英語をやらせたい親ほど、英語を嫌いにさせる。
「英語をやらせたい親ほど、英語を嫌いにさせる。」
少し強いタイトルをつけました。
でもこれは、誰かを責めたいわけではありません。
むしろ、5年前の私に向けて書いています。
子どもに英語を話せるようになってほしい。
将来困らないようにしてあげたい。
その気持ちが強ければ強いほど、
私は知らないうちに、英語を「楽しい遊びで使えるコミュニケーションツール」ではなく「やらなきゃいけないもの」に変えてしまいそうになっていました。
今思えば、一番英語を嫌いにさせるのは、
親の「やってほしい」という焦りだったのかもしれません。
「英語で話そう!」
私は、この言葉をほとんど言わないようにしてきました。
言いたくなかったわけじゃありません。むしろ英語を習得させたい私は言いたくて仕方ない瞬間がたくさんありました。
でも言えば、その瞬間に”お勉強”になってしまう。強制になってしまう。やらせてる時間にはしたくなかった。
なので私は「英語で話そう!」の代わりに意識しながらしてきたことがあります。
それは娘たちがおままごとを始めたら、
私はすかさず英語でその世界へ飛び込む。
“Hello.”
“I’m a teacher.”
難しい言葉を言う必要はありません。
発音だってネイティブじゃありません。
でも子どもたちは、
ママが一緒に遊んでくれる!
と目を輝かせます。
英語を始めた感覚ではなく、
遊びが始まった感覚。
私はずっと、それを大事にしてきました。
(このおままごとをきっかけにインプットアウトプットが増えたのでまた後々紹介しようと思っています)
その流れだと日常会話も英語に変えてもスムーズでした。
そんな小さな工夫を積み重ねてきました。
「英語やめて!」と言われた日もたくさんあります。
幼稚園から帰ってきて、
制服を脱いで、
手を洗って、
まだお昼寝もしていない。
眠い。
お腹も空いてる。
そんな時に英語で話しかけると、
よく怒られます。
またある日はお風呂上がり。
髪を乾かしたくなくて機嫌が悪い娘に、
“Who's next?”と言うと、
「ママ英語やめてよ!」と怒られることもあります。
もはや何もない時でも
「日本語でゆって!」
と言われることも何度もありました。
その瞬間は
「英語よりやっぱり日本語がいっかぁ。」
「本人嫌がるなら可哀想かな。。」
そう思っていました。
しかし、その時はそう言ってても、楽しそうに英語の歌を歌っていたりYouTubeを見ていたりちょっとずつ英語を楽しんでる場面も見てきたのも事実でした。
それから徐々に子供の状況を理解せずに英語を押し付けることを辞め、「英語いや!」その言葉だけで英語が嫌いだと決めつけるのは辞めました。
うちは「英語いや!」って言うから、、
と英語を諦めているママたちをたくさんみてきました。
少しママ、パパの考え方をポジティブにするだけ。
今は、何を言われても嫌な時間。
眠い。
疲れてる。
遊びたい。
その気持ちがたまたま英語に向いただけ。
今この一瞬がママパパに日本語で話してほしいだけ。
その「英語いや!」は
「無理矢理やらせようとしてるよ!」
っていう子供からの合図だと私も受け取るようになり、危ない危ない。と自分で言い聞かせられるようになりました。
お互いの気持ちを理解できてからは
ちゃんと娘たちの気持ちにも寄り添える様になり、日本語がいい時は日本語を受け入れるようにしてきました。
無理に英語を押し通しませんでした。
一度、日本語に戻し、何分かしたら、
何事もなかったように、また英語で話しかけてみる。期限良く楽しめる時だけ英語を取り入れる。焦らない無理しない。少しずつ。
こんなことを繰り返してるうちに日本語やめてと言う回数も減りました。
でも本当に苦しかったのは、
娘の「英語いや!」という言葉より私の焦りと自分との戦いでした。
今日は英語を話す時間がなかった。
今日は一日中、日本語だけだった。
そのたびに、もう英語忘れたんじゃないかと
胸がザワザワしました。
Instagramを開けば、
英語をペラペラ話す子。
YouTubeを見れば、
ネイティブみたいに会話する子。
始めた頃はおうち英語なんて聞いたこともなかったのに今ではおうち英語関連の記事や動画もたくさん見るようになりました。
「文法も自然に理解して使えるんだ。」
「こんな単語話せるんだ。」
そのたびに、
「うちももっとやらせた方がいいのかな。」
「やっぱりもっと真剣に徹底させないとこんな上手に話せないのかな」
そう思ってしまう自分がいました。
その一方で夫には、
「そんなに必死に英語やる意味ある?」
と言われ、
母には、
「英語も大事やけど、日本語もしっかりね。」
と言われました。
その言葉に、
何度も自分に問いかけました。
「私は何のためにやってるんだろう。」
将来、海外へ行くかもしれない。
行かないかもしれない。
AIがもっと進化して、
翻訳なんて当たり前の時代になるかもしれない。
それでも私が続けようと思ったのは
英語の成績で1番になってほしかったからじゃありません。
世界中の人と笑ってコミュニケーションが取れるようになってほしかったから。英語がある程度話せると言うだけで日本以外の国に行くのに躊躇しなくなる。困れば聞けるから。何気ない会話も現地の人と楽しめる。旅行一つにしても仕事にしてもそれはAIで翻訳しながらとはまた違ったものだと私は思います。
英語力より先に、
“英語って楽しい。”
この気持ちだけはなくさせたくなかった。
親が焦っても仕方ない。英語=楽しいを守ること。これが1番親がしてあげるべきことだと思う。
この気持ちだけがあれば子供は自発的に吸収していくと今は信じています。
私は英語では、この焦りに気付き、
”好き”を守ろうとしている私ですが、
実は他のことで同じ失敗をしています。
英語ばかりやってきた我が家は
年長になって日本語にも焦りだし、
やらせないといけないと言う私の勝手な焦りから
公文を始めました。
「終わるまで遊べないよ。」
「旅行もなしやで。」
そんな言葉を言ってしまいました。
今なら分かります。
やり方を完全に間違えてる。
これは私が1番英語でやりたくなかった方法だった。
公文に対しても同じ方法で楽しませながらやる方法はあると思う。英語でもできたように。
だから〇〇を教えたい、学ばせたいと思うものこそ無理矢理押し付けることより、
"好き"でいてもらえる工夫を続けていこうと思っています。
最後に
この記事を読んで、
「今日も英語できなかった。」
そう焦っている人がいたら、
伝えたいことがあります。
子どもが覚えているのは、
何個単語を覚えたかではありません。
ママと笑った時間。
その笑った時間の中に英語があれば、
私はそれだけで十分だと思っています。
やらせたい。させたいと言う気持ちが子供に伝われば伝わるほど子供は反発して嫌いになる。
子どもを英語好きにしたくて始めたおうち英語。
でも一歩間違えれば、その「好き」を奪っていたのは私だったかもしれない。
だから私は、英語を教えることより、英語を好きでいてもらうことを選びました。
こちらの記事では、おうち英語を5年間続けてきた過程を綴っています。今は3歳5歳娘たちが英語で会話し、おままごと、喧嘩までも英語でしています。
まだまだネイティブには程遠いですが日々成長を感じています。
同じようにおうち英語されている方や子供に英語話せるようになって欲しいと思ってるママパパ是非一緒に頑張りましょう!
