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人生は演ずること |気づいてしまった 今は無職で演ずる必要なし 【シニアの独言】⑩

人生は演技することだと気づいたのは、やっと大学くらいだったか。
いや、社会人になってしばらくしてだろうか。


自然と演技させてしまう映画の影響力はすごい!

自分の人生とみんな思ってるが、実はそんなものはないと。
模写だ。誰かしらの真似をして。
ヤクザ映画全盛の頃、映画館から出てくる男たちは皆肩を怒らしていた。
ヒッピーの映画の時は皆肩の力を抜いていかにも気だるそうに。
実は誰もそんなことを信じていないくせにそうなっていた。

時代の気分とか。
流行りのスタイルに自分を見てもらいたいとか。

学ぶとはマネブから来ている?そういう説があるそうだ。
真似て覚える。
幼少期は親の全面的な支配下にあり、価値観も全てそこから発生していた。
親の思うとおりになることがいいことだと思っていた。

反抗期を過ぎ、自我が目覚め、それでも社会の常識とか社会人としての当為を押し付けられて、結局組織の一員として生きてきた。
社会の一員となり、組織に属すると、そこの誰かを真似るようになる。
理想の上司、理想の先輩。

そこまで行かずとも、そこで生きていくためのモデルが必要だ。
若いときには、まだまだ自分がモデルとする人のやり方を意識して行動していた。

膨大な真似の集積が、いつしか混沌とした姿になって、いつの間にか身についたようになる。
それを元から持っている性格などが彩りをつけて、いつしか自分の個性になる。
しかし、そいうふうにできた個性は、本物の個性だろうか。
人の本来の姿か、人が本来いくべき道か。

歳を重ねて良かったこと

今は真似する気もなく今までに身についた方法で動き、行動している。
誰かを意識することもない。

人生は白いキャンパスに描いていくようなものだ、と誰かが言っていた。
シニアになって、だれからも指示されることなく暮らすようになって痛感する。
いや、誰からも指図されず、というのは語弊がある。
未だ、妻や娘から、ゴミの出し方やトイレの使い方などを指示されるのは別である。

未来は作るもの

どこかに通じてる大道を僕は歩いてゐるのぢやない
僕の前に道はない
僕の後ろに道は出來る
(道程:高村光太郎) 引用元:青空文庫

この詩を読んだとき、結構感動した。
まだ学生だったか、社会人になってまもない頃だったと思う。

それまでの自分は、社会の中で立派と思われるか敬われるか、周囲から大事にされる、そんな人生を歩めると心の奥底では無条件に信じていたのかもしれない。
だから、社会で普通に食べていける道を選択し続けた。
しかし、組織に属することで守られると、人は弱くなる。
今の安住の環境を飛び出す勇気は、余程のことがないと振り絞ってもでない。
たとえ、不平不満だらけでも、一旦安定した収入を得たからは、それを放棄してまで外の世界へ行こうとは思えなくなってくる。

だから、目から鱗だったのかもしれない、当時の感動はもう忘れたけれど。
そうだ、他のやり方なんてない。
自分のやりたい方向に進めば良い。
やったこと、実績が自分の軌跡となり、人から見た人物像になる。

1日1日を大事に生きること

身近な例で言うと、人生も日々の生活を自分で決めて実行することで積み重なる。
3月に退職してからは時間に縛られない生活となった。
朝何時に起きて、まず何をするか、今日は何をするか。すべてを自分で決める。
1日1日を大事に積み上げる。
自分の感覚に問うてみる。
今日はどこへ向かうか。
できる限り楽しく過ごしたい。
周りを幸せな気持ちにしたい。
明日のことは考えない。
そんなふうに悟ったようなこと言っても、飲酒が過ぎると思ってもいない言葉を吐いてしまうこともあるので、毎回大反省。

noteとの出会い

私は娘に勧められて、noteを始めた。
これがとても良い。
かつてのライターへの夢が蘇るようだ。

始めたばかりの私をフォローしていただいた、どなたかが書かれていたが、書くことでまた勉強になる。(失念してしまいましたが、感謝しています)
頭の中が整理される。
書くことで、1日が充実する。
毎日を幸せに過ごしている。

最近になって、多数のフォロワーに支持されている方々からフォローをいただくようになり、誠にありがたいことです。
その方々の記事を読むと、本当に感心するというか、フォロワーの多い理由が理解できます。
素晴らしい方々の記事が広く世に出るというのは、素晴らしいこと。
noteさん、ありがとう😊

生かされている存在として

もう、演技することからは解放された。
しかし、人間は意図すると意図せざるとに拘らず、この世界に生かされている、と最近は感じている。
これはもっと広い意味で、というか、根源的な人間という生のあり方としてかと思う。
若い時には歯牙にもかけなかった、ブッダの言葉が腑に落ちるようになった。
毎日を大切に、さらにその結果、私が動くことで誰かの幸せになっていれば幸いと感じる今日頃ごろです。

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