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除電チューニングの考え方

図解で解説します

除電チューニングを文章で説明するのは難しい。直接説明してもなかなか理解してもらえない場合もあります。
おそらくその理由は「たかが静電気だろう?除電したところで効果などあるはずがない」という、思い込みがあるからでしょう。

私は静電気という名前も良くないと考えていて、「留電気」と名付けたい位です。
フリースを脱ぐ際に静電気が発生すると、脱ぐのに結構力が必要です。静電気のプラスとマイナスが引き合って、繊維が動く邪魔をして留めようとするからです。
それに帯電防止スプレーを吹きかけると、静電気が除電されてスッと少ない力で脱ぐ事が出来ます。
このような経験は日本人の誰もが知っているはずですが、それが乗り物となると「ある訳が無い」と言う人がいます。
では、もしそうなら「なぜ静電気が乗り物だけには関係無いのか、説明して下さい」と、逆質問したい位です。
悪影響があるからこそ、タイヤメーカーや自動車メーカーもこぞって帯電量を減らす(除電)研究して、他のメーカーに真似されないように特許を取得していて、それらを当ブログでやさしく解説しています。
これは静電気が物質の動きを悪く(留める)して、無駄にエネルギーを消費している証拠です。物が動くのを邪魔して留めようとしているので、「留電気」と表現した方が正しいと思っています。
フリースの例は「どうやったら静電気の悪影響を理解してもらえるか?」と、無い知恵を絞って思い出したのが、このフリースやセーターの例です。

除電の技術協力をしている工業高校の先生も、除電の効果を知ってから「どうやったら人や生徒に伝わるか?」という例えを考えたそうですが、「一生懸命考えたけど、フリースの例を超えるものは思いつかなかった」と、悔しがっていました。
生徒に分かり易く教える専門職が先生ですから、その先生がこのように口にされるのは光栄な事だと思っています。
この工業高校の部活はホンダ エコマイレッジチャレンジ(省燃費レース)に参戦しているので、この除電技術を生徒さん達に知って欲しいと、アプローチしました。
今では先生方にもかなり除電チューニングが広まっています。
授業では「口で説明するより、体感した方が早い」という事で、この工業高校で私がやった方法と同じで、はじめに自転車にマジ軽ナットあり/なしで生徒さんに乗ってもらい、除電でタイヤの転がり抵抗が減るのを体感してもらう。
そうすると、生徒さん達が興味を持って除電の授業に望めるのだそうです。      

試乗した先生と生徒さん全てが、転がり抵抗の減少を体感

今年も新入生が入学して来ますから、自動車科の新入生はこれを体験する事になります。高校一年生から除電チューニングを学べるなんて、日本でもこの高校だけです。
公立高校と言えども政府の高校の無償化(税金化)政策で、ますます私立校に生徒が集中し、公立高校は生徒の募集に苦慮するはずです。
先生曰く「公立高校と言えども特徴が無いと生徒が集まらない」のだそうで、この高校自体も統合された訳ですから、生徒集めは死活問題なのです。

「除電の考え方を文字以外でお伝え出来ないか?」とずっと考えていて、これなら分かり易いのではないか?と思い付いたのが図解方式です。
今回は図解で除電の基本的な考え方をお伝えしようと思います。
静電気を水に置き換えます。コップは車体だ思って下さい。

車体をコップにあてはめます

バッテリーも繋がれていない状態ならば、車体に静電気は殆ど帯電していません。コップは空の状態です。

乗り物のタイヤと路面の接触面と、乗用車では〇で囲んだタイヤ側面のスリット(模様)からも放電させています。             

タイヤ側面からも少しだけ放電させています

エコタイヤでは転がり抵抗を減らして燃費を良くしたいので、シリカが配合されている物が多いです。するとゴムの伝導性が更に低くなるので、一部分だけ導電性を高めた「導電スリット」を設けている場合が多く、バイクのタイヤにも採用されています。       

色が少し薄い部分が導電性の高いゴムを鋳込んだ導電スリット

導電スリットをメーカーに問い合わせしたら、ちゃんと返答があったという動画です。
「導電スリットがあるのに、なぜ放電量が足りないのか?」ですが、アスファルトはプラスチック等と同じ石油由来ですから導電性が低く、電気が流れにくい為です。
マジ軽ナットを取り付けると、エコタイヤでも転がり抵抗が軽減する事が確認されています。

このように、車体に発生・帯電する静電気を一定量除電している訳ですが、今までの技術では放電量が少な過ぎる。それをコップの水に例えて説明します。

エンジンや補器類、ミッションやデフの作動や車体と空気との摩擦、タイヤの回転等でコップ(車体)に水(静電気)が溜まって行き、帯電します。

穴がなければすぐに満杯に

車によってコップの大きさ(許容量)は変わりますが、放電量より静電気の発生量が多ければ、いづれはこうなります。帯電量が増えるにつれ、各部品が動くのにエネルギーが多く必要になります。
メーカーはそれを知っているので、タイヤやボディーアースで少しは除電していますが、全然足りていません。
かなり帯電量が多い場合、車に触れた際に「パチッ」となる、嫌な放電現象が起こります。痛みを感じる場合は何と3,000V以上の電圧だそうです。

給油中に揮発した燃料に静電気が引火し爆発するのを防止する為、写真のように給油前に静電気を放電させる必要があるのです。 タイヤから路面に十分な放電になっていれば、このような事をする必要はありませんよね。
少し気にかけてみるだけで、静電気の影響に気付く事が出来るはずです。      

静電気が原因の爆発事故を防止する為の放電(除電)
現状は穴が小さく溜まって行きます

メーカーの現状ではこのようにコップの穴が小さく(放電量不足)で、水がどんどん溜まってしまっています。どんどん溜まるとフリースが脱ぎにくくなるように、作動に悪影響が出ます。
つまり、動きが悪くなったものを大きな力で動かす=「エネルギーを無駄に消費」しながら走っています。各部品の動きが悪いと走行安定性も低下します。
その結果、走る事に使えるエネルギーが目減りして、良い走りにはなっていません。

マジ軽ナットシリーズの除電技術は、これに例えるとコップの穴を広げて、水を多く流すのと似ています。

穴が大きければ、どんどん流れ出ます

静電気の帯電をコップの穴を大きく(効率的な放電)する事で、コップ(車体)に溜まる水(静電気)の帯電量を減らすのです。
ただ放電させるのではなく、効率的で大量に放電させないと体感する事はありません。素人さんの自作除電グッズでは「誰もが体感する」程の効果はないと思います。その理由は、基礎が分かっていないからです。

ちょうど分かり易い動画を発見しました。水(静電気)をただ少し放電するのと、効率良く放電する例えの動画として見て下さい。
もちろん、時間が早い方がマジ軽ナットです。

この動画ではどちらが早く水を排出するか?ですが、除電の場合は速さだけではなく放電量も重要です。その為には様々な要素をバランス良く融合させる、適格な場所に施工する必要があります。
これは長い経験と知識が無いと出来る事ではありませんし、除電方式によっても取り付け位置の理論は変わって来ます。つまり、人まねではダメなのです。

静電気の発生量分に合わせて除電するのは、現在の技術では不可能なのと、除電し過ぎになるとノーマルより作動が悪くなってしまうので、今までの様々な経験を生かして適度な範囲に収めて除電すると、各部品が少ない力で作動する。
それをコップの中の水に例えると、こうなります。

適度に除電するのがポイント

溢れそうだった水(静電気)を適度に減らしてあげると、体感出来る程の効果があります。このコップも、水が口いっぱいまでの時よりは少ない力で持ち上げられますよね。このように除電をすると、少ない力でも動かす事が出来るのです。これは小学生でも分かると思います。

タイヤならばゴム分子の動きが良くなって、接地感(路面を捉えている感じ)が増して、転がりが良くなる。振動が減少して静かに走る。「路面に吸い付くように走る」と表現した方もいらっしゃいます。

横浜ゴムのホームページから引用

横浜ゴムのホームページから引用していますが、転がり抵抗と燃費の関係です。一般道で正確な燃費の比較は不可能ですが、マジ軽ナット装着で転がり抵抗が減って、タイヤの摩耗が低減するのは確認出来ます。
もちろん、前述のような「パチッ」となる事もほぼなくなります。その理由は、マジ軽ナットシリーズは電源不使用ですから、付けていればずっと放電し続けているからです。

除電チューニングはマジ軽ナット タイヤ用から。まずは体感されて、その先はご相談下さい。

自動車用・オートバイ用はメルカリでも販売をしています。その他ご希望がありましたらご連絡下さい。
メルカリのホームページで「マジ軽ナット」または「トライスターズテック」で検索して下さい。

お知らせ

3月16日(日)早朝午前5時より 神奈川県厚木市 あゆみ橋で開催予定のエクスチェンジマートに出店の申し込みをしました。
今月より「午前5時から」に時間が変更になっています。
天候による開催の有無は、開催予定日前日の13時にエクスチェンジマートのホームページで発表となります。
開催当日は、ネットでは公開していない特許証と、エンジンベンチテスターで測定した除電前/後の性能曲線のグラフ、理論通りに除電して排気ガスの有害物質がほぼ無くなった測定器の写真もお見せします。
尚、性能曲線のグラフの写真撮影はお断りしております。


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