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録画面接|アラフィフが“動画を送るだけの面接”を受けてみた結果

やっぱりオープニングスタッフがいいな。

以前働いていたホームセンターも、
オープニングスタッフとして入社した職場でした。


全員が同じスタートラインに立ち、
研修も基礎からしっかり教えてもらえる。

完璧主義で気を遣いすぎてしまう私には、
その環境が合っていると思いました。


でも郊外にある我が家。

新オープンのお店は
なかなか見つからない。


そんなある日、
近所の空き地に工事が始まりました。


しばらくして立てられた看板には、

「ドラッグストア近日オープン!」
「スタッフ募集中!」

の文字。


ここだ!

ピンときた私は、
さっそく電話をかけてみました。


すると、
電話口に出た女性担当者は、
こう言いました。

「履歴書と動画を送ってください。」


え?動画?なんの?

話を聞くと、
自己PRの動画とのこと。


実際の面接はなく、
その動画が面接の代わりになるらしい。


……動画が面接?
オンライン面接じゃなくて?

頭の中にハテナが浮かぶ。

とりあえず、
「分かりました」と返事をして、
よく理解できぬまま電話を切りました。


まあ、とりあえずやってみよう。

そう思った私は、人生で初めて
録画面接に挑戦してみることにしました。


これは私が45歳から“100の人生初”に挑戦している
ミケチャレ未経験チャレンジ』シリーズの第49弾。

心配性考えすぎてしまう私が、
勇気を出して一歩踏み出すリアルな体験談です。






上だけ着替える


翌朝、家事が一段落してから、
動画を撮ることにしました。

出かける予定がなかった私は、
まだパジャマ姿。


着替えるの面倒だな。

そう思った私は、
上半身だけ着替えることにしました。


クローゼットから引っ張り出したのは、
白いブラウスに黒のジャケット。


下は映らないからいっか。

メイクも簡単に済ませ、
髪形も水で整えてセット完了です。


上はスーツ。
下はパジャマ。


その奇妙な姿のまま、
動画を撮ることにしました。




画面に映る自分に愕然


まずは練習してみようと、
スマホの動画機能を立ち上げました。


インカメラにした途端、

……え?なにこれ?

画面に映る自分を見て
愕然としました。


自分の顔が、
思った以上に老けていたのです。


私、こんなにたるんでたっけ?

現実が受け入れられず、
ショックを受ける私。


スマホの角度を変えてみたり、
光のあたり具合を気にしてみたり、
目を見開いて微笑んでみたり。


少しでも若く見える角度を探しながら、
格闘すること30分。


これが限界か…

思ったように若返ることはなく、
仕方なく諦めることにしました。




何を話していいか分からない


次は、
何を話すか話すか考えます。


とりあえず、
壁に向かって練習してみました。


「〇〇です。よろしくお願い致します!」

「えっと……」


その後の言葉が全然出てきません。


そもそも、
自己PR動画って何を言えばいいの?

年齢とか、趣味とか?
好きな食べ物とか?

あまりにも分からなくて、
ネットで検索してみました。


すると、
基本的には履歴書に書くような
「応募動機」や「自分の強み」
を話すらしい。

スラスラ言える自信がなかった私は、
紙に書き出してカンペを作ることにしました。




何度も何度もやり直す


ついに動画撮影です。

カンペをスマホの後ろに隠し、
なるべく笑顔で読み上げてみます。


よし、こんな感じかな。

そう思って動画を見返すと、
あまりのぎこちなさにびっくり。


それから何度か撮り直してみますが、

目が泳いでる。
笑顔が不自然。
声が気持ち悪い。
噛んでしまった。
前髪が垂れてきた。

……とにかくなんか変!


何度やり直しても、
なかなかうまくいきません。


疲れたな…

もう、一番マシなのでいいか。


そう思って、
スマホの写真フォルダを開くと、
画面いっぱいに広がるたくさんの自分の顔。


ひえ~

元々、写真に映るのが苦手で、
自分の顔を画面で見ることには慣れていません。


私はそのたくさんの自分の顔を、
急いでゴミ箱へ放り込みました。




半信半疑のまま送信


一番最後の動画を選び、
さっそく応募してみました。


メールで送られてきたリンクを開き、
応募する店舗を選びます。

履歴書は画面に入力。

自己PR動画も、そのままアップロード。


これだけで合否が決まるの?

少し半信半疑のまま、

「えい!」

と送信ボタンを押しました。


後は、結果を待つだけです。




確認の電話がきた


数日後、
見慣れない番号から電話がかかってきました。

人事担当者からでした。


なにか間違えたかな…

そう心配したものの、
聞かれたのは応募した店舗や希望する勤務時間に、
間違いがないかの確認でした。


確認がひと通り終わったので、
私は「休みのこと」について、
聞いてみることにしました。

以前、応募したドラッグストアでは、
「休む時は自分で代わりの人を探す」と言われ、
結局は採用を辞退することにしたのです。


人事担当の方か言うには、

・休みは1か月毎に申告するシフト制
・急な休みは店長に連絡
・シフトは店長が調整

とのこと。


え、めちゃくちゃいい!

嬉しくなって、
「ありがとうございます!」
と電話を切ろうとすると、

「最後にもうひとつだけ確認があります」
と引き止められました。


え、何だろう?


「入社したら登録販売者の資格試験を必ず受けてもらいます。了承して頂けますか?」

という確認でした。


資格試験か…
まあ、とりあえず何とかなるでしよ!


「は、はい!頑張ります!」


強い念押しに少しドキッとしましたが、
元気よく返事をしました。


※登録販売者とは、ドラッグストアなどで
薬を販売できる資格です。


一応、書類選考は通ったってことでいいのかな ♫

少し期待を持って、
最終の連絡を待ちました。




採用通知!


数日後、
大きな封筒が届きました。


開けてみると中には「採用」の文字が。


やったー!

でも、あんな動画だけで決めて大丈夫なの?

嬉しさとともに、
そんな疑問も少し湧いていました。


結局、会社の人と話したのは、
最初の問い合わせと、確認の電話の時だけ。

誰にも会わずに採用が決まったことに、
少し不安になりました。


でもこれで、
長いパート探しもやっと終わり。

その開放感と嬉しさをかみしめながら、
研修日程表を何度も見返しました。




✨️正解が分からないからこそ…


今回は、
よく分からない録画面接というものに挑戦し、
最後まで正解が分からないままでした。

でもあの時、
「よく分からない」と諦めていたら、
このチャンスは回って来ませんでした。



私は、「正解」があると、
ついそれを追い求めてしまいます。


完璧を目指すあまり、
思った通りにできない自分に落ち込んでしまう。


そんなことを、
今まで何度も繰り返してきました。



でも今回は、正解が分からないからこそ、
必要以上に自分を追い込まずに済んだ
気がします。


いつもは考えすぎて躊躇してしまうことも、

とりあえずやってみよう

そんな気負わない気持ちで一歩踏み出したことが、
良かったのかもしれません。


みんなと最初に顔を合わせるのは研修初日。

何人来るかも、
どんな人が来るかもわかりません。

不安はたくさんありますが、
せっかく頂いたチャンス。


「とりあえずやってみよう」の気持ちで、
精一杯がんばってみようと思います。






最後まで読んでいただき
ありがとうございました!

挑戦するあなたのことも、
遠くからそっと応援しています✨️

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📌前職のホームセンターを辞めた理由

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