トヨタのマフラーの徐電特許 その5
マフラーの除電で走行安定性が向上する理由
特許文献という難解な文章表現を「特許庁文学」と呼んでいます。自分の特許の範囲をなるべく広くして権利を守りたい。当たり前なのですがとにかくややっこしい。
それを中学生にも分かるようにやさしく翻訳しています。
解説したからといって真似していいものではありません。そもそも特許には技術の全ては書いてありません。その分野にかなり詳しければ、文献に書かれていない奥の部分もある程度見当は付きますが、興味がある位の人では文献のポイントさえ理解出来ないでしょう。
日本人の品格も落ちたもので、文献を見て真似すれば同じ効果があると安易に考える輩が増えました。特許製品を扱っていると正直怒りに震えます。はっきり言いますが特許権の侵害は法律違反で重罪です。関西でマジ軽ナットを真似た製品を無断で作って卸し、販売しているのが判明しました。もちろん訴訟案件です。
当ブログを盗用して説明文にして模倣品を販売している輩もいます。そこのあなただよ!もう特定しています。
他でも自作で形状を真似した物をユーザーさんが持ってきた事もあります。偽物は走行しても何も変化がありませんでした。当たり前です、「特許文献に1から10まで全て書くバカはいません」。
マジ軽ナットは模倣して販売しても利益が出ないようにすることも含めて、価格設定を抑えています。「本物の除電は体感出来る」のですから、本物をお買い上げ下さいね。
効果がある・無しに関わらず販売・使用・形状を少し変えても模倣は犯罪です。絶対にお止め下さい。
前回に続き、特許文献のコピーは太文字で、その下に解説を書きます。マフラーを除電すると、どのような効果があるのか、解説していきます。
【0023】
次に、触媒コンバータ1、排気管2および消音器3の壁面の電圧値が高電圧になると車両の運転が不安定になる理由について、消音器3の壁面の電圧値が高電圧になった場合を例にとって、図5Bを参照しつつ簡単に説明する。なお、図5Bは消音器3の断面を図解的に示しており、また、図5Bにおいて実線の矢印は、消音器3の壁面の電圧が低いときの空気の流れを示している。このときには、空気は実線の矢印で示されるように消音器3の外周壁面に沿って流れる。なお、このように空気が消音器3の外周壁面に沿って流れると、消音器3の外周壁面上の圧力が低下し、このとき消音器3には消音器3を圧力が低下した側に引き寄せる力が作用する。この力は消音器3を介して車両に作用する。
触媒、排気管及び消音器の壁面の電圧差が高電圧になると走行安定性が低下する理由について、消音器を例に取って図5Bを参照して説明する。

図解は消音器の図解で、実線の矢印は消音器の壁面の電圧が低い時の空気の流れで、電圧が低いと実線の矢印のように消音器の外側に沿って空気が流れる。このような場合は、消音器の外周の圧力が低下するので、引き寄せる力が作用する。
この力は消音器を介して車両にも作用する。
【0024】
一方、静電気の帯電により消音器3の壁面の電圧が高くなると、図5Bにおいて破線の矢印で示されるように、空気流は、電気的な反発力によって、消音器3の外周壁面から剥離する。このように空気流が消音器3の外周壁面から剥離すると、空気の流れ方向が不安定となるために、消音器3の外周壁面上における圧力の低下量が変動し、消音器3を圧力の低下側に引き寄せる力が変動する。その結果、消音器3を介して車両に作用する力が変動し、車両の運転が不安定となる。
壁面の電圧が高くなると、触媒コンバータ1および排気管2においても同様に触媒コンバータ1および排気管2の外壁面上において空気の剥離を生ずる。従って、この場合、触媒コンバータ1、排気管2および消音器3の壁面の電圧を低下させれば、図5Aにおける実線の矢印に示されるように空気の流れが安定し、それによって車両の運転安定性が向上せしめられることになる。

一方、静電気の帯電によって消音器壁面の電圧が高くなると、図5Bの破線の矢印のように、電気的な反発力(斥力)によって、空気の流れ が消音器壁面から剥離する。
このようになると、空気の流れが不安定になり圧力の低下量が変動し、消音器を圧力の低下側に引き寄せる力が変動して車体にも影響を与え、走行安定性が悪くなる。
消音器壁面の電圧が高くなると、触媒及び排気管も同様に空気の剥離を生じる。
従って、触媒、排気管及び消音器の壁面の電圧を低下させれば(除電)、図5Aにおける実線の矢印のように空気の流れが安定して走行安定性が向上する。
静電気の電圧が高くなると反発する力(斥力)が発生して、お互いを押しのける作用が生まれます。磁石のS極とS極、N極とN極が互いに反発して離れるようなイメージです。
お互いに離れようとする力が作用するので、空気の流れが安定しないのは想像出来ると思います。
静電気の帯電量が少なければ、空気が部品に沿ってスムーズに流れます。電圧が高く(帯電量が多い)なると、斥力によって流れが乱れてしまう、それがマフラー全体で起こる。
飛行機で乱気流に入った事がある方は分かりますが、空気の流れが乱れていると安定して飛行しません。
自動車はタイヤが路面に接地していますから、飛行機のような怖さはないですが、走行安定性が低下します。そうなると、心理的に不安が増すと共にステアリングを微妙に修正しながら走る事になります。
「たかがマフラーの除電で?」と思う方もいらっしゃるでしょう。多くの車はエンジンが前、または運転席の下方位にありますから、エキゾーストパイプから出口までの長さがあります。その影響が車体にも及ぶのです。

写真はチューリッヒ生命からお借りしましたが、このような長さと面積が帯電したまま走行しているのです。見てみると形もそうですが、材質もよろしくないですね。
知らないだけで「車の走行安定性を高める」為に、様々な技術を研究していて多数の特許も取っているのです。
【0025】
このように排気系部品、即ち触媒コンバータ1、排気管2および消音器3の壁面の電圧を低下させると、機関出力を向上せしめることができると共に車両の運転安定性を向上せしめることができる。そこで、本発明者は、触媒コンバータ1、排気管2および消音器3の壁面の電圧を低下させる方法について検討を重ね、その結果、排気系部品の支持部材、即ちゴム片5に帯電している電荷を減少させると、即ちゴム片5を除電すると、触媒コンバータ1、排気管2および消音器3の壁面の電圧を低下させ得ることを見出したのである。
このように触媒、排気管、消音器の排気系部品の壁面の電圧を低下(除電)させると、機関出力を向上させられると共に、車両の走行安定性も向上させる事が出来る。
そこで本発明は排気系部品を除電する方法について検討を重ね、マフラーを吊り下げているゴム部品に帯電している電荷を減少させると、各排気系、各の壁面の電圧を低下させ得る事を見出したそうなので、それについては「特許解説シリーズ」のマフラー編の次回に続きます。
走行するのは、空気との戦いでもあります。車もオートバイも空気をかき分けて走行しています。
写真をご覧下さい。これも特許だと思いますが、車のピラーやテールランプ付近に三角形状の突起をいくつか設けている車があります。

「エアロ スタビライジング フィン」と呼ばれるものですが、これで空気を整流する。すると空気の流れがコントロールされてスタビリティー(安定性)が高まる。
レーシングマシンには様々な目的でウィングやカナードが付けられていますが、カナードに近いイメージです。
空気の流れを上手く味方に付けると走行安定性が高まる、もちろんいい走りになりますから楽しいのですが、前述のように走行安定性が高まるとステアリングの細かな修正をしなくても安定して走る。
ステアリングで修正するのは、思っているよりも神経を使っています。
だから走行安定性が良くなると疲労が少なくなるのです。
そして安定した走りは燃費にも影響を及ぼします。スムーズな走りになると、アクセル開度の調整が少なくて済むからです。
マジ軽ナットシリーズで除電チューニングを進めた方なら分かりますね。
マジ軽ナット タイヤ用だけでも接地感が増して安定して走るようになります。
お客さんの一番多い表現は「タイヤがしっとりする」、「路面に張り付くように走る」と表現する方もいます。
同じサイズのタイヤでも安いアジアの国製のゴムの硬いタイヤだと、走っていて何か落ち着かない。これは不安定さを体が感じているのです。
テスト走行では一勤務で700km以上走行する事もあります。オーバルコースばかりを周回し続けるのですが、走行安定性が良い高級車で走るのと、一般乗用車で走るのとでは疲労度が全く違います。
実際にマジ軽ナットシリーズで除電チューニングを進める毎に、走っていて体の疲労が少なくなる、それが同乗者の方もそうなるという報告をたくさん受けています。
除電の技術協力をしている工業高校では、先生方の間でかなりの割合でマジ軽ナットをはじめ、除電パーツを使って頂いています。
女性の先生の車にマジ軽ナットを取り付けた。その事を娘さんには告げずに学校の送り迎えをしたら、娘さんが今までとは違う事に気付いて、聞いて来たそうです。
何も伝えなくても気づく程の変化がある、マジ軽ナットの真骨頂です。
「静電気を除電した位でそうなるのはおかしい」という否定的な意見もあるかも知れません。試してもらえばわかるのですが…。
小学生の時を思い出して下さい。下敷きを擦って静電気を起こして髪の毛をくっつけて遊んだと思います。これは静電気によって、下敷に髪の毛が引き寄せられた訳ですが、自動車もオートバイもエンジンや、車体と空気との摩擦で静電気が発生しています。電気自動車でも昇圧する際に静電気が大量に発生します。
空気中を飛んでいる飛行機も同様に静電気が発生していているので、それを放電しなければいけません。
それで放電索という部分(この場合はひも状)から空中に放電しています。速度の速いジェット機は主に主翼に付いている棒状の放電索を使っています。

静電気が溜まり続けると(帯電)、電子回路を破壊する事があります。これを静電気破壊といって、CPUのような微細な配線を破壊してしまう。今や車も電子制御していますから、その様なトラブルが起こり得るのです。それなので、例えばパソコンのメモリー等を購入すると、必ず帯電防止加工をした袋に入っています。
住友ゴム(ダンロップ)のタイヤの特許には、車体が帯電した結果、タイヤが導電性の高い橋の金属製の継ぎ目等に接触した瞬間に、大量の静電気が放電され、ラジオにノイズが入ったり、電気機器が故障する事もあると書かれています。
車は車体の静電気をタイヤを通じて少しは路面に放電してはいるのですが、発生量に対して放電量が全く足りていない。その理由はアスファルトはプラスチックと同じ石油由来ですから、導電性がかなり低い。
だからタイヤに導電スリットを設けたところで、車体の帯電問題は解決していません。その証拠に導電スリットがあるタイヤでも、マジ軽ナットを取り付ければ体感出来るのです。つまり、放電量が大幅に不足しているのです。その理屈を分かり易く図解しています。
これなら小学生でも分かるでしょう。
自己流の除電をしている人もそうですが、除電パーツを売っている人でさえその事を知らない。タイヤが黒いのは、カーボンブラックが混ぜられているからだという事さえ知らない、自称車好きさえいるようです。
電気は流れる先の物質が重要なのです。
例えば電池と豆電球を用意して、電池のマイナスに豆電球の配線の片方を取がつかり付け、電池のプラスともう一つの豆電球の配線との間にアスファルトの板を挟んでみて下さい。豆電球は点灯するでしょうか?
路面への放電はあてに出来ない。あてにならない以上、放電索のように自ら空気中に放電させればいい。そう考えたのがマジ軽ナットの特許であり、トヨタの特許なのです。
空気中に放電するという目的は同じですが、マジ軽ナットは特殊な金属から効率良く放電する。トヨタは金属板や特殊な塗装で面積を使って放電する。忘れてならないのは、除電の特許の出願・取得共にトヨタ自動車より先です。
もちろん、どちらを真似するのもご法度です。
静電気を除電すると、体感出来る程の悪影響を及ぼしていいるのが分かります。ただし、本物ならばという条件が付きます。
静電気の悪影響を除電して減らすと、今まで無駄に消費していたエネルギーが走る方に使えます。
何かを足して良くするのではなく、悪さをしている静電気を取って、総合的に性能や効率を良くする。車のデトックスと言えば分かり易いでしょう。
そうすると、凄くスムーズに楽しく走れます。
9月から多くのタイヤメーカーが冬用タイヤを値上げします。マジ軽ナットを付けるとタイヤの転がり抵抗が減るので、摩耗も少なくなります。
今までタイヤの溝の深さを記録していた方は、是非取り付け後と減り具合を比較して下さい。
タイヤに使うお金が節約出来るのを実感する筈です。
マジ軽ナットはネットショップBASEで簡単に購入出来ます。
メルカリでは自動車とオートバイ用を販売しています。
先日、スーパーカブを入手しました。型式はHA02 90ccのセル付きです。

10年ほど置きっぱなしになっていたそうで、現在整備中です。これでやりたいのは、どノーマルのカブが、フル除電チューニングだけでどの位変わるのか?をやります。
その前に、とりあえずは走るようにしないといけません。ノーマルとの比較なので、改造はしません。
私はカブ初心者ですが、幸いな事にお客さんにカブのエンスージアストが何人もいらっしゃいます。分からない事は気軽に聞ける間柄なので、アドバイスを受けながら走れるようにしていきます。
整備のノウハウも今までの経験を生かしてご紹介したいと思います。今度のエクスチェンジマートでサービスマニュアルやパーツリストが見つかればいいのですが。
エンジン周り、サスペンション、今回の記事にあるマフラー、その他も考えています。
