【雑感】認知戦:ロシアンボッツ群体への対応、、何にせよ個々人のリテラシーが大事かと。
一方では綺麗事を唱え、一方では戦争を煽り、戦争を起こさせ、それを終わらぬようにする
金持ちへの嫉みや不信を煽り立てることで「自由」の基盤となる議会や自由主義経済を否定し、全体主義的な統制への道を切り拓く
社会を分断し、混乱させ、人々の不信感と憎悪を高める-。このようなコミンテルン的手法は、あまりに悪魔的といえる
今まさに「歴史的事象」と向き合ってるのかなぁ、と痛感することが増えてきてしまいました。望ましい事であればまだしも、こういうのは大概「望ましくない事」であるのが、どうにもやるせなくも。
『認知戦』という、頭の中を巡るネットでの工作が、日本の民主主義を脅かす形で、私たちの目の前で繰り広げられております。7月20日の参議院選挙を前に、ロシアによる大規模な情報工作が日本のSNS空間で激化しており、その規模と巧妙さは、もはや看過できないレベルに達しています。
(「山本一郎(やまもといちろう)氏 note」2025年7月15日)
直近の概要としては、こちらの山本一郎氏のnoteが丁寧にまとめてくださっています。また、少し興味深かったのが、日経のこちらの記事。
ロシアによる情報工作の影が日本でも広がってきた。ロシア政府系メディアの日本語のX(旧ツイッター)アカウントを分析すると、拡散数が1年で3倍超になった。日本国内から投稿するようになった様子もうかがえる。親しみやすい話題などでフォロワーを増やしつつ、ウクライナ侵略に関わる偽情報を流している。
(『日経新聞』2025年7月2日)
前後してのフェンタニル関連での麻薬関連事案といい、ここ最近の日経さんは少し経路の変わった記事を出されてますね、何やら興味深い情報源でも見つけたのでしょうか、、なんて、SFですよSF。
そして個人的に一つ興味深い動きとしては、自民党議員さんたちが、SNS等で関連する「ポスト」をされていることで、裏を返せば「材料が集まって包囲殲滅の準備が出来た」ってことじゃないのかな、とも。
今、日本の参議院選挙を前に、ロシアからの選挙干渉が拡大していることが注目され、話題となっています。それについての警告は、こちらのショート動画をご覧頂くと、理解が深まるかと思います。■ロシア、右と左のSNS情報戦(#国際政治ch の #Shorts 動画) https://t.co/MZRUxJlUR5 @YouTubeより
— Yuichi Hosoya 細谷雄一 (@Yuichi_Hosoya) July 14, 2025
当然のことながら、日本の選挙も、外国からの工作(認知戦)から免れることはできない。…
— 平将明(たいらまさあき/Taira Masaaki) (@TAIRAMASAAKI) July 18, 2025
参院選(20日投開票)への外国からの介入に関し「一般論として、他国の世論や意思決定に自身にとって好ましい情報環境を醸成するための偽情報拡散を含む影響工作を展開している例が国際的にある」と述べた。その上で「わが国も影響工作の対象となっているとの認識のもと、外国からの偽情報などの収集、集約、分析などを一体的に推進している」と強調した。
(『産経新聞』2025年7月16日)
日経(テレ東)さん以外でもほちほちと伝え始めてるのかな、、そういえば産経さん、少なくともオタクのところのとある記者さん、高市先生のお名前を不適切に「自民党を分断するために使ってました」よね。それこそ"ロシアや共産中国、北朝鮮が喜びそうな感じ"で、、そのことに対する内調も当然進んでるんでしょうね?
大阪入りした首相の演説会場には、府連幹部や元衆院議員らが集まったが、公示後に首相批判を強めている青山氏は抗議の意思表示として参加を拒否。首相演説時は別の場所を遊説したという。
(『産経新聞』2025年7月17日)
とはいえ、自民党内でも青山さんが変な動きしてるし、、大阪での自民党勢力の立て直しが、ご自身にとってのラストチャンスという事は理解されているのだろうか(衆議院への鞍替えもありますし)、なんというか小泉進次郎議員のつめの垢でも少しは、なんて思ってしまいますねぇ。
参院選2025 Day14
— 小泉進次郎 (@shinjirokoiz) July 16, 2025
京都の西田しょうじ候補の応援。かつてボロクソに言われても、大義のためには飲み込んで一緒に闘う。かつて京都が地元の谷垣禎一さんが野党自民党の総裁だった時に「みんなでやろうぜ!」が合言葉だったように。」@j_shoujinishida pic.twitter.com/W8wgMI3v4X
・ロシア製ボットが、親露派大手アカウントが流す石破茂政権批判や偽情報、印象操作の投稿や動画をトレンド入りさせ、百万再生単位でバズらせている
・アメリカでは摘発されているボットだが、日本ではプラットフォーム事業者も情報当局も対応できておらず野放しになっているため、ガセネタ流し放題になっている
・政府批判、石破茂、岩屋毅、公明党などへの攻撃が中心であり、利用できるものであれば参政党でも日本保守党でもれいわ新選組でも反ワクチンでも沖縄独立でも使えるものは何でも使う傾向がある(特定の政党だけ肩入れするものではない)
・結果的に、大量の政権批判に加えて「日本人ファースト」など排外主義を煽る投稿が激増し、参政党などにネットの支持が集まっている
(「山本一郎(やまもといちろう)氏 note」2025年7月15日)
山本さんのこちらと概要、非常にわかりやすい内容で、国民の不安や猜疑心を煽り「混乱」をもたらそうとしているとの動きがよくわかります。そしてそれが一定の効果が出てしまっているよなぁ、との点も。
「社会を分断し、混乱させ、人々の不信感と憎悪を高める」とは『コミンテルンの謀略と日本の敗戦』での一節ですが、"歴史は繰り返す、その面差しを変えて"といったところ。
戦前の日本のあり方は、本来、帝国憲法体制であり、美濃部達吉が天皇機関説で説明していた立憲君主制であって、自由主義に基づく体制であった
だが、左右の全体主義たちによって帝国憲法そのものが骨抜きにされ、選挙によって示された民意を重んじる憲法習律も否定されていった
今回の参政党に限らず、日本保守党、立憲民主党、社民党、れいわ新撰組、日本共産党あたりは、まさしくこの「左右の全体主義たち」に該当する団体だと思います、現在進行形。
戦前と同じ過ちを繰り返さないよう、きちんと情報を精査していく意識は忘れないようにとの自省と共に、、気をつけねば。
報道に対する国民のリテラシーを高めることであって、自分が気に入らない新聞の「廃刊」を叫ぶことではない
なお個々の案件としてみると、今回の「ロシアンボッツ群体」への一斉対応はよいことだと思いますし、今後も必要だと思います。といっても、SNSという「狭いメディア」に限った話ではなく、「広義のメディア」に対してとは思いますが。
これを放置するとそれこそ、戦前の「ゾルゲ事件(&尾崎秀実)」の再来にもなりかねませんし。
ただ、だからといって国家権力による規制を強くし過ぎた結果、「萎縮」「自粛」「自称警察によるネットリンチ」等々が行き過ぎるのもダメだと思います。
個人的には、受け手である「国民一人一人」が情報を扱う力(情報リテラシー)を高めていくしかないのだよなぁ、、としか思いつきませんが。継続的に物事を進めていくにあたり、「一発逆転」、「ワンイシューですべてが解決」なんてことはそうそうないですし。
「…人間のエゴの全てを吞みこめるほど、地球は巨大ではないっ!」
「人間の知恵は、そんなものだって、乗り越えられる!」
「ならば、今すぐに愚民どもに、叡智を授けてみせろっ!」
「…あんたは世直しのことが、分かっていないな!」
「…革命はさ、いつもインテリが始めたんだよな? しかし、観念的な理想論だけで革命をやるインテリは、実践ではいつも過激なことしかやらない。悪い癖だ」
「…革命が勝利して、組織を整備されていくと、革命の理想は、官僚と大衆の中に呑み込まれていくのがプロセスだ。そうすると、それを嫌って、世間から逃げ出すのが、インテリなんだよな?……シャア、それが、あんたのことだって、分かっているのかい?」
とかとか、逆襲のシャアでの各種フレーズを思い浮かべながら、、革命ってのは本質的に「自身の価値観を暴力で押し付ける排他性の極限」だよなぁ、と個人的には痛感しています、極右・極左問わず。
