見出し画像

🇵🇱中世から続くポーランド・トルン名物、ジンジャーブレッドをトライ

前回は世界遺産のトルンを歩きました。


今回はトルンの名物として有名なジンジャーブレッドについてです。


ジンジャーブレッドの歴史

ジンジャーブレッドは古代ギリシャ時代にギリシャのロドス島のパン屋が最初に焼いたそう。その後十字軍が10世紀にヨーロッパに持ち帰り各地に広がりました。

日本でも良く知られる人の形をしたジンジャーブレッドマンが出回るようになったのはイギリスで16世紀になってから。

トルンのジンジャーブレッド製造の歴史

トルンではジンジャーブレッドの原料である小麦やハチミツが豊富だったことから13世紀からジンジャーブレッドを作っているそう。ジンジャーなどのスパイスはインドから黒海を通るか、グダンスクまで船によって運搬されていました。

なんでも中世の時代、トルンは現ドイツのニュルンベルグとジンジャーブレッドで競いあっていて、それ以来製造方法は秘密にされているそうです。

今回の旅行で訪れたニュルンベルグで見たハート形のジンジャーブレッド。かなり厚みがあります。

16世紀になると他国に輸出されるほどの人気だったとのことですが、18世紀~19世紀には人気に陰りが見えジンジャーブレッドを製造するベーカリーは19世紀初めには3軒にまで減りました。その後、産業革命後の大量生産により日本にも輸出されていたそうです。

トルンのジンジャーブレッドをトライ

前回訪れたときは食べなかったので、今回はこのトルンのジンジャーブレッドをトライします。こんな歴史的なレンガの建物に1763年からジンジャーブレッドを製造販売している「Kopernik」のお店があります。トルン出身の地動説を唱えたコペルニクスにちなんだ会社名です。

ジンジャーブレッドというとジンジャーブレッドマンを想像しますが、最もスタンダードなものはシンプルな形。トルンのジンジャーブレッドはポーランド語で「Pierniki Toruńskie」と呼ばれています。

固いクッキーのような生地を想像していたら、エアリーでふわふわしていてちょっとパサパサしていました。スパイスの味は結構控えめで正直美味しいとは言い難い…中世からレシピはそれほど変わってないのかもしれません。結局これは食べきることができませんでした。

チョコがけのものも買ってみました。こちらのほうがチョコのパリパリ感とジンジャーブレッドのふわふわ感の相性が良くまあまあでした。こちらは数日かけて完食しました。

ショックだったのはスーパーでも同じものが売っていて専門店より安かったたこと。ポーランドではどこでも売っている品のようで、これら以外にフィリングが入っているものなど色々種類があります。

ジンジャーブレッド一色のトルン

町のお土産屋さんにはジンジャーブレッドのぬいぐるみが売られていて、トルンでは見かけなかったジンジャーブレッドマンの形です。

小さな専門店できれいにデコレーションされていたジンジャーブレッドもありましたが、もったいなくて食べれないので見るだけにしました。こんな美しいものも。

Kopernik社のジンジャーブレッド工場があった建物にジンジャーブレッド博物館もあり町はジンジャーブレッド色が濃いです。

次回はトルンからとある「負の遺産」を訪れるためブィドゴシュチュへ向かいます。


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集