魔法の言葉、呪文は物語の中だけではない あなたも実は使ってる 【シニアの独言】⑨
魔法の言葉? 知ってるよ!
〇〇しちゃだめ!
〇〇しなければいけない!
〇〇しなくちゃ!
そんなことできるわけないでしょ
無理無理、あなたにできると思ってる?
これはもちろん、呪いの言葉
一生あなたを苦しめる。
素敵ね!あなたは最高
えらいわ!あなたはよくやった!
あなたは唯一の素晴らしい人や。
あんたならできる!
これは願いを叶える魔法の言葉
三つ子の魂
諺に三つ子の魂百までとあるが、子供の教育に関しては、3歳までが重要とされ、3歳児神話などという言葉もあるようです。
子供の時には、親が世界のすべてです。
親の姿を見て子供は育ち、親の言葉が子供を育て、ともすればその言葉が子供の行動を縛ります。
幼い頃に身についた習慣や作法とか、人に対する接し方など、歳をとって意識してみてもなかなか一朝一夕では変えられない。
顕在意識化の表面的な部分は変えられても、潜在意識の根本が変わるまでは時間がかかるのでしょう。
例えば、あいさつ一つにしても、子供の頃から習慣になっている人はなんら抵抗なく自然にあいさつするから周りも自然に受け入れられる。
逆に、そういう習慣のない環境で育つと難しい。
やるべきと気づいても、慣れていないことをやるにはそれなりにエネルギーが必要なのでぎこちなくなります。
ぎこちない挨拶に対する周りの人の反応を見て、さらにぎこちなくなる。
親の言葉が根底に残る・・・潜在意識?
子供が人間として安全に暮らせるように、親は危険を回避させる方法を教えます。
当然、禁止することが多くなります。
おもちゃを口に入れちゃダメ
窓から外に出ちゃだめ
その後、子供が家族の外に出る時期、動物なら自立の時期になるとどうでしょう。
親は自分の知っている社会の知恵を元に、相変わらず子供を危険から回避させようとするのでしょうか。
人によっては、自分が良かれと思う行動や進路、考え方と異なる行動を禁止する。
親の言うことを聞け、と無意識に強要する場合があります。
子供にとって呪いの呪文になる場合があります。
全てがそうとは限りません。
親の意見と茄子の花は千に一つも仇はない
という諺があるようですから。
親の魔法の言葉が子供を励まして、木に登る豚にだってなるかもしれません。
私自身のことを考えると、
〇〇しなければいけない
〇〇しなきゃ
とか、何かと自分を縛る言葉は口癖のように出ていた。
行動するときに、「しなければならない」という考え方は普通のことだと考えていたし、自縄自縛のようになっていました。
言葉で具体的に気づいた時
「新しい靴を買わなくちゃ」(キャスト:中山美穂、向井理 北川悦吏子監督、岩井俊二プロデュース)
という邦画の題名を見て、ずっと気になっていました。
題名の言葉としては、物語の展開のキーワードであり、北川先生が意図して使ったものなので、なんら問題あるわけではありません。
あくまで私の感じ方の問題。
「買わなくちゃ」って、なんで?
買わなくちゃいけないの。買わなくちゃだめ?
買わなくちゃの後には、暗黙に否定や強制の言葉が続くのです。
何かしらの無理をさせるような響きがあります。
この映画は2012年の作品です。ですから、これ以降の話なので、この類の言葉に気づいたのは、私が第二の人生に踏み込もうという時期でしょう。
歳の頃でいうと、還暦前後かな。
いつの頃からか、自分も含めて、周囲の人に対して、何かしらの無理を強いたり、縛りつける呪文は避けるように意識しました。
今は昔に比べれば、少しは言葉を選んで話せているのではないかと、自分では思っています。
たまに、飲酒時は特に、脱線して家族に注意されますが。
実際にどうかは、周りの人たちの反応でこれから判明するでしょうが。
前向きな言葉に替えよう
それからは意識して、この類の世間や社会の規範や常識と自分が思い込んでいるもの、世間並みとか世間一般だと考える思いこみの理想形に、無理に合わせようとしなくちゃいけないと考えるのをやめました。
自分を含め、人に対して、意識してそれらを強制する言葉を避けるようにしました。
金子みすずの詩のように、「みんな違ってみんないい」のです。
どなたが言ってたか残念ながら忘れましたが、「〇〇しなければ」の代わりに、「〇〇をやろう」と自発的で前向きな言葉にするのが良いとあったので、それに倣うよう意識しました。
すると、ずっと気が楽になりました。
ブッダのように、今だけに専念するまでには、まだ時間がかかりそうですが。
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