【創作大賞2025】フード部門 世界を救ってきた、過小評価されてる食べ物
ずばり、じゃがいもです。
日本人の魂と言うべき米に、
匹敵するスペックをかねそえています。
じゃがいもは芋野郎とか
貧しい人が食べるマイナスのイメージ
が少しつきまといます。
なぜでしょうか。
それは戦争や飢饉の時に、
肥料も少なく、手間もかからずに大量に収穫でき、
じゃがいもがすごく重宝された歴史があります。
その時のマイナスのイメージが残っていると思われます。
食料危機の救荒作物の役割があります。
飽食の日本ではあまり必要とされていないものです。
でも飢饉は人が食べ物を欲するかぎり、
また必ずやってきます。
その時には絶対に必要となる奇跡の食べ物だと思います。
ポテトさん
これからこの記事では、
この尊い食べ物を、
ポテトさんと書かせて頂きます。
ポテトさんが世界に広まったのは16世紀です。
スペイン人によってヨーロッパに持ち込まれ、
その後世界に広まりました。
稲よりもだいぶ歴史が浅い野菜さんです。
太るイメージがあるポテトさんですが、
以外と米よりもカロリーが低いです。
ポテトチップスやフライドポテトの印象が強いのでしょう。
ポテトさんのみのカロリーだとお米の半分ほどです。
つまりですよ。
ダイエット向きな食材となっています。
そして、
このポテトさん
他の食べ物を食べた時よりも満腹になりやすく、
腹持ちがいいという素晴らしさを兼ね添えています。
ポテトさんの尊さをだんだんと分かって頂けてるでしょうか。
さらに栄養価もスカスカではありません。
ビタミンCはみかんを超えています。
フランス語ではpomme de terre(ポム ドゥ テール)と呼ばれています。
ポムはりんご、テールは大地という意味です。
医者いらずというリンゴ並に栄養価が高いという証です。
さらに食物繊維もあるので、腸活にぴったりです。
栽培コスパ、最高ポテトさん
そしてさらにすごいのは、
栽培がかんたんなことです。
田んぼの稲よりはるかに簡単に収穫できます。
米は八十八の手間がかかると言われています。
実際はそこまでないですが、
水の管理、田おこし、代かき、
苗を作って、田植えをし、雑草取り。
収穫してもそこから脱穀、籾摺り、精米。
ここでやっといつも見る米になります。
それに比べてポテトさん。
冬の終わりに畑の畝を用意して、
春に種イモを埋めて、
芽かきをして、
雑草が増え始めるころに雑草ごと土寄せして、
あとは掘り起こしたら食べれる状態です。
私の家庭菜園でもこれくらい取れました。

12キロくらいの収穫量です。
これは実験的にしているミニ田んぼの。
そのミニ田んぼの半分の面積(5㎡)で、
じゃがいもを作りました。
ミニ田んぼが上手くできても4キロくらいの米しかできません。
じゃがいもは半分の面積で12キロです。
同じ面積なら24キロくらいということです。
ただ単純に8倍というのは言い過ぎで、
米は炊く時には水分を吸って、
倍に膨らむので、
食べる正味量だと4倍になります。
4倍でもけっこうな差で、
いかに単位面積あたりの収穫量が多いのが分かります。
圧倒的に手間が少なく、
さらに夏にも栽培できるという、
一年に二回栽培チャンスがあります。
まさに奇跡の食べ物。
ただ、
米に負けているのは保存の長さでしょうか。
籾の状態なら2・3年持つのにたいして、
ポテトさんは3・4か月くらいです。
野菜としては長い方ですが、米には負けてしまいます。
それと食べる際は芽の毒に注意する必要があります。
それは米には無いところです。
そのデメリットさえ気をつければ、
最高の食べ物です。
うますぎポテトさん
そしてその最高の食べ物を、
さらに高みへと昇らせるべきと、
調理の面でも考えました。
noteの更新が出来ないくらいに考えました。
めちゃくちゃ考えて、
頭痛もするくらい考え抜きました。
だけど、残念ながら
最高の食べ物となるものは生み出せませんでした。
現在のベスト
フライドポテトを超せませんでした。
ポテトチップスも美味しんですがね。
そんな迷走する日々で一つ気づきがありました。
参考にした料理の一つで素晴らしい料理に出会えました。
それがマッシュポテトです。
ただのマッシュポテトではありません。
フレンチの巨匠ジョエル・ロブションのレシピを参考にしました。
これを参考にして作って食べた瞬間。
絶対にこの味は越せない。
そう悟ってしまうくらいの美味しさでした。
けっこう簡単に作れるのに絶品の美味しさです。
ジョエル・ロブションのじゃがいものピュレを、
参考にしたレシピがこちらです。
(本格的なレシピでは、牛乳に皮の香りを移したり、裏ごし器で2回くらい裏ごしをします。ここでは省いています)
ポテトさん 200g
バター 40g
塩 5g(茹でる水量の1%)
茹でる水 500㎖
豆乳 適量
正当なレシピでは40%分のバターなので、
80gなのですが家庭用では20%でも十分に美味しいので
この分量に抑えてあります。
バターってけっこう高いですからね。
作り方
ポテトさんの皮を剥き、
1.5cmから2㎝の輪切りにします。
水に塩を入れて、
水の状態からじゃがいもを茹で始めます。
ここでポイント
強火でぐつぐつと沸かすと、
ポテトさんの粘りが出るので、
70から80℃の火加減で茹でます。
鍋底に気泡がでるくらいが70℃の目安です。

ここから20分茹でます。
茹でたら本当は裏漉し器で裏ごしするのですが、
家庭用レシピなのでフォークで潰しながら、
バターを入れます。
出来るだけ練らないように混ぜます。
お好みで豆乳(牛乳でも可)を、
50から100㏄ほど入れて滑らかにします。

子どもも絶賛して食べてくれます。
なんせロブションですので。
ポテトさんは油脂分との相性が良いです。
では油脂分を無くした料理ではどうでしょうか。
迷走したポテトさん
健康志向の高いかたに人気なのが、
蒸し料理です。
特に蒸したじゃがいもは甘みが引き出され、
素朴な味がシンプルに美味しいと感じられます。
そんな時に挑戦した私の食べ方がこちら。
卵かけ納豆ごはん
を改良した、卵かけ納豆スチームポテト。
迷走してチャレンジした料理(?)になります。
いきさつはこうです。
完全栄養食の卵を使いたいと思っていました。
ビタミンCと食物繊維以外は全部ある卵。
そこにビタミンCと食物繊維の多いポテトさんを、
合わせたら栄養的にもいい料理が作れると・・・
色々なバージョンで合わせて、
焼いたり、潰して混ぜて焼いたりしたんですよ。
だけどなかなか美味しい料理が作れなく、
そこに自分の好きな卵かけ納豆ごはんが浮かびました。
ないわーー
私もひるみました。
さすがにじゃがいもと納豆ないなと思いました。
でも、挑戦する試みが人類を進化させた歴史があります。
なにごとにも挑戦だと。
納豆も最初に食べた人の挑戦があってこそ生まれた、
現在は健康を代表する食べ物。
その納豆が加わったら最強の健康レシピなんだと、
自分に言い聞かせました。
作ってみました。
それがこちら

ジョエルロブションの料理との高低差がすさまじい。
見た目とは裏腹に食べたら、普通。
普通と書きましたが、
普通に美味しいです。
ただ卵はご飯の時とは違い混ぜずらかっただけです。
・・・
以上です
最後に
ポテトさんは”貧弱のパン”と呼ばれているくらい、
蔑まれた歴史があります。
現在の飽食な日本が続いてほしいとは願っています。
でも念のため、
世界が戦争や異常気象で大変になった時に、
思い出してほしい記事になります。
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