【世界一周】11か国ぼっち旅 episode4~カタール・ドーハ:中東に恋して
4か国目、2025年5月27日から30日は
カタール・ドーハに滞在しました。
はじめての中東とステキな出会いのスタート。
憧れのQスイート
QR0943便でシンガポールを出発。
この旅の楽しみの一つ、カタール航空Q Suite
しかもA350-1000。
正直、ドーハ経由にした理由はこれ。
シンガポールのカタールラウンジの
高級感からして気分があがる。
搭乗を済ませ席に着いた瞬間から、
怒涛のおもてなし。
食事もサービスもCAの距離感も申し分なく、
長時間のフライトがまるで高級ホテルに
滞在しているかのよう。
静かで上質、いつまでも乗っていたいほど。
機内では贅沢にロブスターをオーダー。
これがぶりっぶりでナイフでなかなか
切れないほどの弾力。
しかし、口に入れるとちょうどよい。
食後のフルーツのほか、着陸直前には
パフェとフルーツをおかわりする。
食事も満点。
機内で配られたパジャマが
この後の旅で大活躍する。
20年以上前のユニクロ品質ではあるものの、
約2か月のあいだ私をホテルでくつろがせる
お気に入りの1着に。

洗濯してもすぐ乾く
ドーハに近づき、ふと窓の外を見やると
砂漠の大地が広がっているのかと思いきや、
予想に反して青い海。
ギャップ萌え。

はじめましての食べ物は全部試してみるタイプの女

空港発、即観光 ― 香りと色の迷宮へ
当初ドーハはただの経由地、と考えていた。
だって次にエーゲ海クルーズが待っている。
どうしたって気持ちはそちらに飛んで行ってしまう。
空港でも入国ゲートに並んでいる人は少ない。
みんなここを経由して各々の目的地に飛んでいく。
しかし、ここで3泊しようと思った自分に
グッジョブ。
初中東の地、ドーハは私の心に
やさしい火を灯したのでした。
思いのほか入国審査がスムーズで、
ドーハツアーの空港ピックアップ時間まで
1時間半以上もある。
ダメ元で1時間早いツアーに参加できるか
Agodaで頼んだツアー会社にメッセージを
送ってみると、直接ドライバーに電話して
との返事。
ところで、WhatsAppは本当に便利。
この後、旅先で知り合った人たちとは
ほぼWhatsAppでつながっている。
さて、つたない英語でドライバーに
連絡するとあっさり「OK」とのこと。
10分弱で到着したドライバーは
まだ20代半ば。
アジアのおばちゃんにもフレンドリーに
接してくれる心温かい青年。
熱風の吹き抜ける車寄せで握手を交わした後、
初めて中東に来たんだ、と伝える。
車を走らせながら簡単に車窓から見える
景色の説明や、カタールが
安全な国であることを教えてくれた。
置き忘れたスマホが8時間後も
まだその場所にあったという
エピソードにほっこり。
私以外のツアー参加者は
ホテルでのピックアップ。
ロンドンから来たナイジェリア出身の
30代前半の女子4人組と
80代のカリフォルニアから来たマダム
と合流し、ようやくツアー開始。
メンバーにも恵まれ、楽しい5時間の
ツアーが始まる。

ヨーロッパの美術館のような絢爛豪華さではなく、
控えめに美しく輝くまさにパールのような所蔵品の数々
最初に1時間ほどイスラム美術館を見学。
真っ白な外観がドーハ湾の青に映える。
正直1時間では足りないほどの充実度。
館内は広く、空調が心地よく効いている。
展示品は絢爛豪華というよりも
アラビア文字の装飾、幾何学模様の陶器、
金の装飾品。どれも精緻で控えめで美しい。
静寂の中で見ていると、自分の心まで整っていく
ような不思議な感覚。展示室の窓からは、
遠くに近未来的な街並みが広がり、
過去と未来がひとつのフレームに収まっていた。
そのあと鷹専門(‼)病院、スークワキーフの
スパイス香るショッピングアーケード巡りと
鳥市場、大統領宮殿(ラクダの衛兵行進)、
カタラ文化村
(W杯のために作られたショッピング街)、
パールカタール(人工島、ベネチアを模した
運河あり)を巡る。
スークワキーフでは、香辛料や香水、
カタール特産のデーツが山積みに並ぶ。
店先の香りが混ざり合って、
鼻が混乱するほど。
カタールの民族衣装に身を包んだ店主が
「Where are you from?」と陽気な笑顔で
声をかけてくる。
押しが強すぎず、かといってほおって
おいてもくれない、ちょうどよい感じ。
ドーハでストップオーバーして
翌日モザンビークに向かうという
カリフォルニアからひとり旅のマダム
(82歳)は、見た目年齢60代。
背筋が伸び、つややかで知的な雰囲気をまとい、
カジュアルな服装ながら
タダ者ではない感がプンプン。
クルーズ船の経験も豊富で、
このあとクルーズ船に乗る予定の私に
船内での過ごし方を伝授してくれた。
昨年は娘さんといっしょに東京と横浜を旅して、
ユニクロで爆買いした話をしてくれた。
「旅をすると視野が広がるわ。
ひとり旅を続けるといいわよ」と
背中を押してもらう。
ああ、私はこのマダムに会うために
ドーハに来たのだと思った。
80代でもバリバリ動ける身体でありたい。



さすが、中東。お鷹さまである
ラクダの行進は是非動画で。
#Doha , Qatar pic.twitter.com/wmbdtKAqdf
— trip2world (@trip_2_world) October 13, 2025

カタラ文化村にて
夕刻のベストな時間帯に夕日や
夜景の絶景ポイントに連れて行ってくれる。
途中、高級コンド街を走っているときに
「普通の人たちはどこに住んでるの?」と
ガイドに聞くと、
「この国に庶民はいない。みんなリッチさ。
しいて言えば、郊外に住んでる」とのこと。
粋な返答。
夜になると、街は一気に涼しくなる。
昼の静けさとは違う、洗練された華やかさが
そこにはあった。
この街の時間の流れは、どこかゆったりしている。
ドバイほどの華やかさはないが、上品で控えめな、
まさにパールのような街。
正直、ドーハで行きたいと思っていた場所は
ほぼこのツアーで網羅。
これで空港ピックアップとホテルまでの送迎、
ボトルウォーター付きで4,800円は
値段バグってる。
(時期によって価格は変動するようです)
初日(しかも半日)で大満足して、
午後7時過ぎにホテルに到着。
大満足のツアーガイド君にはチップをはずんだ。
Doha, Qatar pic.twitter.com/efUj0UvowK
— trip2world (@trip_2_world) October 14, 2025


ベッドはキングサイズ、横に寝てもまだ余る
このホテルもまたよかった!
スークワキーフから徒歩圏内、
建物も周りの景観に合わせた
中東ムードたっぷりの雰囲気。
受付の対応もフレンドリーでよろし。
テラス付き40平米超で1泊14,000円朝食付き。
朝食も豪華でサラダとペストリー、
デザートが充実。フムスとやらを初めて食す。
朝からモリモリと野菜を食べ、
ケーキもドーナツも食べる。
ジムと屋外プールもあり、暑すぎる日中は
ジムで汗を流したあと、プールへ。最高。




しかも、どれもおいしい
夜はどこからかかすかにコーランが聞こえる。
到着翌日は前日の疲労もありホテルで
のんびり過ごし、暑い日中を避けて
午後からぼちぼち観光にも出かける。
午後4時ごろまで外気温は42℃ほど。
スークワキーフ近くのレストランが並ぶ
通りを流してみても、食べたい気持ちが
湧いてこなくて、この日はスルー。
(朝食を食べすぎたせいに決まってる)



1日乗り放題でも数百円
せっかくなので終点まで乗ってみる

美しいしつらえ
40℃越えの乾いた街を熱風に吹かれながら
フラフラと歩くと、途中でたくさんの
猫に出会う。
何かを観光しているわけではないのに、
静かに満たされていく時間。
日本とは全く違った風景、
日常、文化が静かに流れる。
不思議な感覚に身を浸す。
国立博物館で「ここはどこ?」
3日目も午前中はホテルでまったりと過ごし、
この先の旅程の予約やら乗り換えやらを
調べて過ごして、午後から地下鉄で
国立博物館に出掛ける。
国立博物館は圧倒の存在感。
建物そのものがアート。
まるで火星に降り立った宇宙船のような、
未来から来た乗り物のようなかたち。
ずっと見ていられる(暑くなければ)。
展示室が分かりにくく、
何度も行ったり来たりを繰り返すうちに
体力が奪われていく…。
どうしようもない方向音痴。我慢できずに
入口そばにあったカフェに逃げ込むと、
偶然入り込んだ猫と店員の掛け合いが面白く、
ニヤニヤしながら長居する。
多分変な東洋人だと思われたかも。

どこをどう巡ればいいか案内が少なく、全部見た自信がない

まるで宇宙船のよう
せっかく買った地下鉄1日券で、
ぴかぴかで涼しく乗り心地のよい車内を
満喫しようと終点まで乗ってみることに。
終点で降りると、思いがけず
素晴らしいショッピングモールが現れた。
店内は多くの人でにぎわっている。
もちろんたくさんのショップやレストラン、
ファストフード店、カルフールなど、私のような庶民
向けの店のほか、ブランドショップも多数。
内装もベネチアを模した運河がある、典型的な
おしゃれモールの様相。
ゴンドラに乗った若者や家族連れを
横目に眺めるだけでも楽しい。
初めてシェイクシャックバーガーを食べる。
肉肉しくて、おいしい!
この街では、何も派手なことは
起こらないけれど、これまでに訪れた
どの国とも違う空気というか文化というか、
私にはとても心地よく贅沢な時間が
流れてるように感じた。
あまりお金の心配をしなくてよかった
からかもしれないし、
女性がひとりでも安心して歩ける街
だったからかもしれない。
香港でのお祈りが早速成就する
ドーハ滞在中、夫から珍しくメッセージが入る。
「6月に昇格する、今日内々示があった。」
香港最古の寺、文武廟の言い伝えに従い、
ゴシゴシと剣をこすっておいたご利益が
早速舞い降りる。これで年収がアップする。
私も来年以降もまた心置きなく
旅を続けることができる。
…ニヤリ
空港ラウンジで、次の旅を思う
滞在を終え、あわただしくパッキングした後は
再びハマド国際空港へ。ホテルからは
Uberで15分ほど、料金800円弱。
ドーハは地下鉄もタクシーも驚くほど安い。
オイルが潤沢な国は
公共施設や生活必需品が非常に安価に
入手できる好例。
運・不運は場所で決まるとよく聞くが、
そういう場所に来てみると納得。
ハマド空港のビジネスクラス以上の
カウンターは場所が分かれていて、
がらがらのカウンターで搭乗手続きを
済ませ、ラウンジに向かう。
ラウンジは静かな緊張感と
上質な時間が流れている。
とにかく広さと豪華さが桁違い。
おいしい食事とドリンクを堪能し、
搭乗までゆっくりと過ごして
次の滞在地アテネへ向かう。
憧れのエーゲ海までもうすぐ。
心の中ではジュディオングが
エンドレスで歌いかける。

高級レストランのようなおもてなし
そして、この後アラブとは不思議な縁が
できることになる。ヨルダン在住の男性との
運命の出会い、それはまた後日。
その国の印象は、出会う人たちで
変わっていくのだということを実感する日々。
多分またドーハに来るだろう。
この時、少なくとも挨拶くらいの
イスラム語を覚えておくべきだった。
なぜなら、急遽思い立ってモロッコに
行くことになることを
そして、ロンドンでヨルダン出身の男性に
心を奪われることになることを
この時の私はまだ知らない。
旅のTips
治安はよく、女性の一人旅にも安心。街中では英語が通じ、案内も英語が多い。
楽天モバイルの海外ローミングで特に不便なし。
日中は40℃を超える暑さ。飲料を持ち歩き、熱中症対策は万全に。夕方以降の観光をおすすめします。
移動手段は安価なので、灼熱の日中の外歩きは最小限にして地下鉄・タクシーを利用した方がよい。Uber使えます。
地下鉄がきれい。車両は日本製で親近感。1日券が便利(私は途中で落とすアクシデントあり。でも安すぎてもう一度購入しても懐痛まず)
地下鉄Al Aziziyah駅そばにあるVillaggio Mallも楽しい。ベネチアの運河を模したゴンドラも楽しめるし、屋内遊園地もあり。ブランドモール、カルフール、レストランやフードコートあり。私は初めてのシェイクシャックをここで経験。近くにはオリンピックミュージアムもあり。家族連れでも楽しめる。
スークワキーフのスパイスショップなどでのお買い物もカードOK。物価はヨーロッパに比べ低め。日本の観光地価格ぐらいか。
カタール航空を利用する場合、少し贅沢してビジネスクラスがおすすめ。可能ならA350-1000を指定。機内は個室でゆっくりくつろげる。もちろんラウンジも広々、席がないなんてことがない。食事のおいしさ、接遇、これまでに経験したどの航空会社・空港の中でもダントツ。
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