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「スタンプ送信回数が0回」表示のスタンプの価値

最近、神ツールを得て、様々なデータ分析ができるようになりました。
そして、note界隈に棲むLINEスタンプクリエイターさんの記事を見ていて、ふと気が付きました。

クリエイターによって、プレミアム係数(スタンプ送信数当りのプレミアム分配金)が大きく違うのではないか?

この差はどこからでてくるのか?

ここに「スタンプ送信回数が0回表示」のスタンプの価値があったのです。

だって「送信回数=0回」やで?!

きっかけになった記事

最初に、今回の疑問のきっかけになった記事のご紹介です。

【この記事のクリエイターさんがnoteを去り、記事がなくなりました】

この記事の中に、以下の記載があります。

私のプレミアム係数は過去
2025年8月0.97
2025年9月0.98
2025年10月0.91
2025年11月0.90
2025年12月0.85(あけおめ期)
2026年1月0.80(あけおめ期)
2026年2月1.17
2026年3月1.09
2026年4月0.96
と推移してるので、まだ下げどまらず0.90あたりになることは十分にありそうです。

バランスさんの記事より引用

プレミアム係数が1より小さい…。

そういえば、ずいぶん前に、りんりんラボさんも「分配率」という表現で同じような記事を書かれていました。

今年の初めから送信数のデータをちゃんと手元に残すようにしたので、毎月分配率を計算していて私の場合はだいたい「1.25〜1.60」くらいで推移していて、前月から大きな変動がなければプラスマイナス5%くらいの誤差で当てられるくらい正確です。(注:分配率の値はあとで述べる要因が大きく影響するのでクリエイターによって様々だと思います)

りんりんラボさんの記事より

私の場合、どう考えても2より大きい。
ひょっとしたら、私の「スタンプ送信数」の考え方が、他のクリエイターさんと違っている?!

心配になったので、バランスさんにコメントして、スタンプ送信数のデータ元を確認させていただきましたが、データ元に差異(間違い)はありませんでした。

問題なし!!

そして、この「プレミアム係数」に関しては、私も過去に「プレミアム分配金予測式」として記事にしています。
※シリーズものの記事ですが、以下が最後の検証記事です。

この記事で書いているように、私のプレミアム分配金の予測式は以下でした。

プレミアム分配金=2.13×(スタンプ送信数)+2,605

プレミアム分配金予測式

つまり、私の「プレミアム係数」は、2.13ということになります。

では、このプレミアム係数の差はどこから生まれてくるのか?
これを明らかにすれば、プレミアム分配金を増やすヒントが得られるのではないか?!

今回取り上げる「問い」
今回の「問い」も、なかなか手ごわい…

分析に使ったデータ

今回の分析に使ったデータは、以下の3点です。

①LINE公式さんの売上CSVデータ

皆さん良くご存知のLINE公式さんから毎月届く、売上CSVデータです。
スタンプIDやスタンプ名(英語)毎に、国別・プレミアム別の分配金額が書かれたリストです。

②LINE公式さんのスタンプ送信数データ

LINE公式さんのダッシュボードの「送信数」からダウンロードできるスタンプ毎の送信数データです。「月別」にしてダウンロードすると、以下のような形式のデータが得られます。

LINE公式さんのダッシュボードの「送信数」からダウンロードできるスタンプ毎の送信数データ

スタンプ名(日本語)毎に、年月別にスタンプ送信数が書かれたデータです。ただしスタンプ送信数は精緻なデータではなく、20単位の大雑把なデータです。

そして、上記のイメージのように、ちょっと変わった形式になっていますので、データ分析する場合は、このデータを
スタンプ名ー年月日ー送信数
を1行に展開した形式(以下)に変換する必要があります。
※それにしても、なんでこんな変な形式のデータにするのだろう…。

このデータ形式の変換は自分でプログラムを書いて実施してもいいのですが、生成AIにデータを渡して形式変換してもらった方が楽です。
実際に変換してみたら、私の場合は、2,172行のデータが得られました
(※送信回数が0のデータは除く)。

生成AIの変換処理のスピードと言ったら、それはもう魔法さ!

ありがたいことに、このスタンプ送信数のデータは、過去(2019年)までさかのぼってダウンロードできました。いつダウンロードできなくなるかもしれないので、みなさん、自身のPC環境にデータをダウンロードしておいたらいかがでしょうか。

③スタンプ名(英語)とスタンプ名(日本語)の対応表

実は、①と②はずいぶん前から提供されていたデータなので、いつでも分析に用いることができたのですが、なぜ分析が進まなかったかというと、①のキーがスタンプ名(英語)なのに対して、②のキーがスタンプ名(日本語)だったからです。

これを結びつけるために、スタンプ名(英語)とスタンプ名(日本語)の対応表が必要となりますが、これを作るのが大変なので、ずっと貴重なデータが放置されていたわけです。

ここに登場したのが、以下の記事で紹介している、ROROSUKE LABOさんが開発した「LINE売上スキャナー」というツールです。

このツールを使うことで、スタンプ名(英語)とスタンプ名(日本語)の対応表が簡単に作れるようになったのです。

ちなみに「かんたんに作れるようになった」と言いつつ、Googleスプレッドシート(vlookup)などを利用して、スタンプIDをキーとして、2つの表を結合する処理は必要です(※ここの解説は省略します。たくさんの解説コンテンツがありますのでネット検索して調べてください)。

以上の3つのデータ①②③をガッチャンコすると、データ分析用の整理されたデータが完成します(以下のようなイメージ)。

表を結合して完成したデータ分析のための元データ

私の場合、プレミアム分配金があった最初の年月は、2019年9月でしたので、今回の分析対象の期間は、2019年9月~2025年12月となりました。
※2026年4月分までデータがありますが、切りの良い2025年末までを分析対象としました。レコード数で言うと、8,763行のデータとなりました。

プレミアム分配金を得たスタンプの送信数の分布

最初の興味は、プレミアム分配金を得たスタンプの送信数の分布です。
「スタンプ送信数が増えるとプレミアム分配金が増える」という性質は、おそらく、すべてのLINEスタンプクリエイターが知っていることです。
そして、プレミアム分配金を予想(期待)して、ダッシュボードのスタンプ送信数データを毎日チェックしていると思います。

ただ、ダッシュボードのスタンプ送信数の表示は20単位であり、20未満の場合は0表示のままです。
つまり、スタンプ送信数の表示が0回でも、実際はスタンプ送信数が1回以上あって、プレミアム分配金がもらえるスタンプがあるのです。

最初に調べたのは、この「プレミアム分配金を得たスタンプの送信数はどれくらいの分布をしているのか?」です。

私の場合、スタンプ送信数は、0回→20回→40回→…→20万回まで、その差異があまりにも大きいので、なかなかグラフに表現するのは難しいです。
そこで、0回、100回以内、1,000回以内、10,000回以内、10,000回以上の5つのカテゴリ(「対数」軸のカテゴリ)で集計してグラフにしてみました。

プレミアム分配金を得たスタンプの送信数の分布

横軸は、プレミアム分配金のあった2019年9月から2025年12月までの年月です。縦軸はスタンプ送信回数を5つのカテゴリ別に分類したスタンプの数です。

どうですか?!この極端な分布。
「0回」の表示は「20回未満」という意味なので、何と「大半がスタンプ送信回数20回未満でプレミアム分配金を得ている」のです。

そして、100回→1,000回→10,000回→それ以上と進むにつれ、その数はどんどん減っていきます。

では、この分布を「プレミアム分配金」の金額でみたらどのようになるでしょうか?上のグラフでは「送信数20回未満」のスタンプが支配的でしたが、金額でみたら、きっと大きく状況が変化するはずです。

・・・・・・

あ!!(勘のいいひと、気が付きましたね。笑)

何でもお見通しやねん!

はい、そうです。
いつものことで申し訳ございませんが、結構、貴重なデータだと思いますので、ここから先は、「育てる有料記事」(第2弾)に加筆させていただきました。

ところで、

「育てる有料記事」(第2弾)って、なんやねん?!

読者の心の声

って思いましたよね。

今回の記事を書くときに、ラインスタンププレミアムに特化して記載している有料記事のことを思い出しました。

この記事をご購入いただいている方への情報提供が滞ってしまっているので、今回から「ラインスタンププレミアムに関する貴重な情報は、この記事をベースとする『育てる有料記事』として加筆していく」こととさせていただきました。

すでに加筆して、公開していますので、購入済みの読者のみなさまは、ぜひ、ご覧ください。
なお、「育てる有料記事」のコンセプトに従い、今回の加筆後の価格を改定させていただいております。
 ★従来:1,163円(9,256文字)
 ★加筆後:1,680円(16,721文字) +7,465文字

育て~、育て~、おおきく育て~ww

この有料記事では、(アクセスすると目次を確認いただけますが)以下の内容を加筆しています。

加筆した内容(目次をキャプチャ)

「分析に使ったデータ」は、今回の記事と同じような内容ですが、有料記事用に、少し丁寧に説明しています。
「分析用データの作成」についても、本記事ではかなり説明を省略していますが、自身のデータ分析の参考になるように、データ結合のポイントを解説しています(記載の通り実施すればよい、というマニュアルレベルにはなっていませんので、ご自身での勉強は必要ですが)。

そして、それ以降の章が、データ分析結果の詳細です。

「プレミアム分配金を得たスタンプの送信数の分布」は、本記事で書きかけたことの続きです。スタンプの送信数の分布(0回、100回、1,000回、10,000回、10,000回以上)毎のプレミアム分配金の具体的な値や比率を掲載しています。

「送信数とプレミアム分配金の関係」は、まさに「プレミアム係数」に関する考察となります。

「「スタンプ送信回数が0回表示」のスタンプのプレミアム分配金」では、「スタンプ送信回数が0回表示」のスタンプに着目した分析を行っています。本記事のタイトルにあるように、「スタンプ送信回数が0回表示」のスタンプの価値がわかります。

最後に「送信数の多いスタンプ、プレミアム分配金があるスタンプとないスタンプの特徴」という章がありますが、ここはまだ検討中で中身がありません。今後、スタンプ毎の分析・考察などを実施して、記事として育っていく予定です。そして、記事として育ったときには、「育てる有料記事」のコンセプトに従い、価格改定させていただく予定です。

現時点では、ちから及ばず…

「スタンプ送信回数が0回表示」のスタンプのプレミアム分配金

さて、後半はほとんど「育てる有料記事」(第2弾)の宣伝になってしまったので、何とも消化不良の読者さんが多いと思います。

そこで、タイトルにある「スタンプ送信回数が0回表示」のスタンプの価値について、結論だけお伝えしておきます。

私の場合、

「スタンプ送信回数が0回表示」のスタンプの価値は、毎月、約1万円

今回のテーマの結論

です。

この意味は、「育てる有料記事」(第2弾)に書いておきました。

あとは、「育てる有料記事」(第2弾)を見てね~

そして、この結論からピンときた読者さんも多いのではないでしょうか。

プレミアム係数には、「スタンプ送信回数が0回表示」のスタンプの価値がが影響している。

※スタンプ送信数がないのにプレミアム分配金があるから、割り算(プレミアム分配金÷スタンプ送信数)すると係数が大きくなる。

これがプレミアム係数の差を生んでいる(仮説)

まあ、上記だけが理由ではなく、「同じ人が何度も送信するのではなく、異なる人がちょこちょこ送信している」というスタンプの特性もあるように思いますが、その分析・考察は、またの機会に「育てる有料記事」にて。
お楽しみに♪

おわりに

クリエイターによって、プレミアム係数(スタンプ送信数当りのプレミアム分配金)が大きく違うのではないか?
この差はどこからでてくるのか?

という謎(問い)を解明するために、データ分析を実施した結果を「有料記事に加筆した」という報告しました。

何とも消化不良な記事だな~と思いつつ、すでに「育ている有料記事」(第2弾)をご購入いただいている読者の皆様への還元を優先させていただきました。

もしご興味がございましたら、是非、ご購入ください。


(おまけ)記事中で使った絵柄のラインスタンプ

記事中で使った絵柄のラインスタンプを販売しています。お気に入りの絵柄がありましたら、是非、ご購入ください。
今回のスタンプは、人気のハシビロコウが、勇者になって旅に出ます。笑


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