「英語を瞬時に組み立てる」わけではない
「上級者は英語を瞬時に組み立てる」みたいなのをよく聞きます。英語の瞬発力みたいなのがもてはやされている(?)昨今ですが、僕はこの、「瞬時に組み立てる」という言葉にちょっと違和感を覚えます。今回はこのあたりの話をしてみます。
チャンク
単語がまとまると文になります。そして、文が複数ならぶと文章になります。かっちりした文章の場合は、単語>文>文章>段落>節>章>本のように、入れ子できれいに構造化されますが、たわいもない英会話であれば、単語を最小単位とする要素があって、それがごしゃごしゃとあつまると会話になる、くらいにシンプルに考えていいはずです。
この、「ごしゃごしゃ」についてなのですが、ごしゃごしゃのひとつの単位をよく「チャンク」と呼びます。英文を読むときの技法のひとつである、「スラッシュリーディング」と本質的には同じで、スラッシュで区切られたひとかたまりの単位がチャンクです。英語は、チャンク単位で話します。
英文を「読む」とき、スラッシュの箇所で休みながら、チャンクを順々に処理していくという、メリハリのある読み方をするのですが、これは当然、自分が英語を話すときにも適用されることです。英語を話すときにペンをつかってチャンクの境界を示すことはできませんが、意識の上では、「スラッシュ」がそこにはあります。
「瞬時に組み立てる」の違和感
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