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「可愛い」はなんぼ言ってもいい

お盆連休初日。
世間の連休は、どこに行ったとしても人が多い。そもそも普通に暑い。それでもせっかくの連休。ちょっとしたお出かけは楽しみたい。

恋人と過ごす連休。家に引きこもって日中は涼しい部屋でダラっと一緒にゲーム。日が暮れてから近所の蕎麦屋で一杯引っ掛けてきました!

一杯セット。ビールと共に、漬けマグロ、みそ和え、数の子。どれも繊細なお出汁を感じられて、質素で素朴。蕎麦屋のツマミって感じ。
蕎麦豆腐。上品な味。自家製の柚子胡椒を付けて食べることで真価を発揮する。後を引く辛さが日本酒泥棒。

「雨後の月」という日本酒を飲んだ。
初めは甘み、だんだん旨みが広がる。日本酒のいやな部分は無く飲みやすい。

このお酒は、書店員時代、付き合っていた先輩がオススメしてくれた思い出の日本酒。
当時の先輩と同じ歳になって、ようやく先輩の気持ちが分かるようになってきた。仕事が出来ない後輩にイラついたり、働き続けた年数だけはあるから舐められたくないと変なプライドを発揮したり、周りが結婚出産してライフステージを駆け上がっていくのを眺めて焦ったり…先輩と同じ歳になって、当時の先輩の気持ちが初めて回収された。思い返してしみじみ浸りながら味わった。

雨後の月。思い出のお酒。恋人は不服そうで、「ほーん美味いやん、でも自分はもっと美味しい日本酒の銘柄紹介するもんね」とプンスカしていた。過去の思い出にまで嫉妬する恋人も可愛い。

全ての男子諸君に物申す。
女の子には、なんぼでも可愛いと言いなさい。
可愛いと言われるほど女の子は可愛くなる。
もっと可愛いと言われたいと、ますます自分磨きを頑張れる。

天ぷら盛り合わせ。みっちりぎっしり中身の詰まったエビがとっても美味しい。人参のジューシーな甘みにも驚いた。

実際、恋人が「髪の毛をサラサラ触るのが好きだ」と言ったから縮毛矯正に行ったし、「綺麗な足をしているね」と褒めてくれたから足の脱毛を予約した。可愛いの一言は魔法。少しでも魅力的になろうと頑張るための原動力だ。

ハモの天ぷら。大きくて柔らかくてほわほわ。抹茶塩をつけて頂く。

恋人は可愛いと褒めるのが上手だ。
容姿だけでなく、服や髪型などのセンス、笑顔や表情などの仕草、性格までなんでも可愛いと言ってくれる。たくさん褒めてくれるから、もっと可愛い自分でありたいと思える。

生湯葉の刺身。柔らかく優しい甘み。すりおろしたての香り高いわさびをチョンと乗せて食べる。無限に日本酒が進む味。

可愛いと言わないなんてもったいない。
照れ臭さや恥じらいなんか捨てて、花に水をやるように、何度も何度も会う度に可愛いと褒めちぎろう。可愛いって言葉はなんぼあってもいいですからね。

〆の鴨おろしそば。レアな鴨は柔らかく、噛むほどに旨みがじゅわっと染み出てくる。大根おろしと共にさっぱりと。

とはいえ、浅い関係では直接的に「可愛い」と伝えるには照れくさい場合もあるだろう。そんな時は可愛いと直球で言わなくても「素敵だね」や「おしゃれだね」と言い換えると、よりスマートに気持ちが伝わります。

別日に食べたせいろそば。ぎっしり弾力があり、蕎麦の風味を存分に感じられる。誤魔化していない本物のそば。そば本来の旨みを感じられる。

大地/名古屋 金山

以上です。最後までお読みいただき、
ありがとうございました!

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