パート転職活動|経験もあるのに採用されない。アラフィフが直面した厳しい現実
またあの仕事がしたいな…
以前働いていたホームセンター。
人生で初めてのパート先。
売り場を作ったり、
発注を考えたりするのが、
とても楽しくて充実感がありました。
でも続けていくうちに、
だんだんと忙しさがきつくなり、
人間関係のこともあって辞めることに。
それでも心のどこかに、
ずっと残っていた思いがありました。
もう一度、ホームセンターで働きたい。
その思いから、私は人生で初めて
パートの転職活動をすることにしました。
これは私が45歳から“100の人生初”に挑戦している
『ミケチャレ』シリーズの第36弾。
心配性で考えすぎてしまう私が、
勇気を出して一歩踏み出すリアルな体験談です。
📌前職を悩みながらも辞めた時の記事はこちら↓
以前の職場を辞めてからは、
タイミーなどのスキマバイトをしていました。
自分は、これから何がしたいんだろう。
いろんな仕事に挑戦するも、
答えがなかなか見つけられず悩む日々。
フリーペーパーの求人をめくってみても、
ピンとくるものが見つからない。
体を動かす仕事?
デスクワーク?
考えれば考えるほど、
自分が何をしたいのか分からなくなっていました。
そんな時、ふと目に入ったのが――
ホームセンターの求人でした。
見つけた瞬間、思いました。
あ、この仕事、やってみたい。
久しぶりに心が動いた求人。
私はやっぱり、
ホームセンターの仕事が好き。
もう一度、挑戦してみたい。
そう思い、
思い切って応募することにしたのです。
履歴書との格闘
まだ使えるかな?
数年前の履歴書の残骸を、
引き出しの奥から引っ張り出しました。
何枚も書き直した形跡。
新しい用紙は、
残り2枚だけでした。
久しぶりに書く手書き文字に悪戦苦闘。
漢字がなかなか出てこない。
スマホで確認しながら、
間違えないよう慎重に書き進めました。
転職歴が多い私は、
全ての職歴が枠に収まりません。
書ききれないほど、
色んな仕事をしてきたんだな…
でも次の仕事が最後になるかもしれない。
定年という未来をちょっとだけ想像して、
少し感慨深い気持ちになりました。
資格、特技、応募動機…
まだ書くことがたくさん残っています。
履歴書の後半になればなるほど、
「絶対に間違えてはいけない」
というプレッシャーで緊張してしまう。
そして、
案の定、間違える。
最初から書き直す。
そしてまた、間違える。
ついに用紙が足りなくなってしまいました。
書くのを明日にしたら、
面倒になってしまいそう…
そう思って、
すぐに買いに行くことにしました。
そうだ、証明写真も撮り直さなきゃ。
昔の写真はまだ残っています。
使えなくはない。
でも面接のときに、
「誰?」となるのも恥ずかしい。
履歴書を買い、
スーパーの角にある機械で、
証明写真を撮ることにしました。
椅子の高さを整え、
持ってきたジャケットを羽織って、
少しだけ微笑んでみる。
画面に映る顔は、
自分が思っているよりたるんだ顔。
「撮り直す」のボタンを、
何回押し直しただろう…
表情を変えたり、目を見開いたり、
少しでも若く見える表情を試してみる。
少し不自然にほほえんだ写真で妥協し、
ようやく決定を押しました。
そして、家に帰り、
ようやく1枚の履歴書を書き上げました。
右手が少し痛くなったけれど、
やっと間違えずに書けた1枚。
そこに、
あの証明写真を貼り、
少しの希望と一緒に送付しました。
書類選考は通過
今回応募したのは、
直近までやっていた仕事。
前職では責任者に近い立場で働き、
知識も経験もある。
落ちるはずはないと、
変な自信がありました。
数日後、思った通り、
「面接をしたい」との連絡が。
やった!
とりあえず一歩進めた安心感で、
少しほっとしました。
そして、
少しだけ手ごたえを感じながら、
次の面接に進みました。
順調だった面接
サービスカウンターで声をかけると、
資材館の奥にある小さな部屋へ案内されました。
部屋には、
30代後半くらいの男性がひとり。
店長とのマンツーマンの面接です。
小さな机に向かい合って座ると、
あまりにも近い距離に、
緊張が高まりました。
そんな私を目の前に、
店長は履歴書をじっと眺めています。
聞かれたことは、
基本的なことばかりでした。
前職で担当していた仕事内容。
辞めた理由。
なぜここで働きたいのか。
前職の話では、
業界あるあるなどを話したりして、
会話は思った以上に盛り上がりました。
話が一通り終わると、
「適性検査があります」と言われました。
適正検査?聞いてないけど…
机の上に置かれたのは、
3桁と3桁の足し算がずらっと並んだ紙でした。
計算問題のテストのようです。
暗算なんて久しぶり。
素早くできるかな…
少し不安になりながらも、
必死で計算しました。
難しくはない。
落ち着いてやればできる問題ばかり。
でも、「速くやらないと」という焦りが、
簡単な計算を妙に難しくさせました。
結局、時間内に全部は解けませんでしたが、
8割以上は解けたし、間違いはほとんどないはず。
すると今度は、目の前に紙コップと、
1㎝ほどのカラフルなビーズが置かれました。
指先の器用さを見るテストのようです。
100個以上はありそうな色とりどりのビーズを、
紙コップへ色ごとに仕分けていきます。
こういうのは得意!
小さなビーズを落とさないように慎重につまみ、
両手も使って素早くコップへ入れていく。
自分でも、
速くできたという自信がありました。
そして、面接は無事に終わりました。
ちょっとだけ手ごたえのあった面接。
気持ちも軽やかになり、
お店で買い物して帰ることにしました。
いつもは買いたい商品を探し、
値段を見るだけ。
でも、その日はどこか
“働く側”の目線で売り場を見ている自分がいました。
この売り場は、もっときれいにできる。
欠品も少し気になる。
ポップも、もう少し目立たせた方がいいかも。
そんなことを考えながら店内を歩いていると、
いつの間にか、
そこで働いているような気持ちになっていました。
ーーそう、このときの私は、まさか落ちるなんて、
これっぽっちも思ってもいなかったのです。
残念な結果に落ち込む
面接から数日。
連絡はまだ来ていませんでした。
「遅いってことは、いい知らせかもしれない」
そんなふうに、前向きに考えている自分がいました。
すると翌日、
茶色の長封筒が届きました。
少し厚みのある封筒。
入社手続きの書類が入っているのかな。
そう期待しながら開けると、
中には、私が提出した履歴書と1枚の紙。
そこには、
「残念ながら…」と書かれていました。
え、なんで………?
しばらく意味が理解できませんでした。
経験もある。
面接も盛り上がったし、
テストも悪くなかったはず。
それなら何?年齢の問題?
計算問題が最後まで終わらなかったから?
それとも、自信のある態度がダメだった?
考えても考えても、
理由は分かりません。
なぜ落ちたのか知りたかったけど、
電話をする勇気は出ませんでした。
ぼう然としながら、
苦労して書いた履歴書を見つめました。
また最初からか…
重たい気持ちのまま、
そっと封筒をテーブルに置きました。
✨経験は価値だと思っていた
不採用の通知を受け取ってから、
しばらく他の求人を見る気になれませんでした。
「経験があるから受かるはず」と、
どこかで思い込んでいた自分。
それが通用しなかったことが、
ただただショックでした。
年齢のせいで落ちたのかも…
最初はそう思おうとしていました。
年齢のせいにした方が、
気持ちが楽だったからです。
でも本当は、
自分に問題があったのかもしれない。
こんなに経験があるのに採用されないなんて、
自分には価値がないのかな。
日が経つにつれて、
そんな考えが頭から離れなくなりました。
考え出すと、
どんどんマイナスの方向へ行ってしまう。
そんな自分の癖が、
私自身を苦しめました。
若さを武器にできる年齢ではない。
でも、経験値でも採用されない。
じゃあ、いったい私に何が残るんだろう…
また振り出しに戻った仕事探し。
そして、答えが出ないまま、
私の仕事探しはまだ続いていくのです。
(つづく)
最後まで読んでいただき
ありがとうございました!
挑戦するあなたのことも、
遠くからそっと応援しています✨️
スキや感想をいただけると嬉しいです😊
📌次に読むならコレ↓
📌私の自己紹介はこちら↓
📌このnoteやミケチャレについてはこちら↓
いいなと思ったら応援しよう!
頂いたチップは、次の誰かへのチップとして循環させる『恩送り(ペイフォワード)』活動を行っています😊(ミケチャレ#8参照)
あなたのチップで「優しさ」がnoteの世界に広がっていく…そんな幸せの循環を、一緒に感じてもらえたら嬉しいです✨