【無名人インタビュー004】ゆかりさん【前編】
やる気がないわけじゃない。一か月前のインタビューがようやくアップだなんて。ここんところ忙しかったから、じゃなくて、仕事に時間を割り当ててたからね。てか仕事が趣味みたいなものだから、移動中も食事中も帰宅後も仕事はしてるんです!
でもそんなことしているから、今回インタビューしたゆかりさん、インタビュー時には本文を読んでいただければ分かる通り、ドミニカ共和国にいたのですが、現在コロナの影響で帰国して日本におります。いや変化は激しい。私自身も先日からテレワークで働いています。元々ITだし環境変わってもPCとネットあれば大丈夫だけどね。
で、無名人インタビューの話。リリース上は4人目ですが、すでにインタビュー自体は10名程度終わっておりまして、あやっぱ人は誰でも面白いんだな、引き出しすっごいあるじゃん、ていうのは自分の中の感覚として、もうすでにほぼ確立みたいな感じ。あとはそれを、色んな人に届けるのが、このインタビュー本文の役割です!!
さて今回のゆかりさん、若い! 20代の女性です。環境問題に子供の頃から関心を持ち、その環境問題に関わるために青年海外協力隊員としてドミニカ共和国に赴き、今も色々な知識を吸収している方です。noteは今のところ毎日更新されていて、協力隊としての異国の地での活動や感じたこと、今はコロナで帰国してからの考えについて、等身大でつづっています。比較文化が好きな人にとってはたまらないのではないでしょうか。
私はゆかりさんの年齢の時には、こんなに理路整然と自分のやりたいことを話したりはできなかったな。弾けるような行動力が武器。第一回のハイドールさんと同じ宮崎出身なのですが、宮崎の方は行動力がめちゃくちゃあるんでしょうか?!
若々しい情熱をみなさんにも感じてほしいです。
本文今回ご参加いただいたのはゆかりさんです!
1、鶏の鳴く声
qbc:もしもし
ゆかり:おはようござ……、あ、こんばんは。
qbc:あはははは。おはようございます! そちらもう朝の?
ゆかり:朝の7時ですね。
(ドミニカ共和国と日本の時差は13時間!)
qbc:今、後ろで鳥の声が聞こえたみたいなんですが。
ゆかり:あ、鶏がいます!(笑)
qbc:なるほど! 早速ですが、どんなインタビューにしておきましょうか
ゆかり:どんなインタビュー?
(毎回インタビュー応募いただいた方、困惑させてしまってごめんなさい)
qbc:あ、じゃあ、青年海外協力隊に参加した経緯あたりから始めましょうか。。
2、青年海外協力隊
ゆかり:新卒で青年海外協力隊になりました。なってからはまだ日が浅いんですけど。ドミニカ共和国に来て81日目です。
qbc:友達でボリビアに行ってた子がいました。もう15年ぐらい前ですけど。
美術の先生をやってましたね。
トレーニングに1年くらいかかるんでしたっけ。
ゆかり:技術面のトレーニング期間は職種によりますね。ほぼ全員がやる「派遣前訓練」というトレーニングは2ヶ月ありました。
qbc:語学は大丈夫だったんですか
ゆかり:ドミニカ共和国はスペイン語圏なんですけれども、スペイン語は私は一度も勉強したことがなかったんですよね。笑
訓練期間中に詰め込みました。
協力隊を受けるためには英語の点数しか気にされなく、英語も TOEIC 330点で大丈夫でした。
英語圏の国に行くとは限らないので、他言語に対するモチベーションを試すくらいの感覚だと思います。
qbc:なぜ、青年海外協力隊になろうと思ったのでしょうか?
ゆかり:中学生ぐらいの頃から環境問題に取り組みたいと思っていました。でも大学に入って年を取るにつれて。。
qbc:年を取るってほどの年じゃないけどね 笑
ゆかり:笑
現実が見えてきて、環境問題ちょっとこれは自分には無理なのかもしれないなと思えてきて。
というのも大学3年生とか4年生の時に就活も一応ちゃんとやったんですよ、商社に入ろうとしていて。
でも就職活動をしていく中で、ビジネスとして国際協力や環境問題に取り組んでいくことは難しいなと感じたし、環境問題の解決は終わりが見えないから、大学時代と同じくらい環境問題に関わっていく自分の姿というものが全然見えなくて。そのうち完全に就職の道を選びました。国際協力や環境問題は、会社員をやりながらでもできることをしようと思って。
けど内定が取れて生活にも心にも余裕ができたら、就職にとらわれず考える時間ができたんですよ。
qbc:なるほどね。一段落して、周りに流されない状態になったのね。
ゆかり:はい。心にモヤモヤが残っていて、このままでいいのか、一旦就職してしまうと仕事が忙しくなって、仕事を頑張ろうという気持ちに切り替わっちゃって、国際協力とか環境に興味があったっていうことすら忘れていきそうだなと。それは嫌だなと。一旦普通に就職しなくていいかな、やりたいことをやってみようかなと思い始めました。
でも、実は国際協力系の大学院に行こうという進路もあったんです。
qbc:え?
ゆかり:青年海外協力隊に応募する前の進路の第一志望は、大学院だったんですよ。でも、結果的に落ちてしまって。
で、落ちた理由を考えた時に、面接の時に「あなたがやろうとしている研究が途上国の人にどういう風に役立つのか」という質問に対して、全く答えられなかったんですよね。
研究したいことがあっても、その研究がどう途上国の人にメリットを与えていくかという過程について考えてなくて、研究が独りよがりになっていたなあと。
(ゆかりさんの背後で鶏の声が聞こえる。笑)
ゆかり:自分はまだ全然国際協力の経験がないし、はっきりした問題意識もないんだなあと感じました。
大学院には後期日程試験もあるんですけど、それは受けずに協力隊に行くことに決めました。
3、行動力お化けの系譜
qbc:このインタビューを受ける人って、割とそういう人が多いかも。
インタビューを受けた方にハイドールさんってアクティブな人がいて。。。
ゆかり:ハイドールさんのインタビュー読みました!
qbc:ありがとうございます! お二人とも行動力がほんとうにすごい。
はじかれるように行動してしまう。
ゆかり:同じ宮崎県出身で、こんなにTwitterやFacebookで人を集めている人がいるなんてー、て思いました。
qbc:あ、じゃあハイドールさんの記事を見て応募してくれたんですね。
ゆかり:そうです!
4、環境問題への興味、関心
qbc:卒論は何を書かれたんですか?
ゆかり:下水処理排水が、長野県の千曲川の付着藻類(石についてる藻)の栄養塩(窒素とかリン)比率に与える影響の研究をしていました。国際協力とは関係なくて。
qbc:知り合いが環境学をやっていて、今は食品の商社で環境負荷軽減食品のことをやったりしていますよ。だから、環境と仕事は結びつけやすいんじゃないかなと思います。
SDGsとか大手企業ほど環境のことを気にしていますし。
海外に拠点があるから、その地域の経済圏や生活圏にも影響を与えちゃうんですよね。環境を勉強して得た知見は、そのあたりにも活用できていくんじゃないかなと。
ゆかり:あー。物を作れば作るほど環境にも負荷がかかっていくし、インパクトも大きいからってことですね。
qbc:そうそう。ところで、環境問題に関心を持ったのはいつ頃からなんですか?
ゆかり:小学生の頃からです。
qbc:早い! きっかけは?
ゆかり:山の中とか川の中、とにかく自然の中で遊ぶのが好きで、大好きだからこそ森林の伐採とか河川の汚染だとか、自分が好きなものがどんどん失われていくというのが嫌だなと思うようになって、そのうちに環境問題に関われたらいいなと、小学生の時に思いました。
qbc:おおー、素晴らしい考え方ですね!!
ゆかり:青年海外協力隊では、私は環境教育という職種で参加しているんですけれども、この職種の人たちは、自然や動物が大好きという人が多いですね!
小さい時の原体験が、環境問題を何とかしたい、っていう気持ちにつながっているんだなと思いました。
5、環境問題か就職か
qbc:青年海外協力隊について、ご家族など周りからの反応はどうだったんですか?
ゆかり:周りからは心配されていました。協力隊に行けるって決まったのが、大学を卒業する年の2月卒業間近だったんですよ。もらっていた内定は5月までに辞退しなきゃいけなかったので、いったん5月で辞退していました。
だから、5月の内定辞退から協力隊に決まる2月までの空白の期間は、友だちや親から進路の心配をされていました。
qbc:就職は東京だったんですか?
ゆかり:東京の商社に決まっていました。商社の仕事も海外に関われるし、給料も福利厚生も不満はなかったんですけれども。
qbc:そう言えば、大学は長野の大学なんですよね。地元の宮崎から長野の大学っていうのはどういう経緯だったのでしょうか?
ゆかり:高校生の時から、環境問題について深く知るには自然の仕組みをまず知らないといけないなと思っていました。それから、座学で勉強するのがそこまで好きじゃなくて、実際の現場に出てフィールドワークしたかったんです。そうなると、大学の傍に研究できるフィールドがあるかどうかっていうのが重要になってきて、そうすると富山県か長野県だと思ったんですよね。で、長野県の方が大阪名古屋東京に移動しやすいかな、と思って決めました。長野の大学がフィールドワークを重視している学校だった、というのも決め手の一つでしたね。
qbc:いやー、ハイドールさんの行動力もすごかったけど、ゆかりさんの行動力もすさまじいって思いますけどね。
じっくりじっくり計画を練ってってタイプじゃなくて、急に弾けたより行動する。
ゆかり:笑
追い詰められて、「あ、やばいこのままじゃなんかだめかもしれない!」と思ってパッと行動するタイプですね。
後編はこちら!
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