誰でも言語化が上手くなる簡単な方法
言語化が上手くなりたいと思う人は多いようだ。
試しにSNSで「言語化 苦手」と検索してみると、物凄い数の投稿がヒットする。誰もが書いて発信できる環境だからこそ、他人と自分を比べて「できない」と思わされているのかもしれない。
分かるよ、つらいよね。
「もっとうまく言葉にできていたら、誤解されることはなかった」
みたいな人間関係の後悔は誰しもあるだろうし、
「noteに文章書いて収益化してみたいのに、全然数字がでない」
とパソコンの前で頭を抱えている人も多いかもしれない。
もし、言葉で表現するSNSを使うのであれば、言語化はできないよりもできた方がいろいろと有利だろう。海外へ行くなら英語ができないよりはできた方が良いだろうし、食べ放題へ行くなら満腹よりも空腹のほうがいい。
それと同じだ。
言語化がうまくなるほど、自分の気持ちや感情が他者にも伝わりやすくなる。結果として「モヤモヤを代弁してくれた」などと共感されてファンが増えたりするらしい。ファンも少ないよりは多いほうが嬉しいよね。
とにかく、言語化がうまくなる方法は色々あるだろうけど、本質的には
「便利な言葉を使わずに表現してみる」
これを繰り返すことに尽きるのではないか、と私は考えている。
便利な言葉というのは、
「ウマい」とか
「エモい」とか
「キモい」みたいな、ざっくりした単語のことを指している。
便利な言葉を使う行為は、言語化するという目的に関しては「逃げている」のと同じだ。思考から逃げている。ときには逃げることも大切だが、逃げ癖がつくのは良くない。
たとえば、夜景を見た感想を「エモい」で終わらすことはできるが、これは言語化ではなく、ただの「反応」に近い。小指をタンスの角にぶつけて「イタッ」と叫ぶのと同じだ。私の家に「タンス」は無いので、実家やおばあちゃんちを思い出して少々エモい気持ちになった。
便利な言葉を使わずに、感情や考えを表現すること。
このクセさえつけば、あとは繰り返すうちに言語化は上達する。
なので、言語化がうまくなりたい人に向けて、XやThreadsでもできる簡単なワークを残しておこうと思う。
①:簡単に主張する
「このラーメンは美味しかった」
「あの街の夜景はとてもキレイだった」
②:なぜそうなのか?を言葉にする
「細い麺と豚骨の風味がマッチしていたから」
「暗闇のなかにビルや車の光が満ちていて壮観だった」
③:ちょっと例えてみる
「映画館とポップコーンくらい相性が良かった」
「夜の海に星の光が反射しているような景色だった」
いきなり細かく言語化しようとすると難しいので、まずは①でシンプルに自分の思いを言葉にする。ここでは「便利な言葉」を使ってもかまわない。
そして②と③では便利な言葉を封印して「なぜそう感じたのか」「何に似ているか」を言葉で表現してみること。
これだけで、もはや「言語化できた」といっても過言ではない。
私も現役のライターとして苦戦しながら言語化のトレーニングを繰り返した結果、自分の考えや感情を表現できるようになり、仕事だけでなくプライベートにも良い影響が出るようになった。
たとえば、妻とケンカした後に「自分はなぜ怒ってしまったのか」「自分のどういった言葉があなたを傷つけてしまったか」などを言葉にできるようになって、仲直りするスピードが早くなったりね。
とにかく、自分の考えを表現するクセをつけるだけで、自然にSNSの「いいね」やファンも増えていくだろうし、ちょっとしたときに自分の意見をスマートに言語化できる場面も増えていくだろう。
「いや、そもそも『例える』ってどうやればいいんだ?」って方は、下のnoteをチェックしてみてほしい。読み手に伝わる「例えの作り方」を解説している。
また「うまく言葉が出てこない」「表現が浮かばない」という方は、以下のnoteがおすすめ。「スポーツマンが試合前にウォーミングアップするように、発信者も書く前に脳を温めておくべきだ」みたいなことを書いたnoteだ。スラスラと書きたい人は必見。
とにかく、便利な言葉や、どこかで聞いた表現で終わらせないように意識すること。「ありきたり」を抜け出せば、きっといつか「言語化が上手いですね」と褒められる日がくるはずだ。
それってなんだかエモいよね。
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