夜のバンコクでアイコンサイアムとスターバックスを楽しみます(タイ・バンコク1泊弾丸ひとり旅⑥)
↑前回の記事はこちら。
ファーストクラスでバンコクに到着した後、チャオプラヤー川沿いのレストランで、陽キャ限定ウォーターメロンモヒートと蟹入りフライドライスを味わったので、食後のコーヒーを求めて夜のバンコクを彷徨います。
このタイ旅行で1回体験してみたかったのが、バイクタクシー。
あれって、めっちゃ地元感あるよね。
昔、大学生の時にタイに来た時、地元の子たちがバイクにノーヘルで3人乗りとかしてたのに衝撃を受けたのよ。
自分ではとても運転できないけど、今はライドシェアアプリ「Grab」のおかげで、地元のバイクの後ろに乗せてもらえる。
しかも、ただでさえ安い車タクシーよりも、バイクタクシーはさらに安い。
もう円安とか、そういうのを凌駕して安いのだ。
こりゃ乗るっきゃないでしょ。
憧れのバイクに。
もちろん怖さもあるけど、地元で運転してる人たちは、毎日ここで人を乗せて運転してるわけだし大丈夫でしょ。

Grabでバイクタクシーを呼ぶ。
行き先はアイコンサイアムというバンコクの巨大ショッピングモール。
ここにスタバが入ってるようなので、食後のコーヒーを飲みに行こう。
旅先では1回はマックとスタバに行かないと気が済まない性分なもので。

バイクタクシーとはすぐにマッチングしまして、到着を待ちます。
待ってる間って、ドキドキするよね。
アプリ上の不確定な存在でしかないバイクのアイコンが、実体を伴って目の前に現れる。
なんだか平衡感覚が揺らぐ。
時代の流れについていけない。
でも便利なアプリだから、ちゃんと使う。
目の前に1台のバイクが現れた。
夜のアジアの一角で、知り合いでもないのに、僕を乗せてくれる不思議なバイク。
いやアプリで呼んだんだから、不思議でも何でもないんだけど。
ドライバーからヘルメットを受け取って被る。
ドライバーとしては「ヘルメットいる?」って感じで、被らなくても咎めなそうな雰囲気でしたが、僕は怖いからヘルメットは絶対に被りたいのです!
ただ、このヘルメットって衛生的に気になるんだが…。
しかし、命のほうが大切なので、迷いなく被る。
まぁ、このヘルメットがどれほどの強度のものかは知らないので、気休めでしかないだろうけど。
アライやショウエイなわけないからね。
しかし、ないよりはマシ。
もともと僕はバイク旅で東日本を駆け回っていたバイク乗りでした(子が生まれ引退した)ので、ヘルメットを被らないで乗るなんて、怖すぎてありえない。
しかし、ここタイでは被ってない人は多数いる状況です。
命知らずだなぁと思います。
最近、タイでもヘルメット義務化されたらしいんですが、まだまだ浸透してないようです。
では、後ろに乗って、いよいよ出発です。
バイクが走り出します。
おぉ、すごい!
タイの夜の街を、バイクで駆け巡っている!
風を感じる!
この感じ、懐かしい。
バイクで東日本を駆け巡っていた時の青春の思い出が蘇る。
しかし、怖いのでタンデムバーを力いっぱい握っている。

タイの地元に染まった瞬間。
車の群れをかき分け、アイコンサイアムに向かいます。
バイクに乗りながら垣間見える、地元の人の生活。
大きな橋や、タクシン大王像?みたいな銅像のあるラウンドアバウトの道路も通り抜けていきます。
ただの移動と見せかけて観光もできちゃって、お得!
バイクタクシーに乗ること自体が観光アトラクションです。
ドキドキワクワクが止まらない。
夜のアジアの街をバイクで疾走。
旅だ、旅してるよ。
まわりの大量のバイクも、家電が入った段ボールみたいなのを抱えたまま乗ってたり、本物の赤ちゃん(生後数か月レベル)抱えながら乗ってたり、すさまじい。

結構な距離を進み、アジアの夜を感じ、ようやく奥に大きなショッピングモールの建物が見えてきた。
ICONSIAMと書いてある。
入口に近づくにつれ賑やかに、きらびやかになってくる。
タクシーやトゥクトゥク、駐車場の警備員みたいなのも密集している。
すごい賑わっているショッピングモールだ。

バイクタクシーを降り、入口に向かう。
結構長いこと乗ってた気がするんだけど、料金は日本円で156円だった。
いや安すぎだろ。
円安でこれですからね。
カードの引き落とし額を確認したので間違いない。
あまりにも安すぎる。
アイコンサイアムに入るにはセキュリティのゲートを通過しなければならない。
タイはショッピングモールや地下鉄に乗る時も、だいたいセキュリティのゲートがある。
刃物とか持ってないかチェックされてるんだろうか。

中に入ると、日本でもよく見るようなショッピングモールです。
金曜の夜、もうすぐ閉店に近い時間ですが、そこそこ賑わってます。
高島屋なんかが入ってたりして、日本を感じる。
この他にもユニクロ、ニトリ、無印、ロフト、和幸、スシロー、一風堂、ビアードパパ、その他日本だらけ。


ちいかわ、ワンピース、ドラゴンボール、鬼滅の刃もいたるところにいる。
近年低下してる日本の影響力を、ひさびさに感じられて嬉しい限りです。

しかしながら、目指すは米国企業のスタバで申し訳ありません。
フロアマップを見ると、一番上にあるようだ。
巨大ショッピングモールのエスカレーターをひたすら上っていく。
下を覗き込むと、果てしなく高い。
外国のスケールのでかさを感じる。

スタバに到着。
アイスカフェラテのグランデを注文する。
タイのスタバではショートサイズがないようで、トール、グランデ、ベンティが基本のようだ。
理解してグランデを注文したつもりなんだけれど、レジで「Mediumで良いんだよね?」と確認された。

タイ・バンコクのスターバックス アイコンサイアム店で、ゆったりカフェラテを堪能する。
正式な店舗名はスターバックス リザーブ チャオプラヤ リバーフロント店というそうだ。
かっこいい。リバーフロント。
そして、カフェラテうまい。
ちなみに価格は752円だった。
日本だと同じサイズで540円ぐらいかな。
やっぱり日本と比べると高い。

夜のスタバでまったりする。
このまま眠りたい。
ここでウトウトして眠りにつき、そのまま人生を閉じるのも悪くはない。
あぁ、今朝ファーストクラスラウンジで感じたこととまた同じことを考えている。
バンコクのスタバにだって、そういう極上空間はあるんだ。
日本のスタバにだって、あるだろう。
そう、ファーストクラスに乗らなくたって、極上空間には行けるのです。

ファーストクラスは遠い昔だ。
同じ日だとは信じられない。
遥か彼方の思い出だ。
閉店に近い時間ということもあり、人はほとんどいなくて、とてもゆったりした時間が過ごせた。
スタバといったら意識高い人たちがPCをカタカタしてるか、自習してるかで、なかなかゆったりした時間を過ごすのは難しいですが、夜の閉店間際のスタバは快適そのものです。

なお、閉店間際なのでテラス席が閉鎖されていたのは残念だった。
景色良いらしいので、また機会があれば夕焼けとか見に来たいけれど…。
もうすぐ閉店の夜10時になる。
異国の地で遅くまで楽しみすぎだ。
そろそろ帰らねば。眠い。
アイコンサイアムは巨大なので、下まで降りて入口に戻るまでも一苦労。

外に出ると、タクシーやトゥクトゥクの客引きがたくさんいる。
ヒィー、客引き怖い。
なので、目を合わせず、離れる。
ここでGrabなんて使ってたら、絶好のカモだよ。
いや、知らんけど。
とにかく離れたところでGrabを使うことにした。
きらびやかで賑やかなアイコンサイアムから離れると、またこの夜の闇がディープでねぇ。

楽しい。
けっこうな距離を歩いて、ぼちぼちタクシーが停まれそうなところでGrabを呼ぶ。
タクシーが停まれそうなところで呼ぶ気遣いがまたさすがでしょ。
異国の地で日本人のお家芸「気遣い」を発動しちまったぜ。
呼んだのは車のタクシー。
アイコンサイアムからグランドメルキュールまでは、かなりの距離があるので、さすがにこの距離をバイクタクシーは怖いし疲れるし無理だと思った。
もう夜も遅いし、ゆっくり安全に帰りたい。
呼んだタクシーが到着。
乗り込みます。
GrabもUberも本当助かりますわ。
僕が大学生の時はUberもGrabもなかったのでね。
一昔前は、タクシーなんてボッタクられたり、メーター使えだとか、交渉が面倒すぎて乗りたくなかった。
メーターって何やねん、日本じゃ当たり前にメーター制だから、そもそも運転手に使うように言うという発想自体がないから、メーターという単語そのものにピンと来ないぐらいだった。
こんな話したら、もう老害扱いされてしまいそうですね。
そう、わたしは老害。
マップも翻訳もライドシェアもQRコードも電子決済も、スマホ1台で旅が快適に。
時代は変わっている。
わたしは老害?いや、違う。
新しいテクノロジーを受け入れて、どんどん楽に便利に旅行したい。
そういうふうに生きていきたい。
と、そんなことを考えて、窓の外に流れるバンコクの景色を見つめる夜。
アスファルトがタイヤを傷つけながら、暗闇を走り抜ける。
そう、今夜俺はシティーハンター。
この街でやさしさに甘えていたくはない。
ひとりでも傷ついた夢を取り戻すよ。
グランドメルキュールに到着した。
10キロぐらい乗って、料金は日本円で1,285円。
マジで安すぎる!
日本なら深夜料金もかかって5,000円ぐらいすると思うんだけど。
って、いちいち全部比べてしまうところが本当に庶民。
根っからの庶民。
何がシティーハンターだよ、庶民が!
で、ようやくホテルのロビーまで戻ってきました。
あぁ、バンコクの夜を満喫した。
陽キャなホテルも、さすがにこの時間もうダンスミュージックは終わっていた。

落ち着きを取り戻したロビーの椅子に座り、吹き抜けの天井を見上げる。(早く部屋戻れよ)
吹き抜けって、なんで見ているだけで気持ち良いんだろ。
この中毒性は、もはやドラッグ。規制したほうが良い。吹き抜け。
このままロビーで寝たい。
1日が終わってしまうのが悲しい。
しかし、そろそろ部屋に戻って、寝る準備をしないと…。

エレベーターはセキュリティのためカードキーをかざしてから行き先の階数を押す必要がある。
先客の青年がいたので、カードキーをかざすのを控えてたというか待ってたんだけど、その青年は僕がエレベーターの使い方がわからないと思ったのか、親切に使い方を教えてくれた。
知ってるんだけどな、と思いつつも、その優しさに対し「Thank you」とお礼を言う。
いかにもセンキューなんてカタカナみたいなJapanglishをコミュ障っぽく(実際そう)言ったからか、その仕草というか雰囲気で日本人ということがバレたようだ。
「日本人ですか?」
と聞かれたので
「ええ、そうです、典型的日本人です」
と答える。
彼はマレーシア人らしく、クアラルンプールから来たそうだ。
クアラルンプールといえばツインタワー。
あれがすごく見たいので、いつかクアラルンプールに行きたい。
と本当に思ってるので、
「僕はクアラルンプールに行ったことがないんだよね。だから、次はクアラルンプールに行きたいんだ」
なんて英語で伝えたんだけど、その後の相手の返答は僕の英語力では理解できなかったので、典型的日本人らしくヘラヘラ笑ってごまかした。
エレベーターだったので数十秒程度の会話でしたが、英語のリスニングレベルが極端に低くて、私の存在自体が迷惑な気がしてくる。
LanguageとLuggageを間違えるようなレベルなのでね。
自己肯定感が下がりまくりだよ。
さっきまで俺はシティーハンターとか言ってたくせにさ。
もうやだ。
部屋に戻って、ようやくシャワーを浴びる。
いやー、疲れた。
さっぱりしまして、バスローブもあったんだけど、僕にはこれがあります。
JALファーストクラスのパジャマ。

どうですか、これ。
もう一生手に入らない思い出パジャマです。
懐かしき在りし日の思ひ出(遠い昔)。
でも、取っておいても仕方がないので、僕は擦り切れるまで、いや擦り切れても着倒すつもりです。
今夜はこれを着て、ファーストクラスに乗ってる夢を見よう。
長い1日が終わった。
夢のファーストクラスも、現実庶民の夜のバンコク旅行も、どちらも楽しく、濃密な1日だった。
明日はバンコク2日目。
帰りの便は夜23:10の便なので、1日バンコクを楽しみます。
庶民のバンコク旅行はまだまだ続きます。
つづく。
