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IGGY POP w/ザ・クロマニヨンズ@東京ガーデンシアター 加速し続けるGODFATHER OF PUNK ROCK!

イギー・ポップの単独公演1週間前に、スペシャルゲストでザ・クロマニヨンズの出演が決定!!!

パンクゴッド達が一堂に介するPUNK SPRING2025はスケジュールが合わず、地団駄踏んでいたところにバチクソ朗報!正直イギー単独は躊躇してたんだけど、クロマニヨンズとイギーの共演見れるならそりゃもう絶対行くしかない!

ちなみにイギーのライブを観るのは2007年のFUJI ROCK以来(今回イギーが来日したのはその時以来のことらしい)。あの時は終盤、イギーが突如オーディエンスに向かって「Come Here!」って煽った結果、観客がステージに次々と上がっていき、グリーンステージを全ての若き野郎どものパーティ状態にしてしまったのだw去年のFUJI ROCKでホワイトステージのトリを務めたTurnStileもオーラス曲で観客がステージに上がりまくるダンスパーティと化してたけど、FUJI ROCKでのそれはイギーがはるか昔に敢行済みなのだ。あの時はわりと疲れてたんで「イギー、やってんな…」なんてニヤニヤしつつ結局ステージには行かなかったんだけど、今さらやっぱり行っときゃよかったな…なんてちょっと思っててw 今回もしかしたらワンチャンあるかも…?と考えて、アリーナスタンディングのチケットを確保したのであったw


ということでまずはスペシャルゲストのクロマニヨンズ!

開演時刻ちょうどに場内暗転し、マーシー、コビィ、カツジがステージに登場!少し遅れてヒロトがやってくれば、そこはもう既に宇宙で一番スゲー夜!デカい会場のデカいステージの上で、コンパクトなぎゅっとした陣形の4人が鳴らすのは『タリホー』!!!ヒロトが腕をブンブン回す!

『生きる』終わりにヒロト、

ザ・クロマニヨンズです!
どんどんやらしてくれぇ!

間髪入れず『エイトビート』!ヒロトが右手だけでハープ吹きながら掲げた左手を震わす。歌いながら拳を突き上げる。モールス信号の歌詞に合わせて頭や顔や胸を叩く。そして『エルビス(仮)』へとなだれ込む。ぐしゃぐしゃになったマイクのコードを持ちながら歌う。

今日は出演させてくれてありがとう!
今日はこれからもっと最高になるけど、もう最高だろ?
この後のイギーのためにあったまってくれよ!

『BO CHILE』!初っ端からもう音程取るつもりのないヒロト。そしてサビの「BO CHILE」の最初の一音、「BO!」の圧力、風力、威力がとんでもないことになっている。ステージにバカでかいロックンロールの魔人みたいなやつがいて、そいつがこっちを蹴散らそうとしてくる感じ。気を抜くとまじでどっかにさらわれそうになる。

『ギリギリガガンガン』!1番を歌い終わったところで、おもむろにTシャツ脱ぐヒロト。そしてそのままの勢いでTシャツをフロアに放り投げ…ないで、くるっと向き変えて袖にいたスタッフのほうに投げるw そりゃそうだ。フロアに投げたらいらん争い事が起きるw

半裸になったヒロトがステージの下手と上手に動いてオーディエスを煽ったかと思えば、中央で寝転んでジタバタしながら歌う!!!

今日、初めてロックンロールのライブに来た人は、一生忘れられない夜になるぞぉー!

締めは『ナンバーワン野郎!』『クロマニヨン・ストンプ』!ストンプのダダダダダッのリズムに合わせて点滅する天井の照明が、ここに来て唯一の演出っぽい演出!貧乏くさいゴージャスまとってる感!

こうしてクロマニヨンズのライブは体感2分ぐらいで終わっちゃったw 早い。早すぎる 泣

そして去り際のマーシー!

またねー!

次はイギーが…ぶちかます!

最高なやつ頂きましたぁ!!!

ちなみに、以前書いたこの記事で触れてる『ウェルカム・イギーポップ』という架空の曲はもちろん演らなかったわけだけどw  O.Aとして主役を立てつつリスペクトの思いがこめられていて、ちゃんと時間を守って終わる。最後のマーシーのことばも含め、この30分のステージそのものがクロマニヨンズからの『ウェルカム・イギーポップ』だったのだ。

そして30分ほどの転換を経て、いよいよゴットファーザーが降臨。

ギター2人にベース、ドラム、キーボード、サックスとトロンボーンの7人編成のバンドがズラッと並んだところで、イギーポップ御大が遂に出現!!!

出てきて速攻で着てたベスト?を脱ぎ半裸になったかと思えば、マイクに向かって地鳴りのような咆哮一発!!!

音が…さっきのクロマニヨンズよりも…さらに二回りぐらいデカい…!

のっけからエルビスを思わせる卑猥なムーブ!そしてパンツのベルト部分にマイクを突っ込み仁王立ち!w なんだかもういきり立ってる!!やりたい放題!!もはやマウンテンゴリラ級の圧倒的な存在感と野蛮さ!!!

かと思えば左手を挙げて右手で掴んだ腰をクイっとやるポーズを後ろ向きで見せてくれた時のその背中の色気も凄い。マウンテンゴリラとセクシーが同居してるって何!?確かに淫力魔人としか言いようがないw まったくもってイギーの一挙手一投足から目が離せない。そんな『Raw Power』にまずぶちのめされる。

さらに序盤の『Lust For Life』『The Passenger』という名曲つるべ打ちあたりで最初のピークを迎える。2007年の時は思わなかったけど、今こうして聴いてるとデビッドボウイの匂いを濃厚に感じさせられる…。イギーの予測不能な行動に目が行きがちだけど、実はめっちゃ歌がイイ。歳とって枯れるどころか、声量とんでもなく出てるし、なんなら声に艶さえある。

『Search and Destroy』の歌声がちょっとジョニー・ロットン(ジョン・ライドン)を彷彿とさせたり…。

中盤に差し掛かっても疲れを知らないイギー。縦横無尽にステージを駆け回り、何度も客席にダイブしてはその度に慌てて出てくるスタッフに引き戻されるw

ダイブした時に痛めたのか、途中からびっこひいてるような歩き方になっちゃって見た目には少し痛々しかったけど、本人は全くもってお構いなしでガンガン動き回る。

左手を突き上げたり、その左手をブンブンとぶん回したり自分の胸をバンバン叩いたり、寝そべってジタバタしたり、、、アレ?さっきのヒロトの姿とめっちゃシンクロする…!ヒロトのステージング、直接教わったわけでもないだろうに、ちゃんと何かが受け継がれてるんだなベイビーなんて思ったり…。

終盤『Frenzy』の怒涛のビートとともに赤いスポットライトがイギーを照らす。その立ち姿がIGGY & Stoogesの名盤『Raw Power』のジャケのイギーみたいに神々しく見える…!

これね。

終盤だろうがマイクスタンドぶん投げるわ、マイクもぶん投げるわ、相変わらず客席にダイブするわで暴れまくるイギー。

軽快なダンスナンバー『Real Wild Child』を歌いきりいよいよ大団円か!?と思いきや、バンドメンバーたちに人差し指を立ててみせる!つまりOne More!そのまま正真正銘のオーラス曲『Five Foot Oen』!!!

アウトロが鳴り響く中、拳を突き上げたまま袖へと去っていくイギー。と、思ったらすぐにまたステージ戻ってくる。そしてただ1人マイク使わずにステージ上から何度も魂の咆哮!!!

最後の最後までなんて野蛮!!!

こうしてリミッター外れっぱなしの90分間に終止符が打たれたのであった。


とりあえずね、ライブ終わってまず思ったのは、「拝啓イギー様この度は誠に申し訳ございませんでした」って謝らせて頂きたい、ということw 今回の来日が発表された時にSNSで流れてきた動画でイギーの近影を見た時に、正直心のどっかで半笑いしちゃってたの。あんなにパキパキだった肉体が垂れてきちゃってて、イギーも歳とったな…って。そんな自分をマジでハンマーでぶん殴りたい気持ち。

最後イギーが袖に履けた時、自分がいた場所から角度的にイギーがまだ見えてたんだけど、すぐにスタッフ2人が駆け寄ってきて、イギーはもたれかかるようにして肩を抱き抱えられ奥に消えていった…。多分1人ではもう歩けないという状態…。90分もフルスロットルで暴れてたらそんなことになって当然じゃん。

でもステージ上にいる時は、こっちが思っちゃってる77歳ってこんなんもんだろ…?っていうナメくさった思惑のはるか彼方を飛んでいた。ここにもいたよ。常識という概念なんて関係なく加速し続けるリアル人間かもめのジョナサンが。

今回はクロマニヨンズに飛びついちゃったクチだけど、そのクロマニヨンズが霞んじゃうぐらい、イギーに感銘受けざるを得なかった…。こっちも人生後半戦、まだまだ行けるぜ!ってめちゃくちゃ思えた!さすがに「Come Here!」はなかったけど、むしろハナからガーデンシアター全部がステージみたいな、最高のPUNK ROCK SHOWを体験させてもらいました!

THANK YOU IGGY POP !

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