AIでゲームを作ったら、人とのつながりが深くなった話
【たしかなことpresents】木全彩花さん企画の、AIゲーム制作ワークショップに参加しました。
講師はレジェンドさん。『生成AIでゲーム制作超入門 プログラミング知識ゼロの僕がAI×ゲーム作りで人生変わった話』を商業出版されています。
レジェンドさんとは以前からSNSで交流があり、出版を記念したオンラインでのインタビューもさせていただきました。
インタビューでは、レジェンドさんがゲーム制作に込めている思いや、「AIを使えばゲーム制作のハードルは大きく下げられる」という話も伺いました。
レジェンドさんは、書籍を購入してくれた方々に「ゲームを作りきるまでサポートしたい」と並々ならぬ意気込みを持っておられます。
レジェンドさんがそこまで言うなら、僕にもできるんちゃう?
なんて気持ちがふつふつと湧いてきました。
やるぞーーーーーー!!
エイエイオー!!\(^o^)/
......。
と、思ったのも束の間。なかなか重たい腰が上がりません。
例えるなら、風林火山の「山」
『動かざること山のごとし』
どーーーーーーーん!!
カッコツケンナヨΣ(゚д゚lll)
そんなときに目に入ったのが、木全さんのAIゲーム制作ワークショップの投稿でした。
レジェンドさん(@llllegend0620)に
— 木全彩花 (@aya19940406) August 7, 2026
「言語化ゲーム」を作っていただいたことを
きっかけに
ゲーム制作に興味が湧き始めた私。
「簡単ですよ」と10回くらい言われたので
「そりゃやるっきゃねえ(ほんまか?)」
と、ザ・文系&プログラミング経験ゼロの私が
ゲーム制作に挑戦しました😂
結果的に… pic.twitter.com/gxLPWQHEwh
木全さん自身がレジェンドさんとの 1on1 でゲーム制作を体験し、そこから今回のワークショップを企画されたとのこと。
【レジェンドさんと木全さんの 1 on 1 の様子】
これって、僕のために用意された企画やん!!?(≧▽≦)
5秒で決断して、投稿にコメントしました。参加者も決まり、僕と鳥居さんの2人がゲーム制作に挑戦しました。
【鳥居さんnote】
レジェンドさんのゲーム錬金術!?
さぁ、ゲームを始めようぜ。
僕のテンションは、すでに闇遊戯になっていました。はやる僕の気持ちを落ち着かせるようにレジェンドさんは、GeminiのCanvas機能を使ってゲーム制作のデモンストレーションを見せてくださいました。
日本語のやりとりだけで、落ちものゲームが形になっていくのを目の当たりにして....。
えぇぇぇぇぇぇ!!(´⊙ω⊙`)
不覚にもマスオさんのリアクションをとってしまいました。こんなにも簡単にゲームが作れてしまうとは....!自分の中にあった、ゲーム制作のハードルが一段下がった感覚です。
おかげで安心してワークショップに入ることができました。僕たちもGeminiを使って簡単なゲームを作ってみることになりました。
ところが、やってみると何かがおかしい。
ハーッハッハッハ!!( ̄▽ ̄)
いや、そのおかしいじゃなくてですね。
レジェンドさんがやっていたように、うまくゲームが作れません。
なんで?( ˙-˙ )
画面共有して確認してもらうと、原因が判明しました。GeminiのCanvas機能自体は有効になっていたものの、使っているモードが違っていたんです。
なんやそれ!
自分の頭をペシッと叩きたくなりました。(ノ≧ڡ≦)☆
ここからすでに、レジェンドさんの伴走が始まっていたんですね。
つまずいたら、その場で一緒に原因を探す。失敗しても大丈夫。そんな和やかな雰囲気の中で、いよいよ本格的なゲーム制作が始まりました。
小学生のころに描いたマンガキャラがデジタル化した
ゲームを作るにあたって、僕には一つやりたいことがありました。
小学生くらいのころに、描いていた漫画のキャラクターを使ってみたかったんです。
そのキャラクターの名前が、「べえくん」
当時は、紙に描いていただけ。当然ですが、デジタルデータなんてものはありません。
構想はあるものの、一体どうすればいいのかわかりません。そう考えていると、レジェンドさんが次の一手を教えてくれました。とりあえず、紙に絵を描くことに。

そこからスマホで写真を撮ってAIに読み込ませ....。
顔は肌色で舌の色は赤でこのイラストをドット絵に変換してください
と指示しました。言われた通りにやってみると、本当にべえくんが出てきました。

ずっと紙の中にしか存在していなかったべえくんが、ChatGPTのチャットの中に突然現れたんです。これにはちょっぴり感動。
おお、べえくんがいる……!!(⊙o⊙)
自分が描いていたキャラクターが、三十年の時を経てデジタルの世界に現れた瞬間でした。
足りないものを補うように指示を出す
とはいえ、このままの状態ではゲームには使えません。
手も肌色で正面を向かしてください

指示したらこんな感じになりました。今度は正面を向いてくれましたが、手の位置がおかしい….。追加で指示します。
手の位置がおかしいので顔の左右に配置してください

惜しい!!少しずつ修正をかけます。ようやく自分がイメージしていたべえくんに近づいてきました。
惜しい。手を斜め下左右に配置してほしい

一発で完璧なものを、出そうとしなくてもいいんです。一言ずつでいいから指示を出します。
結果を見る。
違うところを直す。
指示を出す。
また結果を見る。
その繰り返し。
そうやって、少しずつ積み上げていく。
レジェンドさんが、おっしゃられていたことを聞くのと、実際に手を動かしてゲームを作ってみることでは理解度が全然違いました。
なるほど、なるほど、なるほどな!!!(゚∀゚)و✧
まずは土台作りから
ここから、いよいよゲームの中身を作ります。僕が作りたかったのは、落ちものゲームです。
このキャラクターを使って、天井から落ちてくるコインをキャッチするゲームを作ってください
すると、シンプルな落ちものゲームがでてきました。ただ、ここでも問題が出ました。べえくんの白い背景が残っています。

ゲーム画面に置くと、明らかに違和感があります。そこで、以下の指示を出しました。
キャラクターの白色の背景を透過して、もう一度ゲームを作り直してください
べえくんの背景が透明になり、ゲームの中に自然に馴染むようになりました。これでゲームの土台ができました。
AIとの壁打ちを打つべし!打つべし!!
キャラクターとテーマが決まったので、今度はいろいろな仕掛けを作っていきます。
ただコインを取るだけのゲームだったら、面白くないですよね。そこで、ひとつひとつ指示を出していきました。
爆弾などのトラップを追加してください
制限時間も(60秒)追加してください
ライフポイントを追加してください
AIはこちらが指示したことを実行するだけでなく、「こんな要素も追加できますよ」と、自らアイデアまで出してくれます。一緒に作り上げていく感じがやりやすかったです。
もちろん、ここまでのやりとりは日本語のみ。コードを自分で書くわけでもありません。ひたすらAIとの壁打ちでした。
この繰り返しで、少しずつゲームが磨き上げられました。
AIが新たな「べえくん」を生み出した
今回のゲーム制作で、個人的に一番感動した場面がありましてね。
何だと思います?( • ̀ω•́ )✧
爆弾やドクロをキャッチしたときに、ダメージ表現として、べえくんの両目を「❌❌」しようと思いつきました。
てことは、目が❌❌になっているべえくんを紙に描けばいいのね。
すかさずレジェンドさんが、
「それは手で描かなくても大丈夫ですよ。プロンプトでできます」
なんと!そんなことができるとは!!?Σ(゚Д゚)
そこで、こんな指示を出しました。
爆弾やドクロをキャッチした時に、両目が❌になる要素のアセット画像を追加してゲームを作り直してください

おおおおおおおおおおおおおおお!!!!(⊙o⊙)
目が❌❌になったべえくんが、本当に生成されました。これには驚きました。僕以外の人間がべえくんを描いた。
いや、人間じゃない。
すごくないですか?
AIが僕のキャラクターに、新しい表情を作ったんです。
感動的だぜ....。(T▽T)
ここまで来ると、完全にゲーム制作に沼っていました。
気づけば2時間半。レジェンドさんの「120%」は、ほんまもんだった
制作に夢中になっているうちに、気づけば2時間以上が経っていました。これほどまでゲーム制作を楽しめたのは、AIの力だけではありません。
レジェンドさんの伴走があったからです。
レジェンドさんの掲げる「120%誰もがゲームを作れるように」という思いは、ほんまもんでした。
僕ともう一人の参加者である鳥居さんが、制作に苦戦されていたときもそうでした。
レジェンドさんは、何が何でもゲームを完成させてほしいという気持ちで、最後まで丁寧に伴走されていました。ただ方法を教えるだけのワークショップではありませんでした。
実際に「できた」ところまでいき、感動をわかち合う。
木全さんもモデレーターとして、初心者側の目線に立ちながら制作に寄り添ってくださいました。
わからないことがあっても聞きやすく、終始和やかな雰囲気で進みました。だからこそ、ゲーム制作に没頭できたのだと思います。
作ったゲームは遊んでもらえると、なおうれしい
今回のワークショップは、ゲーム制作以上に大きな気づきがありました。
それは、完成したゲームをみんなで共有することです。
「ここが面白い」
「このアイデアはどう思いついたの」
ゲームを作り進めると、どうしたら人に楽しんでもらえるかを考えている自分がいました。
トラップを仕掛ける。
制限時間を設ける。
ライフポイントを追加する。
ゲーム制作は、自己満足の世界では終わりません。遊んでくれる人のために、創り上げる。ある意味で他者貢献ともいえます。
大切なのは、人とのコミュニケーション
僕は普段、SNSで人と交流する際にも、「どうしたら相手に笑ってもらえるかな」みたいなことをよく考えています。
ゲーム制作も、それと似ていると思います。書く仕事に置き換えても、同じではないでしょうか。
言葉を使って、人の思いを誰かに届ける。それがきっかけとなって、誰かの役に立ったり、気持ちが動いたりする。
SNS、ゲーム制作、ライティング。
形は違えども「自分が作ったもので、誰かに喜んでもらいたい」という部分は、つながっているのかもしれません。
ゲーム制作は、僕にそう教えてくれました。
ワークショップの成果
ワークショップの時間で、僕のゲームは大体仕上がりました。そこから自分で、あれこれと設定を考えてみました。
完成したゲームがこちらです。
【べえくんコインキャッチ】
鳥居さんの作ったゲームがこちらです。
イルカが、落ちてくる貝殻や宝箱をキャッチして、くるくると回るのがとてもかわいいです。お子さんの意見も反映されて作られたとのことです。
南の島を目指して、レッツゴー!!\(^o^)/
【イルカのきゃっちげーむ】
そして、なんとモデレーターの木全さんもパパッとゲームを完成されていました。
サスガ、シゴデキデスネ∑(゚Д゚)
実生活に、とても役立ちそうなゲームです。笑
【今日の夕飯何にする!?献立早決め選手権】
ゲームは作れる
今回のワークショップを機に、我が子とも一緒に作ってみようかと考えています。AIでのゲーム制作で、ちょっぴり自分にも自信が持てたような気がします。
「ゲームを作ってみたいけど、自分には無理そう」
そう思っている方がいたら、ぜひ一度体験してみてほしいです。
レジェンドさんは、ワークショップを継続されていくと思います。今後の活動に注目してみてください。
【レジェンドさんXアカウント】
【レジェンドさんnote】
