【日記-No.8】よもやま日記
1月8日 雲
朝、外に出た瞬間、思わず肩をすくめました。
「あ、これは今年一番だな」と感じる冷え込みで、まだ年が明けて8日しか経っていないことを思い出し、冬の本気はこれからだぞと言われているような気がしました。
仕事で使う車を拭くために外に出ると、風が冷たく、バケツのお湯から取り上げたウエスを絞るとすぐに冷たく、指先がじんじん冷えてきます。
ボディをなぞるタオル越しに伝わる冷たさが、今日の気温をはっきりと物語っていました。
「今日は本当に寒いな」と独り言を言いながら、ひと通り拭き上げましたが、結局この日は車を使う予定がなく、そのまま事務仕事に切り替えました。
デスクに向かい、書類を広げてパソコンに向き合うと、不思議なもので集中している時間はあっという間に過ぎていきます。
気づけば時計の針は想像以上に進んでいて、「もうこんな時間か」と軽く驚きました。
午後から出張の予定が入っていたため、昼食は外で済ませることに決めました。
選んだのは海鮮丼。税込1,078円という値段を見て、一瞬だけ考えましたが、最近の物価を思えば妥当、いやむしろ良心的なのかもしれません。

運ばれてきた丼には、まぐろを中心に色とりどりの魚介が並び、いくらの赤が食欲をしっかり刺激してきます。
まずはひと口。
魚の旨みはもちろんですが、脇に添えられた味噌汁がまた良い仕事をしていました。

出汁の香りが立っていて、身体の芯にじんわり染みていく感じがします。
「これは当たりだな」と思いながら、最後まで美味しくいただきました。
コスパについては人それぞれですが、個人的には満足度の高い一杯でした。
食後は目的地の近くまで移動。まだ少し時間に余裕があったため、コーヒーブレイクをすることにしました。
冷えた身体に温かい飲み物……と思いましたが、この日はアイスコーヒー。
店内は暖かく、氷の音が心地よく響きます。
先輩が「ここは私が出すよ」とご馳走してくださり、ありがたくいただきました。

こういう何気ない時間や気遣いは、後になってじわっと効いてくるものだなと感じます。
出張先では、慣れた内容の仕事が中心でした。
派手さはありませんが、だからこそ一つひとつを丁寧に、確実にこなすことを意識しました。
大きなトラブルもなく、予定より少し早めに終わったときには、心の中で小さくガッツポーズです。
そして、その流れで向かったのは、もはや説明不要の“いつものあそこ”。
そう、あぶそばです。

席に着くと、自然といつものルーティンに入ります。
卵黄を崩し、全体をしっかり混ぜる。
麺にお酢とラー油が絡んでいく様子を見るだけで、今日一日の締めくくりとして完璧だなと思えてきます。
一口すすれば、安定の美味しさ。濃厚なのに重すぎず、気づけば箸が止まりません。途中で調味料を少し足して味変を楽しみながら、最後まで一気に完食しました。


