見出し画像

ヤス × 明石家さんま「“アレ”について語ろう」


ヤス:
本日はですね、びっくりですよ。な、なんと、あっぱれさんま大先生にお越しいただきました!

さんま:
ファー!(引き笑い)
令和の茶の間わからんやろ。誰があっぱれ覚えてんねん。ああ、内山な、今、俺らの麻雀仲間やねん。あいつ、「さんま先生、それ、アガリです」とか言いよってからに、先生ってぬかしよるなら手加減せえよあのアホンダラ。ほいでな、

ヤス:
さ、さ、さんまさん、私はファンなんでもうめちゃくちゃそのお話を出来ればずーっと聞いてたいんですけど、今日は『アレ』についてお話しいただきたくお呼びしまして。

さんま:
はよ言えよ!そやな、今日はあっぱれ時代からファンのヤスくんのお願いやし、『アレ』の話しよか。俺、こんな感じのやつ、あんま真面目に語らへんから珍しいねんで。

ヤス:
ありがとうございます!それでは早速なんですけど、私にとって結局「人に伝わってナンボ」なんですよね。どれだけ技巧を凝らしても、相手の心に届かなきゃただの自己満足で終わる。だから私はいつも「伝わってるかどうか」を基準に考えてるんです。

さんま:
あ〜それな、めっちゃわかるわ。相手が反応してくれて初めて成立すんねん。俺なんか毎回「どや、響いたか?」って心で叫んでるもんな。で、シーンってなったらもう地獄やで。車の中で独りごと言うてるみたいな。

ヤス:
なるほど。空気が凍る瞬間ですね。私もアレを出したとき、相手が無表情だと感じると「あれ?まさか失敗?」って胃がキュッと縮むんです。

さんま:
ファー!(笑)
そうそう!だから最初の一発が大事やねん。最初で掴めへんかったら終わりやろ?
俺なんか舞台出た瞬間に死んだ魚扱いされたら3時間地獄やで。だれが死んだ魚やねん。そうそう、俺が若手の頃にあるディレクターが「サンマかイワシか知らんけど」って言いよってからに。ホンマめちゃくちゃ腹たってもうて、「絶対コイツ見返したる」って思うたわ。ひょうきん族でバーンと売れてから、そのディレクター、揉み手して寄ってきたもんな。「さんまちゃ〜ん」って。でもそいつの番組、絶対でえへんねん。ほいでな、明石家電視台とかヤンタン

ヤス:
さ、さんまさん!また脱線しそうです!!いや、聞いてたいんですけど!
えっと話を戻して、冒頭のツカミですよね。そこでもう勝負は決まる。読み手がスクロールするか閉じるか、人生の岐路くらい大きい分岐点です。

さんま:
そやなぁ。一歩目で決まるんや。しかもな、間(ま)が命やんか。俺はこう見えて落語家出身やねんけども、松之助師匠は間が上手かったからなぁ。間、外したらまぁ全部スベる。俺も喋ってて「ここで間を置こう」思ったら観客が勝手に息止めるもんな。ほんでドーンと爆発。あれな、ものすっごい快感やで。仁鶴師匠なんて、客の笑い声でなんばグランド花月の天井落ちるか思うたもんな。

ヤス:
間は難しいですよね。詰め込みすぎると窒息するし、引き延ばしすぎると飽きられる。でもその呼吸のズレが生む「意外性」こそ、醍醐味です。

さんま:
そうそう!裏切りやな!裏切らんと面白くないねん。予定通りに終わったら給食のコッペパンや。あれいっつも最後まで残るやろ。

ヤス:
(笑)
コッペパン比喩はすごいですね。確かに、裏切りがなければ味気ない。相手は「先が読めてしまう」に飽きるんです。

さんま:
けどな、裏切るにも愛されてなアカンねん。嫌われてるやつが裏切ったらただの迷惑やろ。信頼関係があってこそ初めて成立すんねん。

ヤス:
ああ、それは本当にそうですね。結局、成立させるのは「好かれていること」。嫌われたままやると炎上するだけ。

さんま:
な?せやろ?だからホンマに人間力やねん。テクニックやないねん。「うち、アンタのことが好きや」って思われたら、ちょっとくらいスベっても笑うてくれんねん。

ヤス:
そう考えると、技術論の前に「人間論」なんですよね。人間の生き様がにじみ出る。

さんま:
おぉ〜ヤスくん、ええこと言うなぁ。そうや、生き様や。俺なんかアレのために生きてるようなもんやしな。寝ても覚めてもアレ。おねえちゃん口説くときもアレ。免許更新でもアレ。ほんで失敗するねん、ファー!(笑)

ヤス:
そこまでアレに賭けてるの、やっぱりさんまさんは凄いですよ。私はもう少し慎重に育てるタイプなんですけど。

さんま:
ちゃうちゃう。走ってナンボや。コケてもエエねん。コケるとこまで含めてアレや。

ヤス:
……なんだか、さんまさんの話を聞いてると、私が普段考えてることと、同じなのに違う、でもやっぱり同じ、って感じがしてきましたよ。

さんま:
醤油ぅこと!
全部一緒やねんて。ジャンル違うように見えても、本質は一個やさかい。
『人間の心を動かすこと』
それだけや。
なんやかんや言うても、アレを突き詰めたら『生きてるだけで丸もうけ』やな。もうええか。撮れ高あるやろ。ほなおつかれさん。


おしまい。



#なんのはなしですか
これ、何について二人で話しているんだろう。『アレ』って何なんだろう。お互い『アレ』の認識が違うけど、ハマってるかと。

『アレ』とは文章?笑い?それとも、もっと大きな「人を動かす力」そのもの?

さんまさんが過去に話してたエピソードからネタを拾ってるので、会話に違和感はないはず。たぶん。しらんけど。

以上、妄想対談シリーズ第3弾でした。


《過去の妄想対談》

ヤス×糸井重里

ヤス×森博嗣

《お知らせ》

《《500円のライトコースを新設!》
書く仲間、募集しています。文章クラブ『放課後ライティング倶楽部』では過去記事1000本以上を含む有料記事すべてが、月額1200円で読み放題です。
noteもFacebookも同じ記事が読めます。お好きな媒体をお選びください。
noteメンバーシップにご入会いただくと、希望者さまにはFacebookグループにも招待いたします。

noteメンバーシップはこちら《初月無料!》

Facebookでの入部はこちら

◆文章クラブメンバーさんの近況
能登清文さん
和の心を愛する人生100年時代のお金の専門家(8冊目!『利息生活で楽しむ!米国債・ドル建て社債の教科書 ほうっておいても殖える資産運用術』絶賛発売中!)。日本人向けの『米国債投資』とは?チャンネル登録者数60000人!視聴者累計100万人!
【お金の学校】のとチャンーYouTubeチャンネル

いいなと思ったら応援しよう!

ヤスシ◆放課後ライティング倶楽部 最後まで読んで頂きありがとうございます! また是非おこしください。 「スキ」を押していただけるとめちゃくちゃ感激します 感想をツイートして頂ければもっと感激です ありがとうございます!感謝のシャワーをあなたに