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【先週のメモ ─ とんとん通信 #6】 AIの余白と、七人の長机と、ラボの現在地

noteに書かない話を、毎週月曜の朝7時30分に届けています。「とんとん通信」という名前のメルマガです。


今週は、内容はふたつ。その週にnoteに書いたことのサマリーと、noteには書かなかった小さな裏話。

サマリーは、忙しくてSNSを追いきれない人のためにあります。裏話は、記事の向こう側にある話を、ここだけで届けたいと思って始めました。

今週のとんとん通信を、少し紹介しますね。


先週のnote

AIで生まれた余白を、いかに価値に変えるか──自動化・拡張・イノベーションの三段階

メールの下書きも、議事録も、提案書も速くなった。でも、顧客に届ける価値は昨日と変わっていない。そんな組織で起きているのは、余白の行き先が決まっていないことかもしれません。自動化で余白を生み、拡張で既存の価値を深め、イノベーションで前提そのものを問い直す。AI活用の成果は、生まれた余白をどんな価値に変えたかで決まる、という話です。

「社員には内緒にしてね」と言った僕が、資金繰りの表を七人で囲むまで

最初の会社が資金難に陥ったとき、僕は数字を社員から隠しました。心配させたくない。それが社長の仕事だと思っていた。十六年後、もう一度、会社存続の淵に立ったときは、営業状況も、借金も、日々の資金繰りも、すべて七人の長机に載せました。見えない不安に怯えていた人たちが、同じ現実を見て、一緒に考える仲間になった。人を信じるとは何かを、半生をかけて学んだ話です。


今週の裏話 〜 ラボは、長机みたいになりたい


少し、舞台裏の話をさせてください。

7月15日のオープン講演を境に、「考える組織ラボ」の正式な募集が始まりました。

ラボは、『考える組織』を読んで、やってみたいと思った人たちの実践コミュニティです。完成した正解を受け取る教室ではありません。自分の組織の言葉をAIに渡し、実務で試し、うまくいかなかったことも持ち寄りながら、みんなで方法そのものを育てていく場所です。

いま裏側で進めているのは、入口の整備です。

経営者、AI推進担当、人事担当、現場のリーダー。同じ「AIを仕事に生かしたい」という思いがあっても、立っている場所も、最初に試したいことも違います。その人たちが集まり、お互いの成果をシェアし、困ったときには助け合える場をつくりたい。そのため、ラボでは、一律の講義を用意するのではなく、それぞれが自分の半径から始められる入口をつくっています。実際の課題を持ち寄る公開実演や、関心の近い人どうしで話せる分科会も準備しています。

ラボのことを考えていると、先週書いた「七人の長机」を思い出します。

あのとき起きたのは、社長が正解を教えたことではありません。現実が同じテーブルに載ったことで、一人ひとりが自分にできることを考え始めたことでした。

考える組織ラボも、そんな長机でありたい。

僕の理論が正しいことを証明する学校ではなく、現場で試して、違和感や気づきを得られる場所。成功だけでなく、しくじりも持ち寄れる研究所。僕がずっと中心に立たなくても、参加する人たちの問いと実践で動いていく学びの場です。

読者が実践者になり、実践者が本の共著者になる。その循環をつくるために、いま裏側で何を準備しているのか──

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毎週こういう話を、月曜の朝7時30分に届けています。短いので、朝のコーヒーを飲みながら読める分量です。

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斉藤 徹(とんとん)
だかぼく三部作 公式ページ:https://torusaito.com/
株式会社hint:https://hint.co.jp/

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