バルセロナから陸路でポーランド北部までの旅🇪🇸🇫🇷🇮🇹🇩🇪🇵🇱
前回の長期旅行は2023年。バルセロナから、イタリア、ギリシャ、トルコ、ブルガリア、ルーマニアを陸路と海路で周りました。フェリーを主に利用し、内陸は夜行列車に乗り、普通電車でのんびりと今は無くなった国境越えを経験するという移動が醍醐味の旅でした。
今回はバルセロナから陸路のみでフランス、イタリア、ドイツを経由しポーランドのバルト海沿岸都市、グダンスクまでの旅。フェリーは利用せず、各国の国鉄やバスを利用しました。
旅行前に決めていたこと
今回の旅行を始める前に決めていたのはフランス側のバスク地方に行きたい、そしてそのあとフランスのボルドーに行きたい、ということだけ。事前に隅々までリサーチするのは苦手なので、あとは気の向くまま旅をすることにしました。
そして、バルセロナからバスク地方に行くついでに、前から訪れてみたかったアラゴン州のサラゴサを訪れることに。冬でしかできないことも楽しみたいので、どこかで温泉やスパに行きたいとは思っていました。最終目的地からバルセロナまでの帰路は当初は陸路を想定していたのですが、結局ポーランドまで行ってしまったため空路で帰ってきました。
真冬に旅行する理由
ここ数年欧州に住んでいて思うことは、7月・8月の欧州はとにかく混雑(特に地中海などの海岸沿いや大都市)するということ。2023年の旅行は5月から6月でしたがそれでもアテネやアマルフィ海岸などはかなり多くの観光客がいてびっくりしました。特に最近ではクルーズ船の寄港地は大混雑。そして混雑すると当然宿泊費が高騰します。クルーズ船は寄港地では宿泊しませんが、例えばバルセロナはクルーズ船の出発地点のことが多く、クルーズ船客がクルーズの前後に宿泊します。ここ、バルセロナの真夏のホテルの宿泊費は今やびっくりする価格です。
また、ハイ・シーズンの有名観光スポットは事前予約が必要になるところも多く、朝一の時間帯から埋まっていくので、空いていたとしても中途半端な日中の時間しかないということも。そうすると、前後の予定が立てにくなります。
更には欧州でも気候変動のため最近は40℃越えになることもあり、さすがに観光する気力や体力がなくなります。スペインのセビリアやマドリードは真夏は連日40度越えは当たり前です。人気の観光地や周遊はオフシーズンに行きたい!ということで2月の出発にしました。
冬の旅行のススメ
欧州の冬は日が短いのが気になりますが、大抵の国は2月になれば午後6時くらいまで明るいところが多く、日本よりも日が長い地域が多いです。北欧などかなり北に行かない限りはそこまで冬は厳しくなく、今回はアルプスには雪がなく、寒くても最高気温は6度ほど、平均的に13度くらいでした。
今回旅行を終えてみて、冬のオフシーズンということから、混雑を心配しなくてよいためストレスフリーでした。ホテルの予約は当日の数時間前ということも多く、特にドイツでは公共交通機関乗り放題パスで、運賃を気にせずにどこにでも行けるということで気持ち的にとても楽でした。

そして、ホテルは空いているためアップグレードしてくれるところが多く、物価の高いドイツなどでも比較的リーズナブルに宿泊することができました。ドイツで宿泊したホテルやアパートメントを6月の予約と比べると半額以下というところが多く後で調べてびっくりしました。
また、夏は日が長い分観光も遅い時間までできるという利点ありますが、逆に夜景は夜9時10時過ぎまで待たないと見れないので、冬は夜景を早く見れるのも利点でした。
冬の旅行のデメリット
冬の旅行のデメリットは、田舎や山の方は観光電車など冬季閉鎖の乗り物や施設があること。また町中であっても博物館や観光地は閉館時間が早いところも多く、ポーランドでは博物館は午後3時や4時に閉まるところが多かったです。あとは、敢えていうなら外のテラス席に寒くて座れないこと(ドイツ人は平気で座っていますが…)くらい。
基本的にはデメリットよりメリットの方が多いように感じました。
今回訪れた場所
スペインはサラゴサ以外は以前訪れているので、ほぼグルメの旅となりました。サラゴサでは以前から訪れたかったピラール聖堂の規模に圧倒され、サンセバスチャンでは冬の風物詩、シードルハウスを訪れました。

フランスのバスク地方とボルドーを巡った後は個人的にロワール川沿いなどフランス北西部に行きたかったものの、夏にロワール川でリバーボートを借りる案が浮上したため、訪れたことがなかったリヨン方面に変更しました。長期旅行なので予算の関係から高級店には行きませんでしたが、食とワインが今回のフランス旅行のメインとなりました。
リヨンから南は行ったことある町が多かったため、さらに東に進み、北イタリアへ。ベネツィアはカーニバル開催中で身動きもとれない状況とニュースで読み、ほど近いパドヴァも避けました。イタリアではまだ訪れたことのなかった世界遺産の町を中心に回りました。

ドイツはお得な鉄道パスの存在を聞いていて、ホテル代も物価の割には意外と安かったので訪れたことのない旧東ドイツを中心に周りました。パスをフル活用するため今回の旅行で一番長く滞在した国です。ドイツとポーランドは第1次世界大戦から第2次世界大戦、そして共産主義時代を回顧し、スパでまったりする旅となりました。
以下、今回訪れた町のリストです。
スペイン
バルセロナ →サラゴサ → パンプローナ → サンセバスチャン
フランス
サン・ジャン・ド・リュズ → バイヨンヌ → ボルドー → サンテミリオン→リモージュ → ブールジュ → クレルモン・フェラン → リヨン → アヌシー → シャンベリー
イタリア
トリノ → オルタ・サン・ジュリオ → ノヴァーラ → ミラノ → ベローナ → ヴィセンツェ
ドイツ
ミュンヘン → レーゲンスブルク → ニュルンベルク → バンベルグ → エアフルト → ワイマール → ライプチヒ → コルディッツ → ドレスデン → バート・シャンダウ(ザクセン・スイス国立公園) → ピルナ → バウツェン → ゲルリッツ → ベルリン → シュヴェリーン → ヴィスマール → ロストック → シュトラールズント
ポーランド
シフィノウイシチェ → シュチェチン → ポズナン → トルン → ブィドゴシュチュ → グダンスク → マルボーグ → ソポット
グダンスクから飛行機でバルセロナへ。グダンスクを最終目的地に選んだのは、バルセロナ行きの直行便が運航しているため。
かなり長くなるので区切りの良いところでバルセロナ・ネタなども織り交ぜようと思います。
旅はまずサラゴサから始まります。
