母の価値観で生きてきた人
そんなバカなと思うことが起きました。まさか、そんな、ありえない、ってやつがね。
起きたんです。なんだなんだなんだ、怖いぞ怖いぞ怖いぞ、って感じね。
まったくもう、ほんと、怖いぞう、って感じの、怖さなんですね。怖いよ怖いよ怖いよね、って。
うふふ。
それよりも、私と一緒に夢にいって踊ってみませんか?
これはね、ありえないことじゃないんです。母親が宙に浮いて、「ほらもう膝なんか痛くない、痛くないからね、って調子でばんばんばん! あー忙しい忙しい、ほんと忙しい。
せわしない。せわしないわあ!!!!!
くるしみの先にある幸せをつかめ!
と思う2024年7月24日18時51分に書く無名人インタビュー840回目のまえがきでした!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(作家・無名人インタビュー主宰)】
今回ご参加いただいたのは 夕星 さんです!
年齢:20代後半
性別:女
職業:一旦無職になる予定
「こういうふうに解釈もできるかー、うーん」みたいな感じよりかは、「なるほど、だからこうなってんだ」みたいなのがすごい好きなんで。
qbc:
今何をしてる人でしょうか?
夕星:
今は、医療系のベンチャー企業で会社員してます。
qbc:
なんかそれ以外にされてることってあります?
夕星:
それ以外に、してること?それ以外に活動は…そうですね。今年に入ってからはいろんなコミュニティに顔出してるっていう感じです。
仕事で副業で何かやってるって感じじゃないんですけど。
qbc:
趣味は何ですかね?
夕星:
趣味は、本を読む、映画を見る、遊びに行く、そんな感じですね。
qbc:
お仕事と、あとコミュニティに顔出したりとかと、趣味と、あとご飯食べて、通勤とか、睡眠とか入浴とかあったりしますけど、それ以外で何かしてることってあります?
夕星:
いや、ないと思います。
qbc:
ありがとうございます。医療系のベンチャー企業って、何をされてるんですかね?
夕星:
会社自体は、遠隔医療という分野のものになるんですけど。病棟の中に、例えばカメラを入れて、他の部屋でモニタリングできるようにするだとか。それからちょっと派生して、DtoDとかNtoNとかの相談サービスみたいなことをしてる会社になりますね。
qbc:
DtoD?
夕星:
あ、ドクターからドクター。
qbc:
へ~!はいはい。
じゃあNtoNはナースっていうことですか?
夕星:
そうですね。ナース。医師も看護師も、その分野に特化したスペシャリストがいるので。そういう専門的な資格を持っている医師や看護師と繋ぐっていう相談サービスをやってたりしてて。
qbc:
ちなみに、夕星さんはそこでどんな職種を担当されてるんですか?
夕星:
そこでやってたのは、主に事務的なことですね。ベンチャーなのでいろいろ、運営するためにやったりするじゃないですか。なんというか会社を存続させるためにやったりする仕事。言い方あれなんですけど。
qbc:
発送とかそういうのですよね。
夕星:
そうですね。
私、元々看護師をしてて。看護師的なキャリアとしては5年くらいなので全然キャリアがないっていうふうに判断をされてて。
雑務と言ったらあれですけど、本当に、もうやれと言われたことをとりあえずやるっていう感じのポジションではありましたね。
qbc:
会社員だったということですよね。
夕星:
そうですね。何でもやる会社員みたいな感じでしたね。
qbc:
お仕事的には今もされてるんですよね?そのお仕事は。
夕星:
一応してるんですけど、もう来月辞めます。
qbc:
そうなんですか。一応、そのときはどんな気持ちで仕事してたんですか?
夕星:
そうですねー。もっといろいろやらせて欲しいなってことは正直思ってましたね。
qbc:
あ、へぇ~。じゃあ、不満だったということですか?
夕星:
そう、そうですね。一言で言ってしまえば、不満がありましたね。
qbc:
じゃあ先に聞いちゃいますけど、次は何やるんですか?
夕星:
次は決めてないです。
qbc:
生活は?
夕星:
生活は、すごい他力本願ですけど一応結婚しているので。一旦は食うに困ることはないような状況っていうのは正直なところで。まぁでも、それだからと言って、いつまでも無職でとは考えていないので。
数ヶ月か、二、三ヶ月以内には次のところ見つけるつもりです。でも今考えてるのは、一旦はまた看護師の仕事をしようかな~と。
初対面とかだったら、サシでもいけるみたいな感じの性質なので。
qbc:
なるほど。じゃあ次の話からちょっと離れて、コミュニティっていうのはどんなコミュニティに顔出してるんですか?
夕星:
本を読んだりとか本屋さんに行くのが好きで。去年末あたりから、個人でやってらっしゃる小さい本屋さんをインスタで見ていて。毎週ぐらい、読書会みたいな感じで、全然本に関係なかったりするのもあるんですけど、何々について話す会みたいなのを毎週毎週やってはる本屋さんがあって。
その界隈は個人経営の本屋さんが結構ある界隈で、初めて行った本屋さん繋がりで、別の本屋さんでやってるイベントに行ったりとか。
コミュニティに顔出してるっていうのはそういう感じですね。
qbc:
なるほど。じゃあ何か複数のコミュニティに顔出すっていうよりも、本屋さんに顔を出すことが多いと?
夕星:
そうですね。でも本屋さんがやってるイベントに参加してる。で、顔なじみの人が結構いたり。何回か行くと、この人またいるみたいな感じで、ちょっとしたコミュニティになってるというか。完全に枠が決まってて、入会とか脱会とかそういう感じじゃなく、ほのかなコミュニティが形成されてるっていう感じのとこに、ちょっと顔出してるっていう。
qbc:
なんかそのコミュニティで楽しいことって、最近に何かありました?
夕星:
結構、老若男女くるというか。年齢的に全然偏ってなくて。
どっちかっていうと多分20代、30代ぐらいの人の方が多い印象はあるんですけど、結構50代、60代ぐらいの、もう子育てを終えましたとかの方もいらっしゃったりとか。
あとは今まさに子育て中の40代の方とかもいらっしゃって。
なおかつ、その周辺に住んでいる人だけじゃなくて、いろんな場所から来てるんですよね。地域的にも職業的にもバリエーションがあるから、やっぱ刺激を受ける。そういう意味で、すごい安直ですけど、そういう考え方あるんだなっていう刺激を受けることが結構ある。
私は仕事で上司と話すのがすごく下手なんです。一回り二回りぐらい上の方とかと話すことに、すごくコンプレックスがあるというか。あんまり上手くないなっていうのがあるので、全然仕事と関係ないところでその世代の人たちと喋るっていうのも、自分にとってはいい経験になってるなっていうのがあります。フワッとした話になるんですけど。
qbc:
どこから来る人がいるんですか?そのそんなとこからっていうのは。
夕星:
だいたい近畿とかではあるんですけど、関東からも来てたり、北陸の方から来てるとか。こっちの方に来る予定があって、ちょうどやったから来た、みたいな感じで。
qbc:
どんなイベントされてるんですか?
夕星:
こういう本読んできてこれについて話しましょうみたいなのもされるんですけど、タイトルでこの本、特定の本を読みましょうとかは…あんまりないのかな、どっちかっていうと。
qbc:
例えば夏目漱石読んでるのか、なんか湊かなえとか読んでるのか。なんか読む人で全然、読書会の印象が違うじゃないですか。だからどういう本をセレクトするのかなと思って。
夕星:
あんまりそういう、いわゆる読書会っていう感じのはあんまりされてなくって。たまに、この小説読んできましょうみたいなのもされてたとは思うんですけど。
というよりかは、結構抽象的なところで。この前私が参加したのは、「呪い」について語るという。具体的な何かに対して話す感じじゃなくて、全員で全員の解釈があるみたいな感じのものについて話しましょう、みたいなのが結構多くって。
qbc:
何人ぐらいで?
夕星:
そのときによるんですけど、大体8人ぐらいから10人…上限15人ぐらいですかね。私も毎週、毎月参加ではないんですけど。大体開催されてるのはそれぐらいの規模です。顔と名前が一致するくらいの中でやられてて、対面なので、基本的にオンラインとかはされてないような感じです。
qbc:
なんで参加されるようになったんです?
夕星:
ただただ私が知り合い増やしたいだけっていうか(笑)
もともとあんまり同じところで固まりたくない、みたいなタイプではあったんで。でも、人見知りっちゃ人見知りなんですよ。自分でSNSで発信してとか、そういうのは苦手だし。いっぱいいる大人数の飲み会とかは苦手なんですけど、逆に、初対面とかだったら、サシでもいけるみたいな感じの性質なので。
そういう本屋さんのイベントだったら、自分と気の合う人がすぐ見つかりそうな気がしたっていう感覚なんですけど。ただただ何十人もいる飲み会っていうよりかは、ちょっとコアな感じっていうか、自分が興味を持ってるものに対して集まってくる人ってなったら、私とめちゃくちゃかけ離れてるというよりか、どっかで共通点がある人が来るんだろうなみたいな感覚。
そう、友達増やしたいな~、でもめちゃくちゃかけ離れてる人っていうよりかは、どっかでリンクするところがあって、なおかつ自分と立場が違う人だったら面白いなって。すごいわがままな感じが叶えられそうだなっていうふうに思ったんですね。
qbc:
どんな本を読まれるんですか?
夕星:
えっとー、何て言ったらいいんですかね、学術系になるんですかね。新書とかで出るような内容のものが好きなんです。
小説とかはあんまり…あ~、中学生とか小学生の頃は小説しか読んでなかったんですけど。
最近は、歴史とか心理学とか、そういう学問系の本を読むのが好きですね。あとノンフィクションとかかな。
qbc:
何か系統あります?なんか、心理学とか
夕星:
歴史、科学、文化人類学、生物学とか。そんな感じなのかな。事実ベースが好きって感じですかね、多分。
qbc:
最近読んだ本でおすすめは何でしょう?
夕星:
最近読んだ本は…でもそんなこと言いながら小説を読んだんですけど(笑)
それはSFの小説でした。SFの小説は何かすごく魅力を感じちゃう。
qbc:
何を読まれたんですか?
夕星:
フランスのエルヴェ・ル・テリエっていう人の『アノマリー』っていう。ご存知ですか?
qbc:
聞いたことありますね。
夕星:
これはすごい面白かったですね。私はすごく好きでした。
qbc:
あ、『アノマリー』って私、一般用語としてのアノマリーを聞いたことがあるだけでした、ごめんなさい。
夕星:
あ~(笑)なるほど。
qbc:
へえ、珍しいですね、フランスのSFって。
夕星:
そうなんです。知人から聞いて。私も初めて聞いたんで、読んでみたって感じです。
qbc:
どんな話なんです?
夕星:
うわ~、どんな話?(笑)えーと、そうですね、旅客機に乗った300何人が、上空である事象と出会う話としか言えないんですけど。別にあの、読む予定がなかったらネタバレしちゃうんですけど。
qbc:
うーん、なんかぱっと見、ちょっとミステリーっぽい感じがしますが。
夕星:
あ~、確かにそういう要素とか、前半部分は結構ミステリー…う~ん。
qbc:
なんか宇宙人が出てくるようなわかりやすいようなSF感はないということですね?
夕星:
あ、そうですね。そういう感じじゃないですね。
中国の『三体』って作品あるじゃないですか。この本教えてくれた人が三体と対比して話してはったんですけど、その人は、中国の国柄が作品に出ている感じがするって言ってて。三体は宇宙人が出てきたりするんですよ。国全体が、地球全体が動揺するみたいなレベル感なんですけど、『アノマリー』の方は、結構限局的。最終的には国とかそういうレベルにはなるんですけど、結構現実味を帯びながら、SFの要素が徐々に絡んでくるっていう感じで。
ぱっとSFって聞いて思い浮かぶような感じとはちょっと違うかもしれないですね。
qbc:
ふうん。じゃあ、好きな映画について。
夕星:
あ~、好きな映画…!そうですね、それもSFになるんですけど。
クリストファー・ノーランの『インターステラー』ですかね。
qbc:
ノーランは結構人気作家ですけど、なぜ『インターステラー』?
夕星:
なんでしょうね~。でも『インセプション』も好きです。
個人的にSFベースが好きなんだなっていうのと、すごい安易な感じなんですけど、「ここはもうこうしておけばいいじゃん」みたいな大雑把なとこがあんまりない感じが好きなんですよね。
なんでそうなってるのか、ちゃんと理由がある感じが好きなんです。
qbc:
じゃあ、すいません。これ、ちょっと大雑把だなっていうのは、例えばどんなやつだったでんすか?『アルマゲドン』は大雑把だったなとか、そういうのでいいんですけど。
夕星:
あ、でもSFだと、ちょっと対比でちょっと言えないんですけど。大雑把だなっていうか…なんかアクションバリバリの何か、『ダイハード』とかそういう感じかな。
qbc:
ああいうのはあんまり好きじゃない?
夕星:
あんまりなんかね、「これどないなってんねん」みたいな。なんかその、主人公が主役すぎる感じがあんまり好きじゃなくて。
主人公を中心に回りすぎてると、モブがモブ過ぎてるっていうか。そういうところですかね。「いや、主人公だけ良ければええんかい」みたいなふうに思っちゃうっていうか。
「こんなことされて、このモブ絶対困ったやろな」みたいなのを考えちゃうんですよ。
qbc:
例えば、ロバートアルトマンとかってわかります?
夕星:
えー、それは何のやつですか?
qbc:
映画に限らず、群像劇っていうスタイルの。主人公がそもそも複数。ロバートアルトマンの好きな作品で、『プレタポルテ』っていうのは結構割と有名になったやつなんですけど。
夕星:
へぇー!
qbc:
それは、フランスかイタリアか忘れたんですけど、とりあえずファッションショーがあります、ファッションショーに関係するモデルさんだったりとかデザイナーさんとかが主役になったのが、なんていうかか、それ一応一つの長編になってっていう作品なんですよ。
だからそれはもう完全に主人公がいる話なんだけども、そのAって話のモブが、Bって話で主人公だったりしてるんですよ。
夕星:
なるほど。
qbc:
それはもう、もしかしたら全然違う話をしちゃってるかもしれないんですけど、なんかそんな雰囲気っていうのは、どうですか?
夕星:
こういう雰囲気好きですね。さっき言ってた『アノマリー』もまさにそんな感じです。
qbc:
あーでも確かに。そうですね、ヨーロッパの人好きかもしれないね。
夕星:
そうですね。群像劇っていうか。
qbc:
インターステラーもあれですもんね。ストーリー、マルチ的な感じだもんね。
夕星:
そうですね。それはありますね、確かに。
qbc:
インセプションも話が複数同時に進行してるようなもんですもんね。
夕星:
そうですね。なんかノーラン監督の何か手法なのかなと思ったりはしてます。
qbc:
たしかデビューは『インソムニア』ですよね?
夕星:
それが『インソムニア』と『フォロウィング』は見れてないんです。
qbc:
まあノーラン好きが見て面白いかどうかっていうのはちょっと…あの、渋い映画になってしまってるんで。ノーラン監督は何かアクションも面白い人じゃないですか、ちゃんと。
夕星:
確かにそうですね。
qbc:
そこはないんであんまり。
まぁでも、ノーランだなっていう要素しかないみたいな感じですよね。『インソムニア』って、だって眠れないっていうだけですもん(笑)
夕星:
あ、そうなんですね!(笑)
qbc:
基本的にはね(笑)
夕星:
そうなんですね。『フォロウィング』だっけ、なんかそっちの方がサスペンス?
qbc:
うんうん。でも私『フォロウィング』は見てないなー。
夕星:
でもこんなこと言っときながら、別にめちゃくちゃ映画を評して見てるかっていうとそいうではないんですけど。
qbc:
いや別に、そんな求めるところと違うから大丈夫(笑)
夕星:
でもその中でも、ノーランは何回も見てます。なんか、あんまり脳的に理解が追いついてないから、脳のレベル的に追いついてないから見るっていう感じなんです。いつかちゃんと理解ができるタイミングがあるんだろうなって思うんですよね、ノーランの映画って。できるだけエンタメにしつつも、ちゃんと科学的にも抜かりなくやってるっていう感じ。
だから、わからないけど、でもこうなってるのには何か理由がちゃんとあるんだって思えるから見れる。何回も見たいと思う。理解したいから見るっていう感じなんですけど。
qbc:
あ~…そうですね。
夕星:
その、映画って、監督さんの感情とか、監督さんの解釈というか。逆に、この解釈はあなた次第ですみたいな感じになるやつもあるじゃないですか。あとは、監督の好みでそういう表現をしている、というか。
ってなると、これどう解釈したらいいんだろうみたいな感じになるんですよ。それもそれで議論の元になって面白いなっていうところもあるんですけど、私的にはその理由がすごいはっきりわかって、なるほどってなるのが結構好きなんで。
そうそうそう。何か「まあこういうふうに解釈もできるかー、うーん」みたいな感じよりかは、「なるほど、だからこうなってんだ」みたいなのがすごい好きなので。でも理解できないから何回も見るみたいな、そんな感じですね。
qbc:
そうするとミステリーも好きなんじゃないですか?
夕星:
あ~、そうかもしれないですね。
qbc:
ふうん。そしたらミステリーの方もよく見る?
夕星:
ミステリーは、全然読まないです。
qbc:
あ、そうなんだ?
夕星:
ミステリーっていうか…何だろうな。
qbc:
じゃあSFが好きなのって、なんでなんですかね?
その一つは、トリックがわかったというか、こういうことなんだっていうのがわかったっていうのは、もちろんSFの要素だと思うんですけど。
シンプルに、宇宙人だとかテクノロジーの話、あるじゃないですか。あの辺りは、好きだったりするんですか?
夕星:
そのへんも好きですね。未知なものと出会うみたいなのも結構好きなんですけど、でも別に私、そこにアクション性を求めてなくて。どっちかっていうと、対話するみたいな方がおもろいなって思う。全然違う文化とかと対話するっていうベースのSFの方が好きですね。
だから『プレデター』とかとは違うって感じ。あー、そうですね、あれ自分の中では結構大雑把なSFかもしれない(笑)
qbc:
ナイト・シャマランとかはどうなんですか?
夕星:
シャマランは怖いなっていうのが先に立ってますね。
qbc:
あ、あれは行き過ぎ?
夕星:
夜寝れなくなりそうと思って、結構敬遠してますね。ちょっと避けてますね、シャマランは。
割と何か単純というか、やってること一緒なんだなって思いました。
qbc:
遊びに行く話なんですけど、遊びってどんな遊びのこと?
夕星:
それはもう全然、普通の範囲内だと思うんですけど。
人と喋るためにどっか行くっていう感じなのかな。なんか今思ったんですけど、遊びに行くっていうかは、喋るのが目的かもしれないです。
qbc:
場所、どうでもいい?
夕星:
そうですね。例えばレンタカー借りてどっか行くとかあるんですけど、結局やりたいのは、喋ることっていう感じです。それがただ、ドライブでどっか行くか、近くのカフェ行くか、みたいな感じだなと思いました。
qbc:
どんな話するんですか?
夕星:
え~!…うーん、終わりのない話が結構好きだったりするんで。でもそれが、SFとかも結構関わってきてるんですけど。なんか太陽系の向こうに何があると思いますかみたいな、そういう話とか。
自分の考え方が何故こうなってるのかみたいな、そういう精神的なところの話とか。
仕事の話もまぁしますけど、仕事とか恋愛がどうのこうのとかそういう話はあんまりしてない感じがします。前からずっと。
qbc:
どんな話が好きです、みたいなのって言えます?
夕星:
どんな話が好き…?でもやっぱ人の考え方の話とか聞くと面白いです。
qbc:
そういう話をしてるときってどんな気持ちなんですか?
夕星:
うーん…なんかゾクゾクする感じですかね。なんか、「ええ~!何それワクワク」みたいな。
qbc:
最近あったゾクゾクするエピソードを教えてください。
夕星:
ゾクゾクっていうか、そうですね~…。
元々高校のときの同級生で、共通の友人を通じて一昨年ぐらいに再会してから遊ぶようになったやつがいるんですけど。その人が大学時代どうだったかみたいな話を初めて聞いて。
その友人が大学当時は、15分単位で時間を区切って全部スケジューリングして、めちゃくちゃ勉強してたみたいな話で。それで成績上位者しか行けない留学に行って、TOEICでほぼ満点取って、みたいな話を聞いて。
だから、めちゃめちゃ勉強したときの話を聞いたんですけど、今のそいつはそんな意識高い系じゃないっていうか。すごい飄々としてる感じの人で、「自分はこんなすごいことをやってきた」とかを全然ひけらかすようなタイプでもないし。当時と今と全然違うなっていうのが。
いや、ちょっと違うな~(笑) 何か喋っててちょっと違うなと思いましたけど(笑)
qbc:
え、ゾクゾクしてない?(笑)
夕星:
いや、ちょっと違うなっていうか。なんかそういうところを、もっと知りたいなって思うんですよ。私のイメージだと、そんだけバリバリ15分単位とかで勉強してた人が、何年か経ったとはいえ、そういう野心とかを全然人に見せないような状態になってるのが、どうなってそうなったんだろうみたいなのがすごいあって。
でも、そこを私はめちゃくちゃ掘り下げられるわけじゃなかったんで、わかんなかったんですけど。
qbc:
でも、そこは、ゾクゾクポイントだったんですか?
夕星:
そうですね。
あ~なんて言ったらいいのかな、なんて言ったらいいんだ~、全然説明できない~。
ちょっと待ってください。自分の中で全然整理できてないんですけど。なんですかね~。どういう意図でそれをやってたかっていうのがわかったら、嬉しいのかな…。
その人が自分のことを結構言語化できるタイプだからでもあるんですけど、「当時は〇〇なふうに思ってたからこうしてたんだよね」って話で。
「なんで〇〇やってたん?」って聞いた時に、「**って思ったから〇〇やってたんやで」っていうのが返ってきて、「あ~なるほど、なるほどね。そうやったのはそういう意味ね」みたいな、そういうところかな。
すいません、すごい話が跳んだんですけど。
qbc:
じゃあもう、それとSFは似てるってことですか?
夕星:
あ、でもそうかも知れないですね。そうかも。
qbc:
『プレデター』ではそれは得られない?
夕星:
得られないですね多分。確かに。なるほどな~。
qbc:
認知欲求とかって言ったりするみたいですね。あとは、探究心。
qbc:
なんか、この話全然してないんだけどみたいなのあります?残り19分位になっちゃったんだけど。
夕星:
そうですね~
qbc:
約束と違うみたいな。
夕星:
(笑)あ、でも今のはなんか、自分の中でいろいろ全然違う方向に見えて、割と何か単純というか、自分がやってることって一緒なんだなって思いました。今話してて。
qbc:
あ~、まぁほぼみんな一緒ですよ。
夕星:
あ、そういうものなんですね、やっぱり。
qbc:
やっぱりバリエーションで。
夕星:
ちょっと方向性が違うだけで、それに何を求めているかは大体一緒みたいな。
qbc:
そうそうそう、そうです。でもそれで、バラバラに見えますけどね。
夕星:
うーん。めちゃくちゃ掘っていってみると何か本当に何か根底にあるものみたいなものは全部一緒みたいなってことですよね。
qbc:
そうですね。だから三つ子の魂百までっていうのは、合ってると思うし。いや、仮にこれが違うっていう人は、その人は多重人格だと思ってます。
夕星:
本当に多重人格?
qbc:
えっと、これ自分の中に違う誰かの声ってありません?あの人だったらこう言うかもしれないって。
夕星:
うんうんうんうん。
qbc:
基本的には私、人間はその自分の中に他人を住まわせることができると思ってるんですね。
夕星:
意図的に?
qbc:
意図的にもできるし、基本的にもう入っちゃってる。この人こう思うだろうっていうのを、
思うじゃないですか。それが何ていうかな、その自分が変えられなくなっちゃったら、その声を聞かないようにするってことができなくなっちゃったりして、それがどんどんどんどん自分のパーソナリティの中で肥大化していくともう1個人格ができちゃうんだと思うんですね。
だから、基本的には頭の中に他人はいる。じゃないと他人のこと理解できないはずなんですよ。
夕星:
それが普通に?結構普通の状態で他人がいるけど、それを…
qbc:
そうそう。人の考え方が自分の考え方に影響するのは当たり前じゃないですか。それがなんか普通の状態で。
それが何ていうのかな、自分が制御できなくなったら。主人格が、制御できなくなってきたらそれは病的になるけど。
夕星:
それは、「これは他人の声だ」みたいなのは区別できないみたいなことですか?
qbc:
そうそう。自分がそう思ってるだけみたいなのがはずれちゃってきたら。他人それ自体が、自立したもう1個の人格だって主人格が思い始めたら。そうなると、いわゆる社会的に言うと病気っていうふうにみなされる。
だから、なので三つ子の魂100までに戻ると、そういうふうな主人格が好きだと思ったものっていうものは基本的にずっと、死ぬまで踏襲されるというか。その人の人格だからね。
でも、あまりにも自分の中で他人の強力な意志が入りすぎちゃったりすると、分かりやすく言うと影響ですよね、それが強くなると、もう1個人格が生まれちゃうみたいな。
夕星:
うーん。
qbc:
ストレスがなく、あんまりもう1個の人格あるみたいな状況ってやっぱ少ないんで。
夕星:
そうなってると、もうストレスないってことですか?
qbc:
だから普通はね。他人に影響されるぐらいだと、そんなに過度なストレスはかかってないじゃないですか。精神的な。
夕星:
うんうん。
qbc:
というふうに、なんだろう、その何人か多重人格の人とインタビューで話をした結果、私の結論ですね。
夕星:
へぇ。
qbc:
こういう話が好きなんですかね?
夕星:
私ですか!?
qbc:
うん。
夕星:
好きですね!ちょっと後10分ではもう足りないと思ってますけど(笑)
qbc:
ごめんなさい(笑)
でもまだ20%は悪魔、悪魔じゃないですけど、「大丈夫なの?そんなことして」みたいなのが20%ぐらいあるみたいな感じですね。
qbc:
じゃあ、これから、これから何かしたいことの話をしましょう。
夕星:
そうですね。さっきの話と通じるところがあると思いますが、誰もがそうなんだろうなって思うんですけど、ずっと母の価値観で生きてきたなっていうことに最近気付いて。。
それが他人の意見がずっと中にあるっていうことだと思うんですけど。
今までは自分の中で他人の意見の方が大きかった状態で、大体こういう年代とかになってくると、みんな殻を破り始めるのかなと思ったりして。
今まではそこにすごい囚われていて、そこにすごい執着して、それに対する怒りとか恨みみたいなものが原動力だったなと。。
自分の中でそれはまだあるんですけど、そのさっきの文脈で言うと、最近は「これは他人の言葉だから別に自分が採用しなくていい」っていう感じになってきて。
で、自分をもうちょっと、もっと自分のスペースをもっと自分の中に増やしていい、みたいな感じなんですよね、今。
だから、母の価値観っていうか他人の価値観で生きてるときに出てこなかった、許可してなかったことが、最近やっと許可できるようになってきた。
これをやってもいいんだみたいなふうに認識できるようになった感じで。
それは、自分が前からずっとやりたいなって思ってたことを、やってもいいんじゃないのって思えるようになった。何かっていうと、絵を描くことなんですけど。それをゆくゆく仕事とかにできたらいいなって、やっと思えるようになりました。
qbc:
それはいつから好きなんですか?
夕星:
絵は幼稚園ぐらいかな。物作ったりとかもずっと好きだったので。
小学生の頃とかは、先生が勝手に市の展覧会とかに出して入賞したりとかもあったりして。ずっと好きだったんですけど。多分高校生のとき。大学で美大に行きたかったんですけど、ちょっとできなくて。
そのあたりから、絵をやっていくのは無理だみたいな考えが強くなったというか。
qbc:
何歳?
夕星:
18とかですかね。そうですね、18ぐらいかな。
qbc:
受験の時ってことですか?志望校選び?
夕星:
そうです。そのときに、自分の学力っていうかは、経済的なところで、両親から許可が出なかったんですよ。
でもそれは確かにそうで、かなり高額なので。今となってはすごいわかるんですけど。
めちゃくちゃそこに恨みみたいなものは持ってなかったんですけど、当時は自分の力じゃなくて、違うものの理由で行けないってのが、すごくわだかまりがあって、すっきりはしてなかったっていうか。
たぶん自分の学力で行けなかったなら、自分ができなかったからだってなったんですけど。
で、なんやかんやあって看護に行ったんですけど、でも看護の方で2年か3年ぐらいのときに挫折というか、もう辞めたいってなったときがあって。そのあたりからちょっと狂い出したんですけど。
そのあたりから、あの時美大に行けなかったからとか、あっちに行ってたらどうのこうの~みたいなのを、めちゃくちゃ思うようになって。そのあたりの、変な認知の歪みみたいなとかを正すのに、結構かかったけど、やっともう終わりそうっていうか。過去のものにしたなっていうのがあって。
qbc:
なんで、そうなれたんですか?
夕星:
きっかけは、7ヶ月前、去年の11月ぐらいに、上司とめちゃくちゃぶつかって。ぶつかったっていうか、今までにないぐらい理不尽なことを自分に言われたなっていうのを自分で認識してて。
私、今まで看護師してたときも、同じような構図で転職してたんですよ。うまく上司とコミュニケーションが取れなくて、辞めるみたいな構図を繰り返してて。
半年前ぐらいのときに上司とぶつかったときに、同じ構図を繰り返してることをめちゃくちゃ実感したんですよ。で、ちゃんと知らないですけど、ユングの心理学で「投影」ってあるじゃないすか。それについて考え出して。
今、この自分の外にある現状が、自分のどういう要素、どういう考え方、どういうところから来てるんだ?っていうこと考えるきっかけになった。
プラス、理想的な自分の状態っていうのを考えたときに、びっくりするぐらい今の自分とその理想の自分がかけ離れてるっていうのを、それきっかけで気づいて。なんでこんな理想的じゃないところにずっといることを選択してるんだっていうことに気づいたんです。
qbc:
ふうん。
夕星:
そうですね。何かでも他人のせいにしても意味がないっていうのは、わかってる、その言葉の意味としてわかったんですけど、今までは自分の中に腑に落ちてない感じで。
でもそのへんも、そのときに「他責思考じゃ変わらないんだ」っていうのが、腑に落ちて。
その上司とのことをきっかけに、いろいろ今まで聞いてわかってたつもりのものが、全部全部、腑に落ちて腑に落ちて腑に落ちて、みたいな感じのとこが重なって、今、って感じですね。
qbc:
何歳のときだった?
夕星:
今、28ですね。28か。28になってからですね。
qbc:
どんな気持ちだったんですか?
夕星:
今は、トンネルをもうちょっとで抜けるなという感じの段階ですね。
7ヶ月前ぐらいのときは、まじでいつ出るんだろうみたいな感じで、本当に1ヶ月ごとに何か気づきがある。そんな感じでした。
なので、そのとき180度パッと変わったっていうよりかは、なんか地道にちょっとずつって感じ。でもまだ今もまだ、もうでちょっとトンネル出れるっていうところなんで、まだだなって思ってるんですけど。
qbc:
なんでまたインタビューを受けたんですか?
夕星:
2年前インタビュー受けた時は本当に他責思考で。
あれが嫌だこれが嫌だ、この人が嫌だ、この職場がどうのこうのみたいな、そういうぐちゃぐちゃウヤウヤみたいな感じだったんですよね。そういうの打破したくて、noteを始めていろいろ書いてたんですけど、それも結局のところ、人が全部よくないみたいな思想から来てる感じで、noteもなんかダウナーな感じなんですよ。なんかいや~な気分になる感じ。そこまで罵詈雑言を書いてるわけじゃないんですけど、読んでて全然元気にならないし。恨みのエネルギーが出てる、みたいな感じだったんですよ。
そういう感じだったんですけど、今は全然原動力の源が違うなっていう感覚がある。思考回路とか、何か起こったときに感じる感覚が違うというか。起こる感情とかも全然違うなと思って。
すごい個人的な話なんですけど、対比したら面白いなって思っただけなんです(笑)
qbc:
なるほどね。
夕星:
そうです。だから今回、インタビュー受けたいな~ってすごい直感で思って、受けれたら嬉しいなって、とりあえず勢いで申し込んで。
一応前のインタビューね、見返したんですけど。なんかもう見てられへんくて。(笑)
あ〜こんな感じやったな〜って思って。
qbc:
なるほどね。
夕星:
そうですね。今回の話、そこまで違いが出たかっていうとわかんないんですけど(笑)
qbc:
いや、出たんじゃないんですかね。
夕星:
でも自分もスタンスは全然違うなと思ったんで。そうですね。
qbc:
もしも未来の質問っていうのを、ずっとしててですね。もしも、そのお母さんが別人だったらどうだった?
夕星:
別人っていうのはどういう?(笑)
qbc:
もう、あれですよ。芸能人とかでいいですよ。この人みたいな。
夕星:
自分がお母さんだったらいいな~って思ってる人でいいってことですか?
qbc:
全然それでもいいですね。理想的なお母さんだったらでいいですよ。
夕星:
理想的なお母さんだったら今どうなってるかってことですか?
qbc:
そうですそうです。
夕星:
今、ぱっと思い浮かんだのは、東大に行ってると思います。
qbc:
美大じゃないんだ?(笑)
夕星:
美大じゃない(笑)なんか、なんていうんですかね。美大じゃないですね。何かわかんないですけど。
qbc:
ええー。
夕星:
私が、母のとのことを振り返って嫌だったのが、すごい視野が狭かったことなんですよ。
この道しかないみたいな感じの考え方だった。当時の自分はそれが普通だって思ったんですけど、そんなことないって。
qbc:
ふうん。
夕星:
私の知り合いに京大出身の人がいるんですけど、別にその大学のランクがどうのこうのって話ではないっていうのは思ってるんですけど、頭いい人、勉強ができる人って、それだけ視野が広い人が多い感じがして。その人の話を聞いてて、学校の勉強が自分の糧になって、そこから展開するための材料として高校や大学の勉強をしてるっていうか。必死にすがりつくものじゃなくて、自分の使えるものとして、それをどう使うかみたいな考え方だなって思ったんですよね。
東大に行ってますっていうのは、東大に行くのが目的なんじゃなくって、何でもできるから、東大も全然いけるみたいな感じになってたんだろうなっていう意味の東大っていうか。
自分の選択肢が広いっていう意味で、何でもできることのうちの一つ。
今の社会のこの価値観だったら、東大に行ってたら結構イージーモードじゃねみたいな感じの感覚で、東大行けたんじゃないかな、みたいなそういうイメージです(笑)
qbc:
なるほどね。結局その、自分が可能性を狭められてたってお話ですか?
夕星:
そうですね、そう思います。
qbc:
本当にその東大はそのあくまでそのイメージであって。可能性を、夢じゃなくて具体的に広げるためのツールとしての、ステップとしての東大っていう、イメージで思いついただけであって。
夕星:
そうですね、そうですね。
qbc:
今、どんな気持ちなんですか?人生っていうものを眺めたときに、今、自分自身はどんな気持ちです?
夕星:
今は、80%ぐらい何でもできるって思ってますね。
qbc:
自己効力感というか、すごい自己肯定感。
夕星:
そうですね。そうなりました。でもまだ20%に、悪魔、悪魔じゃないですけど、「大丈夫なの?そんなことして」みたいなのが20%ぐらいあるみたいな感じですね。
でも、何でもできるって感覚が本当にゼロだったんで。そう考えたら、80パーはかなり上がったなっていう。
qbc:
これちょっと書けるかどうかわかんないけどね。看護師になる人は、そういう人多いかな。
夕星:
どういうことですか?
qbc:
資格取っとけば安心っていう親からの、圧力をかけられて看護師になるっていうパターンが多いですよ。女の子、食いっぱぐれないように、看護師なら大丈夫でしょうっていうシナリオは、日本に数多くあります。
夕星:
そうですよね~。
qbc:
まぁ、感じますね。いろんな人の話を聞くと。
夕星:
あー、うんうん。
qbc:
じゃあ最後の質問ですね。最後のにいい残したことは?っていうので、遺言でもいいしインタビューの感想でもいいし、読者向けメッセージでもいいんで、最後に残したことがあれば伺いします。
夕星:
はい。今日すごい、自分の考えていることを要約していただけてありがたいなって思いました(笑)
自分は、よくわからんことぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃ言いがちなので、一言で言ったらこうじゃんってのを的確に言っていただけて、ありがたいです。本当にありがたかったです(笑)
自分が勝手に考えていることを複雑にしがちだなと。自分って思ったよりシンプルだし、わかりやすいなって、お話してまとめてくださって、今思いました。
qbc:
ありがとうございます。
夕星さんの前回のインタビューはこちら!
あとがき
人の人生は面白い。いろいろあるからな。
人の人生を面白く感じられるならば、その人は幸せになれるよ。
【インタビュー・あとがき:qbc】
【編集:mii】
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