元「冷奴のトッピング」を、看板タコスにした話。
「タコスって、辛いんですよね?」 店頭でよく聞かれる言葉ですが、実はトレイズキッチンのタコスは、基本的に辛くないんです。
「タコスを食べてみたかったけれど、辛いのが苦手で……」という大人の方や、「子供と一緒に食べたい」という親御さんから、この「辛くない」という点は意外なほどご好評をいただいています。
今日は、そんな僕たちの原点ともいえる「オリジナルミンチタコス」のお話をさせてください。
毎回こねる、トウモロコシのトルティーヤ
トレイズキッチンのタコスは、トウモロコシ粉(マサ粉)を丁寧にこねて作る生地から始まります。前回お話しした、東大阪の職人さんによる「特注プレス機」で薄く伸ばし、焼き上げた皮(トルティーヤ)は、モチっとした食感と香ばしさが自慢です。
前回の記事はこちらから。
オリジナルミンチを「チョリソ」と名乗らなかった理由
現在、当店のメニューは3種類+月替りタコスで合計4種類ありますが、まず食べていただきたいのが「オリジナルミンチタコス」です。
これのイメージとしてはメキシコでポピュラーな「チョリソ(味付けした挽肉)」のタコスなのですが、あえてその名前は使いませんでした。
「チョリソ」と聞くと、多くの人が「辛いソーセージ」を思い浮かべると思ったからです。 僕たちが使っているのは、アリゾナに住む義弟のトレイが選んでくれた、本場直送の「辛くないスパイス」。肉の旨味を引き立てるこの風味を、先入観なく味わってほしくて「オリジナルミンチ」と名付けました。

晩酌で「冷奴」に乗っていたのが今のサルサ
このタコスに欠かせないのが、トマトや玉ねぎを刻んで作るサッパリとした「サルサ(ソース)」です。 実はこのサルサは、お店のために新しく開発したものではありません。
一緒に暮らしているお義母さんが、タコス屋を始めるずっと前から、当たり前のように食卓に出してくれていた「わが家の味」でした。
ある時は冷奴の上に乗せたり、ある時はお酒好きの僕とお義母さんの「晩酌のあて」にしたり……。
タコス屋を始めるとき、「あのサルサ、ミンチに合うんじゃないか?」と試してみたら、これがもう、見事なまでにマッチ。
メキシコのスパイスと、東大阪の日常の味が、一枚のトルティーヤの上でひとつになった瞬間でした。いやほぅ!
「おいしい!」その一言のために・・・!
実は、僕の息子は試作段階でタコスを食べさせすぎてしまい、「タコスが一番嫌いな食べ物」になってしまったという苦い(?)思い出があります。笑
だからこそ、「お子さんでも美味しく食べられるタコスを作りたい」という想いもありました。
今、お店に来てくれるお子さんたちが「これなら食べられる!」「美味しい!」と笑顔で頬張ってくれる姿を見ると、本当にこの味にして良かったと心から思います。
トレイが吟味してくれたスパイスと、お義母さんが育ててきた家庭の味。
たくさんの「家族愛」が詰まったこのタコスを、ぜひ一度、真っさらな気持ちで味わってみてください。
(※パクチーが苦手な方は「抜き」もできますし、辛いのが大好きな方はホットソースも豊富に取り揃えていますので自分好みにカスタマイズも可能です!)
ホットソースのお話はまたいつか今度。
次回は当店の参謀的な存在「エビワカモレタコス」について書いていこうと思います。
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🌮 トレイズキッチン(Trey’s Kitchen)
場所: 東大阪市稲田本町2丁目1-52
電車: 徳庵駅、高井田駅、高井田中央駅
営業日: 不定期(詳細はインスタやLINEにて)
こだわり: アリゾナ直送スパイスと、東大阪の職人特注プレス機で作るグルテンフリーのトルティーヤ
Instagram: 最新の営業日はこちらから
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