全国通訳案内士取得後、私が最初の1年でやったこと② ブランド構築編 ~ドライビングガイド事業を立ち上げるまで~
こんにちは、Yoshiです。
前回の記事では、市場発見編として、全国通訳案内士取得後、ゲストとの出会いを通してドライビングガイドという可能性に気付くまでを書きました。
※前回の記事はこちら
第1話「市場発見編 ~全国通訳案内士取得からドライビングガイドになるまで~」
今回は、その市場をどのように自分の仕事へと形にしていったのかを書いてみたいと思います。
知識も経験もありませんでしたが、「まずはやってみよう」の連続でした。
市場は本当にあるのか?
2025年6月。
地元の旅行会社の方と話す機会がありました。
そこで意外なことを聞きます。
「全国通訳案内士は登録者数こそいるものの、運転までできる人はあまりいない。」
私は以前からドライビングガイドに興味があったので、
「もし仕事があれば、ぜひ紹介してください。」
とお願いしました。
すると間もなく、4泊5日のプライベートツアーをご紹介いただきました。
当時の私にとって、初めての長期ドライビングガイドでした。期待と同じくらい、不安もありました。
私が見た"本当の市場"
そのツアーは、
名古屋、高山、白川郷、金沢、馬籠宿、妻籠宿、伊賀...
愛知・岐阜・石川・三重を巡る旅でした。
ゲストはシンガポールから来た4人家族。
話を聞いて驚きました。
彼らは日本の地方を旅することが好きで、訪日のたびに英語を話せるドライビングガイドを探しているそうです。
さらに、
シンガポールでは地方観光への人気が高まっており、同じようにドライビングガイドを探している人は多いとのことでした。
しかし、
「なかなか巡り会えない。」
そう話してくれました。
私はここにいるのに、見つけてもらえない
その話を聞きながら、ふと不思議に思いました。
私はここにいるのに、どうしてこの人たちは私を見つけられなかったんだろう。
私は英語を話せる。
車も運転できる。
まさに彼らが探していたガイドです。
それなのに、お互いの存在を知ることができなかった。
私もゲストを探している。
ゲストも私のようなガイドを探している。
需要もある。供給もある。
それなのに、出会えていない。
地元の旅行会社の方に話を聞くと、多くの仕事は紹介によってつながっており、複数の会社を経由することも珍しくありません。
そのため、私のような個人ガイドまで仕事が届きにくいことを知りました。
その時、私はこう思いました。
見つけてもらえる仕組みを、自分で作るしかない。
そこで思いついたのが、
自分でウェブサイトを作ってみよう。
ということでした。
もちろん、ホームページ制作の経験はありません。
集客も知りません。
広告も知りません。
それでも、
やったことがないだけで、できないとは限らない。
そう思い、独学でウェブサイト制作を始めました。

とりあえず公開する
7月。
ウェブサイト制作開始。
試行錯誤の毎日でした。
完璧とは程遠い出来でしたが、ある時、
あとは公開してから直せばいい。
と思いました。
完成を待つより、まずは前へ進むことを優先しました。
現在も改善を重ねながら運営を続けています。
参考までに、現在のウェブサイトはこちらです。
初めて自分で集客した日
ウェブサイト公開後、一番心配だったのは、
本当に問い合わせは来るのだろうか。
ということでした。
結果は予想以上でした。
2025年7月15日〜31日の実績です。
ウェブサイト閲覧数:103件
問い合わせ:10件

問い合わせが届いた瞬間は、本当にほっとしました。
このやり方でも仕事につながる。
初めてそう実感できた瞬間でした。
自分のブランドが生まれた瞬間
8月。
ウェブサイトから予約してくださったゲストをご案内しました。
名古屋から馬籠宿・妻籠宿。
名古屋から白川郷・高山 など。
これまでは紹介案件が中心でしたが、この時初めて、自分で集客したゲストをご案内することができました。
自分のブランドが立ち上がった瞬間でした。
さらに、ドライビングガイドを重ねる中で、一つの確信を持つようになります。
英語と運転を組み合わせ、地方を巡る旅には確かな価値があること。
そして現在、この仕事は全国通訳案内士などの資格があってこそ提供できるサービスでもあります。
この時初めて、私自身も全国通訳案内士という資格の価値を強く実感しました。

学び
振り返って思うことがあります。
市場はありました。
しかし、市場があるだけでは仕事にはなりません。
お客様に見つけてもらう仕組みを作って初めて事業になります。
知識も経験もありませんでした。
それでも、まず動いてみたからこそ、改善点も次にやるべきことも見えてきました。
私にとって2025年の夏は、ガイドとしてだけでなく、一人の事業者として最初の一歩を踏み出した時期だったと思います。
次回予告
ウェブサイトからの問い合わせは少しずつ増え始めました。
そこで私は、名古屋だけでなく、長野、石川、三重、京都、大阪へと活動エリアを広げていきます。
次回は「事業拡大編」として、最初の1年間でどのように活動範囲を広げていったのかを書いてみたいと思います。
