【岐阜】スーパーカミオカンデ | GSA2010 (1回/全4回) | 2010年アーカイブ
2002年東大名誉教授の小柴昌俊氏がノーベル物理学賞を受賞した「ニュートリノ観測」。この観測の舞台となった「カミオカンデ」は旧神岡鉱山の坑道を再利用した作られた施設であり、現在ではさらに規模が大きくなった「スーパーカミオカンデ」にて観測が続けられている。
このスーパーカミオカンデ、カムランド(旧カミオカンデ)が見学できる年に一度のイベント、GSA(GEO SPACE ADVENTURE)に「TEAM酷道」のよごれんさん(鹿取茂雄さん)からお誘いを受けて参加した。定員制のイベントで、通常であれば結構な競争率なのだが、よごれんさんとお仲間のおかげで何も努力をしないまま見学することができた。
イベントは7:30に旧神岡鉄道、奥飛騨温泉口駅集合なのだが、よごれんさんからは4:00から神岡鉱山(栃洞)見学、GSA終了後は大津山の酷道踏破のお誘いを受けた。酷道踏破は体力と時間的に御免やっしゃし、栃洞見学だけ参加する予定であったが、結局朝起きられずにGSA参加のみとなった。
GSAの集合場所である旧奥飛騨温泉口駅に立てられていたノボリ。
一番上の土星マークを見ると今は亡きセガ・サターンを思い出す。
そう、当時初代プレステとゲーム界の覇権を争い敗れたマシンだ。
自分はサターンとPSでサターンを、ファミコンとMSXでMSXを選択する選球眼の無さで、毎回畳を掻きむしる悔しさを味わっている。

受付終了後、ニュートリノについて紙芝居で簡単な説明がある。
ニュートリノ君が出てくる子供向けの内容であるが、客のほとんどは成人、ちょっとかったるいのも事実。
といって、ニュートリノについて何が分かってるわけではないのだが。

自分達は7:40グループ。
1グループ2台の観光バスに分乗して鉱山跡へ移動。普通の観光バスでは到底走らないような細いクネクネ道をだが、パンチパーマの運ちゃんは平気な顔でバスを走らせていく。
まぁ運転中の顔を見たわけではないので、本当は平気な顔だったかどうか分かんないんだけどね。鬼の形相だったかもしれないね。

跡津坑口で一旦バスを乗り換える。ついでに坑内での注意事項など説明を受ける。

坑内では常時この「GSA」ヘルメットをかぶる。ヘルメットはともかく、このステッカー欲しい。

写真を撮っていると、筆皇がカメラの前に立って動かない。
どうやら写真を撮って欲しいようなのだが、ポーズのコンセプトが分からない。最初はこの日のために購入した周期表Tシャツを見せたいのかと思ったが、どうやら違うらしい。
とりあえず何回もシャッターを押しながら色々考えた。
ヘルメットとその中に納められたジャケット…、そうか、変身前のパーマンだ…。
「一言言えばいいのに…、おまけにパーマンくわえタバコしないだろ…」
微動だにせずポーズをとる筆皇に愚痴りながらシャッターを押した。

ニュートリノ見学ということで化学チックな周期表Tシャツを購入。まぁニュートリノが科学なのか化学なのかも分からないのだが、雰囲気がそれっぽければそれでいいのだ。
背中には酸素の「O」のロゴ
自分も色違いのTシャツを購入、背中はリチウムの「Li」。

坑内では懐中電灯が必須、自分は持参していたが、筆皇は持ってなかったので500円で購入。
GSAオリジナルということで自分も買おうと財布を出したが、筆皇が購入したものを見て財布をしまった。

よごれんさんとゆかいな仲間たちの皆さんと自己紹介。
ハンドルネームで自己紹介する人もいたが、40近くなってリアルな場でハンドルネームなんて名乗れない。
とりあえず本名で名乗った。そして、その後に流れる「誰だこいつは…」という空気には気づかないフリをした。

説明と休憩で30分ほど過ごした後は中型バスに乗り換えていよいよ坑内へ。
写真は見送りで手を振るボランティアの人達。どうでもいいが坊主頭が多いような気がした。

バス内で再度簡単な説明。
ただでさえ狭い中型バスの中、みんながヘルメットかぶっているので余計狭苦しい。

坑内をバスで3分ほど走ってスタート地点到着。気温は約15℃、最初は心地良い涼しさだが、数分いると段々寒くなってくる。

岩盤むき出しの坑内は鉱山というより洞窟チック。
構内の高さは4mほど。

ボランティアの人に連れられてぞろぞろと後に続く光景はまるで「ブレーメンの音楽隊」みたいだなと思ったが、何か違和感が残る。
家に帰ってから調べると、「ブレーメンの音楽隊」じゃなくて「ハーメルンの笛吹き」だった。

少年魂を取り戻した筆皇、前に向けていたライトで自分を下から照らす。懐かしさで感涙にむせぶ。

しばらく歩くと壁にスクリーンが掛けてあり、神岡鉱山についての説明ビデオが流れ出した。

突然背後に赤い照明が灯り、3人の男の姿が浮かび上がった。
最初は人形かと思ったが、どうやら生人間(?)による、江戸時代の採掘シーン再現のようだ。
長袖でも底冷えする坑内で赤フン一枚、軽快なトークで参加者の笑いを誘っていた。

シーンが変わって近代に入ってからの採掘シーン再現。
まぁ正直、採掘方法の違いというのはぴんとこなかったが、イベントという感じで楽しかった。

期待するようなHなシーンもないまま、ビデオに戻り、重機の活躍するシーンでは、突然横から大きなエンジン音と打撃音。
暗闇に目をこらすと坑道の奥に重機が姿を見せた。
当然こっちにやって来るもんだと思っていたが、そのまま引っ込んでいった。
富士急の『戦慄迷宮』の幽霊みたいに、出てきて襲うぞという雰囲気だけは盛大にかもし出しながら、実際には客に一切触れない「襲う襲う詐欺」みたいな演出だった。

<つづく>
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