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北海道とかちで「銀箔色の山女」を釣って、おにぎりと一緒に食べたい➀(前編)

《連続2326日目!》


せっかく秋の北海道十勝に来たのなら、特別な体験をしたい。

旅って「ここだけでしかできない何か」に出会う瞬間が、いちばん心が震えるから。それが、グルメやおにぎりと掛け合わせられる体験なら、なおさらだ。

今回、十勝を旅していて耳に飛び込んできたのが、「十勝には、銀箔色のヤマメがいるらしい」という話。ヤマメといえば、普通は体の側面が赤みを帯び、小判型のパーマーク(斑紋)がくっきり入る。

それが、銀色に変化してしまう個体がいるという。
生態学的には「銀化」と呼ばれる現象らしいのだが、その理由はわかっていないという。

そんなミステリアスなヤマメがいる。しかも自分で釣って食べられるらしい。めちゃくちゃロマンがある!




🍁秋の十勝をレンタカーで走る


紅葉の山に向かって、車を走らせる。


今回の旅は、十勝をぐるりと回るドライブ旅。
空気が澄み渡り、山の輪郭がくっきり見える季節。
木々は黄色や赤に染まり、山裾に向かって燃えるようなグラデーションを描いている。

まずは紅葉を見に、然別湖へ向かった。

標高800m超の湖に近づくにつれ、気温はすっと下がってくる。
車の窓を少しだけ開けて走ると、冷たい空気が入り込み、旅の高揚感に拍車をかけてくれる。




🍁露天風呂で湖畔の静寂に包まれる

然別湖湖畔へ。露天風呂からの眺めもほぼ同じだった。


湖畔に着くと、視界の先に大きな湖面が広がった。
どこまでも静か。
たまに吹く風が、さざ波となって湖面を揺らすだけ。

その圧倒的な静けさに包まれたまま、湖畔の宿「然別湖畔温泉ホテル風水」へ。ここでは、然別湖を眺めながら日帰り温泉が楽しめるそうだ。

湖畔にせり出すように設置されている露天風呂。
そこから見える景色は、先ほどまで見ていた湖畔と全く同じだった。

湯に肩まで浸かった瞬間、ふうーと息が漏れる。
窓の向こうで湖が淡い光を返し、まるで時間が止まったような感覚。
かrだが温泉に沈むほど、日常から遠ざかっていく。

旅の途中でこういう「心の休符」が挟まると、その後の出来事が全部、より鮮やかに感じられるのだ。



🍁銀箔色のヤマメの存在

ロビーからの景色も美しい。


湯上がりにロビーで湖を眺めていると、ひとつの欲が湧いてきた。

せっかくだから、特別なグルメを食べてみたい。
このあたりだと、やっぱりマスかなあ。
であれば「十勝らしい一匹」が食べたい。

そうだ。どうせなら、ただ食べるだけではない。
ここは 「自分で釣って食べる」 という、旅の醍醐味を詰め込んだスタイルをやってみたい。

調べてみたら、鹿追町に「銀箔色のヤマメ」が釣れる場所があるらしい。

鹿追町なら、ここから30分くらいで着くはず。
時間的にも間に合いそうだ。

善は急げ!急いでレンタカーに飛び乗った。


🍁向かったのは「鹿追やまべ園」

森の中にある鹿追やまべ園。


レンタカーを30分ほど走られる。
森の中に続く道を進むとログハウス風の建物が見えてきた。
看板には力強い筆文字で「やまべ園」と書かれていた。

ここは「鹿追やまべ園」
大雪山の湧水に育まれた魚が食べられる釣り堀だ。ちなみにやまべとはヤマメのこと。

店の方に話を聞くと、ヤマメのほかにサクラマス、オショロコマも釣れるらしい。ただし、オショロコマはこの時期はほとんど姿を見せないとのこと。

「ヤマメ? 小さいのしかいないよ」
と笑う店員さん。

いやいや、その小さい中に銀箔の子が潜んでる可能性がある。
これこそがロマンなのだ。



🍁森の中の丸池へ

貸出された竿を持ち、森の中を進んでいく。

その先に。丸く大きな管理池が見えてきた。
周囲は紅葉している森に包まれ、風が吹くたびに葉がふわりと落ちてくる。

この景色だけでも旅の価値があるよなあ。

エサはサーモンの切り身。
これを針につけるらしい。

大きなヤマメを狙いたいので、切り身を2つにして針に通す。

早くヤマメに会いたい。ワクワクする気持ちが抑えられない。



🍁十勝の空気の中へ竿を放て


丸池の縁に立ち、そっと竿を構える。

狙うは池の真ん中あたり。ここは少し深みがあるのだろう。たまに大きな魚影が見える。

スッ…

水面に広がる輪。
そこから先は、ただ待つのみ。

十勝の秋風が頬を撫で、遠くで鳥の声が響く。
静かなのに、胸は高鳴っている。

コツッ

竿先に生命の気配が触れる。
糸が震え、水面の向こうで影が走る。
慌てて竿を引く。
しかし、魚は釣れてなく、エサのサーモンだけが綺麗に食べられていた。

なかなか難しいものだ。




🍁ついにきた!竿に伝わる大きな振動


エサを付けなおして、ふたたび池の中心に投げ込む。

ゴツッ
大きな振動がやってきた。

ググッッッ!!

さっきより明らかに強い引き。竿がしなる。
糸が弧を描く。これは間違いなくさっきよりデカい。

池の中央から、銀色の影が走る。体中のアドレナリンが跳ね上がる。

ゆっくりと糸を引きながら、竿を立てていく。
水面の下で銀色の光が揺れた。

そこには現れたのは…
追い求めていた「銀箔色のヤマメ」だった。


ついにきた!銀箔色の大きなヤマメ。



(後編につづく)

後編では、釣り上げたヤマメを握りたてのおにぎりと一緒にいただく「最高の昼食」を書いていきます!

十勝の秋、銀箔色のヤマメ、そしておにぎり。
この最高の組み合わせをたっぷりとお伝えしちゃいますー

次回をお楽しみに。




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ハスつか ファンベースデザイナー、地域創生プロデューサーなどしてます。 おむすびnoteを毎日書いてたり、浦和レッズを応援したり… みんなが、好きなこと、応援したいことを素直に言える世の中にしたいなあ。 皆さんと、いろいろなコラボをしたいです! ぜひぜひご連絡ください!

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