第5章『特訓』第5節:ジュノリハの企画総括【ケンタウルスストーリーイベント】
「それで……ヴァイス。あなたは、私に何を聞きたいのですか?」
(いきなりぶっこんでくるなこの子)
「結論から言います。私は、ランに追いつきたいです。ですが……今の私には、そのための具体的な方法がありません。迷子さんから、皆さんに聞けば見えてくると言われました」
「そうですか……では、少しだけ確認してもいいでしょうか?」
「はい」
「ヴァイス、貴方……個人戦に何戦参加しましたか?」
「……まだ、一度もありません」
「ここに来てどれくらい活動しましたか?」
「半年です。まだ、それだけしか経っていません」
「チーム戦の経験はありますか?」
「今日……初めて知りました」
「……なるほど。それなら、今の状態でランさんに届かないのは当然ですね。彼女はほんわかしてますが、この場所のためにずっと積み重ねてきた人です。一度や二度の努力で追い越せる相手ではないと思います」
「そうですね」
(そうだ……私はどこかで彼女を甘くみていたのかもしれません)
「でも……焦る事はありません。今できる事を、きちんと続ける。その積み重ねが、最後には力になると思います」
「そうですね」
「そのためには、この企画そのものを知ってもらう必要があります。ですから……他媒体での発信は重要ですね」」
「そう……ですね……えっ?」
「だって、能力を向上させるには皆さんの力が必要なはずです。なら、まずは見てもらう人数を増やさないといけません」
「そうですが……」
(今までの下り……台無しですね)
「まずは、KKNですね。これはヴァイスも参加しているので、分かると思います」
「はい…確か週刊1位になったチームに能力上昇の機会が与えられる仕組みでしたよね」
「そうです。ここを疎かにすると、上には届きません」
「次に、能力上昇を発信しる東堂迷言のXです」
「確か……この投稿のスキ❤数で上昇量が決まる場所でしたね」
「上を目指すなら、ここも真面目に続ける必要があります」
「その次が、チーム戦用コースをスクリーニングするためのFacebookです」
「Facebook……ですか?」
「はい。実際にどんな道を走るのか、視覚的に伝えるための場所ですね。これはチーム戦が決定次第現調し、写真をあげるつもりです
「また同時に、この企画全体の公式情報を載せる予定です」
「本来ならnoteにまとめてもいいんですが……このnoteは本来、東堂迷言の小説を書く場を間借りしていますので、あまり小説と関係ない事をあげない為につくられました。主に企画の告知と疑問・質問の対応をするのが目的です」
「説明は以上です。それで……ヴァイス。何か見えましたか?」
「はい。ランに追いつく目安は付きました。明日ランに会って戦線布告をしたいと思います」
「そうですか……頑張って下さい」
こうして、ヘリテージ・ループの皆さんのおかげで、この世界の仕様は理解をした
正直……説明だけで、今回の件で特別強くなった訳ではないが、自身の努力がどのような方向で作用するのか知れたのは大きい
成長の方法は、急激に進化する物ではなく、1つ5分や10分程度で終わる小さな物だ
けど……日々の積み重ねで確実に強くなる
その小さな努力が、自身を強くすると分かっただけでも今回の特訓に意義があったのかもしれない
