営業以外がやりたいけど、特に何がやりたいとかはない私が、“営業企画”という居場所を見つけるまで
営業以外がやりたいけど、特に何がやりたいとかはない。
そんな気持ちを抱えたまま、転職サイトを開いては閉じる日々が続いていました。
やりたいことが明確にあるわけじゃない。でも、今の働き方はしんどい。
モヤモヤとした違和感だけが、少しずつ大きくなっていったんです。
就活軸とのギャップと、働く中で言語化できたこと
私が就活で大切にしていたのは、「チームワークを大事にする社風」と「全員が本気で取り組んでいる成長環境」。
実際に入社した会社は、感謝を伝え合う文化やナレッジ共有がしっかり根付いていて、雰囲気はとても良かったと思います。
でも、営業という仕事は、どうしても個人数字の積み上げが評価の軸になる。
誰かと協力して同じ目標に向かっていく、というよりも、「各自が自分の目標に向かって走り続けている」ような感覚。
私が求めていた「チームワーク」とは少し違っていました。
また、月70時間を超える残業を続けていくうちに、体力だけが取り柄だった学生時代の自信も揺らぎはじめて。
心が疲れていく自分に気づき、「家庭や趣味の時間も含めた“余白”こそが、私の働き方に必要だったんだ」と理解できるようになっていきました。
自己分析と、小さな強みに気づいた瞬間
「結局、自分は何が向いてるんだろう?」
そんな問いから始まった自己分析。
私は決してトップセールスではなかったけれど、優れた営業マンのやり方を観察し、自分なりに言語化・型化して実践していくことは得意でした。
それを周囲にも展開して、「わかりやすい」と言ってもらえたことが、自信に変わっていったのを覚えています。
また、性格診断を通じて「共感性が高いタイプ」である自分にも気づきました。
育成に関わる際、相手によって伝え方や接し方を変える工夫をするのは苦にならず、むしろ楽しさを感じていた自分がいました。
営業企画との出会いと、はじめての“納得感”
そんな中で出会ったのが、「営業企画」という仕事でした。
正直、はじめは「営業と何が違うの?」という感覚。
でも調べていくうちに、それがまさに「“プレイヤー”ではなく“仕組みづくり”で成果を出す仕事」だと知り、一気に視界が開けたような感覚がありました。
• 繁忙期や閑散期に合わせて、どんなキャンペーンを仕掛ければいいか
• 誰でも成果につながる営業資料をどう設計するか
• 各自の特性を踏まえ、どんな伝え方をすると育成がうまくいくか
自分が自然にやってきたことが、ちゃんと「仕事になる」。
それを初めて実感できた瞬間でした。
不安と迷い、でも一歩踏み出せた理由
とはいえ、環境を変えたところで、自分の弱さは変わらないんじゃないか?
そんな不安があったのも事実です。
でも、「この働き方を続けた先に、どんな未来があるんだろう?」と想像したとき、
当時の生活のままでは、将来家庭と仕事を両立するイメージがまったく湧きませんでした。
営業数字と向き合いながら、育成業務も並行し、0時を過ぎる勤務も当たり前の日々。
仕事も、家庭も、どちらも大切にしたいのに、どちらも中途半端になる気がして。
「このままじゃダメだ」と思った頃には、心も体も限界に近づいていました。
そんな自分を責める気持ちもありましたが、
「自分の価値観をちゃんと大切にできる場所を、もう一度探してみよう」と、転職を決意しました。
実際に転職活動を始めてみたものの、すぐに「これだ」と思える仕事に出会えたわけではありません。
当時の私はまだ、「営業以外」くらいしか軸がなかったからこそ、求人を見てもピンとこない日も多くて。
そんな中で少しずつ意識しはじめたのが、「何をやりたいか」ではなく、「どう働きたいか」。
裁量があって、でも一人で抱えすぎない。仕組みづくりに関われて、誰かの成長を後押しできる。
そうやって“合う働き方”を言語化していく中で、営業企画という選択肢がどんどん自分の中でしっくりくるようになっていきました。
違和感の先に、ちゃんと“居場所”はある
いま私は、営業企画というポジションで、チームの成果を後押しする仕組みを考える仕事をしています。
営業で得た視点や経験は、確かに今の私の土台になっていて、「無駄なことなんてなかった」と思えるようになりました。
やりたいことがはっきりしていなくても、
「自分にとっての違和感」と向き合うことから、少しずつ道は見えてくる。
このnoteが、今モヤモヤしている誰かのヒントになれたら嬉しいです。
ーーーーー
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
もしよければ、「スキ」や「フォロー」で応援していただけたら嬉しいです。
▼おすすめの記事はこちらです
