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東野圭吾スペシャルドラマ『雪煙チェイス』|細田佳央太・ムロツヨシ主演| 壮麗な雪山にスノボシーンが映える爽やかなサスペンス

今年の1月2日・3日にNHKで放送された東野圭吾スペシャルドラマ『雪煙チェイス』が今夜(【前編】2月1日午前0時40分~ /【後編】2月1日午前1時53分~)再放送されるということで急いで記事アップしてます!


東野圭吾原作の『雪煙チェイス』がNHKでドラマ化されると知ってから早1年。
確か、昨年の今頃、最初にその記事を見た時に「今冬放送!」的なことが書いてあったんです。


「今冬」っていつ?
この冬?
3月くらいに放送するの?
それとも12月くらい?
でも「今冬」って言ったら、今の冬だよね!もうすぐ放送ってことだよね?


と、放送を楽しみに時々ホームページを見ていたものの、続報がないまま2025年頭の冬が終わり、ついに2025年後半の冬がスタート。
年末にやるのかな?と思っていたら、なんと2026年の1月2日、3日のお正月放送でした。



……おい、1年待ったぞ!!!



無駄にソワソワしたぞ!
「今冬」の定義とは?
頼む、「今冬」なんて言葉はもう使わないでくれ!もう少し具体的に決まってから発表してくれ!
東野圭吾原作で、ムロツヨシ主演のスペシャルドラマをNHKがやるなんて言ったらこっちは期待するんだよ!!!


ということで、東野圭吾スペシャルドラマ『雪煙チェイス』のあらすじはこちら。


殺人の容疑をかけられた大学生の脇坂(細田佳央太)は、アリバイの唯一の証人を探しに、友人の波川(醍醐虎汰朗)とともに里沢温泉スキー場へ向かうことになる。そのころ東京では、警視庁捜査一課と所轄署との特別捜査本部が開設されていた。所轄署の小杉(ムロツヨシ)は、捜査中に脇坂が里沢温泉スキー場に向かった情報をつかむ。だが上司の権力争いに巻き込まれ、部下の白井(恒松祐里)と2人での極秘捜査を命じられてしまう。


めちゃくちゃポップです!
殺人事件ですけど、
細田くんは冤罪で殺人犯に疑われて始終大変なんですけど、
コメディではないんですけど、
なんかポップです!


※この先は結末にも触れますので、是非原作を読むかドラマを見てから戻ってきてください!


ポップな理由は、まず圧倒的に細田くんに危機感がないところかなと思います。
殺人犯にされそうになって警察に追われてるんですよ。それなのに、何故か知らないですけど焦燥感や悲壮感が薄い。
やばいやばいやばい……!とは一応なってるんですけど、楽観的でのんびりしている性格なのか、どうも「警察に追われている」っていう意識が低いんです。逃げている最中にも関わらず、友達の知り合いを車に乗せてしまったり、雪山を前にするとスノボをしたくなってしまったり、本当に「お前が追われてるんだぞ!危機感持て!」となります。
で、挙句の果てには自分を追ってきた警察(ムロツヨシ)を助けちゃうという、お人好しムーブ全開。


そう、細田くん、超良い奴なんです。
近年稀に見るいい子。
もはや絶滅危惧種と言ってもいいほどいい子。
どんなふうに育てたらあんないい子が育つんだ、と我が子を見ながら思います。


そんな細田くんだからこそ、
警察から殺人犯だと思われても「こいつがそんなことするわけない」と友達に信じてもらえたし、友達に助けてもらえた。
アリバイを証明してくれるはずの「女神」を探す逃亡中も、周囲の人を助けることで、みんなが彼を守ってくれた。
自分を追ってきた警察官のムロツヨシまで助けてしまうことで(見てるこっちは「お前何してんだ!ムロツヨシ助けてどうすんだ!どんだけお人好しなんだ!」ってなりましたけど)、ムロツヨシからも信じてもらえた上、こいつのために真犯人を捕まえてやろうという気持ちにまでさせた。


細田くんが「いい奴である」という一点で、彼は大勢の人を味方につけたのです。


ただ、正直、どんなにポップでも私はずっとハラハラしてました。
だって、あの東野圭吾原作なんです。
こっちの予想を遥かに上回る悲しい結末を用意してくる男、それが東野圭吾です。


このまま終わるわけない。
犯人は身近な人間、
実は彼のことが嫌いな人間、
犯人は、細田くんの親友じゃない?


と密かに心配してたら全く違いました!
細田くんの親友、ただただいい奴だった……!
よかった!
(いい奴の周りにはいい奴が集まるのね)


ということで、基本的に平和なミステリーなので爽やかさすら漂っていました。
が、1つ言いたい。
大したことじゃないけど、ちょっと言いたい。



「女神」、引っ張りすぎじゃない?




雪山で偶然出会った細田くんのアリバイを証明してくれるはずの「ゲレンデの女神」。
ずっと顔が見えないまま引っ張り続けるので、見てるこっちは「誰だ誰だ?」とめちゃくちゃ期待が高まるんですよ。


最初は、仲間由紀恵かなーと思っていたら違って(仲間由紀恵はスキー場の近くで営むお店のおかみだった……)、この中にいるはずっていうメンバーの中に見つからなかったり、スキー場の関係者から「この子じゃない?」って言われて会った子が違ったり、「女神」が誰なのかそれはそれは胸が高鳴りました。


こんなに見つからないなんて、実は男だったんじゃ……とふいに閃き、閃いた自分にテンション爆上がり。
だって、それなら女子メンバーの中に女神がいないのも納得できるし、スノーボードのウエアはゲレンデウェディングメンバー全員が持っているのであればそれは男でもいいわけだし、ここまで見つからないのは女性を探してるからじゃない?!


と思ったんですけどね。
女神は普通の女の子でした。





………………え。



いや、可愛い子だったよ。
十分可愛いかった。
めちゃくちゃ可愛いよ。
女神だよ。
私が細田くんでも惚れてるよ。


でも、ここまで引っ張られたら、なんかただ「可愛い」とか「美人」とか、そういうもの以上の何かを期待したんだよ!!!
仲間由紀恵レベルの女優で、
しかも「お前結構年上いけんだな!」「んでもって、結構年上って早く言えよ!」みたいな感じとか。
いっそ、女じゃなくて男で、「えええーーー?!!」「……うん、まぁ友達になれたらいいね!」みたいな感じとか。
そういうの……!!!


警視庁が偉そうで嫌な感じでした。
(ムロツヨシは所轄)


ということで、「女神」の正体を私が勝手に期待しすぎた感はありましたが、気軽に楽しく見れる、めちゃくちゃ爽やかな作品でした。
スキーもスノーボードもできませんが、ゲレンデに行きたい気持ちになりました。


おしまい!



映画『疾風ロンド』と撮影場所が同じみたいです!
一緒に見ていた夫が、「このスキー場、あの映画と同じところじゃない?」と言い出したんですけど、そういうのめちゃくちゃ疎い人なのでびっくりしました。




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