妻の水筒から「売れるnoteの本質」に気付かされた
「お茶作ったから、置いとくね」
私のデスクに、妻がプラスチックの水筒を置いてくれていた。
この水筒が「商品が売れるとはどういうことか?」に気付かせてくれるとは思わなかった。
「売れる」と「売れない」。
ここを大きく左右するのは、ほんの小さな差だったりする。
売れない人は、ちょっとしたミスを放置しているだけかもしれない。
突然ですが、私は基本的にマグカップに水を入れて飲みます。
人間の脳の80%は水分とされており、こまめな水分補給は仕事の集中力やパフォーマンスを引き出してくれるから。
だから、定期的にマグカップに水を注いで飲む。
つまり、私は自分の水筒をもっていません。
「水筒が欲しい」と思ったことは、31年生きてきて一度もなかった。
だけど、妻が置いてくれたプラスチックの水筒を見て、あることに気付きます。
「あ、この水筒はメモリがついとるんやね」
「そうだよ~」
妻の水筒には、700mlまでのメモリがついていた。
その瞬間「この水筒を使えば、自分が飲んだ水の量を把握できる」という価値に気付きます。同時に、自分のスタイルでは「飲んだ水の量を把握できていない」ことにも。
これに気付いた瞬間、自分用の水筒が欲しくなった。
31年間、欲しいと思っていなかったアイテムが、欲しくなった。
何が起きたのか?
「信頼している相手から、試す機会をもらい、顧客が自分で価値に気づく」
これは、noteを販売している人も含めて、「商品が欲しくなるとはどういうことか?」という本質をついているんじゃないだろうか。
誰から何を提供されると「欲しい」と感じるのか。
それを理解してnoteのスタイルに活用していった結果、少しずつnoteを購入してもらえるようになった。
この経験を「noteを読んでもらうには?」という具体例に当てはめて考えてみたい。
「なかなか売れなくて悲しい」と落ち込んでいる人は、つまづいているポイントに気付き、改善することで「購入されました」の通知が鳴り響くようになる。
本質はいつだってシンプルです。
相手から信頼を得る
わざわざ書くまでもないけど、私は妻を心から信頼しています。
だから、妻が貸してくれる水筒を素直に「使いたい」と思った。
知らないおじさんから「これどうぞ」と水筒を渡されても、中に何が入っているのか分からないので、一応受け取った後にどこかで処分するでしょうね。
SNSでの発信にも、同じことが言えます。
信頼している相手のことなら、ある程度の疑いを捨てた状態で「聞いてみよう」「読んでみよう」という気になるでしょう。
信頼関係は、ビジネスの根幹です。
何かを購入してもらいたいなら、「いかに信頼関係をつくるか」を考えなければならない。
noteなら、無料記事で「この人の文章はおもしろい」「読むと学びや気付きが得られる」といった信頼を重ねていく。
しかし、基本的に信頼を得るには時間がかかります。
では、どうすれば比較的短時間で、信頼を勝ち取れるのでしょうか?
試してもらう
実際に商品を試してもらうことで、信頼を得られる場合もあります。
noteのように形のない商品なら、自分が信頼できる相手であることや、内容に価値があることを言葉で伝えなければならない。
それが、先ほど言った「無料記事」であったり、有料記事の「無料部分」にあたりますね。
今回、私は水筒を実際に試してみることで「デスクに置けること」「メモリがついていること」などを実感できました。
あなたの書いているnoteは読者が「試せるポイント」をどれだけ用意できているだろうか。
いきなり有料記事でラインナップを固めるのではなく、無料記事で「おもしろい」「タメになった」と感謝される信頼の貯金を貯めていこう。
顧客が価値に気づく
今回、私は水筒を借りることで「飲んだ量を把握できる」というメリットに気付きました。
そして、飲んだ水の量を把握できるということは、
・より健康的な生活が送れる
・さらに仕事のパフォーマンスを発揮できる
といった「私にとって望ましい未来」があることを意味します。
妻からそのように説明を受けたわけではなかったからこそ、より大きなインパクトがあったのかもしれません。
人間、人からのお説教では変われなくても、自分で気付いて腹落ちした瞬間に生き方が変わったりしますよね。
noteを書く際も「この記事を読むことでどういった未来があるか」を伝えつつ、読者が「こうなれるかもしれない」とイメージが湧くような言葉を使い、価値に気付いてもらう必要があります。
私が水筒を試して気付いたように、あなたの記事にも「思わぬ気づき」が隠れているかもしれません。
まとめ|水筒の価値に気付いた、しかし……。
お気づきでしょうか。
私が文中で「自分用の水筒を買った」とはひとことも書いていないことに。
そうです、私は水筒に魅力を感じたものの、まだ水筒は買っていません。
買われる理由のもうひとつ大事な要素である「今すぐ欲しい」を満たしていないからです。
私の場合、マグカップで水を飲むことは可能ですし、何ならお願いすれば妻に水筒を借りることもできます。
noteを販売したい場合も読者が「今すぐ読みたい」と思わなければ、買ってもらえない可能性はあるでしょう。
しかし、焦る必要はありません。
なぜなら「欲しい」という気持ちは徐々に高まっていくものだからです。
例えば、これから暑い季節がやってきて、外で水を飲みたくなるシチュエーションは出てきます。さらにお出かけする予定ができれば、「だったらこの機会に水筒を買うか」となる可能性は充分にあるでしょう。
「有料noteを書いたけど買ってもらえない」と焦る必要はありません。
今は、読者さんの「もっと読みたい気持ち」を育てている最中です。
無料の記事を何度も読んでもらい、信頼を勝ち取った先に、購入してもらえる未来が待っていることでしょう。
学びは、いつも近くに転がっています。
あなたの日常にも、noteが売れるヒントが眠っているかもしれませんよ。
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