【夏イベント】宇佐美の花火大会は稲光と共に…!?【伊東市】
前回は急な衝動で動いた結果、伊東を拠点にして宇佐美の花火大会に向かうという計画を実行に移した。
しかし、天気予報は15ミリの大雨で……!?

さて、時刻は19時になった。
花火大会は20時からなのだが、早くも海岸への移動が開始されているようだ。
やはり花火会場の場所取りなんかがあるということだろうか?
自分も出遅れないように移動するぞ!


おお、こりゃまた……
広くて良い海岸だこと!!

でもなんというか、結構な波が打ち寄せてないか?
海無し県出身なので波事情にはあまり詳しくないが、自分だったら海に近付かないレベルの荒々しさを感じる。(波音もすごい)

いや、考えてみれば天気予報は大雨だったか。
つまりは海だって荒れて当然なのである。


さて、現在時刻は19時15分。
夕暮れの赤色から、すっかり夜の青色に移り変わった宇佐美海岸を眺める。
思えば今までの人生で、こんな風に海岸が移り変わる様子を眺めたことなんてなかった。
これは良い経験ができたな……!
……そういえば、花火ってどこから上がるんだろう?
自分の予想では目の前の海岸を埋め尽くすように花火が上がると思っているわけだが、発射設備が海上にあるようには見えない。
(時間になったら花火を積んだ台船が来るとか……?)
あ、そういえば天気予報はどうなった!?


いやいや! ほんのちょっと前に15ミリとか言ってたのは一体!?
(これだからウェザーニュースは……!!)
……いや、しかしこれは僥倖だ。
このままいけば、『やっぱり降らなかったです』という展開すらあり得る!
雨雲レーダーはどうなの!?

うーん、こりゃまた微妙な……!
いやしかし、宇佐美の花火大会は2000発という小規模なものなので、20分くらいで終わると聞いている。
うまいこといけば、花火の打ち上げ中は雨が降らないでいてくれる可能性だってあるかも……?

それにしても、さっきから北側に広がる雨雲の中で何度も稲光が発生している。
あの雨雲がここまで来たら大変なことになるぞ……!
だが実はこんなこともあろうかと、背負ってきたサブザックは防水だし、服の着替えと折りたたみ傘も持ってきているのが自分なのだった。
(まあそのせいで毎回荷物が重いんだけどね……)みたいなことを考えていると、なにやら港から1隻の船が出てきた。

おお! やはり台船から花火を!?
……いや、どうもそういう感じではないな。
小型船は海岸の中央に留まり、特になにかする様子はない。

いよいよ雨が降るとしか思えない空模様になってきて、不安が高まる。
そして今気付いたが、自分の周囲はいつの間にか人で満たされていた。
これではたとえ雨が降ってきたとしても、傘なんて開けないぞ……!?
だってそんなことをしたら、傘が周囲の人に当たって……
ここでふと思い出す……!
小学生の頃、一緒に帰っていた友人が広げた傘をフリフリしていたところ、それが自分の目の近くに当たったことがあった。
まあ目に当たったわけではないからノーダメージだったのだが、自分はその数日後に、前々から問題だった逆さまつげの手術を受けたのである。(まつげが逆向きに生えてきて眼球を傷つけるので、それをどうにかする手術)
だが友人には「目の手術をした」という情報しか伝わっていなかったようで、「ぼくの傘がaosagiくんに当たったせいで、目の手術を!?」という間違った思い込みをしてしまったらしい。
その後、急に友人から謝られたときには驚いたものだが、彼は傘の件をずっと気に病んでいたそうだ。
まったく、彼はおっちょこちょいだけど、本当に心根が優しいやつだったよ……。

あっ! 小学生時代を思い出していたら花火が上がり始めました!!
いやしかし……なんか遠くないか!?
(そしてあの小型船には何の意味が……!?)

いや確かに、海岸に到着してからは「みんなやけに海岸沿いを歩いていくなぁ……」とは思っていたのだ。
あれは花火のベストスポットがここから北東側にあったからなのか。

まあでも、綺麗だからいいか……!!
自分は写真もほどほどに、花火をしっかりと自分の目で楽しむのだった。
夏のイベント、これで達成だな。
思えば、春と夏のイベントをどちらも伊東市でこなしたことになる。
初めて旅行したときからなぜか惹かれる土地ではあったが、こんなにも再訪する場所になるとは思わなかったな……!
……そんなことを考えていたら、雨が降ってきた。
おいおい、恐れていた雨がついに降り始めたぞ……!?
だがしかし、花火大会はもうすぐ終わりそうではある。
そしてまだ雨はポツポツ程度なので、本降りというわけではないのだ。
(このままどうにか耐えてくれ……!!)
そんな自分の願いが通じたのか、ザーザー降りはじめる前に花火大会は無事終了した。
濡れていないわけではないが、この程度なら電車に乗るのに着替えは必要ない範囲だろう。
そしてこの場所からなら宇佐美駅への距離も近いので、帰りは楽である。
思えばこれが北東のベストスポットに行っていた場合、雨はもっと強かったかもしれないし、傘をさすのがはばかられる人混みの中を1kmほど歩くことになった可能性があるのだ。
そう思うと、あの場所で花火を見たのは正解だったのかもしれない。
なにが良い方向に働くかなんて、本当にわからないものだ。


では無事に花火も楽しめたことだし、伊東のホテルに戻るとしよう。
ありがとう宇佐美、また機会があればよろしく!!

そして自分は伊東に戻ると、ホテルの目の前にあるセブンイレブンでカロリーの塊を盛大に買い込んで……
夜のパーティーを開始するのだった!!

日本中を飛び回っていた頃から、こうやってホテルで盛大に飲み食いする癖は変わっていない。
今では『ビジホ飲み』なんて言葉もあるようだが、みんなもこの魅力に気付いたようでなによりだ。(自分はお酒は飲まないけど)

(うわぁ、すっごいカロリー高そう……!!)
だがしかし、旅の間はこれでいいのだ。
(カロリーに関しては、また必死に部屋の中でエアロバイクをこいでなんとかしよう……)
2026年の夏は一度きり。
世間の人たちはもっと色々楽しんでいるのかもしれないが、自分は今日こうして動けたことだけでも誇らしい気分だ。
(基本的には家に引きこもっていたい欲求が強い人間なので……)
秋と冬もこんな風に思い出を残せたら良いなと思いつつ、自分はシャワーを浴びて、ベッドに入るのだった。
次回へ続く……!
いいなと思ったら応援しよう!
サポートには感謝のコメントをお返しします!