自分の声で、誰かを救いたい。ラップの人
今も昔もポップカルチャーでの音楽の役割ってすごいよね。
日本だと、自分で作曲してボーカロイドに歌を歌わせるボカロPが出てきて、そのボカロPの歌を人間が歌うようになっていって、その人間が今度はメジャーデビューしてきて、ふつうに宣伝のラッピングトラックにばばばばばーんって広告売ったりする世界になったもんね。
初音ミクの誕生から、あれから何年?
違う!!!!! ちょっとポップカルチャーと音楽の関係性をふれてからラップの話をしようと思ったら、脱線しそうに。。
実は無名人にはヒップホップ好きな人、けっこう出てもらってます!
まあ実はもう世界最大の音楽ジャンルですからね!
ということで無名人インタビューgo!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(無名人インタビュー主催)】
今回ご参加いただいたのは ラムタン さんです!
現在:何か車が動いた音でもう、はっ!ってなるんですよ。なんか電車のあの通りすぎる音とか。電車に乗るときのピンポンとか。それも、なんか、あぁこれも音楽やみたいになっちゃうんですよね。

Mai:ラムタンさん、今何をしている人ですか?
ラムタン:今は、ラッパーとして活動してて、主に音楽活動ですね、自分の曲を作ったり、その自分の作った歌を、そのライブで披露したりとか。そういったことをしてます。
Mai:どうですか?そういった活動されていて。
ラムタン:そうですね、僕の曲は自分の人生をそのまま歌詞にしてるんですけど、ライブでそれを披露したときに、その1人のお客さんが泣いてくださったんですよ。その自分の歌った歌っていうのが、いじめられてた歌、僕が元々いじめられっ子っていうのもあったので、そのことを経験した歌詞をそのまま歌ったんですけど。その時にやってよかったなって。何か心が届いた、自分の歌がその人に届いたんやなって思ったら、めっちゃ嬉しくなりましたね。
普段はラップで曲作って、あとバトルにも出てて。MCバトルって言うんですけど、ビートに合わせて言葉を吐き出して、韻を踏んだりとかして、どんどん勝ち上がっていくみたいなのがあるんです。そういうのもたまに出場したりとかしてるので。ライブとバトルが主な活動ですかね。
Mai:平均的な1日のタイムスケジュールってありますか?
ラムタン:そうですね。ライブがある日のタイムスケジュールは、大体夕方の4時ぐらいからリハーサルが始まるので、そこでまずリハーサルして、で、5時から夜の12時までがイベントがあって。そしてライブをして終電まで他の方の曲とか聞いてます。めっちゃいいなと思いながら、もうひたすら見てる感じですね。
Mai:ちなみに会場に向かうとき、どんな気持ちですか?
ラムタン:やっぱり、何だろう。前回のライブより、汗とか、もう汗を一粒でも多く流したろっていう気持ちはもちろんあって。その中でも、自分今までのライブの映像とか見て、これあかんかったなっていうところがあったら、絶対次これをこうしようっていうのもあって。っていう反省も振り返りつつ。
あとは、今日お客さんどれぐらい来るんだろうみたいな。なんかちょっとドキドキ、緊張感もありますね、やっぱり。やっぱ、結構お客来てくださるお客さんって、ラップが好きとか、音楽が好きっていう方が結構多いんですけど。その中でも自分はまだ、ラップ始めてまだ半年とかなんですけど、やっぱりいろんな曲を聞いてくださってた方に対して、そこの評価っていうのも結構大事にしてますし。

Mai:自分では性格についてどう思いますか?
ラムタン:結構人と話すのとかコミュニケーションとるのはめちゃくちゃ好きなんですよ。なので、自分の性格は結構明るい方かな、とは思いますね。
あんまりこの人やからこういう感じに接しようとかではなくて。関わる人たちってみんなそれぞれ個性があって、その個性もすごい輝いて見えるんですよ。だから結構、ネガティブな要素とか全然、長所にしか捉えられないぐらいの思考になってきてます。
だから、自分の性格は、結構平等に話せるかなって感じですね。明るく接して。結構関わるのが好きなんで、そっから人脈もだんだんと最近は増えていって。そっから何か仲良くなった方からイベントのオファーがあったりとかもあるので。やっぱり、コミュニケーションが得意なんかなとは思いますね。
Mai:それはいつ頃からそうだなって思いました?
ラムタン:そうですね、いつ頃からだろう。でも僕中学校のときにいじめを受けてて、2年間ぐらいかな。でもそんときは本当に、全然、あんまり自分から喋るような人ではなかったんですよ。結構心の中に閉じこもってた感じがあったんですけど。でも高校に入ってから、何か考え方が変わって。そのいじめてきてた人たちも、それはそれで一つの個性なんやって何か捉えるようになって。
それで、そっからずっとこの人こういうふうに考えてるんやとか、この人ってこういう思考なんや、この思考はどっから来てるんやろうとか、考えるのが好きになって。だから、そうなんですね、だから高校入ってからなんかな。ですかね。もう気づけば、もう結構人のこと好きになってました。

Mai:話が変わるんですが、ラムタンさんって由来は何ですか?
ラムタン:僕の本名が田村なんですよ。で、田村を逆さまから読んだら、ラムタ。でも、元々僕前職で1年間ぐらい働いてたんですけど、そんときはラップ活動とかしてなくてラップが好きなだけやったんですけど、そんときに会社の上司に「もしラッパーネーム、田村やったらどうする?」ってみたい僕に聞かれて。「ええ、何も考えてないっすね」みたいに言ったら、会社の上司が「ラムタンでええやん」って言ってくださって。
そんで本名が田村で、逆さから読んでラムタ。で、最後のンは、「なんかラムタンて顔やん」って言われて。「ほんまっすかー」って思って。それで「それやったらもうラムタンでええやん」みたいな言われて、「じゃあ、そうします」って言って、ラムタンになりました。
会社の上司ですね。前職の会社の上司が決めてくださった名前ですね。
Mai:今の名前について自分ではどう思ってます?
ラムタン:めちゃくちゃしっくりきてます。なんだろう、あんまり自分のMCネームとか考えたこともなかったんですけど、でも結構周りから、もうラムタンラムランってもう呼ばれるようなってきたので。何か逆にもうしっかりきてるっていうか。何か自分の本名より、何か愛着がありますね。結構好きです。
Mai:現在のことについて、何かこれだけは話しておきたいってことありますか?
ラムタン:やっぱ音楽活動してるので、自分の歌を届けたい言葉を届けたいっていうのがもちろんあるんですけど。まぁその手段ですね。もういろいろ悩んでて。ただライブに出るだけでいいのかとか。ただライブに出ても、もちろんそれはそれで一つのその注目にはなるんですけど、やっぱまだまだ、まだまだ足りないっていうか。
なので、自分の歌を届けるためにどうするべきかなみたいなことを、今必死に考えてる途中では、あるんですけど。たくさんの人に何か僕のことを知ってもらえたらいいなっていうのがすごい今の思いですね。
Mai:自分を家電に例えると何だと思いますか?
ラムタン:自分を家電に例えると?なんだろう。イヤホンですかね。普段から、結構街とか歩いてても、音楽があったらすぐにふって向いちゃうんですよ。やっぱりだから、すごい音楽に、音楽が自分が大好きなんやなっていうのがありますね。何か車が動いた音でもう、はっ!ってなるんですよ。なんか電車のあの通りすぎる音とか。電車に乗るときのピンポンとか。それも、なんか、あぁこれも音楽やみたいになっちゃうんですよね。

Mai:なんで音楽にたどり着いたんですか?
ラムタン:それは元々、僕中学生の当時いじめられてた時期があったんですけど、そのときにふとYouTubeでラップの動画を見たんですよ。本当に何も関係なく、普通に見て。そのとき見たのが、フリースタイルダンジョンっていうのがあったんです。それをふと見たときに、何かめっちゃ輝いて見えたっていうのがあって。そのラップでステージに立って、そのマイクとマイクで何かぶつかり合うみたいな、バトルなんですけどそれは。
それを見たときに、めちゃめちゃかっこいいって思って。元々なんか僕も多分目立ちたがり屋なんだと思うんですけど。心のどっかで、いつか自分もステージに立ちたいなっていうのがあったんで。
中学生のその初めてそのフリースタイルダンジョンを見たときに、すごい食らったっていうか。自分もいつかステージに立ちたいなって思うようになって。
でもそれはそのままでずっと、立ちたいなだけで終わってたんですよ。で、大学卒業して会社で1年間働いて。1年間で辞めたんですけど、転職活動するときに、これからどうしよっかなみたいなことにちょっとなって。そのときに、ふともう一度ラップの動画を見たんですよ。
そのときに、俺これやりたかったステージに立ちたかったって思うようになって。で、そこから、ラッパーになるにはどうしたらいいかみたいなのをひたすら調べて。まずは、サイファーっていうものがあるんだとか。とりあえず行ってみようって思って。
それで1人で大阪に行って。そこでサイファーっていう、スピーカーを真ん中に置いて、周りで何人か5、6人ぐらいでひたすらフリースタイルで回すみたいのがあるんですけど、それに初めて行って、で、やっぱりラップ大好きやったって再確認できて。これでちょっと自分の夢に近づきたいなみたいな、ていうのがあって、そこから音楽活動を始めました。ラップ活動を始めました。

過去:自分の意見も言えなくなったし。自分が何か発信したら、絶対噛みついてくるし、誰か。そういう争いを避けるためにも、ずっと笑顔でごまかしてたりとか。ひたすら逃げ道を作ってたのもあったかなー
Mai:子供の時ってどんなお子さんでした?
ラムタン:僕ですか?僕は、小1から中3までサッカーやってたんで、結構アクティブな方やったかなと思いますね。あとは、あんまり自分の気持ちを言えない子だったと思います。
何か自分の意見は、無いもんやと思ってて、当時は。周りの意見を聞いとったら何とかなるやろみたいな、そんな感じやったかなと思います。あんまり自分から発信することはなかったです。もう今とは真反対な性格になってます。
Mai:それいつ頃からですか?
ラムタン:いつ頃からだろう。でも、幼稚園ぐらいからずっと、多分周りに流されてたかな。幼稚園ぐらいからラップ始める直前までやったんで、半年前まで。大学4年で卒業して1年間働いて。僕今24歳なんですけれど、だから多分23歳ぐらいまでは、もう多分ずっと周りの意見聞いてる人間でした。
Mai:人の意見を聞いているとき、どんな気持ちでしたか?
ラムタン:僕はもうそれで生きてきたので、割とそれが普通なんだって思ってたんですけど。けど、ラップ始めてから今思うのは、なんかすごい自分の意見を言うのって結構大事なんやなって改めて感じますね。
もうずっと聞いてる側で。でも自分の意見もあったはあったんですけど、喋れなかった時期。けど、自分の意見言ったら否定されるやろなみたいなのがずっとあったので。
で、実際に否定もされ続けてきたし。なんかそっから多分自信がなくなって、周りの意見を聞くようなって、それが平和な道っていうか。まぁ、平和主義だったと思います。
Mai:それが、中学校のときに体験したいじめと何か関係は?どう思います?
ラムタン:めちゃめちゃあるかもですね。やっぱりそのいじめられてた経験もあるし、それで余計に多分殻にこもっちゃったんで。それで、自分の意見も言えなくなったし。自分が何か発信したら、絶対噛みついてくるし、誰か。そういう争いを避けるためにも、ずっと笑顔でごまかしてたりとか。ひたすら逃げ道を作ってたのもあったかなー、ありましたね。
だから、中学校時代で余計に殻にこもって、そのまま23歳ぐらいまで何か自分の意見を言えないまま成長したんかなって感じですね。
Mai:高校生活はどうでしたか?
ラムタン:高校生活は、まぁ楽しかったかなぁ。あんまり、ぶっちゃけて言うと思い出はそんななくて。ただ部活頑張ってたなーぐらいで。そんな、めちゃくちゃ仲いいっていう人はいなかったし。1人はいますけど、そんな、あんまりクラスに馴染めてはなかったかなとは思いますね。なんか逆に、またいじめられたらどうしようみたいなのも、若干心にあって。なんかあんまり仲良くなりすぎたらちょっと怖いなっていうのもあったんで、当時は。だから、あんまり自分の、なんていうんかな、素を出せなかった高校時代やったかなって思います。
Mai:その後の進路はどんな感じですか?
ラムタン:その後は、大学にとりあえず進んで。僕元々、先生になりたかったんですよ。社会科の先生になりたくて、中学校の。
中学校に、僕あんまりいい思い出がなかったんで。でもそれでも、なんていうか過去を洗い流したいじゃないですけど、自分が教員にもしなったら、いじめられてる人とか子がおったら、もう気持ちがすごいわかる自信があったし。そういう人をなくしたいなっていうのが思いがめっちゃ強くて。それで教員目指してたんで、その大学4年間は、その教員免許が取れるところに行って、無事に教員免許も取って、って感じですね。無事に卒業したって感じです。
Mai:でも、教員にはならなかった?
ラムタン:そうです。教育実習っていうのがあって、大学4回生のときに。それでちょっと、なんだろう、教員のブラックさが見えて。本当は先生になりたかったけど、実際にちょっと現場に行ってみたら、ちょっと予想と違ったっていうか。その生徒が大好きやから、生徒を守りたいからだけで行くような現場じゃないなっていうのは感じて。
なんだろ、いろんな電話対応やったりもあったし。それはもちろん僕は出てないですけど、見てただけですけど、実習生なんで。また、教材の準備とかでも、朝5時とかに起きて朝6時過ぎぐらいにはもう学校にいて、ちょっと準備とかして。で、帰るの家に着いたのが23時ぐらいとかやったんで。なんかこの生活をずっと続けるのはちょっと無理やなって思って、ちょっと断念しました。
Mai:その後、1社目の就職はどういう会社だったんですか?
ラムタン:1社目は新卒で橋梁点検の会社に就職して、橋の点検、橋を叩いたりとか、ひび割れを見たり。コンクリートのひび割れとか見て、それを何かレポートみたいなものに書いたりしてました。その仕事を1年間、やってました。
Mai:その仕事をしたきっかけは?
ラムタン:その仕事は、何かボランティアにすごい力入れてる会社っていうのが、なんか説明会の時に聞いたんですよ。で、僕は結構子供とか好きなので、なんかそんときにめっちゃいいなと思って。月に1回、なんか子供、子供じゃないけどボランティアをやってる会社だったんですよ。たまに子供とボランティアする月があるみたいな感じだったんですけど、なんかそこにすごい魅力を感じて。何かそんとき当時は、先生なれんかったわ、悔しい、でも子供と関わりたい、じゃあどうしよう、って中で見つけた企業やったんで。あぁこういうこともありか、こういう探し方もありやなって思って、その会社にしました。
何かボランティア、子供と関われる会社っていうのがあったんで、その会社にしました。懐かしいですね。
Mai:ご家族とのご関係ってどうですか?
ラムタン:家族は、まずは僕、妹、姉ちゃんで、父さんがいて。で、母さんはもう離婚してるんですけど。でも家族の関係は、割と仲が良い方かなって思います。
結構僕が今ラップ活動してるのも、応援してくれるんですよ、みんな。僕のお姉ちゃんが、写真家やってて、僕のMV撮影とかも手伝ってくれて撮影してくれて。あとは自分の写真撮ってくれたりとか。もう家族総出で、僕のことを応援してくださってます。ありがたいことに。
だから結構仲がいいですね。そんな喧嘩もないし。なんなら、ライブどうやった?とか。すごいラフ、だから友達みたいな感じで。そんな感じのノリで話せる家族です。
Mai:それは昔からですか?
ラムタン:えー、どうなんだろう。でも僕が中2の時に、親が離婚して。そのときは、そんな仲良くはなかったかなとは思います。当時の姉ともあんまり仲良くなくて。結構ぶつかり合ったりとかしてて、口論とか。で、妹も、妹はその僕と姉ちゃんが喧嘩してるのを見てすごい孤独やったと思うし。だから、父さんも父さんでいろいろ必死やったと思うし。今と比べたら、なんかすごい180度変わったぐらいな感じですね。だいぶ仲良くなった気がします。

Mai:ご自身が殻に閉じこもってた時期と、ご家族との関係って、何か関係あると思いますか?
ラムタン:あー、でもありますね、なんか。やっぱいじめられた時期に、ちょうど僕と姉ちゃんも仲があんま良くなくて。だから僕の居場所はどこなんやみたいなのがあって。もちろん相談する相手もいなかったし、そこでもうずっと殻にこもってて、ですね。あんまり結構、なんか嫌な時期と嫌な時期が、ちょうど中2中3あたりでかぶってますね。何か相談できる相手がいなかった中2中3の2年間やったんで。余計に殻に閉じこもってましたね。
なんかもう、なんか自殺とかも考えたこともあって、当時は。もうやり直したいとか。自分って何がいいんやろみたいな。だから自分のことを考えれば考えるほど、俺っていいことないやんみたいな、何かずっとネガティブやった時期やったんで。
もう今はもう全然もう逆にポジティブな人ですけど。そうですね、なんかもう中学時代は、あんまり戻りたくない過去かなとは思いますね。
Mai:過去の話で、話し残したなってことありますか?
ラムタン:小学校2年生の時に、不登校になったんですよ。そんときはお母さん、普通に離婚する前で家族全員で住んでて。お母さんが不登校になった僕をすごい支えてくれて、ひたすら僕が当時ハマってたのが、将棋。将棋にハマってて当時。なんか僕がずっと学校行きたくない行きたくないと言ったら、無理に行かせようとはせずに、多分すごい僕のことわかってくれてたんで。なんか時間がある時に将棋とかしたり、自分の話聞いてくれたり。自分の好きなサッカーもやらしてくれたり。なんで、お母さんにすごい感謝ですね、当時の。不登校だった僕を支えてくれたのが母さんやったんで。もう今はもう離婚して、あんまり会えてないですけど、でも感謝は全然伝えれてなくて、今になってもう。伝えないとなって感じですね。伝えたいなとは思いますね。ぐらいかなですかね、そんな感じです。
未来:何かいじめられてたやつを見返したいみたいな部分も若干あったんですよ。だからそいつらに向けて、オレはもう今頑張ってるで、お前は何してるんやみたいな感じの
Mai:5年後、10年後あるいは死ぬときまでを想像して、未来についてどういったイメージを持ちですか?
ラムタン:5年後10年後、死ぬ間際、そうですね。音楽活動をやってたらいいですね。5年後も10年後も。で、5年後は、自分の歌がもっと広まってると思います。その自分の音楽スタイルが、いじめの、いじめられてた歌だったりとか、あと僕、記憶障害っていうのを持ってて。ADDっていう、いわゆるそのADHDのHを抜いたバージョン、ADDなんですけど。いわゆる多動性がない、もうただ単なる記憶の障害みたいな。それも歌にしました。自分が感じたことを当事者目線で歌詞に残しました。
それから、僕、前職でうつ病になったんですよ。うつ病になって仕事辞めたんですよ。そのうつ病になったときの歌もあげてるんですよ。そういう自分の歌が、誰かを救ってたらいいなと思いますね、5年後10年後も。10年後ってなったら34歳か。34歳でも変わらずに。僕音楽が本当に大好きなんで、ラップも。その活動はずっと続けていきたいですね。何十年経っても自分の音楽が誰かの支えになりますようにっていう思いで今も活動してるんで。5年後も10年後も、変わらずいると思います。
で、死ぬ間際、死ぬ間際はやっぱり、自分の後悔のない生き方はしてるので。悔いはない生き方してるんで。ラムタン、ようやったって言ってると思います。
僕のおじいちゃんが、遺言で、後悔しない生き方をしろみたいなことを言ってくれて。僕は元々夢も何もなかったし、ただ普通の一般人、適当に生きてて。適当に就職して適当に生きててみたいな、何とかなるやろみたいな人だったんですけど。おじいちゃんが、後悔とかは後でええから、やりたいこと行動しろって言ってくれて。その言葉が今に繋がってるんで。
死ぬ間際になったら、おじいちゃんオレやったぜみたいな、感じになってると思います。
Mai:5年後、10年後にこういう経験を積んでたいなとか、こういうふうに経験を積み上げたいなとかっていうイメージは何かありますか?
ラムタン:そうですね。こういう経験しておきたいなっていうのは、いろんな現場にもっと行きたいですね。今は、兵庫県とか大阪とかで。ちょっと2ヶ月前に東京に1週間行ったぐらいだったんですけど。けどもっといろんな全国の現場に回って、いろんな音楽吸収して。人脈を増やすもそうですし、そこで何か、音楽との出会いっていうか。こういう音楽めっちゃいいやんとか、いろんな音楽吸収して、学んでいきたいですね。
あとはもっと自分の歌たっくさん作って。なんか自分の歌は結構、マイノリティーっていうか少数派に届くような感じの歌かなと思うんですけど。そういう方に対して、もっと何か歌を届けたい、言葉を届けたい。生きてて、生きるって結構いいよみたいな。生きることって、人の財産にもなると思うんで。その1人1人が本当に宝だと思うんで。宝石みたいな感じなので。その普通に生きることも個性やと思うし。もう簡単に自殺とか、そういうのはやめて欲しいなって、もっとなにか歌で表現できてると思います、将来。頑張ります。
Mai:今のスタイルはどんな感じですか?
ラムタン:自分のスタイルは、もうひたすらも自分の経験を言ってるだけにはなるんですけど。その中でも、伝わりやすい言葉を結構探してて。何か比喩表現とかは結構自分苦手で。それよりかは、もっとガツンと言葉にして。例えば、ありがとうとか感謝を伝えたいとか。そういうのを歌詞に書いてるんですよ。自分の歌で言ったら、『年齢は財産やってあのときじいちゃんが教えてくれてた』ていうのも歌詞に入ってるんですよ。
だから、もう、直接届けるって感じですね。自分のスタイルは。そんな感じです。
Mai:未来には、こういうスタイルでやってたいなとか、イメージはありますか?
ラムタン:そうですね、もう割と今のスタイルが結構自分には合ってるなって思ってて。説明するのが自分、ちょっと苦手な部分があって。それよりかはもっと遠まわしじゃなくて、今のスタイルが、その自分が一番表現しやすい方法に繋がってるんで。このスタイルは多分未来になっても変わらないかな。あんま変わらないで欲しいなっていうのありますね。なんかこれが僕のラップスタイル、これこそがラムタンなんで。これを自分の味にして、自分の歴史、自分の経験を、嘘隠さずそのまま伝えたいっていうのがあります。
Mai:憧れる人物像、人間像は?
ラムタン:憧れる人物像。憧れる人かあ。誰だろう。周りにいる人たち全員ですね。ラッパーとか関係なく。なんかこの人っていうのはあんまなくて。もう1人1人もちろん個性があって。だからその人に対しても憧れますし。めっちゃ話すのうまいやんとか、説明うまいな憧れるわとか。この人第三者目線めっちゃ得意やな、良いなとか。そういう、全員、周りの人たち全員が僕、結構目標。目標というよりかは憧れ。憧れに近いですね。自分に足りないものを、なんかみんな持ってる気がするんで。その部分にすぐ憧れる性格があるんで。そこかな。もう生きてる人全員ですね、憧れの人。
Mai:もしも魔法で一つだけ手に入れられる個性、能力があったら何がいいですか?
ラムタン:音楽とか関係なしで言ったら、自分の意見をもっと言える能力が欲しいですね。今も若干まだ周りの意見に流されてる部分も多々あるので。
それを聞くこともちろん大事ですけど、自分の、ん?って思ったことを言うことも大事やと思うんで。その部分で若干今もそのトラウマとかあって、いじめとかの経験があって、それでちょっと出せない部分があるんで。その言い出せない部分をとっぱらって、こうした方がいいんじゃないみたいな勇気を持って言える能力が欲しいですね。かな。

Mai:もしも、ラップに出会ってなかったらどういう人生になってたと思いますか?
ラムタン:ラップに出会ってなかったら。そうですね。もう今もう本当に生きがいなんですよ。
ラップがない世界か。ラップがない世界だったら、えー、何やってるんだろ。なんか、結婚とか考えてると思います。結婚してる人ってすごい幸せそうなイメージがあるんで。まぁ、結婚のことばかり考えてるんかな。家族とか欲しいなと思ってたと思います。
Mai:今は思わない?
ラムタン:今は、今は全然思わないですね。
もう本当に音楽があれば十分やって感じになってきてるんですよ。だから、もう結婚とかも考えたことも全然なかったし、ラップ始めてから。だから、今の生活にすごい満足してるんで。友人とかすごい結婚、なんかおめでたムードすごいあるんですけど。僕はしばらくは考えることもないんかな、ですかね、もう。もう音楽に一途ですね。
Mai:じゃあ音楽について、海外とかはどうですか?
ラムタン:海外は考えたことなかったですね。なんだろう、ラップを始めた根底が、何かいじめられてたやつを見返したいみたいな部分も若干あったんですよ。だからそいつらに向けて、オレはもう今頑張ってるで、お前は何してるんやみたいな感じの、何か、心の底でどこか思ってる部分があるので。その海外とかは、考えてはないですね。
今はもうひたすら、まずは日本、まずは大阪、兵庫県で、どれだけ自分が、ラムタンが名前を何かどれだけ自分を表現できるか、っていう部分を一番大事にしてますね。
Mai:未来のステージを想像したときに、自分はどんなステージに立ってる想像ができますか?
ラムタン:うわー、そうですね。未来かー。なんかすんごい大きなステージで、みんながもう何人ぐらいだろう、もうすんごいでっかい夢を言うと、もう1万人とかそういう大きい規模のところで、マイク握って自分が歌ってるところを想像したら、すごいなんか理想やって。なんかニヤニヤしちゃいますね。理想やなって。
でもそん中ですごいステージからお客さんを見て、わーこの人泣いてるとか、この人笑ってるとか、1人1人の表情を見ていきたいです。なんかそれが多分僕の今の幸せなんですよね多分。ライブして、誰かが自分の歌を聞いてくれてるってこと自体がすごい幸せなんで。あとはその規模を増やすだけですね。
Mai:これをするまで死ねないみたいなものって、何かありますか?
ラムタン:売れるまで死ねないです。
もうこれに限りますね、もう。すんごいみんな応援してくれてるんですよ。ラムタン頑張れとか。結構DMでも、この曲聞きましたとか、すごい感動しましたとか。またライブ見に行きたいですとか。すんごい、DMがありがたいことに来るんで。やっぱそういう人たちのためにも、もっと自分も売れて、もういつかはもう音楽だけで生きていけるような人になりたいですね。いや、なります!
Mai:ご自身の中の、売れるの定義ってどんな感じですか?
ラムタン:まずは、まずは音楽だけで最低限食べていける、かな。だから、お金なんぼだろう。なんぼあったら食っていけるんかな。家賃が5万円として出費、20万欲しいですね、月に。いったらもう売れてます。売れてるっていうかまぁ、そこからスタートラインかなって感じですね。
Mai:最後に未来で何かいい残したことはありますか?読者向けでも自分に対する独り言でも感想でも何でもOKです。
ラムタン:そうですね。やっぱ喋ってたら、なんか自分ってそういえば、元々俺は人を救いたいからやってたんやっていうのが何か再確認できました。なので、何か初心を忘れずじゃないですけど、やっぱこの部分はやっぱり変わらずにいきたいなと思います。
自分の声で、誰かを救いたい。これをやっぱり、貫いていきたいっていうのを改めて感じました。
何かこれからも、そのスタイル曲げずに、どんどんバシバシ作っていって、一滴でも多くの汗を流して、もう喉が潰れるぐらいまで歌っていきたいです。
あとがき
なんだが人生には「きっかけ」が溢れているなと思いました。
どの「きっかけ」が、どんな風にその人の生き方に影響するのかはわからないけど、
ハッと目が覚める「きっかけ」って、最も心が動いた経験や瞬間なんだろうなと思う。
無名人インタビューのインタビュアー経験させてもらっていて、
自分の「きっかけ」が誰かの「きっかけ」になったらいい。
ひいては自分(の活動)が誰かの「きっかけ」になったらいい。
そんな熱い想いを胸に生きている人、思っていたより多いように思う。
なにかの「きっかけ」で救われた人が →救いたい人(救う人)になって →そこから歩みを進めるうちに、今後は救われたい人に戻ってたりして →そしてまた救われて →また救いたい人(救う人)になって、、、、
「きっかけ」がある限り、救う人も、救われる人も、自分の中に存在し続けるんだろうな。
だからずっと熱い想いを胸に前に進み続けられる。
「きっかけ」が人生をつくっているのかもしれないな... なんて。
【インタビュー・編集・あとがき:Mai】
【編集:mii】
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