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アンソロジーZINE『書いてみつけたしあわせ』 書評①

2025年9月14日(日) に実施される「大阪文学フリマ13」に出店します!

当日ブースで販売するのは、京都暮らしの編集室 ZINE制作講座のメンバーで作ったアンソロジーZINE『書いてみつけたしあわせ』です。


B6サイズ/154ページ 価格:1,500円(税込)


さて、表紙だけ見ていただいても「きれいなZINEに仕上がったね〜」で終わってしまうので(笑)、このアンソロジーZINEにおさめられた18人のエッセイについて、簡単ですが書評を書いてみようとい思います。

アンソロジーZINE全体の概要については、こちらの記事に書いています。

ご紹介順は、目次の順番通り。お二人くらいづつ書こうかと。このnoteを読んでいただいたみなさんが、『書いて見つけたしあわせ』を実際に手に取っていただけることを願って。

目次の1ページ目。9人/18人のタイトルがご覧いただけます。

今回は、あいも・あんさんと石川恵里沙さん
このお2人の幸せについてご紹介します

・・・

幸せは日々更新されていく / あいも・あんさん

ご家族でお味噌とお醤油の製造元を営んでいらっしゃる、あんさん。
エッセイの冒頭、ZINE制作講座を受講するきっかけの下りでは「同世代あるある」に笑いが止まりませんでした。同時に、あんさんの飾らない、あたたかいお人柄を感じます。

当初は何を書こうか全く思い浮かばなかったというあんさん。それでも、お気に入りのフィナンシェを口にしたことをきっかけに、あんさんの中の「思い出ボックス」が紐解かれていきます。そのボックスの中に大切にしまってある幼少期のエピソードが、過去、現在、そして未来につながる、あんさんの「幸せ」への思いが見えてきます。

目には見えない発酵菌たちの作用によって、大豆がお醤油やお味噌に姿を変えていくように、あんさんは涙さえも笑いに変え、「幸せ」に変えていってしまう力を持っているのかも。きっとあんさんのまわりには笑顔が溢れているんだろうな。そんな読後感を持った心温まるエッセイです。


旅して食べて見守る幸せ、かみしめた / 石川 恵里紗さん

医療や介護の現場でたくさんの経験をお持ちの恵里紗さん。現在は正看護師として仕事をこなしながら、健やかな日々を過ごすためのヒントをこのnoteでも発信されています。

何気なく過ぎていってしまう毎日の、ふとした瞬間に「幸せ」を見つけ出している恵里紗さんは、「旅・食卓・見守ること」を切り口に「人生三大しあわせな日」を丁寧な文章でつづってくれています。

その一つ一つのエピソードでつづられる「幸せ」は、多くの人が通り過ぎていってしますような出来事の瞬間を「かみしめ」、そして「うまみ」に変化させながら、読んだ人の心の充足感を満たしてくれます。辛かった過去があるからこそ感じ取れる幸せがある。そんなことにも共感したエッセイです。

また、こんなことも感じました。

アロマテラピーの世界では、数多ある芳香植物(ハーブ・樹脂・根)から抽出される植物の真髄=「精油(エッセンス)」が主役。その自然の香りはもとより、植物たちが持つ薬理作用を心や体に作用させていきます。そんな「精油」の役割を恵里紗さんのエッセイに感じたのです。

きっとご自身が大切にされている「健康」や「Well Bsingな生き方」を通して日常の瞬間をかみしめ(抽出し)、「幸せ」というエッセンスを見出されているからなのかも。心にすーっと染み込んでくるような、自然と落ち着つきを取り戻していくような「読むクスリ」のようなエッセイです。


今回はこのお二人のご紹介としておきましょう。
文フリ大阪が始まる前に18人のエッセイをご紹介しないと!と少々焦りながら
このシリーズを進めていくことにします。


それでは、最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
また次回もお立ち寄りいただければ嬉しいです。


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