創作での悩みや気づき:勢いだけで書いていた日々を振り返って
小説を書き始めてからの経験が浅いのですが、初心者の私が悩んだことを振り返ってみようと思います。
まずは「勢いで書いていた」ことについて、お話しします。
勢いで書いていた日々と、そのときの悩み
書いていたと過去形で表現しましたが、十二月下旬に公開予定の新作に取り組むまでは、ずっと勢いで書いていました。
あらゆる面でお世話になっている先生に、小説に関してもお力添えをいただいたおかげで、なんとかこれまで物語を書き上げられたのです。
私の実力以上の物語が書けて本当に嬉しかった一方で、偶然の産物という感もあり、自信をつけるという意味では、何かが足りなかったのかもしれません。
最初の記事を読んでくださった方はご存じかもしれませんが、私はマイナスからのスタートでした。
小説を書き始めたのは、自信がなさすぎるあまりに、卑屈になっている自分から逃れて、自信をつけるためでもありました。
しかし今でも悩んでは落ち込んで、その先生にもたびたびご迷惑をおかけしています。
そんな私ですが、それまでにたまりにたまっていた、鬱屈していた気持ちを発散するように書いているうちに、登場人物が勝手に動き始めるという体験をしました。
そのときは嬉しかったですし、楽しくて夢中で書いていた記憶があります。
ただし、デメリットもありました。
とにかく、早く書き始めたいという気持ちが強くなったのです。
作品をつくるために大切な、物語の構想であるプロットや、人物設定を大して練らないままに、早く進めたいと思うようになりました。
これまでの物語には、明確にモデルになった場所がないので、それぞれの物語の舞台がどんなところで、どんな地理なのかも曖昧なままでした。
風景は頭に浮かんでも、具体的に描写するのを面倒くさがっていました。今でも、その傾向があります。
人物名や架空の地名、タイトルなどを考えるのも苦手でした。
そのせいなのか、最低限の設定だけ決めると、具体的なストーリーも決まっていないのに、勢いだけで書き始めていたのです。
それでも先生からいただいたアドバイスがあったので、拙いながらも物語として成立したのだと思います。
しかしアドバイスをいただくと、すぐに落ち込んでしまう日もあって、この一年は先生にたくさんのご迷惑をおかけしましたし、私にとっても激動の一年でした。
悩んだ末の気づき
以前の記事で、影響を受けた作品として「かがみの孤城」を挙げましたが、小説を書く上でインプットは欠かせないようで、他の方の作品も拝見することがありました。
本を読む気力がないときは映画を観て、余裕のあるときは本を読みました。
やはりつくる側の視点で見ると、物語が違って見えましたし、単純に面白かったり楽しかったりするだけではなくて、学びがあるものです。
以前に見たことのある作品でも、様々な工夫が凝らされているのだと気づきました。
しかしわかったようなつもりになっても、実践するとなるとそう簡単ではありませんでした。
あることを意識すると、それ以外の意識が疎かになるというのは、創作に限らずよくあることなのかもしれませんが、私は頻繁にそうなります。
試行錯誤の日々でしたし、それはこれからも続くのでしょう。比べるつもりはなくても、つい他の方と比べてしまって、落ち込む瞬間もありました。
それでも他の方と比べるのではなくて、過去の自分を超えていくために学ぶのだという意識を教えていただいてから、見え方が変わったような気がしています。
読んでくださって、ありがとうございました。
次回の創作についての話は、新作を書くにあたって挑戦したときの悩みについて、お話ししようと思っております。
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