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第6章『初陣』序節:KR開幕【ケンタウルスストーリー】

日本ダービーが終わり、新馬戦の季節が始まった頃
私たちは迷子さんに呼び出され、とある場所へ集まっていた

迷子
「皆……今日は集まってくれてありがとう……ただ今より、26年度ケンタウルスレース・KRを開催するわ」
ヴァイスノヴァ
「KR……ですか?」
ラン
「あっ、そうでしたね。ヴァイスさんは初めてでしたわ」
ラン
「ケンタウルスレース、通称『KR』。わたしたちが新馬戦から翌年のダービーまでの成績を競う大会ですの」
ヴァイスノヴァ
「そう……ですか」
ラン
「KRには個人戦とチーム戦がありますわ。詳しいお話はハクレイナさんたちから聞いていると思いますけれど」

個人戦おさらい

チーム戦おさらい

ヴァイスノヴァ
「はい……ですが、チーム戦ということは、私はどこかのチームに所属しているのですか?」
ラン
「もちろん、チーム・ペイル・インク・トライフェクタですわ」
ラン
「もう登録も終わっていますけれど……もしかして、お嫌でした?」
ヴァイスノヴァ
「いえ……問題ありません」
(ただ……せめて事前に伝えていただけると助かりましたが……)
ラン
「よかったです♪」
ラン
「来年のダービーで勝負する約束もありますし、一緒に頑張りましょうね」
ヴァイスノヴァ
「はい」

迷子
「今年は初参加のメンバーが多いから、まずはチーム戦のデモレースを行うわよ」
ヴァイスノヴァ
「デモレース……ですか?」
迷子
「そう。レースは二戦」
迷子
「対象参考レースは日本ダービーと葵ステークス。実況は、いつもの日ノ出さんにお願いするわ」

ヴァイスノヴァ
「日ノ出さん……?」
ラン
「KRをいつも実況してくださっている方ですわ」
ラン
「KKNのニュースポスターで私達が描いている光里ちゃんや影乃ちゃんのお父さまでもありますの」
ラン
「日ノ出さんたちは、KRを支えてくださる大切な裏方さんなのですよ」
ヴァイスノヴァ
「そうだったのですね」

日ノ出KR放送局はこちらへ

迷子
「では、明日までに作戦書を提出するように」
ヴァイスノヴァ
「……作戦書?」
ラン
「チーム戦では必要なのですわ」
ラン
「これからみんなで会議をしますから、その時に詳しく説明しますね」
ヴァイスノヴァ
「分かりました」

こうして私は、人生で初めてのチーム戦へ挑むことになった
正直に言えば、これまではこの場所の活動や宣伝に関わることが多く、自分が走る機会はそれほどなかった

けれど……実際に走れる
本気でレースに参加できる
その事実に、思っていた以上の喜びを感じている自分がいた


この章より、ケンタウルスストーリーはセリフの前にケンタウルス名をつける事にしました

理由は、本格的なレースが始まったら3チーム15名になり、誰かが分からなくなるからです

次節へ


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