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キャリア迷子の中年小児科医、人生に経営戦略をインストールしてみる。

どうも、100歳になってもラーメン二郎に二郎系ラーメンを美味しく食べていたい小児科医、100歳で二郎です。

20年以上前、「少子化が進むけど子どもが大切にされる時代が来るから大丈夫!」と確信をもって小児科医になりました。

まさに大正解。

専門医取得後の地域中核病院小児科では、様々な小児科関連加算がついて人が増えて、対応可能な患者さんの重症度が上がりつつ、当直後は仲間に頼んで帰宅できるメリハリのある勤務体制が出来てました。

地域中核病院小児科→上海のクリニック→地域中核病院小児科→シンガポールのクリニックと、いかにもADHD気味な多動力を発揮。

50歳前にクリニックを開業するかなーと思ってました。

「少子化進みすぎじゃない?小児科で開業すんの無理じゃない?」と思い始めました。

さて、50歳を目前にして、キャリア迷子。

夜中に目が覚めて、

「あー10年後、小児科医として生きていけんのかな。。。」

って、くよくよ不安で1時間半ほど眠れなかったりする今日この頃。

まあ、日本に帰ったら行動すべきことはすでに言語化出来てはいるんですけどね。。。

実際の行動にうつせてない(会社の定款作ったり、簿記や会計の勉強してマネーフォワードを実際に触ったり、色んな人に相談したりで、動いてないわけではないけど。)ので、なんか不安が募るばかり。



ふと目に入ったのがこちら。

人生の経営戦略――自分の人生を自分で考えて生きるための戦略コンセプト20

読みながら、今までバラバラに考えたり、計画したり、実行してたことが、つながる感じがあったので、読んで考えたことを言語化することにしました。


自分の小児科医人生に、経営戦略をインストールしてみまっす。

っていうか、帰国したらクロスフィットジム開業しようと思ってるんですけど、正直不安と恐怖しかないっす。
この本を読んで、「自分がやろうとしてることは間違ってないから、踏み出せ!!」って自分に言い聞かせる記事を書いて行きます。



はじめに 思い通りにならない人生を、とにかくなんとかする

本書の目的は

経営戦略論をはじめとした経営学のさまざまな知見を、個人の「人生というプロジェクト」に活用するためのガイドを提供する

というものです。

人生の経営戦略――自分の人生を自分で考えて生きるための戦略コンセプト20

おお、、いいねえ、、、まさに人生迷子の僕にぴったりな一冊だ。

人生の経営戦略=ライフ・マネジメント・ストラテジー

よし、キャリア迷子の小児科人生を、ライフ・マネジメント・ストラテジーで振り返ります。


第0章 なぜ、いま「人生の経営戦略」なのか?

問題意識① 難しい時代の到来

■「つなぎ目の社会」に起こる精神の後退と自己の喪失
■「居場所の選択」で人生が全く変わる社会がやってくる
■高成長が前提となる社会の仕組み
■「ご縁」に任せられない時代

「無限の成長を前提としている社会の制度や規範」と「ゼロ成長の均衡へと何着陸しつつある現実の社会」とのあいだでさまざまな歪みが生まれており、この歪みによって私たちの人生が翻弄されている、ということです。

人生の経営戦略――自分の人生を自分で考えて生きるための戦略コンセプト20

だよねえ。。。

若いうちは48時間戦えますかの精神で研鑽を積んで、ある程度歳を取ったら開業する。

そんな小児科医(というか医師全体)のおおざっぱなキャリアは、人口が増えていくことが前提だったからねえ。。。

おおざっぱなキャリア=規範、これが解体されるのがアノミーってことか。

古い制度や規範が有効じゃないのはわかってるけど、じゃあどの制度や規範が有効なのかは誰も知らない「宙ぶらりん」の状況。

まさに難しい時代のせいで、キャリア迷子になってるなあ。。。

問題意識② 準備のできていない人たち

人口がどんどん増える社会なら、医局なりに所属して言うこと聞いてればなんとかなった。

でも、そのフェーズは終了。

私たちは自分自身の「人生というプロジェクト」の唯一の責任者であり、リーダーです。そのような立場にある私たちが、自己のわがままに忠実になって「発言」し、「離脱」することによって、最終的には組織や社会にとってもより良い状態が生まれる、と考えるべきなのです

人生の経営戦略――自分の人生を自分で考えて生きるための戦略コンセプト20


まあ、そもそも医局に所属しないで持ち前のADHD傾向だけで何とかふらふら出来たのは、日本の医師免許という高ーい高ーい下駄を履かせてもらってたから。

医師免許さえあれば何とかなる、そんな時代は終焉を迎えつつある。。。



問題意識③ 二極化する人生論・キャリア論

マキャベリ的人生論 
残酷な社会ゲームを冷徹に戦って生き残り、経済的・社会的成功を手に入れろ

ルソー的人生論
経済的・社会的成功の虚像に囚われず、自分らしく生きて本当の豊かさを手に入れろ

どっちも、それだけじゃダメでしょ!!

アリストテレス的人生を手に入れろ!!

アリストテレス的人生
自分らしいと思える人生を歩み、経済的・社会的にも安定した人生を送る

そ、、、そりゃそうだよな。


思ったより長い。。。

続き↓




以下は本の目次のみ

第1章 目標設定について

そもそも「人生の目的」がわからない
01 パーパス 人生というゲームの「基本原理」を押さえる


  ■「正しい戦略」は「正しい目標」が大前提
  ■時間資本を別の資本に変えるゲーム
  ■社会資本は人的資本によって増える
  ■社会資本が金融資本を生み出す
  ■資本には2種類ある
  ■「お金を稼げなかった人」「出世できなかった人」が「失敗者」なのではない
  ■ウェルビーイングと3つの資本の関係
  ■「時間泥棒」に自分の人生を奪われないために

第2章 長期計画について

人生が「成り行き任せ」になっている
02 ライフ・サイクル・カーブ 超長期の「プロジェクトロジック」を持つ

  ■人生には「春夏秋冬」がある
  ■ステージは目安。「早すぎる」「遅すぎる」はない
  ■洞察① 季節に応じて「合理的な振る舞い」は変わる
  ■洞察② ステージの遷移に応じて「役割や貢献」も変わる
  ■知的生産性のピークは40代?
  ■人生の後半では「異なる知性」を活用する
  ■洞察③ 「長期の合理」が大事
  ■「短期の合理の罠」に陥っていないか?
  ■早すぎる成功は危険? ピアニスト二人の対照的な人生

いつも出遅れてしまう
03 キャズム 兆しを捉え、時期尚早で動く

  ■2割を超えると「相転移」が起きる
  ■「キャズム前」に参入したヤフー、楽天、サイバーエージェント
  ■成長市場が「爆発的に成長している期間」は「一瞬」
  ■「時期尚早」でなければ勝てない
  ■とはいえ「早すぎる」のも問題
  ■「微分のレンズ」で社会の変化を捉える
  ■「コア人材」に着目して「兆し」を捉える

人生が思い通りにいかない
04 適応戦略 想定外の出来事をチャンスとして取り込む

  ■計画の策定・実行・修正を織り交ぜる
  ■「想定外」を逆手に取れ
  ■山口自身の適応戦略

第3章 職業選択について

なぜ自分の業界は景気が悪いのか?
05 ポジショニング 前編 「5つの力」に着目して居場所を決める

  ■なぜ民放テレビ局の給与はあんなに高かったのか?
  ■立地の魅力度を測るモノサシ
  ■民放テレビ業界に起きたこと
  ■決断を「勇気」や「度胸」の問題にしない
  ■個人にも当てはめることが可能
  ■人材の価値は「需要と供給の関係」によって決まる
  ■流行の資格や学位は戦略的には「スジの悪い選択」
  ■テクノロジーによる「代替品の脅威」
  ■AIによる代替への3つの対抗策

「ここじゃないどこか」で生きてみたい
06 ポジショニング 後編 多動して「自分の居場所」を見つける

  ■「どこにいるのか?」という始原の問い
  ■「能力」を変えるより「立地」を変える
  ■リモートワークによって「仕事の全国大会化」が起きる
  ■立地とパフォーマンスの関数
  ■ローカルメジャーからネーションニッチへ
  ■居場所は10年で変える
  ■私が「外資系コンサルティングファームのパートナー」を手放せた理由

営利企業よりNPOの方がクール?
07 CSV競争戦略 社会的利益を生み出す企業が長期的に繁栄する

  ■ポーター論文の混乱
  ■「社会的価値が先行する」が結論
  ■組織風土が最もパフォーマンスに影響する
  ■組織風土は「有意義なビジョン」で高まる
  ■何が「モチベーション」を生み出すのか?
  ■自分の居場所を「社会的利益」に基づいて決める
  ■個人が「社会的価値」を目指して動けば社会も動く

なぜ努力しているのに評価されないのか?
08 内発的動機づけ 「頑張る」は「楽しむ」に勝てない

  ■才能より「長く続けられるかどうか」が大事
  ■「生まれつき信奉」の根強い日本
  ■「楽しむ人」にはかなわない
  ■「どれだけ親しんできたか?」が重要
  ■報酬の危険性

自分は欠点だらけで強みなんてない
09 リソース・ベースド・ビュー 他人には「模倣できない特徴」に着目する

  ■「手に入らない資源や能力」が大事
  ■極端な弱みは強みになる可能性がある
  ■「強みは何か」は危険な問い
  ■「長く続けてきたこと」に着目する

兼業・副業に興味はあるけど……
10 イニシアチブ・ポートフォリオ 異質な仕事を組み合わせる

  ■ポートフォリオのメリット
  ■リスクとリターンの性質の違う仕事を組み合わせる
  ■アインシュタインはバーベル戦略のお手本
  ■「時間軸の違い」を盛り込む
  ■「ライスワーク」と「ライフワーク」のバランス
  ■ソーシャルビジネスと営利事業を組み合わせる
  ■とはいえ「戦略資源の逐次分散投入」には注意
  ■私がブログを書き始めた理由

第4章 選択と意思決定について

一生懸命やっているのにパッとしない
11 ブルー・オーシャン戦略 自分ならではの「組み合わせ」をつくる

  ■組み合わせは一流でなくてもいい
  ■「ユニークな組み合わせ」が大事
  ■交差点が増えれば「世界の多様性」も増える
  ■組み合わせのヒントは「過去」

仕事で失敗するのが怖い
12 創造性理論 「打率」よりも「打席の数」を重視する

  ■「成功したから多く生み出した」のではなく「多くを生み出したから成功した」
  ■大量のガラクタを生み出すのが戦略の前提
  ■上側へのばらつきを人生に活かす
  ■成功と失敗の費用対効果は非対称
  ■追い求めるべきは「打率」よりも「打席の数」
  ■「失敗し続ける」のは意外と難しい

いつも「みんなと一緒」を選んでしまう
13 絶対優位の戦略 「どちらに転んでも得な方」を選ぶ

  ■1983年のアメリカズカップチャンピオン艇の選択
  ■コナーにとっての「絶対優位の戦略」とは?
  ■逆バリは「人生の春」では有効な戦略
  ■パフォーマンスを上げる≠ゲームに勝つ

時間の使い方を見直したい
14 正味現在価値 「将来生み出す価値」に着目して時間配分する

  ■「すぐ役に立つもの」ばかりに手を出すのは危険
  ■「リターンの期間」が非常に重要
  ■流行りのスキルや知識に時間資本を投下するのは「絶対劣位の戦略」
  ■最もリターンの期間が長いのがリベラルアーツ

リスクを取って何かに集中すべきなのか?
15 オプション・バリュー 常に選択肢を複数持つ

  ■私たちはオプションを日常的に用いている
  ■実際の意思決定にオプション・バリューの考え方を活かす
  ■成功者ほどオプション・バリューを確保している
  ■こういう時代は「臆病」が競争優位になる
  ■オプション・バリューを「人生の経営戦略」へ応用する

第5章 学習と成長について

仕事とプライベートの両立ができない
16 バランス・スコア・カード 「大事なこと」を書き出してスコア化する

  ■評価の目線に「短期」と「長期」を混ぜる
  ■BSCを人生に当てはめてみる
  ■「自分のモノサシを持つ」ことの重要性
  ■「的外れ」という罪
  ■他人のモノサシを鵜飲みにするエリート
  ■日本という社会のBSC

自分の何を変えたらいいのかわからない
17 ベンチマーキング 行き詰まったら素直に真似てみる

  ■ベンチマーキングとは「謙虚さ」
  ■異なる領域からもベンチマークは可能
  ■「学ぶ」は「真似る」
  ■創造性と模倣は相反しない
  ■ベンチマークを人生において実践する3ステップ

最近、成長できていない気がする
18 経験学習理論 良質な失敗経験を追い求める

  ■経験とは「良質な失敗」のこと
  ■「全部うまくいっている」は危険な兆候
  ■組織にとって「経験」は経営資源
  ■自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ

新しい仕事にチャレンジするのが苦手
19 発達指向型組織 積極的に「弱さ」は開示する

  ■本当の「適材適所」とは?
  ■「弱さ」を資源として考える
  ■毎日を研修にする
  ■コンフォートゾーンを抜ける
  ■「みっともない」ことをしているか?

優秀な若手が増えてきて焦る
20 サーバントリーダーシップ 与える喜び、支える喜びを糧にする

  ■「支配する」のではなく「支援する」
  ■支配型リーダーシップは持続可能ではない
  ■転機をどう乗り切るか?
  ■「人生の夏」で求めていたものを手放す
  ■年を取ることで高まる知性もある
  ■「流動性知能」と「結晶性知能」とは?
  ■サーバントリーダーシップと結晶性知能の相性
  ■2つの「知性の波」を乗り換える
  ■グリーンリーフというベンチマーク

おわりに 資本主義社会のハッカーたちへ


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