誰かのせいにできるように自分に逃げ道を作ってあげる生き方っていうのも、あってもいいんじゃない?って思う人
今はもう閉店してしまった高田馬場の喫茶店、シャノアールで俳人の方と話をしていたんですね。テーマはよくわからないが、「自分」というものについて話していたと思う。
まあ、お互い30代の前半だったし、そういうことを話すのにお盛んな年齢だったのだと思う。思春期から自分について考え始め、なかなか結論がでず、それでも諦めなかった者たちが、そろそろこの自分論も終わるんじゃないか、と思いだす年齢なのかもしれない。知らんがな。
ともあれ、自分というのは台風の目なんですよ、とその女性の俳人はおっしゃったんですよ。台風の目というのは、周りの風がないと生まれないものだし、そもそもその風というのも、気温だったり海面の温度だったり、さまざまな環境的要素が影響しあって、生まれている。
台風の目というのは、台風の目と呼んで一つの存在のように扱っているけれども、環境に影響されてできあがっている。
人間も、さまざまな影響を受けて形作られている。自分だって、家族の影響、所属している組織の影響、いろいろあるじゃないか。
じゃ、その自分ってやつは果たして、独立したものなのか? と。まったく、何にも寄りか数に立っている「自分」なんて、存在しやしないよね、と。
だから! 〇〇〇〇〇!
ということで無名人インタビューgo!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(無名人インタビュー主催)】
今回ご参加いただいたのは 未詳 さんです!
https://twitter.com/misho_0927
現在:好きなアイドルとか、好きなもの、ひとに影響を受けまくっている人生なので、大事な選択のとき、自分の意思じゃないことが結構多い。
のどか:現在どのようなことをされている方でしょうか。
未詳:インテリアの仕事をしています。
建築関係の学校に高校からずっと行っていて、それで今に至ります。
あとネットの方では、短歌をちゃんと始めたのはここ数ヶ月なんですけど、文化自体には1年に3ヶ月くらい触れるか触れないかくらいで、ずっとだらだらとやってるような感じです。
最近榊原紘さんのトークイベントを、歌人の方なんですけど、見に行ってそれでまた短歌熱が上がってきて、最近本格的に始動したところです。
のどか:短歌には、何か決まったテーマがあるんでしょうか。
未詳:テーマというか好きなのは、J-POPをもじったりだとかことわざとか慣用句をもじったようなやつが好きというか。
のどか:既にあるものっていうイメージですかね。
未詳:そうですね。言ってしまえばパロディーというか二次創作というか。そういう感じかなと。
のどか:それが好きなのは、何か理由があるんでしょうか。
未詳:単純に作りやすいです。
やっぱりテーマが一個決まってて、でもなんかその意味をそのまま取るんじゃなくて、こういう考え方もあるよねっていう。
やっぱり古いものじゃないですか、ことわざとか慣用句って。現代とちょっと価値観が変わってるところとかがあって。令和で私が解釈するとこうなるみたいなことを、最近は特にやってます。
のどか:それとJ-POPだと結構違うように今聞きながら感じたんですが、考え方は似たようなものなんでしょうか。
未詳:考え方は似てるんですけど、J-POPは、いい感じに七五調の歌詞を見つけたときが嬉しくてしょうがなくて。
一つ例を出していいならば、私が小学生のときに流行ってたAKB48「会いたかった」のサビ。「好きならば好きだと言おう、この気持ち伝えたかった」これ七五調なんですよ、数えてみたら。みたいなことを発見すると嬉しくて、何かしたくなります。
のどか:なるほど、じゃあことわざとJ-POPだと少し違うんですね。
未詳:そうですね。作りやすいからやるっていうのは一緒なんですけど、本質は違うかもしれない。
のどか:他に何か、短歌に取り組まれている中で、何か感じることはありますか。
未詳:そうですね、私自分の書いた絵に短歌をつけて投稿するみたいなことも、たまにやってるんですけど。
ネットとか古着屋とかで探してる
— 未詳 (@misho_0927) September 27, 2023
フリーサイズの大人しい猫
#短歌 #tanka pic.twitter.com/Xz68RJslYu
なんか、文字じゃないですか。
のどか:短歌。そうですかね。
未詳:人が読んでるのを聞かない限り文字で見るものなので、人によって表記が違うところは面白いなって思います。読まれる方によっては、「私」を漢字で書いたり、ひらがなで書いたりされたりとか。
動物一つとっても、「猫」を漢字で書くか、ひらがなで書くか、カタカナで書くか、意味は一緒だけどニュアンスが変わってくる。短歌だけじゃないかもしれないけど、私はそこで触れたので、そういうところが面白いなって感じながら読んでることが多いです。
のどか:認識を確認したいんですけど、同じ表現をするにしても、人によって表現が違うっていうことで合ってますかね。
未詳:そうですね、人によっても違うし、歌によっても違うし。でもその人の癖はあるから、よく使ってるのはこっちだなとかって傾向が見えたりして結構面白いです。
のどか:他に何か、短歌に関して好きな部分ってありますか。
未詳:好きな部分。やっぱりコミュニティじゃないですかね。
のどか:短歌を作るコミュニティ。
未詳:作ったり読んだり、私だと、Twitterの方でお題というか下の句とか上の句投げてくださる方らっしゃって、好きに呼んでっていう感じでやってくださってて。
のどか:Twitter上でやるんですね、お題の出し合いって。
未詳:そうですね。でも出されたお題にそのままストレートじゃなくて、私は何かひねって、捻りたくなってしまうので。
何かこういう意味で投稿したんだろうなっていうのを180度以上ねじ曲げて、すごい深い意味で取れそうなので圧搾したりとか、そういう遊び方をさせてもらってるので。やっぱり楽しいです。
のどか:遊びとしてなんですね。
未詳:そうですね、完全に遊びです。
のどか:そのコミュニティって、他にどんな方がいるんですか。
未詳:そうですね。やっぱり私と同じように歴の浅い方だったり、もっともっとずっと長くやってる方もいらっしゃるんですけど、そこまで私は深入りはしてなくて。繋がってるというか、相互になってくださってる方もいらっしゃいますけど、どっちかというと私はハッシュタグで探したいので。
のどか:そのお題のハッシュタグですか?
未詳:いえ、ハッシュタタグ「短歌」ですね。
この人はこういう歌が多いみたいなことを、傾向掴むのも楽しいですし、でもそれだけだとどうしてもあの感性とかが偏ってしまうんで、ちょっと大海原に出たいなと。日本海だけですけど。
のどか:感性が偏るというのは、嫌なんでしょうか。
未詳:嫌かどうかわかんないですけど、良くはないよなとは漠然とそう思ってます。
のどか:短歌を通してどうなりたいとか、何か目指してるものとかってあるんですか。
未詳:全然考えたことないですけど、でも老後の楽しみとしてやっていきたいっていうのもあって。
多趣味なので、結構。老後の楽しみの候補が結構いっぱいあるんですけど、お裁縫だったりだとかハンドメイド、アクセサリーを作ったりそれこそ絵を描いたり、他言語の勉強をしたり。いっぱいやりたいこと楽しいことがある中で、オタク活動もしつつ、どれが老後の趣味になるだろうかってなったときに、結構短歌には頑張ってもらいたい競走馬の一つだなと思っていて。
のどか:老後の趣味って多分まだ数十年先のことだと思うんですけど、どうしてその老後の趣味を今から考えるに至ったんですか。
未詳:結婚願望がなくて、まるで。
でも1人で寂しいかどうかなんてわからないんで、でも1人で寂しくなくしてあげるには若い自分が頑張ってあげなきゃいけなくて。
この時代なので、別に結婚が全てじゃないじゃないですか。まあ人によりますけど。
なので、選択肢は多い方がいいと思って。若い頃に一度触れたからこれもう1回やってみようって、将来の自分が思えるんだったら、それは将来の自分のためにしてあげられることの一つなんじゃないかなと思っていて。
お察しの通り全部家の中でできる趣味ですので。その中の一つっていう感じです。
のどか:結婚願望がないのっていうのはずっとなんですか。
未詳:そうですね。幼少期こそプリンセスに憧れて王子様と…っていう時期もありましたけど。
小学生の時に、嵐がフィーバーだったんですね、学校で。もうそのときから私はずっと、3次元のアイドル、オタクだったり、YouTuberさん見てたりで、そっち側に行ってしまったので。あんまり現実の異性とっていう想像がつかなくて。
好きな人はできるけど、何か私生活を見たくないというか。お付き合いをさせていただいたことは何人かありましたけど、外に出てってちゃんとしてる格好で、言葉遣いもちゃんとして店員さんにも優しくてっていう姿は見ていられるけど、何か家に帰ってぐでっとする姿を見ていられないっていうか。
のどか:それこそアイドル的な側面は受け入れられるけれど、っていうことなんですね。
未詳:そうです。こっちが求めてるので、例えば同じ家に帰っても気が休まらなかったりとか、自分もアイドル側でなきゃって思ってしまって、これは無理だと思って。もう諦めモードかなって。まだわかんないですけど。
のどか:ありがとうございます。お仕事について伺いたいんですが、インテリアのお仕事って具体的にどんなことをされてるんでしょうか。
未詳:私はショールームでお客様にシステムキッチンだったり、お風呂トイレなんかを提案してるお仕事なんですけど。
これも元々、私は中学生のときに進路を決めなきゃいけないってなったときに、普通科に行ったら絶対にやりたいこと見つからないと思って、農業か工業か商業のどれかに行こうと思ったんですよ。家からの距離もそんなに全て変わらなくって、偏差値もそこまで変わらない中で、当時私は個人名出しちゃうとHey! Say! JUMPの伊野尾くんが好きだったんですね。
じゃあ建築だ、と思ってその世界に飛び込んで。
のどか:Hey! Say! JUMPの伊野尾くんは、建築と何か関係があるんですか。
未詳:ものすごくいい大学の建築科を出てらっしゃるんですよ。
私はそんなんじゃないんですけど、県内、岩手県の唯一の建築学科に行って、工業高校結構偏差値低めの学校でもあったので、ちょっと頑張ったらいい成績が取れて、いい順位が取れてっていう世界で戦って。言ってしまえばあのボルトが小学校の運動会に出るみたいな、そういう感じで戦って、大学にも行けて。それこそ工業の大学にも行けて。
そうですね、お仕事にそのまま中学生のときの私の判断が、今そのまま伝わっている感じですね。
好きなアイドルとか、好きなもの、ひとに影響を受けまくっている人生なので、大事な選択のとき、自分の意思じゃないことが結構多い。
のどか:その選択自体は、今振り返ってどう思われますか。
未詳:良かったと思います。これは本当に親とか妹弟には言われるんですけど、普通科だったり、女子高だったりに行ってたら、多分不登校になってるねって。
男まさりで結構思ったことをズバッと言ってしまって、今までそれで失敗もしてきてるので。
工業の女性って結構サバサバしてたりとイメージあるかというと思うんですけど、本当にその通りで。私みたいな者も受け入れて、今でも仲良くしてくれる友達ができたのはやっぱり工業に行ったからだと思いますし、あと生きてて楽しいです。
歩いてて、この建物こうだとか、ちょっと直線めいているビルとかを見たときに、職人さんブチキレながら作ってたんだろうなっていうそういう思いを巡らせたり。
のどか:それは一般的には職人さんを怒らせるものなんですね。
未詳:そうですね。「誰だよこんなん、この図面書きやがったの」って結構聞くので。
そういう視点があるのは、結構そこら辺を歩いてるだけでも楽しいです。
のどか:今ご家族っていうお話あったと思うんですけど、家族とか友人にはどんな性格だと言われますか。
未詳:この表現が本当に正しいかどうかわからないんですけど、日本において、自分が幼少期からAB型だと自覚して育ってきた日本人みたいな。
のどか:実際の血液型は何型なんですか。
未詳:AB型です。
のどか:AB型の要素っていうのはどういう。
未詳:自由なんですよ。
私は5人兄弟の一番上なんですけど、それでもおおよそ一人っ子の平均に近いような性質を持っていたりして。AB型って自覚があるから、結構ハイでいられるところがあって。
多少他人にどう思われても、私AB型だから許されるよねっていうマインドで結構生きてきて。なので、AB型の平均というよりは、AB型を自覚している人の平均と言った方が言葉は正しいのかも知れなくて。
その自由っていうのも、奔放とかそういう感じじゃなくて、趣味が多いのもそうですけど、やりたいことはとりあえずやる。私はお父さんとお母さんが大好きだから、妹弟には譲らないとか。ふりかけの味一つとっても、ゼリーの味一つとっても譲らない。じゃんけんで負けない限り譲らないみたいなところはあったりして。悪く言うと大人げない、良くいうと自由です。
のどか:その性格自体はご自身ではどう思いますか。
未詳:自分だから受け入れられてますけど、周りにいたら嫌だなと思います。
のどか:なるほど。ちなみにこれまでに似た方に出会われたことってありますか。
未詳:一番似てるのは、そうですね。それこそ母かもしれないです。
のどか:お母様に対してはどう思われますか。
未詳:多分お互いすごい嫌だと思いますよ、嫌いじゃないんですけど。嫌いじゃないし、喧嘩もそこまでしないんですけど、似すぎてて2人でいると気まずい、みたいなときはたまにあったりするので。
母も長女なので、そういうところあるのかなと思いつつ。母も結構光GENJIが好きだったりとかして。本当に鏡じゃないですけど、生き写しじゃないんですけども、そういう性質は感じます。
のどか:ありがとうございます。今ってお休みの日は短歌を作られてる時間が結構多いですか?
未詳:長いです。私水木休みなんですけど、水曜日は木曜日引きこもるための準備で外に出るんですよ。本当は家にいたい人間なんですけど。
画材屋さんに行ったり手芸屋さんに行ったり。
のどか:今は1人で暮らしている。
未詳:そうです。今は関東で1人なんですけど、それこそ電車の中、買い物に行く電車の中は大抵短歌を作っていたり。他の趣味をやっていないときは大体短歌を作っていて。
私徒歩で出勤できるんですけど、赤信号待ってる間だったり。今年はまだ新入社員なので、遠方に研修でいかなきゃいけないときとかは、電車の中で満員電車に関する短歌を作ったりとか。
のどか:空き時間は、割とフルに時間を使って短歌をつくってるんですね。
未詳:そうですね。スマホで開いてるアプリのバーとか見てると、大体Twitter見てるんだなって思うので、短歌開いてる気がします。
のどか:そうか、ツイッターで短歌書かれてるんですね。
未詳:そうですね。読んだり書いたり、ずっと。
のどか:ありがとうございます。それ以外にも趣味を細々と色々やられてるっていうことですよね。何をしてるときが一番楽しいですか。
未詳:何してるときが一番楽しいだろう。楽しい。楽しいで言うと、FunとかFunnyで言うと、やっぱりオタクなので推しが出てる動画とかテレビとかを見てるときが面白いですし 、Interesting的な面白さで言うと、やっぱり短歌を作っていたり、絵を描いているときに、
特に短歌は顕著なんですけど、いい感じのができたって思った時はもう本当に楽しくなって、何首も何首も作ってしまったり。
特に私はお題を借りてきて作ってる人間なので、そこに恥じぬように何とかしなければならない立場だと勝手に思っているので。
そうですね、昔この慣用句作った人は何を考えたんだろう、何を考えて作ったんだろうこの言葉を、って思いながら考えてるときは、結構Interestingの意味で楽しい気はするかなと。
あと絵文字を使うんですよ短歌に。検索の4文字使って。
検索ってShimejiで打つと、括弧と、虫眼鏡の絵文字が出てきてくれて、ちょっと検索バーっぽく装飾してくれるんですけど。
【ギャルになる方法 手頃】[🔍]
— 未詳 (@misho_0927) September 28, 2023
もしかして:マインド、メイク、ネイル、チョベリグ
#短歌 #tanka pic.twitter.com/z2sFoJY2zA
そういうのを使って非言語のところとかで表現したりするんですけど。
のどか:それってよくあるスタイルなんですか。
未詳:私はあんまり見たことがないです。
のどか:3点リーダーくらいは使われてる方いらっしゃったり、鍵括弧は皆さん使うんですけど。
ちょっとLINEの文面っぽいものだとか。検索って入れなくても、括弧と虫眼鏡を入れておけば、検索って4文字を使ってしまわなくても。
例えば、上の句を検索ツールバーみたいなところに入れておいて、下で「もしかして」から始まるところを繋げる。そういう遊び方をしてるんですけど。
人っていう字を、めちゃくちゃ並べて、吹き出しみたいにしてるの、ちょっと前に流行ったんですけど。
ああいう表現を見たときに、あこれ使いたい短歌で使いたいと思うのは結構楽しい瞬間かもしれない。
のどか:新しい表現を見つけたり、考えてるときっていう感じですかね。
未詳:そうですね、新しいものに出会ったときは。
過去:SNSは、文字を打って送信ボタンを押さないと送れないじゃないですか。ということは推敲を少なからず、一瞬でもする。それが多分、直接表現の抑止力になるというか、「この言葉は強いな」っていう判断が、だんだんできるようになっていった感じですね。
のどか:未詳さんは、どんな子供でしたか。
未詳:やっぱり男勝りなところはあったかと思っていて。
やっぱり一番上なので。一番上なりに何とか奔放に生きてやろうとしてた気はしますね。
のどか:「一番上なりに、奔放に」っていうのは本来だったらそうじゃないけど、っていうニュアンスですかね。
未詳:そうですね。どちらかというと親のことが大好きな子供だったので。
一番近い姉妹だと、2個下に妹がいるんですけど。一番甘えたいときに妹が生まれて、その妹がちょっと成長してきて、次私の番かなって思ったときに、また下が生まれてみたいなことが4回続きまして。
もう一番下の弟とは9つ離れてるんですけど、私には7年間順番が回ってこなくって、回ってきたときには、親からの視線もくれる時間も20%くらい、もしくはそれ以下だったっていうところで、結構わざと怒らせにいったりとかしてました。
のどか:2歳って結構小さいと思うんですけど、覚えてるものですか?そういう場面、気持ちとかって。
未詳:覚えてるのはやっぱり4歳くらい以降の気はするんですけど、断片的に覚えてる記憶で、あれこれ私なんで怒られたんだろう?って思ったりして。
小さいときにしたいたずらを数年越しに笑って話すみたいなことがあると思うんですけど、「あんた小さいときこういういたずらしたんだよ」って言われたときに、ああ多分寂しかったんだろうなって。大人になってから思ったりとか、そういうことが多いです。後天的にというか。
のどか:なるほど、ありがとうございます。ご兄弟はどんな存在でしたか。
未詳:そうですね。次女は私が奔放に生きてた分すごくしっかり者で。絵が上手いんですよ、次女は。兄弟全員絵は得意なんですけど。
この間も、兄弟5人でユニバーサルスタジオジャパンに行ったときに、弟がちょっと熱中症で体調を崩してしまったりするときも、テキパキいろいろこなしてくれて。そもそも予約を取ってくれたのも、電車の時間調べてくれたのも次女で、みたいな。
やっぱりお姉ちゃんに近い部分はあります。何でもできるので。絵も歌もうまい、勉強もできる、かわいい。
でもちょっと短気なところもあって、人として完璧っていうわけでもなくて、可愛げもあるので。尊敬してる人って聞かれたら次女って言うかもしれない。
のどか:ご両親はどんな方ですか。
未詳:父は、もうずっと高校で理科を教えていて。
言っちゃなんですけど、父はイケメンなんですよ。顔、見た目が。
博多華丸・大吉の大吉さんわかりますか。あんな感じです、すごく似てます。
でも性格は、厳格というほどでもないんですけど、やっぱ学校の先生、教育者なので、しっかり者で。結構ルールとか、すごく真面目に守るタイプでした。
友達が先生に隠れて、こっそりキャラものの鉛筆とか小学生のときに持ってきたりしてるのを、横目でいいなって思うんですけど。それってきっと親が買い与えてないと無理じゃないですか。友達に聞いたらちょっとお母さんに買ってもらってこっそり持ってきたとか。
小学生のときは、なぜか鉛筆のキャップをつけちゃいけないっていうルールがあったんですけど、それやってる子たちに聞いたらやっぱり「お父さん買ってくれたからこっそり持ってきた」って。うちでそれを言うと、もうなんか、「あんた絶対学校持って行くから買わない」って。こっちがやることばれてるのでやっぱり。学校のルールをちゃんと守りなさいとか。
ちょっとくらい先生の悪口を言う親もいるんですよ。あの先生こういうとこあるとか。それを絶対にやらない。ルールに厳格で、上の人は敬う。言葉遣いもすごくうるさかったりとか。今となってはその教育方針にすごく感謝してるんですけど。箸の持ち方が今でも綺麗だったりとか。
母親は逆に、おおらかというか、ルールをすごく守るっていう部分で言えば、父と全く一緒なんですけど。修学旅行で決められた額以上は絶対持って行かせないみたいなタイプではあったんですけど。でもやっぱり5人育ててるだけあって、強いところはありましたね。
のどか:その具体的な場面だとかってありますか。
未詳:この間、去年ぐらいに父が学校の方で問題を起こして、退職っていう流れになったんですけど。そのときも「未熟な人と結婚した私にも非がある。離婚はしない」って言って、弟がまだ中学生だからかもしれないんですけど。
普通に一緒に住んでて、専業主婦だったのを仕事始めてみたいな。
父も新しい仕事が見つかったんですけど、母はずっと働いてなかったのに急に働きだして、それでも体調も崩さずに、楽しんでやってる。そこは強いんじゃないかな。
天然だけど強い人です。
のどか:突っ込んでいいかわからないんですけど、今のお父さんの描写から、問題を起こして退職っていうエピソードが結びつかなかったんですが、それは未詳さんからするとどういう出来事だったんですか。
未詳:私も結び付いてなくて、実は。
何をやったかっていうのを子供たちには知らされてなくって。もしかしたら弟が20歳になったときとかに教えてもらえるかもしれないんですけど。
ルールは守る人なんですけど。最近全然なかったんですけど、カッとなるとちょっとキレる癖はあったので、絶対人には当たらないんですけど。ふすまに穴開けたりとかそういうところがあったので。
真面目な人ほど爆発するとまずい、の典型ではあったので、6年に1回とかないかぐらいですけど、貯めてる分爆発してしまう部分があることわかってるので、それ絡みかなって勝手に思ったりとかしてて、無理やり繋げて私も解釈してます。私もわかんないです。
のどか:怒られたりとかっていうことはあったんですか。
未詳:そうですね、私が構って欲しさに悪さもしたのでそれなりに怒られたんですけど。やっぱり、外で人に迷惑をかけることとか、私が母の口紅にいたずらしたときとか、次女がコンタクトレンズにいたずらしたときとか、すごく怒られた記憶があります。
一番覚えてるのが、私の世代今年23歳になるんですけど、たまごっちが流行ってたんですね、世代的に。でまあ死なせてしまったわけですよ。お世話できなくて。そのときに、
「くちぱっち死んじゃった、復活させよう」って言ったら、もう次の瞬間雷でした。
のどか:それはどこが逆鱗に触れたんですかね。
未詳:死なせてしまってすぐ新しいものに行くのが許せなかったみたいで。
やっぱり理科の先生と言いつつ、畜産系の先生だったので、牛とか鶏とかの命、今でもあの豚を飼育する仕事に新しくついたんですけど。
やっぱり命の重さっていうのは、大事にしてるみたいで。それが例えばゲームであっても、マインクラフトとかやってても、あんまり私は父の前では動物殺さないように今でも気を使ってたりするぐらい、たまごっち一つとっても本当にちゃんと怒られました。
その日の夕ご飯はなかったです。
のどか:ご家族から受けてる影響で一番大きなものって、どんなものがありますか。
未詳:すごく喋りますです、私。今仕事がちょっと接客なのでセーブはするんですけど、
喋ってないと、アメリカとかじゃないですけど発言権が得られないというか。喋りに行かないと。
あと何か家族が多い分、変な無言が怖くって。だから家族に受けてる影響というよりは、家族形態から受けて今日かもしれないですけど、ちょっと誰かが黙りそうだなってなったときに、全員自分が話し出す癖はあるので、これを外でやると結構嫌がられますね。
のどか:ありがとうございます。小学生。中学生とかはどんな子供でしたか。
結構早い段階で進路決定をしたっていう話があったと思うんですけど。
未詳:小学生のときはどちらかというと1人でいるタイプだったので、ただ静かではないんですけど、全然。
何て言うんだろう、あんまり友達とうまくいってる感じではなくて。やっぱり人を困らせる癖は幼少期からついていたので、仲良くなる方法がちょっかいをかけるくらいしかなかったので。それがハマる子とはすごく仲良くなれて、嫌な子にはすごく嫌な思いをさせてしまったかもしれないんですけど。それが悪い方にいって。
私は気づいてなかったんですけど、親が面談に行くじゃないですか、小学生とかって。
そのときに「娘さんちょっと嫌がらせ受けてるみたいですけど大丈夫ですか?」って言われたみたいで。「(嫌がらせ)受けてるの?」って言われて、「いや別に」って言ったらしくて、私は全然覚えてないんですけど。なんかそこら鈍感みたいで、全然気づいてなかったり。
授業中に手紙回す文化ってまだあると思うんですけど、あれで結構嫌なこと書かれてたらしいんですけど。
のどか:結構ダイレクトですね。
未詳:そうですそうです。でも私のところに回ってくるんじゃなくて、周りが回して遊んでるだけで、それを先生に見つかって、その子たちは怒られてたんですけど、私はどっちかというと先生に腹立っていて。「先生が取り立てなければ、私それを知らずに生きてられたじゃん」って思うタイプだったので。
今でもそうなんですけど、自分が知らなきゃ大丈夫なのに、正義感でそれを私に教えてくれるのは何なんだろうって思うことは、結構これまでもあったりして。
中学生の頃はなんかもうさすがに、ちょっと大人になってきたので、例えば同じアイドルが好きな子と話したりとか。
でもあんまりグループには属してなかったと思います。高校もそうなんですけど。
やっぱり女子が集まるとグループってできるじゃないですか。そのグループ間を行ったり来たりしてるようなタイプでした。
のどか:グループ自体が嫌だったんですかね。
未詳:嫌だったのかな。なんだろう、暗黙の了解とかきっとあるコミュニティだと思うんですけど、暗黙の了解が苦手で。誰々ちゃんと誰々ちゃんは本当に仲がいいけど、こっちは上辺だよみたいなのを、雰囲気で感じ取るのがすごく苦手で。
言葉をダイレクトに与え合う家族だったのもきっとあって、思ったことは全部言うみたいな。だからそれで逆に傷つけてしまったことも、あるにはあるんですけど。
裏でゴソゴソ言ったり、図らずして傷つけてしまうのが嫌で、「私はあなたのことがすごく苦手だから、必要なとき以外話しかけないでね」って言って泣かれたりとか。
でも付き合ってたらいつかどこかで絶対傷つけてしまうから、傷は浅く済んだのかなって勘違いしたりとか。そういう中学生でした。
のどか:高校生も。
未詳:そうですね。高校まではそうでした。
のどか:まではってなると、大学以降またちょっと違った感じになるんですかね。
未詳:そうですね、大学生のときにコロナ禍になったんですよ。2年生になるくらいの時に。埼玉の方に出てきてたので、実家にも帰れず外にも出られず。
ただ趣味は全部家の中でできたので、別に苦じゃなかったんですけど、そうなるとやっぱりSNSの中とかでコミュニティを探し始めて。
同じ趣味の、短歌作ってる方、絵を書いてる方、アイドルが好きな方とYouTuberが好きな方。色んなアカウントを持って色んなところに属して。
そういうところで、私は暗黙の了解だとか、気を遣うだとか、言葉。湾曲表現を覚えたりとか、オブラートに包むっていうことを覚えたりだとか。
っていうのを私はSNSの中で、遅ればせながら20歳頃に習得しました。
のどか:その表現は、リアルなものとは違うんでしょうか。
未詳:やっぱり文面って、打つと自分で目で見れるじゃないですか。
私はもう本当に、岩手の田舎なんて私の時は高校生以降でスマホを持つのが当たり前だったので、自分の発する言葉を文字で見るっていうのが、読書感想文ぐらいしかなかったんですね。読書感想文自体は得意だったんですけど。
SNSは、文字を打って送信ボタンを押さないと送れないじゃないですか。ということは推敲を少なからず、一瞬でもする。それが多分、直接表現の抑止力になるというか、「この言葉は強いな」っていう判断が、だんだんできるようになっていった感じですね。
のどか:そこにあるそのルールってどんなものなんでしょうか。
未詳:そうですね。まあ例えばちょっと生々しいですけど「この子は腐女子だから、BLの話をしても大丈夫だ。でもこのカップリングは好きじゃないみたいだからやめておこう」とか。あとは、何だろう。句点とか読点を3つ連続で打つ表現(「、、、」「。。。」)、最近SNSでよく見かけるんですけど、それをあんまりよく思っていない、ちょっと苦手だなっていう方がいて。
それは他の方から聞いたんですけど、この子の前でとこういう表現しない方がいい苦手だよって聞いて、じゃあ使わないようにしようとか。
直接教えてもらうこともあれば、やっぱり聞いて判断する言葉じゃなくて、目で見て判断する言葉ばかりなので。
1個の投稿にしても、「この人もしかしてこれ地雷かもしれない、やめておこう」とかっていうことを、察するっていうことができなかったんですけど、段々できるようになってきた自覚はあって。
わかりやすく言うと同担拒否とか。やっぱりTwitterの自己紹介みたいなところに書いてる方が多くて。「誰々が好きで、同担拒否もちょっとある」みたいなことを見たら、例えばAくんのことが好きで同担拒否の方がいるとして、Aくんがどれだけかっこよくても、ギャーギャー言うのやめておこう、みたいな。「この時のAくんかっこいいな」くらいで止めよう、みたいな。
その加減、力加減が私は多分、100と0と50くらいしか持ってなかったのが、25とか75とかそういうことができるようになってきて。今10刻みくらいになってるといいなっていうところです。
のどか:コロナ禍自体は、多分ネガティブなこともあったと思うんですけど、ポジティブなインパクトもあった。
未詳:そうですね。不謹慎なので何とも言えないですけど、私は東日本大震災より不吉なことはないと思ってる人間なので。
あとはコロナで親戚が誰も亡くならなかったっていうのは大きいと思います。
のどか:そこから大学を出て、今のお仕事に決めたのはどうしてなんでしょうか。
未詳:これも単純な理由で、受かったからなんですけど。
私30社ぐらい受けて、ほとんど落ちてて。32分の2で合格をいただけて、それがどっちも同じグループの会社だったんですね。ってなったときにどっちを選ぼうって思って、やっぱり同じグループなので条件も変わらないですし。
都道府県とかも一緒でしたし。もう比べるものがないってなったときに、好きで毎週見てたテレビ番組に提供してる方に行きました。
のどか:やっぱり好きなものに関連してるんですね。
未詳:そうですね。短歌も絵も勉強を始めたのは全部、その時の推しの影響が大きいので、自分で好きで始めたことって本当になくって。
それを考えると、そういう生き方もありなんじゃないかと思って、それだけの判断で今の会社に入りました。
のどか:短歌も推しの影響で始めたんですね。
それはいつ頃になるんでしょうか。
未詳:本当に一番最初は、中学生のとき。
のどか:結構前なんですね。
未詳:そうですね。ただ今は別の推しがやってるからやってるんですけど。
のどか:推しが繋がって。
未詳:そうですね、どっちにしろそうです。
未来:今朝発したのは、「明日みんなでカラオケだ。今日も無事に帰ってくる」。まあ一人暮らしだからできるんですけど、そう言って起きました。なので明日が楽しみです。
のどか:結婚願望がないっていうお話だったと思うんですけど、残りの人生をざっくり考えたときに、どういう使い方をされるご予定ですか。
未詳:そうですね、どれだけ残ってるかがわからないので、何とも言えないところでは正直あるんですけど。
なんか、60%くらい楽しめればいいなと思っていて。
なんだろう、100%楽しいと、それが当たり前になってしまいそうで怖くて、三寒四温じゃないですけど、割合としては半分よりちょっとポジティブなことが多ければ、それでいいなと思っていて。高望みしても辛いだけだと思うので、割合としてはそれくらいがありがたいなと思っていて。
ただそこで楽しいか楽しくないかの判断って自分しかできないので。なんだろう、いかに楽しい方に自分が行くか目を向けるかだと思っていて。でもやっぱり仕事は今のところまだ始めて1年も経ってないですけど、好きですし。
私11月にデビューするんですよ。
1人立ちというかご提案というか。これから楽しくなりそうなので、多分それが始まったらまた計画が変わってくると思うんですけど。
親が、父親が仕事人間だったので。やっぱり高校の先生で、運動部の顧問もしてたので、土日ずっと家にいなくって。それは嫌だと強く思っているので。お家が大好きなので。
仕事してないときにいかに家で楽しめるか、そのアイディアを自分が多く持つか。
今は外に出なくても外のことが知れるので。
なんか、何だろう。人生の捉え方、使い方の捉え方って、死ぬまでって捉えるかボケるまでで捉えるか変わってくると思うんですけど、私は自分の思考回路がイカれてしまう時まではできるだけ難しいことを考えていたいし、短歌とか概念とか。
あとは、恋人じゃなくても大切な人っていっぱいいるので。それこそ兄弟だったり、何かそういう人たちと会ったら喧嘩になるので、電話とか文面とか。
文面だったら私は優しい言葉を使えるので、そういうところで何かうまいことやっていければ。いいかなと。
HPを消費する感覚と似てると思っていて、私は。
なんだろう、生き急いでしまったり、すごく頑張ったりすると減りが早いなって。充電とかもそうかもしれないんですけど。
私はそこら辺ゆっくり減らしていきたいので。
のどか:それはどうしてですか。
未詳:単純に未来の世界に興味があるので。
例えば、物理的なことで言うと、焦って転んで頭打ってみたいなことはしたくないし、なんだろう、出力を間違えて頑張りすぎてしまって、心が病んでしまってみたいなこともできるだけ起こしたくない。
ってなったときにどうすればいいかって言うと、やっぱり物理的にも精神的にも、安定が一番なっていうふうに思っていて。
あまり変化が好きじゃないんですね。堅物じゃないですけど、新しいことがあんまり得意ではない。TikTokもアプリ入れてなかったり。
そういうちょっと古典的な思考回路のある人間なので安定型なんですけど、その何て言うんだろう、HPの減りが、早いか遅いかというよりは、一定であることに重きを置いているイメージなので。人生での歩みが、人と比べたときに早くても遅くても、一定であればいいなと。グラフを作ったときに、一直線に斜めであれば、その勾配が急だろうが緩かろうが別にいいなと思っています。
のどか:先ほど意識がはっきりしている間できるだけ難しいことを、っていう話があったと思うんですけど、逆にもし意識が曖昧になってしまったら、どういう風に過ごしたいですか。
未詳:私はもうエンディングノートを書いていて、書き終わっていて。
そこに書いた内容で言うと、ボケてしまって、その時の法律はわからないですけど、使える部分があったら使ってくださいっていうふうには書いてます。
ボケるじゃなくても脳死の状態になったときとかもそうですけど、ちょっと眼球だけは残してほしいけど、あとはもう必要な人に使ってもらったらいいなと思いますし。
それこそボケてしまったとき、例えばもしあれば資産だったりは、身近な兄弟が好きにしてくれていいし。
さっきの私の知らないところで起きてる分には別にいい、みたいな話にも繋がってくるんですけど。私の持ってるものを誰がどうしようが、私はわからないじゃないですか。
だったらもう周りのしたいように、してくれていいなと思っていて。
それがもう、変な話私が死んでしまったときに、これはあの子がすごく大事にしてたから残してあげたい、でも幅取る邪魔〜ってなったらもう捨ててほしいし。
私は本とかぬいぐるみとか、すごく収集癖があって集めてるんですけど、やっぱかさばるものじゃないですか。
なので、何か思い出として家族が1個2個取ってる分にはまあいっかと思うんですけど、それですごく窮屈な思いをする兄弟が、ただでさえ多いのにいたり、それでちょっと固定資産税とかがかかってきたりするようであれば、生きてる人の好きなようにしてくれていなと思う。
陰で悪口言われてる分には別にいいや、私が知らなければ。と同じ話です。
のどか:ありがとうございます。話の本筋から外れるような気もするんですけど、どうして眼球は駄目なんですかね。
未詳:そうですね。
単純に私の視力があまりよろしくないので、相手方に申し訳ないのもありますし。なんだろう。
眼球が嫌だっていうのは、実は母も同じことを、免許証の裏に書いていて。
それをやっぱりパロディじゃないんですけど。真似じゃないですけど。
母が言うには自分が見てきた世界を、人にあげたくないし。見てきた世界が相手方に見えないとしても、なんだろ相手が、若干そういうふうに思ってしまう。
心臓とかじゃなくて目だったら自分の世界の全てになるわけじゃないですか。
それを相手に背負わせてしまうのも申し訳ないみたいな話を聞いて、まあそうだなと思った。共感した。
苦手ですけど、共感して。兄弟みんな同じこと書いてます結構。
のどか:それは皆さん共感されてるから。
未詳:そうですね。眼球以外でって書いてる。他の部位書いてる子もいるけど、眼球は皆が書いてる。
のどか:家族であっても、臓器提供欄ってあんまり見ない気がするんですけど、共有されてるんですね。
未詳:うちはなんか、家族会議じゃないですけど、1回テーブル囲んで、「みんな何書く〜どうする〜ねえねえ」みたいな。
でもやっぱりきっかけは東日本大震災だった気がします、覚えてないですけど。
のどか:東日本大震災って、未詳さんにとってどういう出来事だったんですか。
未詳:ええもう忘れたいです。
のどか:なるほど。
未詳:自論として、戦争とか紛争とかって人間が悪いから報道してしかるべきだと思っていて、でも自然災害って別に人は悪くないじゃないですか。
だからもう何年も何年も、毎年3月に放送するなよ思い出しちゃうじゃんって、悲しいけどキレてるみたいな。
防災の話とかもしてくれるんですけど、防災なんてしてる人はしてるし、してる市町村はしてるし、関係ないっていう人はしてないし。
テレビでやったところで一緒じゃない?っていうのが自論としてあって。
だったらもうちょっと、人が悪さしてこういうことがあったから、もう二度とならないようにしようね、みたいなことをやってほしいって思うわけですよ。
私は戦争経験してないから言えるだけかもしれないですけど。
そうですね。なので未だに、自分発信じゃなくて、自分がその心づもりがなくて地震の話を聞いたときは、ちょっとヒュッてなる感じはします。
のどか:ありがとうございます。近いところで言うと5年後とかはどんな風になってると思いますか。
未詳:ええ、まず生きててほしいです。5年後、私は28歳とかだと思うんですけど、私の好きになるアイドルが軒並み27か8歳だったんですよ。
それは中学生とか小学生から変わってなくて、27、8の方が好きだったんですね。
その年齢に自分がなったときに、果たしてやっぱり27〜8の子が好きなのか37、8歳の方がいいなって思ってるのか。
私の好きなものに対する気持ちが、やっぱそこら辺のなんだろう、すごくちゃんと0とか5でで割り切れる数字じゃないですけど、私は勝手にターニングポイントだと思ってるので。
そこを超えたときに自分が何を好きなのかっていうのは結構興味ある。
のどか:27〜8の人が好きなのって、理由とかは別にないんですよね。
未詳:全然ないです。なんか好きになったら「この人も27だ、28じゃん。またO型じゃん」みたいな。
のどか:ちなみに年齢とかは関係なく、好きになる方の共通点ってあるんですか。
未詳:やっぱり賢い方、さっきの伊野尾くんていう方も、明治大学卒だったりして、すごく頭が良くて。共感性羞恥を感じやすいので、下手な言葉の言い間違いとかをしなくて、笑いを取るときも、なんかすごく前にグイグイ出る感じじゃなくて、ぼそっと発した一言で笑わせてくれるタレントさんとか、配信者の方でも。結構そういう方に惹かれるところはあるので、やっぱりちょっと言葉巧みな方がいいなって思う。
のどか:それって、アイドルを推す方の中だとよくあることなんですか。それとも割と珍しいですか。
未詳:私の周りではいるんですよ。やっぱり同じアイドルが好きだったりすると。
ただ全体で見たときに、多分1%もいない気はしていて。
でも内面を押すっていう考え方はやっぱりアイドルオタクの中ではよくある話なので。そこに分類するとしたら、マジョリティ側はなんじゃないかなとは思う。
のどか:ありがとうございます。直近、例えばそうですね、年内とか何か楽しみなことってありますか。
未詳:年内楽しみなこと。明日友人とカラオケに行くんですよ。それです。
のどか:結構最近ですね。
未詳:そうですね。もうなんだろう、私は結構四つのクローバーを探すのが得意だったりとか、ぬいぐるみの個体によって、同じものでも顔がかわいかったり、ちょっと好みじゃなかったりするんですけど、そういうのを一瞬で発見するのが得意で。
そういう感じで、ちっちゃいちっちゃい幸せを蓄積させていくの結構好きなので。
もっと言えば、このあと私は唐揚げを作って食べるんですけど、それも楽しみですし。
年末家族に会えるのも楽しみですけど、とりあえず目先の餌を追いかけてないと、きっと生きていられないので、この世の中。
のどか:それは意図的にそうしているんですか。
未詳:そうですね、朝起きるじゃないですか。寒くなってきたじゃないですか。「今日は何があるから楽しみ」って言って起きても、ちょっとリアルすぎて起きれないんです、私。
「明日何があるから起きる、そして無事に帰ってくる」っていう気合の入れ方の方が、自分的にはアガるので。
ってなったときに今朝発したのは、「明日みんなでカラオケだ。今日も無事に帰ってくる」。まあ一人暮らしだからできるんですけど、そう言って起きました。なので明日が楽しみです。
のどか:ありがとうございます。何か言い残したことだとか、伝えておきたいことってありますか。
未詳:そうですね。強いていうとすれば、私は結構自我が結構ふわふわしてるので、好きなもの、推しだったり。そういうもので人生選択をしてきたんですけど。
それを軽率だと思う人もきっといると思うんですよ。でも、私幸せに生きてるので。
っていうのもなんか多分、なんだろう、それで失敗したときに自分のせいにならない。
私が弱い人間だっていう自覚はあるので、誰かのせいにできるように自分に逃げ道を作ってあげる生き方っていうのも、あってもいいんじゃない?って思ってます。
あとがき
未詳さんは、老後というはるか先の未来を見据えながらも、今日に真摯に向き合い楽しんでいて、人生という長い時間の捉え方と、その活かし方が本当に上手な方だと感じました。
明日の楽しみを宣言して起きる彼女を想像すると、何だかとても元気になれます。
好きなものからの影響に人生を委ねることは、軽率でも何でもなくて
きっと目の前の今日を最大限楽しむための、コツの一つなんだろうと思います。
私も、どこかで取り入れてみたいです。
未詳さん、素敵な時間をありがとうございました。
【インタビュー・編集・あとがき:のどか】
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