【実際に使ってみた】漫画家の使う「トーン」とは?
こんにちはうみです!🐬✨
漫画編集者を目指す大学生です!
今日は漫画で使われる画材の「トーン」について紹介しようと思います!
うみは漫画は描いてみたいんですけど、そもそも画材をほとんど持っていなくて。自分で物語を作るよりも、作品を考察したり自分の身の回りの共通点を見つけて喜んだりするタイプなので、お金はほとんど漫画やアニメ関連に溶けていっています😭😭(典型的な万年金欠のジリ貧学生です。)
先日、うみの友達が余ったトーンをうみにくれたので模写に初めてトーンを張ってみました!
トーンとは?
トーンとは画材(絵を描くときの道具)の一つで、均等な濃さの影を広い範囲に付けたいときや、着物の柄などの複雑な模様を漫画に入れたいときに使用するシールのようなものです!
今回うみがもらったのは友達が美術の時間にもらったものなので、基本セットしか手元にないのですが、調べてみたら膨大な種類があるみたいです。その中でも使われる場面の多いトーンをいくつか紹介します!
①アミトーン
透明なシール(フィルム?)に細かな黒のドットがびっしりと並んでいるシート。漫画は白黒印刷が多く、グレーのインクなどは使用することが少ないため、細かいドットによってグレーに見えるようにしている。水玉の細かさや、黒が占める割合を「60L/10%」のように表記していて、Lが増えた方がより遠い風景に適しており、%が増えた方が暗いグレーになっていきます。
②グラデーショントーン
アミトーンの濃淡がグラデーションになっているトーンのこと。コマの背景に入れたりする。
③柄トーン
チェック柄、花柄といった手で描くと労力がかかる模様をドットですでに描いてあるフィルム。このトーンを使えば複雑な柄も漫画に取り入れることができる。
ほかにもたくさんの種類があるので、漫画の中で探してみてもいいかもしれません!
価格としては1枚250円から500円と幅広く、ばら売りだけでなく、●●枚セットのような売り方もされていました!(セットだと大体2000円くらい)
貼り方
貼り方は意外と簡単でした!!
①台紙がトレーシングペーパーのように透ける素材なので、絵に台紙ごとトーンを乗せ、カッターなどでフィルムの部分だけを大まかな形に切ります。
②フィルムを台紙からはがし、絵に乗せて、硬いもので軽くこする。
③カッターで絵を切らないように気を付けながら絵に貼りつけたフィルムの余った部分を切り取る。
④絵に張り付けたフィルムを固いものでしっかりとこすり、イラストに定着させる。
実際に貼ってみた!

『鬼滅の刃』より胡蝶カナエ・しのぶ
栗花落カナヲ
例えば鉛筆だけのイラストだとこんな感じになりますよね。陰影をつけるのに均等に薄く塗ろうと思っても限界があるっていうか。

『アクタージュact』より
夜凪景
それがトーンを使って描くとこうなるんです!このイラストはペン入れをしていることもあるんですが、もっと印刷した漫画に近づいた感じがしませんか?!🧐🧐
今ってデジタル?
でも今の作画ってデジタルに移行している方も多いんです。理由としてはタイパ・コスパがいいからということが挙げられます。
トーンは使うコマによって多くの種類を揃えないといけないことに加え、一つ一つカッターで切り出していくのはとんでもなく手間と時間がかかります。(うみも今回貼る時に大変さを思い知りました⋯。)その点デジタルではワンタッチでトーンの種類を変えることができたり、ブラシでトーンを塗るようにつけることができたりします。
ただアナログ特有の暖かさ等の理由で根強い人気がトーンのフィルムに残っていることは事実です。アナログの作画に合わせたトーンによって生み出される演出には手間暇がかかっていることを知って、アナログの作品とデジタルの作品を比べたりして読んでみたいと思いました😍😍
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