見出し画像

やめたこと#6 そとで外食しない

外食することをやめた。気づいたら自然に。

わたしはシングルマザーである。
だから3食とも、自分が作ったご飯を食べる。

料理のレベルは3歳児だ。
カレーを作りたいからルーを買ってきてと母親に頼まれ、何も分からずレトルトのルーを買ってきてしまった小学生から、25才を越えてから初めて米を炊いたくらいである。

初めての結婚生活ではパートナーに「何を作ってもまずい」とトラウマを焼き付けられた。のちにその言葉は味に対してではなく、私自身の存在を否定するものだと分かったのだけれど。

いずれにしても、
自分のつくる料理・味・バリエーション・見た目が受け入れられなかった。
なので今までは週末必ず外食していた。

それをやめたのは、
外食<<<買い出しや作る面倒さ<<<自分の手作り弁当
つまり体が自分の弁当で満たされることを知ったからだった。

米盛りすぎ問題

どこのチェーンでもライス小(ごはん少なめ)=茶碗1杯分だ。だからデフォルトでライス大盛が出てくる。おかわり無料サービスがある店ではおかわり前提の価格設定なので、2杯目を食べない方が損になる。

そして野菜はというと、ミックスナッツの小袋の中にたまーに入っているカシューナッツくらいの量しかない。(イオンでお手頃なファミリーパックを買っているからだろか。いつもカシューナッツの取り合いで喧嘩が起きる)
パサパサで、たよりない。これならまだ野菜ジュースを飲んだ方がマシである。

お弁当における黄金比とは。

私が思うのはこうだ。
ごはん:野菜:肉や魚などのタンパク質
=4:4:3

イメージはこれである。

白米3に玄米7でテキトーに炊くのが好み。噛み応えが◎

ご飯は思ったより多めに詰めた方がいい。8割程度にしたときは必ず10時に腹が鳴る。

・縁の下の力持ち→底にぎっしりと敷き詰めた玄米
・噛み応え担当→その上に輪切りの人参(朝からフライパンを使いたくないので、いつも魚焼きグリルで素焼き)
・タンパク質→ゆで卵を2個。あとでチンするので爆発しないよう半分にしておく。9分茹でで引き上げられれば半熟に。メイクをしていて上げるのが10分を越えてしまうとパサパサの黄身になる(これも包丁など使わず親指で割る)
・彩り担当→ブロッコリーをゆで卵と一緒にゆでる or キャベツをこれまた指でちぎって生のまま上に詰め込む(チンして火が通るので良しとしている)
・ご褒美の肉→いつもはコープのお手頃なウインナー。頑張った日はカルディにあるチーズ入りのぶっといウインナーを2本。

嚙みしめたときにあふれる汁は私のうれし涙である

本当に食べたいものを、食べたい分だけ

弁当は質素だ。茶色ばかりになりがちだし、作る時間もかかる。
だけど今朝の私の体調にピッタリのラインナップが、ちょうどいい量で提供される。
「今日はチーズ系が食べたいなー」と思っても、最寄りのコンビニでは売り切れだったりするし、前述した通りご飯のボリュームが合わなかったり、付け合わせに満足できなかったりする。

その点、自分好みにチューンナップできる弁当は最強である。
それに100%用意しなくたって立派な弁当なのだ。
なんならご飯と野菜だけタッパに詰める朝もある。肉は現地調達で、からあげクンを買う時もあれば、デミハンバーグを乗せる時もある。
「今日は絶対魚が食べたいから、鯖缶だけ持っていこう」でもいいし、「おかずは用意できたけど米だけ炊き忘れていたからコンビニで買おう」でもいい。ほんの数10%でも自分の好みに整えられたら、自分の人生をコントロールできているという満足感も生まれる。なによりヘルシーでうれしい。いいことしている気分にもなれちゃう。

ゴキゲンななめな人は、腹いっぱい食べよう。

「お母さん、今日は機嫌がいいね」と言われる日は大概、以下が揃っている。

・お腹がいっぱい。満たされている。
・のこり時間に余裕がある
・しっかりと熟睡できている

逆に「今日は怒りっぽいよ」と言われる日はこうだ。

・とにかく腹ペコ。(お昼を食べ損ねた。タンパク質が足りなくてお腹が空いている。パン食で済ませたとき)
・遅刻しそうで焦っている。寝る時間が遅くなって焦っている。
・前日にPCにかじりつき、寝ていない。

腹いっぱいで、
のんびり過ごせて、
頭がすっきりしている日。

空はきれいで、道端のスズメすらかわいく見えて、視野が広く感じる。

グルグルと考えすぎてしまうことがあったら、まずは腹を満たそう。
私がやらなきゃなんて自分を追い込まないで。仕事なんてどうにでもなる。5分でも、10分でも離れて、しっかりと食べよう。
出来れば外に出て風を浴びよう。

よく噛んで、ごちそうさまをしたら15分昼寝する。
起きたころには第二の今日が始まる感覚。
さっきまでの仕事がリセットされるわけじゃないけれど、食べた後の方が冷静に見られるはず。一気にゴールまで駆け上がろうとして焦っていた午前も、昼食後ならスモールステップを立ててゆっくり登れる。


人間、ちゃんと単純にできている。
セルフケアのつもりで、毎日の弁当をお守りにしているんだと思う。

もう一つのお守りであり私のスイッチ。パールのイヤリング。


前の記事もどうぞ。

よかったらフォローしてみて。




いいなと思ったら応援しよう!

青 石(せい せき)/ 文筆家・校正者・イラストレーター この記事を気に入ってくれたら、よければチップお願いします。一口100円から、何度でもOKです。いただいたお金は記事作成に使わせていただきます。