真っ赤なものを見て真っ青に。。。。。
・要介護者が家庭から出ること・・・
亡父を自宅で介護していた期間、
母に言われたことがあります。
「家に要介護者が出ると、もう1人 病人を作る。
私はあんたのじいさんの介護をして、
腰椎すべり症になってしまった。」
実際に介護を経験した母の言葉は、
重みがありました。
母が祖父の介護をしていた
1981年(昭和56年)当時は、
介護保険制度もなく、介護サービスもありませんでした。
祖父が入院してからも、病院での世話は看護師でなく、
家族がしていました。排泄の介助もしていたので、
子供心に母が氣の毒でした。
母はしきりに腰痛を訴えるようになりました。
10数年経ってから、母は腰椎すべり症で、
手術を受けることになってしまいました。
亡父はタバコを全然やめてくれないヘビースモーカーで、
料理にはソースや醤油を湯水のようにかけていました。
血管と腎臓に負担をかける生活をしていました。
その割には80歳まで特に大きな病氣をせずに、
済んでいたことは奇跡的でした。
後年 母も難病を発病したのは87歳の時でした。
ケアマネさんによると、早い人だと
70歳になるかならないかという早い段階から、
要介護になる人も少なくないそうです。
人にモノを頼むときに、
横柄な命令口調だったのを、どうにか直して、
寝かせる時間も遅らせて夜中にトイレに
起こされることも防いだ私。
どうにか介護を続けていた2020年3月のある日の朝。
・愕然とした瞬間
お小水をしにトイレにいった私はみるみるうちに、
真っ赤になっていく便器を見て青くなります。
なんで血尿が出るんだ。。。。
亡父がデイサービスに行く日だったので、
亡父を見送ってから地元の
T大学病院の泌尿器科に行きました。
順番を待つ間、スマホで「血尿」と検索して恐る恐る、
サイトを見ていました。
どうもよろしくない病氣が並んでいました。
どこで何を間違えたのだろう?
表情は暗くなり心臓の鼓動は、かつてないほど早くなりました。
どうにも言いようのない不安を感じました。
診察の前にレントゲンやら、
膀胱鏡やらの検査をしたうえで、
医師の診察に呼ばれます。
担当したA医師は、私の顔を見ることもなく、
パソコンをカタカタといじりながら、
「島本さん。膀胱癌ですね。」と一言。
その時の感情は「まさか 自分が癌になるとは。。。」
「オヤジの介護をしている時になぜ?」
「このAという医者の態度は何だ?
癌は一大事だろ?パソコンをみながら告知とは何事だ!」
いろいろな感情が一瞬のうちに、
交錯したことは憶えています。
突然 死が目の前に迫っていることを、
意識せざるを得ませんでした。
・補足
■ 膀胱がんの定義
膀胱がんとは、膀胱の内側を覆う
尿路上皮(移行上皮)から発生するがんです。
がん細胞が膀胱の内側にとどまるタイプと、
筋層まで広がるものがあります。
■ よく見られる症状
最も特徴的な症状は
尿に血が混じる血尿(肉眼的あるいは顕微鏡的) です。
痛みが伴わないことも多く、
血尿に気づいたら早めの受診が重要とされています。
■ 診断方法
一般的には尿検査、尿細胞診、内視鏡(膀胱鏡)などで調べられます。
・血尿が出た場合は?
血尿が出た場合、それは膀胱がん以外にも
膀胱炎や尿路結石など様々な可能性がありますが、
膀胱がんの初期症状として無痛性の血尿が多いことから、
早めに泌尿器科を受診することが大切です。
#介護 #脳梗塞 #膀胱癌
