船の元図には「うずめ弐」等の文字が描かれていますがそれらをきれいにゴシック体に直して描き込んでおいてください。日本国旗も同様に図と同じ位置に自然に描き込んでおいてください。宇宙船の最後尾のロケットノズルの内側はうっすら青く光っています。』


スイカ狩りロボット

スイカを自動収穫するロボットの画です。元は私の鉛筆画によるモノクロイラストです。Nano Banana Pro はなかなかリアルに換えてくれました。

先に描いたもらったヘビロボットで指示した泥汚れ等もきちんとやってくれています。
これも作者としてリアルに描き直してくれてアリガトウ!っていう気分です

BEFORE

割とコミカルに描いた鉛筆画ですが、上図はなかなかリアルで嬉しいです

プロンプト(指示文)
『地面に転がっているスイカを収穫するロボットの画です。できるだけリアルなカラーの写真調に描き換えてください。地面は普通の茶色の土壌の平地です。スイカもツルがあって広がっていて、リアルな色で写真調でお願いします。』


月面にて

宇宙飛行士が月に降りたら、うさぎ耳をした女子がいてなつかれたという設定で大昔にボールペンで描いた画を入力しました。その元画は水平線以上は何も描いていない(紙が白いまま)等、未完成ですが、きちんと描いてくれました。

いいね!「NIPPON」の描きの意味合いが違ったけれど、何となく嬉しいぞ(下のプロンプト)
プロンプトの光線状況や地球の描き方等が少し違った際の描画です

BEFORE

元として入力させたボールペン画。地表や宇宙空間は描いていませんでしたが

プロンプト(指示文)
『宇宙飛行士が月面に降りたらうさぎの耳をした女子がいて、懐いて来たという設定です。女子は耳以外は人間と同じです。向かって左にいる動物も含め写真調にリアルに描き直してください。月面には起伏や様々なクレーターが散在しています。背景は白ではなく水平線以上は宇宙空間で地球や小さな星が無数に見えるように正しく描いてください。日本国旗の右上隅には「NIPPON」と小さく書き込んでください。よろしくお願いします。』


巡洋艦 足柄

太平洋戦争時代に日本が有していた重巡洋艦「足柄」です。それを私がペン画で描いたイラストを、せっかくだから可能な範囲でやや視点をずらして描いてもらいました。逆リアル化ですね。実在の「足柄」の情報で補完されないようにプロンプトには艦名を入れていません。

元画では「足柄」の2連装主砲塔が描かれていますが、ここでは間違えられて3連装砲塔になっています。情報が不足しないようにBEFOREに対して視点のずらしは僅かにしましたが、ややアングルが変わって見えるのは確認できてOKです。一部の条件(船体の汚れ感等)がスルーされていますがそれもプロンプトの改善で何とかなると思われます。各艤装物の意味やそれらの指示が無いので、色彩は全体が軍艦色(グレー)でのっぺりしていますが、プロンプトでそれぞれの意味や色を個々に指示すればよりリアルにできることも期待できます。総じて上出来な印象です

BEFORE

元の入力画です

プロンプト(指示文)
『軍艦が穏やかな海面に停泊しています。これを写真調にリアルに描き直してください。ただし、この軍艦を真上から見て反時計回りに水平に15度回して同じ海面近くの同一視点から描いてください。全体塗装は深めのグレー色ですが、海にいる船らしく、船体側面が適度に汚れて一層リアルに見えるようにお願いします。船首の日の丸はきれいに風にたなびいて赤丸がきれいに見えるようにお願いします。』


空中機動パワードスーツ

ジェットエンジンで空中浮遊移動ができ、地上では歩行型exoskeletonパワードスーツともなる装置の写真調リアル化変換描画です。元画で十分な造形指示を与えているので、「我が作」感も十分で嬉しいです。

空中機動しながら50mm軽量反動砲を発射しています。元画は提供していますから愛着深いです。う~ん、我ながらカッコいい!

BEFORE

私が描いた入力ボールペン画です。スペックもきちんと考えて描いていました。浮遊飛行用の小型ジェットエンジンにはKAWASAKI製の実販ターボファンエンジンを想定していました

プロンプト(指示文)
『添付資料の空中機動パワードスーツの図2枚から、その空中機動パワードスーツを左の図の構図で写真調でリアルに描いてください。資料の左のように空中を浮遊していて、抱えた砲を発砲したところでお願いします。発砲した火焔で本体が明るく照らされています。パワードスーツの表面はアルミニウム合金製で基本的に艶消し銀色をしています。右上の図のように、翼には日の丸や番号が描き込まれています。背景の空は雲が立ち込めていてやや暗くなっていて、それに砲の火炎がやや反射しています。』

さらに、

プロンプト(指示文)
『1つ前の空中機動パワードスーツが同じ砲を抱えて、岩山の上を軽々と登坂歩行しているところを同じ写真調でリアルに描いてください。視点アングルはこちらを向いて登ってくるところでお願いします。』

を加えて描画依頼することで、下の変換画を得ました。

Nano Banana Proにプロンプトで依頼しただけなのですが、その「彼」が、
「はいよ、じゃあ、砲をこっちに向けてカッコよく迫真の感じで描いてあげるよ。」って言っていたようにさえ思えました(笑。
だからこそ、プロンプトの最後に自然に「お願いします」とか付けたくなっちゃうんですよね ♪

空中機動から着地し、山岳地帯で歩行移動しつつ50mm軽量砲を発射しようとしています

新規画生成例

大震災直後の都市部市街
「写真調」指示が重要で見事でした(ただ、全般には在来AIでもできたレベルではあります)。火災や並ぶ消防車等車両、そのホースの展開具合等も迫真です。ただ、各店等の看板の文字等はここでは破綻しています。しかしそれら店が例えば「ラーメン東京屋」といった意味付けが与えられていなければAIもどうしたものか困ってしまうのも分かります(そこ迄の自動生成は無理です)。消防車はプロンプトで「東京消防庁」のものと指示していましたが、そのロゴをどこに描くのかはAIは上手く確定できていないようです

プロンプト(指示文)
『震度7クラスの地震が発生し、被災した東京のイメージの大都市のどこか(どこの都市でもよい)の大通りを描いてください。最高15階建てのビルや低めの雑居ビルが乱立していました。電信柱の電線なども一部切れて垂れています。建物の一部は崩壊して、火災も発生して黒煙が所々で上がっています。数台の消防車(東京消防庁と書かれています)が消火活動を始め、壊れた自動車に混じってパトライトを輝かせた警視庁のパトカーや救急車も来ています。難民となった人々も多くうろついています。ビルや店の看板は意味のある日本語で適当に書き込んでください。以上をリアルに写真調で描いてください。』


おまけ

先日我が家に来た友人と3人で撮った記念写真を雰囲気を保ったままアラサー女子に換えてもらいました。元写真では3人ともフツーな年配のオジサンです。

3人のオジサンが若返ってアラサー女子に転生!
真ん中の友人の髪型には「聖子ちゃんカット」を指定していたのですが認識されませんでしたw。「大地の子」と「山本」(実名ではありません)はNano Banana Proのテキスト描き込みの正確さの検証用に適当に入れたものですが、うまく描かれていますね。顔のイメージはやや異なるかな?

プロンプト(指示文)
『写真の3人を、顔の面影、雰囲気をできるだけ残して30歳代の女性に換えてください。肩幅等の体形もそれなりに換えてください。一番左の者の髪型はショートボブ(黒髪)、中央の者は聖子ちゃんカット(茶髪)で。右の者はロングで腰丈くらい迄のストレートロングで金髪(黄髪)に。着ている服等は基本的にそのままにしますが、一番左の者はカーキ色のトレーナーを着ていてその胸部には「大地の子」というロゴが黒で大きく描かれていて、中央の者の胸部向かってやや右には「山本」とある文字が小さく、ただしはっきり見える程度に描かれています。全体はできるだけ写真調にリアルに描いてください。全体のトーンは明るく、元の全景写真と同じような背景です。』

BEFORE写真は内緒



まとめ… 使ってみて分かった得失

Nano Banana Pro は全般に想像以上に「うまく」まとめてくれました。特に私が期待した、マンガっぽい手描きイラストからの「リアルな写真調」への変換と、その成果オブジェクトのリアルな表面(汚れや「泥が付いた」等)、そしてNano Banana Pro のセールスポイントの一つのテキスト文字やマーク(例えば日の丸国旗の描き込み)等のオブジェクト表面への正確な形状の描き込み(従来の生成AIでは文字化け的なことが起きました)も十分期待レベルでした。

ただ、元画、そして結果の空間配置、形状寸法の意味等があまり理解できないようです。結果のオブジェクト周りの空間配置が別物(別な配置)になっていたり、図面化ではその大きさに比例した寸法線値等がうまく表現されない(小さいものの寸法値が逆に大きな数値であったり)ようでした。そこらは一つ一つプロンプトで指示しなくてはならないですが、それではたいへんです。特に空間配置は、作者(人間)によるプロンプトの作成のコツも重要です。

また、原画が無いいわゆる新規画生成の場合、例えば街中の店の看板や標識等の中の文字は、旧来のAIと同じくメチャクチャでした。
ただ、各店や標識の意味合いがランダムっぽく生成されたものである以上、その名称等迄を自動で正しい意味で入れ込みさせるのは無理っぽいのも理解できます。そこには著作権的なものまで入ってきます。

結局、Nano Banana Pro には以上のような得失がありましたが、

ナカナカ使える!面白いし、

すぐ商売の相棒としても使えるくらい!


※ 入力としたイラストは下の記事にある私の作です。そちらもご覧ください


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