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道草が私を旅人にした。


子どものころ、家に帰りたくなかった。

実家は田舎の古いお寺だった。朝5時に起こされ、まだ暗い中で畑へ。
学校から戻れば境内の草むしり、草刈り。
それが終わると、学校とは別の家独自の勉強が待っていた。

子供ながらに思っていた。「なんで自分だけ、こんなに忙しいんだろう」と。
だれかの家に遊びにいきたい、遊びたいというのが、子ども心ではないか。


どこかへ向かう

【だから、家に帰りたくなかった。】


放課後、まっすぐ帰りたくなかった。

図書館に行って、興味もない本をただページをめくって時間をつぶした。友達と意味もなく自転車で走り回った。道草の延長で一人で知らない道をどこまでも歩いて、民家の犬に本気で追われて走って逃げた。

目的なんてなかった。ただ、「まだ帰りたくない」というそれだけだった。

旅にでる。

【あれが旅の原点だったのだろうかり】


今思えば、あれが旅の原点だったのかもしれない。

「ここではないどこか」へ行くこと。日常から少しだけ抜け出すこと。そして、また戻ってくること。

旅は逃避じゃなくて、ココロの充電なのかもしれない。

大人になって気づいた。あの道草があったから、一人で知らない場所に踏み込むことを怖いと思わなくなったのかもしれない。

ココロの解放

【旅先は、決断の連続だ】


海外でも、国内でも、旅先では決断の連続だ。

地図を持たずに路地に入る。言葉が通じない店でなんとか注文する。予定が狂っても、それすら楽しめるようになる。

その感覚が、人生や投資にも通じるとおもう。

情報が不完全でも判断する。失敗しても、次に活かす。正解を待っていたら、何も始まらない。

ココロの向かう先

【道草が、私をつくった】


道草が、私を旅人にしたのかもしれない。

あの頃、帰り道に遠回りした自分にありがとうと言いたい。

「まだ帰りたくない」と思って歩いたあの知らない道が、今の自分の原点だった。

あなたの旅の原点をコメントで教えてください。

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