#02天空の城・越前大野城の旅はハプニングから始まった 登山編ーー福井県
前回までのあらすじ
旅立ちからのトラブルは、ミラクルな神対応で回避して大野市に着いた。
(このことについてはこちら)
出発
朝4時、まだ暗い道を『天空の城・大野城を観る』というRPGの旅が始まった。
カラオケ屋の店員さんの説明どおり、暗い道を進むと、お馴染みの青い光を放つコンビニを発見。よし、次はホームセンターを発見することが登山口に辿り着く鍵だ!と意気込み進むと、ホームセンターは大きい建物なので、暗がりでもあっさり発見できた。
RPGの、『この人に尋ねる』をクリアし、順々にランドマークを発見。ここら辺にあるはずの最後の砦『登山口』だけが見つからない。暗くて全然分からない。
"道案内を方向や要所が分かればどうにかなると、後半を聞き流す"という、いつもの癖が仇になった。ホームセンター発見してからの道筋をすっかり忘れていたのだ。
こんな早朝に人影がある訳もなく、もう諦めるか?せめて、大野城入場して帰路に付くか?と考えていたら、人の気配を感じた。

きっと神様の使い
リュックを背負い如何にも、今から登山します。というスタイルの方が通ったのです。
僕「あのー、天空の城・大野城を観るスポットに行かれるのですか?」
と声をかけると、
その方「はい。そうです。もしあなたもそうなら一緒に行きますか?」
と、「ご一緒してもイイですか?」のセリフを言う間もなく、温かい言葉をかけてもらった。本当に本当に感謝です。
神様の使いが、僕を天空の城・大野城を観るスポットに導いてくれていると錯覚した。背負っているリュックさえも、天使の羽に見える次第だった。笑
山は険しく、暗く、湿気った足元は滑りやすい。泥が付くことを気にする余裕もなく、ドロドロになってでも、足を滑らせないことに専念しないと落っこちそうだった。その上、"熊に注意"の看板が目に止まり、サバイバル感が増した。事前調べで"熊に注意"と知っていたが、現物(看板)は、恐怖を深める。どんなにVRゴーグルの性能が良くなっても、現物の放つ空気感には勝てないだろう。
そうであってほしいと願う。
神様の使いの方は、懐中電灯も、熊避けの鈴も用意済みだった。(もはや、迷わず神様の使いと位置付けしていた。笑)
僕が、よろければ手を差し伸べてくれ、足の運び所に迷えば懐中電灯の光を分けてくれた。その光景は神話の一コマの様だった。まさに、現代版の"Divine light"だ。笑
本当に、旅立ちからずっと優しさに触れる旅だった。
撮影スポットでは、カメラに疎い僕にいろいろアドバイスしてくれるおじ様の優しさにも触れた。

大野市が、段々夜を明け始める様は、とてもロマンチックであり、神聖でもあった。夜が明ける風景に神聖な気持ちで臨むのは初めての経験だっただろう。このときの僕は、夜明けを見ることなんて、到底深酒の帰り道ぐらいだったから…笑
大野城は、少し霧に包まれたが、天空の城に変貌するほどではなかった。それでも、少しずつ夜が明けていく大野市の空と澄んだ空気が、険しい山道を登りきった達成感と交差しながら、充実感を増してくれた。

下りの山道は、同じ山道だと思えないほど楽々で、すれ違う家族は子どもを抱いて登るほどだった。あの険しさは、どこにいったのだろう?そういえば、神様の使いの方は知らないうちに姿を消していた。やっぱり人ではなく、神様の使いの"天使"だったのかもしれない。
あの険しい山道も、本当はこの山には存在しないのかもしれない。
まとめ
険しい道を通り抜けた先の、景色は格別で何にも変えられない物になる。
人生という長い道のりの途中にも、険しい道のりがあるだろう。だけど、それは通り抜けた先での特別な何かを得れるサインだ。
『unhappinessもhappinessのスパイスでしかない。』
ーー思い込みは思考を鈍らす。ことを、この旅でも実感した。
奇跡的な神対応で始まった旅は『どうにかなる。僕は守られている』と思い込むことができたのだ。そのお陰で、山道を案内してくれる方に出逢うことができたのだろう。
それは、思考を鈍らすことをいい方向に利用できた例だ。
ナポレオン・ヒルさんも言っている。
『思考は現実化する』と。

この記事があなたの人生を豊かにするヒントになれば幸いです。さぁ、人生の地図を開けましょう。さて、あなたは何色で塗り始めますか?
最後までお読みになっていただき、誠にありがとうございます。
2017.11.3 福井旅にて
この記事はマガジン『旅のスパイスは出逢いとハプニング』に収録しています。
